JP4445989B2 - 端部検出装置及び端部検出方法 - Google Patents

端部検出装置及び端部検出方法 Download PDF

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Description

本発明は、検査対象物の端部を検出する端部検出装置及び端部検出方法に関する。特に、画像読取対象物の画像を光学的に読み取り、読み取った画像情報を解析することで画像読取対象物の端部を検出する、端部検出装置及び端部検出方法に関する。
スキャナや複写機、ファクシミリ等の、原稿の画像を読み取る画像読取機能を備えた装置において、原稿のサイズを判定する方法の一つに、原稿側へ照射した光の反射光を解析することにより所定位置での原稿の有無を判定し、原稿サイズを決定する方法がある。
例えば、特許文献1では、以下のような方法で原稿サイズを決定している。すなわち、透明部材の上に原稿を載せ、透明部材をカバーで覆わない状態で原稿に向けて光を照射し、原稿側からの反射光を検出する。次に、透明部材をカバーで覆った状態で光を照射し、原稿側からの反射光を検出する。この時、原稿がある領域では、カバーで覆う前と覆った後では共に、原稿から光が反射されることで反射光の光量は変化しない。一方、原稿がない領域では、カバーで覆う前は光がそのまま放射されて反射光が検出されないのに対し、カバーで覆った後は光がカバーで反射されることで、反射光が検出される。そこで、特許文献1では、所定の判定領域の、カバーで覆う前と覆った後の画像情報の平均値を比較し、その変化量が所定の閾値より大きい場合に、その判定領域には原稿がないと判断することで、原稿サイズを検出している。
特開平9−247374号公報
しかし、上述した特許文献1の検出方法は、原稿がある場合と無い場合とが区別されるような閾値を設定する必要がある。一方、原稿端付近では、原稿がない部分の画像情報と、原稿が有る部分の画像情報が平均化されることで、カバーで覆う前と覆った後の画像情報の変化量が、原稿がない部分の変化量と比較して小さくなってしまう。従って、判定領域内に原稿端が入ってしまうと、閾値と変化量との差がほとんどなくなってしまい、原稿の有無の判定を正確に行うことができないという問題点が発生する。
本発明の目的は、画像読取対象物等の検査対象物の端部の位置にかかわらず、検査対象物の端部を精度よく検出することができる端部検出装置及び端部検出方法提供することにある。
本発明の端部検出装置は、線状の検査領域における検査対象物の端部を検出する端部検出装置であって、検査領域を透過した検査光が所定の反射手段によって反射された反射光を含む、検査領域からの入射光を計測する手段であって、前記反射手段が前記検査領域を覆っていない第1の状態にあるときの入射光である第1の光量と、前記反射手段が前記検査領域を覆っている第2の光量を計測する計測手段と、第1の所定長単位に第1の光量と第2の光量の差を算出し、第1の所定長よりも長い第2の所定長単位に差の合計を算出し、検査領域内の画素ごとに該画素に隣接する2つの差の合計の変化量を算出する算出手段と、差の合計の変化量が最も大きい画素を最大変化点として検出し、最大変化点を端部と判定する判定手段と、を備えることを特徴とする。
本発明の端部検出方法は、線状の検査領域における検査対象物の端部を検出する端部検出方法であって、検査領域を透過した検査光を反射する所定の反射手段が検査領域を覆っていない第1の状態にあるときの、反射光を含む検査領域からの入射光である第1の光量を計測するステップと、反射手段が検査領域を覆っている第2の状態にあるときの、入射光である第2の光量を計測するステップと、第1の所定長単位に第1の光量と第2の光量の差を算出するステップと、第1の所定長よりも長い第2の所定長単位に差の合計を算出するステップと、検査領域内の画素ごとに該画素に隣接する2つの差の合計の変化量を算出するステップと、差の合計の変化量が最も大きい画素を最大変化点として検出し、最大変化点を端部と判定するステップと、を備えることを特徴とする。
本発明に係る端部検出装置及び端部検出方法は、検査領域を透過した検査光が所定の反射手段によって反射された反射光を含む、検査領域からの入射光を計測する手段により、第1の状態にあるときの入射光である第1の光量と、反射光が第1の状態よりも相対的に大きい第2の状態にあるときの入射光である第2の光量を計測する。そして、第1の光量と第2の光量から差の合計の変化量を算出し、差の合計の変化量が最も大きい点を端部と判定する。 差の合計の変化量は、検査対象物の端部で極値となるため、検査対象物の端部の位置に関わらず的確に検査対象物の端部を検出することができる。
本発明の第1の実施形態に係る端部検出装置について図1を用いて説明する。図1において、第1の実施形態に係る端部検出装置1は、計測手段2、算出手段3及び判定手段4を備える。
第1の実施形態の端部検出装置1を用いて、検査領域内における検査対象物の端部を検出することについて説明する。先ず、検査領域内の検査対象物の端部を検出する場合は、第1の状態において検査領域に検査光を照射し、検査領域からの入射光の光量を計測手段2で計測する。更に、第2の状態において検査領域に検査光を照射し、検査領域からの入射光の光量を計測手段2で計測する。
ここで、第1の状態と第2の状態は下記のように定義する。すなわち、第2の状態とは、検査領域を透過した検査光が、所定の反射手段によって反射された反射光の光量が、第1の状態における反射光の光量より相対的に大きい状態をいう。例えば、端部検出装置として、画像読取装置で原稿の画像情報を読み取る場合、反射手段として原稿カバーを用いることができる。そして、原稿カバーが完全には閉じていない状態が第1の状態とし、カバーが閉じた状態が第2の状態である。すなわち、原稿カバーに反射されて画像読取装置側に戻ってくる反射光の光量は、原稿カバーが完全に閉じた状態(第2の状態)の方が、原稿カバーが閉じていない状態(第1の状態)よりも大きい。以下、画像読取装置が原稿の端部を検出することについて説明する。
次に、算出手段3が、第1の所定長単位、例えば1画素ごとに第1の状態における入射光の光量である第1の光量と、第2の状態における入射光の光量である第2の光量の「差」を算出する。そして、第1の所定長よりも長い第2の所定長単位、例えば4画素ごとに、算出した「差の合計」を算出する。更に、算出手段3が、画素ごとに隣接する2つの「差の合計の変化量」を算出する。
そして、判定手段4が、「差の合計の変化量」が最も大きい点を原稿の端部と判定する。
上述の手順で画像読取装置が原稿の原稿端を検出できる理由を説明する。まず、原稿が存在する位置の第1の光量と第2の光量はほぼ等しいと考えられる。なぜなら、第1の光量と第2の光量は原稿により反射された光の光量だからである。一方、原稿が存在しない位置での第1の光量と第2の光量には変化が見られる。なぜなら、原稿カバーが閉じていない状態での反射カバーによって反射される反射光の光量と、原稿カバーが閉じた状態反射光の光量とは異なるからである。
従って、第1の光量と第2の光量の「差」を算出すると、原稿が存在する位置では「差」がないのに対して、原稿が存在しない位置では「差」が生じる。更に、検査領域の所定長について第1の光量と第2の光量の差を合計して「差の合計」を算出すると、原稿端では原稿がある側の「差の合計」はゼロであるのに対して、原稿がない側では「差の合計」は最大値となる。すなわち、隣接する「差の合計の変化量」を算出すると、原稿端で「差の合計の変化量」が最も大きくなる。従って、「差の合計の変化量」が最も大きい画素を検出することで、原稿端を検出することができる。
なお、反射手段は特に限定されず、端部検出装置1に備えても、第2の光量を計測するときに端部検出装置1に配置してもよい。また、検査光の照射手段も特に限定されず、端部検出装置1に備えても、端部検出時に外部に配置された照射手段を用いることでも良い。
以上のように、第1の実施形態に係る端部検出装置1は、第1の状態における第1の光量と、第2の状態における第2の光量を計測する。そして、第1の所定長単位に第1の光量と第2の光量の差を算出し、第1の所定長よりも長い第2の所定長単位に差の合計を算出する。そして、検査領域内の点ごとに点に隣接する2つの差の合計の変化量を算出することで「差の合計の変化量」を求める。そして、「差の合計の変化量」が最も大きくなる点を原稿端と判定する。「差の合計の変化量」は、検査対象物の端部で極値となるため、検査対象物の端部の位置に関わらず的確に検査対象物の端部を検出することができる。
次に第2の実施形態について説明する。第2の実施形態に係る原稿端検出装置を備えた画像読取装置10の外観を図2に示す。図2において、画像読取装置10は装置本体18と原稿カバー11を備える。原稿カバー11はヒンジ12を介して装置本体18の上面に対し開閉自在に連結されている。
装置本体18の上面には透明部材で形成されたガラス台14が嵌め込まれており、ガラス台14の一つの角部には矢印(以下、「原稿合せ用目印16」と記す。)が付されている。また、装置本体18上面のヒンジ12近傍には開閉センサ13が設けられている。開閉センサ13は、原稿カバー11とガラス台14が成す角度θが所定の角度α以下であるか否かを検出する。
装置本体18の内部には、ガラス台14へ向けて光を出射する発光部17と、発光部17から出射された光の反射光を検出するCCD15が、装置本体18の長手方向に一体となって移動可能に配置されている。第2の実施形態で用いる発光部17は一般的な蛍光灯であり、CCD15は、一般的な一次元イメージセンサである。また、第2の実施形態で用いるCCD15は、図1のガラス台14の奥行き方向に対して7000画素程度の画素数を有する。以下、発光部17とCCD15とを、簡単にCCD15と記す。「CCD15で画像情報を読み込む」旨の記載は、「発光体17から光を出射し、その反射光の光量をCCD15で検出する」ことを意味する。
上記の画像読取装置10で原稿の画像情報を読み取るときは、原稿カバー11を開き、原稿の角を原稿合せ用目印16の指しているガラス台11の角部に一致させて、原稿をガラス台11の上に置く。そして、原稿カバー11を閉じて原稿を固定した後、スタートボタンを押す。スタートボタンが押されることでCCD15が作動し、画像情報が読み取られる。
図3〜図5を用いて第2の実施形態に係る原稿サイズ検出装置について詳細に説明する。図3(a)は画像読取装置10のガラス台14の上に原稿20をセットした時の側面図である。図3(a)において、原稿カバー11が完全に閉じる前の状態を「半閉状態」、原稿カバー11が完全に閉じた状態を「閉状態」とする。
以下の実施形態では、「半閉状態」と「閉状態」を次のように定義する。先ず、発光体17から原稿20側へ出射された光を「出射光」、原稿20が置かれていない位置において、出射光が原稿カバー11に反射されてCCD15に入射する光を「原稿カバー反射光」とする。「閉状態」は、ガラス台14の原稿20が置かれていない位置を通過した出射光のほぼ100%が原稿カバー反射光としてCCD15に入射すると見なせる程度に、原稿カバー11が閉じた状態をいう。一方、「半閉状態」は、ガラス台14の原稿20が置かれていない位置を通過した出射光のうちの一部が原稿カバー反射光としてCCD15に入射し、「閉状態」における原稿カバー反射光の光量と区分可能な程度に、原稿カバー11が開いた状態をいう。
「閉状態」は、ガラス台14の原稿20が置かれていない位置を通過した出射光のほぼ100%が原稿カバー反射光としてCCD15に入射すると見なせる程度に、原稿カバー11が閉じた状態をいう。一方、「半閉状態」は、ガラス台14の原稿20が置かれていない位置を通過した出射光のうちの一部が原稿カバー反射光としてCCD15に入射し、「閉状態」における原稿カバー反射光の光量と区分可能な程度に、原稿カバー11が開いた状態をいう。
第2の実施形態の開閉センサ13は、原稿カバー11とガラス台14が成す角度θが所定の角度αである状態を「半閉状態」として検出し、所定の角度α以下である状態を「閉状態」として検出する。角度αは、「半閉状態」及び「閉状態」における「原稿カバー反射光」の光量が区分可能な程度に極力小さく設定することが望ましい。
図3(b)は、CCD15で検出された「半閉状態」での光量、図3(c)は、「閉状態」での光量である。図3(b)と図3(c)を比較すると、原稿20が置かれている領域では、「半閉状態」と「閉状態」とでCCD15で検出される光量に大きな変化はない。それに対して原稿20が置かれていない領域では、「半閉状態」と「閉状態」とでCCD15で検出される光量が大きく変化している。これは、「半閉状態」では、出射光が原稿カバー11で反射されずにそのまま放射されるため、CCD15で検出される光の光量が小さくなるのに対して、「閉状態」では、出射光が原稿カバー11で反射されるため、CCD15で検出される光の光量が大きくなるからである。
図4を用いて更に詳細に説明する。図4(a)は装置本体18の上面図である。装置本体18のガラス台14の上には、原稿20がセットされている。ここで原稿20は、角部が原稿合せ用目印16の指しているガラス台14の角部に合うようにして、ガラス台14の上に置かれている。前述のように、ユーザが画像読取装置に原稿20を読み取らせる場合は、この状態から原稿カバー11を閉じて所定のスタートボタンを押す。この時、開閉センサ13が原稿カバー11の半閉の状態を検知して、CCD15が「半閉状態」の画像情報を読み込む。更に、開閉センサ13が原稿カバー11が閉じた状態を検知することで、CCD15が「閉状態」の画像情報を読み込む。
ここでCCD15は、ガラス台14の短辺方向の1ラインについて反射光の光量を検出する。CCD15で検出した反射光の光量が所定の閾値より小さい場合は、画像情報が「黒」であることを意味する。一方、CCD15で検出した反射光の光量が所定の閾値より大きい場合は、画像情報が「白」であることを意味する。
ここで、実用上は、CCD15はガラス台14の短辺方向の1ラインについて7000画素程度の画像情報を検出する。しかし、以下では説明を分かり易くするために、CCD15がガラス台14の短辺方向の1ラインについて38画素分の画像情報を検出するものとして説明する。以下、ガラス台14の短辺方向の1ラインについて、原稿20が置かれる原稿合せ用目印16側の端部(図4(a)において上側)を「A」、反対端(図4(a)において下側)を「B」とする。
図4(b)は、CCD15で読み込んだ38画素分の「半閉状態」での画像情報と「閉状態」での画像情報である。図4(b)において、原稿20が置かれている領域(A端から26画素分の領域)の画像情報は「半閉状態」と「閉状態」で変化しない。一方、原稿20が置かれていない領域(B端から12画素分の領域)の画像情報は、「半閉状態」では反射光が戻ってこないため、画像情報が「黒」になるのに対して、「閉状態」では出射光が原稿カバー11に反射されて反射光として戻ってくるため、画像情報が「白」になる。すなわち、原稿20が置かれていない領域では、画像情報は「半閉状態」と「閉状態」で反対になる。次に、図4(b)に示した画像情報を基に、原稿20の原稿端を検出する方法を、図5を用いて説明する。
図5は、図4(b)に示した画像情報を、A端が右側に、B端が左側に来るように横にしたものである。図5において、開閉センサ13が原稿カバー11の「半閉状態」を検知すると、CCD15が「半閉状態」の画像情報を読み込む(ステップS101)。更に、開閉センサ13が原稿カバー11の「閉状態」を検知すると、CCD15が「閉状態」の画像情報を読み込む(ステップS102)。
次に、各画素ごとに、「半閉状態」の画像情報と「閉状態」の画像情報の変化量を算出する(ステップS103)。第2の実施形態では、画像情報が「白」の場合は「1」、「黒」の場合は「0」として、「閉状態」の画像情報から「半閉状態」の画像情報を単純に引き算する。すると、原稿20が置かれている領域では算出結果が「0」となり、原稿20が置かれていない領域では「1」となる。以下、「閉状態」の画像情報から「半閉状態」の画像情報を引いた算出結果を、「状態変化値」と記す。
第2の実施形態では、更に、各画素について「ライン方向の変化量」を求める。「ライン方向の変化量」を得るには、先ず、任意の画素のA端側に近接する4画素分の「状態変化値」の総計(以下、「A端側計」と記す。)とB端側に近接する4画素分の「状態変化値」の総計(以下、「B端側計」と記す。)を求める(ステップS104)。そして、「A端側計」から「B端側計」を引くことで、「ライン方向の変化量」を得る(ステップS105)。
例えば図5のNo.22画素について説明すると、No.22のA端側に近接する4画素(No.18〜21)の「状態変化値」の総計、すなわち「A端側計」は「0」、B端側に近接する4画素(No.23〜26)の「状態変化値」の総計、すなわち「B端側計」は「0」である。従って、No.22の「ライン方向の変化量」は0−0=「0」となる。同様に、No.23の「A端側計」は「0」、「B端側計」は「1」なので、No.23の「ライン方向の変化量」は0−1=「−1」となる。第2の実施形態では両側端の4画素から「ライン方向の変化量」を算出することから、「ライン方向の変化量」は「−4」〜「4」のいずれかの値となる。
尚、第2の実施形態では、A側端及びB側端から4番目の画素(No.4,No.35)については、近接するA端側3画素の「A端側計」とB端側3画素の「B端側計」差を「ライン方向の変化量」とする。また、A側端及びB側端から3番目の画素は両側に近接する2画素ずつから、2番目の画素は両側の画素から「ライン方向の変化量」を求める。そして、両端の画素(No.1,No.38)については「ライン方向の変化量」を求めない。
ステップ105で各画素の「ライン方向の変化量」を求めた後、その中の最小値を検出し、最小の「ライン方向の変化量」を与えている画素を、原稿端とする(ステップS106)。図5において、「ライン方向の変化量」が最小となる画素は2つある(No.26とNo.27)が、第2の実施形態では、その中で最もA端に近い画素(No.26)を原稿端とする。
最小の「ライン方向の変化量」を与えている画素を原稿端とする理由は下記の通りである。すなわち、原稿端からA端側には原稿があるので原稿端での「A端側計」は最小値である「0」となる。一方、原稿端のB端側では原稿がないので、「B端側計」は最大値である「4」となる。従って、原稿端では、「A端側計」から「B端側計」を引いた「ライン方向の変化量」が最小、すなわち、「−4」になる。
ここで、第2の実施形態では、A端からB端まで38画素分の画像情報を読み込み、38画素の中から「ライン方向の変化量」が最小値となる画素を求めて原稿端とした。しかし、原稿端が存在しないとわかっている領域が明確である場合は、その領域の画像情報を除いて原稿端を検出しても良い。例えば、使用される原稿20の大きさが必ず1ラインの半分以上の長さである場合は、No.1からNo.18の画素を除いたNo.19〜No.38の画素の中から原稿端を検出しても良い。A端からB端までの検出する画素情報の数、及び「ライン方向の変化量」の算出に使用する「状態変化値」の数等は、原稿端検出精度等に応じて適宜設定することができる。
更に第2の実施形態では、原稿端の検出に、ガラス台14の短辺方向の1ライン分の画像情報を用いたが、複数ライン分の画像情報を用いることもできる。複数ライン分の画像情報を用いて、多数決等により端部を検出すれば、例えば、ガラス台14に異物等が付着していた場合の異物による影響を小さくすることができる。
尚、上記の説明では、分かり易くするために、CCD15がA端からB端まで38画素分の画像情報を読み込み、更に、38画素について、A端側とB端側の各4画素分の「状態変化値」の差分を取ることで「ライン方向の変化量」を求めた。しかし実際には、A端からB端まで7000画素程度の画像情報を読み込み、A端側とB端側の各32画素分の「状態変化値」の差分を「ライン方向の変化量」とし、「ライン方向の変化量」が最小値となる画素を原稿端とする。
以上のように、第2の実施形態に係る原稿サイズ検出装置は、全画素について、「状態変化値」を算出し、更に、A端側の「状態変化値」の合計である「A端側計」からB端側の「状態変化値」の合計である「B端側計」を引くことで、「ライン方向の変化量」を算出する。そして、「ライン方向の変化量」が最小となる画素を原稿端とする。「ライン方向の変化量」は原稿端で極値となるため、原稿端の位置に関わらず精度良く原稿サイズを検出することができる。
次に、第3の実施形態について説明する。第2の実施形態では、「ライン方向の変化量」が最小となる画素をそのまま原稿端とした。しかし、原稿カバー11の開閉時に原稿がずれた場合等では、原稿端以外の画素の「ライン方向の変化量」が最小値となる可能性がある。この場合、第2の実施形態の方法では、誤った画素を原稿端と判定してしまう。
そこで、第3の実施形態に係る原稿サイズ検出装置では、「ライン方向の変化量」が最小値となる画素が真の原稿端であるか否かを判定する機能を備える。この判定では、各画素の画像情報を直接利用する。すなわち、真の原稿端である場合は、その画素のB端側には原稿が存在しない。従って、B端側の画像情報は、「半閉状態」では「0」が連続し、「閉状態」では「1」が連続しているはずである。従って、ライン方向の変化量が最小となる複数個の画素について、B端側の画像情報を利用することにより、端部を正しく示す画素を判別することができる。
第3の実施形態について、図6及び図7を用いて詳細に説明する。第3の実施形態においても、第2の実施形態と同様にA端からB端まで38画素分の画像情報について、「閉状態」の画像情報から「半閉状態」の画像情報を引くことで「状態変化値」を求める。そして、各画素について、A端側及びB端側に近接する4画素の「状態変化値」の合計、すなわち「A端側計」及び「B端側計」から「ライン方向の変化量」を求める。ここで、第3の実施形態では、「A端側計」から「B端側計」を引いた値の「絶対値」を「ライン方向の変化量」とする。更に、両端の4画素については「ライン方向の変化量」を計算しない。両端の4画素に原稿端が来ることはないため、実質的に問題はない。
図6において、1段目及び2段目はCCD15で読み込んだ「半閉状態」の画像情報及び「閉状態」での画素情報である。また、3段目は「状態変化値」、4段目は「ライン方向の変化量」である。第3の実施形態では、「半閉状態」の画像情報と「閉状態」の画像情報が、原稿20が置かれている領域においても変化している。これは、原稿カバー11を閉じる前と閉じた後とで原稿がB端側へ1〜2画素分ずれたからである。
図6の4段目において、「ライン方向の変化量」が最大となる画素は、「No.12」、「No.26」、「No.27」である。第2の実施形態の原稿端検出装置では、この場合、「No.12」を原稿端と誤判定する。これは、「半閉状態」と「閉状態」とで原稿20がB端側へ1〜2画素分ずれたためである。第3の実施形態では、原稿20のずれによる原稿端の誤判定を排除するために、抽出した「No.12」、「No.26」、「No.27」の画素が、真の原稿端であるか否かの判定を行う。以下、「ライン方向の変化量」が最大となった画素を「抽出画素」と記す。第3の実施形態において、真の原稿端であるか否かの判定は、A端に近い方の抽出画素から行い、真の原稿端であると判定された抽出画素が検出された時点で、その抽出画素を原稿端とする。
抽出画素が真の原稿端であるか否かの判定方法について説明する。第3の実施形態では、真の原稿端であるか否かは、抽出画素が第1の条件及び第2の条件を満足するか否かで判定する。
まず、第1の条件を満足するか否かの判定(以下、「第1の判定」と記す。)行う。第1の判定では、抽出画素のB端側に近接する4画素分の「半閉状態」の画像情報の合計(以下、「B4O」と記す。)がO1以下、且つ、「閉状態」の画像情報の合計(以下、「B4C」と記す。)がC1以上であるか否か判定する。
ここで、閾値O1、C1について説明する。O1とは、「半閉状態」において、4個の画像情報のうちの何個が「0」であるかを判別するための閾値である。「0」が所定数以上、すなわち、「1」がO1個以下であるならば、原稿20が存在しない領域である可能性が高いと判断する。第3の実施形態では、4画素中3画素以上が「0」、すなわち「1」が1画素以下のとき原稿20が存在しない領域と判断することとし、「O1=1」とする。一方、C1とは、「閉状態」において、4個の画像情報のうちの何個が「1」であるかを判別するための閾値である。「1」がC1個以上であるならば、原稿20が存在しない領域である可能性が高いと判断する。第3の実施形態では、4画素中3画素以上が「1」のとき原稿20がない領域と判断することとし、「C1=3」とする。このように、O1、C1は、それぞれ、「半閉状態」、「開状態」において、画像情報が「1」である画素の個数に基づき、原稿20の有無を判断するための閾値であるから、判断に使用する画素数(本実施例では4個)に応じて定めればよい。例えば、判断に使用する画素数を16個とするならば、O1=4、C1=12等に定めればよい。
第3の実施形態では更に、第1の条件を満足した抽出画素に対し、第2の条件を満足するか否かの判定(以下、「第2の判定」と記す。)を行う。第2の判定では、第1の判定と同様の方法で、判定に用いるB端側の画素の数を「4画素」から「8画素」に増加させる。すなわち、第2の判定では、抽出画素のB端側に近接する8画素の「半閉状態」の画像情報の合計(以下、「B8O」と記す。)がO2以下、且つ、「閉状態」の画像情報の合計(以下、「B8C」と記す。)がC2以上であるか否か判定する。尚、第3の実施形態では、「O2=1」、「C2=7」とする。そして、A端に近い方の抽出画素から順番に判定を行い、最初に第1の条件と第2の条件の両方を満足した抽出画素を原稿端とする。
図6を用いて具体的に説明する。図6において、「ライン方向の変化量」の絶対値が最大である画素、すなわち「抽出画素」は「No.12」、「No.26」、「No.27」である。
先ず、最もA端に近い「No.12」画素について第1の判定を行う。「No.12」画素のB端側に近接する4画素(No.13〜No.16)の「B4O」は「3」、「B4C」は「1」である。従って、「B4O=3」は「O1=1」より大きく、「B4C=1」は「C1=3」より小さく、第1の条件を満足しない。従って、「No.12」は原稿端ではないと判断する。
次に2番目にA端に近い「No.26」画素について判定する。「No.26」画素は、「B4O=0」で「O1=1」より小さく、「B4C=4」で「C1=3」より大きい。従って、第1の条件を満足する。そこで、更に第2の判定を行うと、「B8O=0」で「O2=1」より小さく、「B8C=8」で「C2=7」より大きい。従って、第2の条件も満足する。第3の実施形態では、第1と第2の条件を満足する最もA端に近い抽出画素を原稿端とする。すなわち、「No.26」画素を原稿端とする。
図7に、上記判定のフローを示す。図7において、開閉センサ13が原稿カバー11の「半閉状態」を検出すると、CCD15が「半閉状態」の画像情報を読み込む(ステップS201)。更に、開閉センサ13が原稿カバー11の「閉状態」を検知すると、CCD15が「閉状態」の画像情報を読み込む(ステップS202)。「半閉状態」の画像情報と「閉状態」の画像情報との差、すなわち「状態変化値」を求める(ステップS203)。更に、各画素について「A端側計」と「B端側計」を求め(ステップS204)、「A端側計」と「B端側計」との差の絶対値である「ライン方向の変化量」を求める(ステップS205)。
全画素について「ライン方向の変化量」を求めた後、最も大きい「ライン方向の変化量」を与える画素(抽出画素)を抽出する(S206)。そして、最もA端寄りの「抽出画素」から順番に、「抽出画素」が真の原稿端であるか否か判定して行く。先ず、第1の判定として、抽出画素の「B4O」がO1以下、且つ、「B4C」が「C1」以上(第1の条件)であるか否かを判定する(S207)。そして、第1の条件を満足する場合は、更に、第2の判定を行う。第2の判定では、抽出画素の「B8O」が「O2」以下、且つ、「B8C」が「C2」以上(第2の条件)であるか否かを判定する(S208)。そして、第2の条件も満足した場合は、その抽出画素を原稿端とする(S209)。
一方、第1の条件または第2の条件を満足しない場合は(S207またはS208のNO)、次にA端に近い抽出画素について同様の判定を行う(S210のNO→S211)。一方、全ての抽出画素について判定を行った後、第1の条件と第2の条件の両方を満足する抽出画素が得られなかった場合は(S210のYES)、「原稿端検出不可」と判断して、ユーザに用紙サイズの指定を行うように促す(S212)。
尚、第3の実施形態では、「ライン方向の変化量」の絶対値が「最大」である画素のみを「抽出画素」としたが、これに限定されない。例えば、その次に大きい「ライン方向の変化量」を与える画素を「抽出画素」に含め、第1及び第2の判定を行うことでも良い。また、大きい方から順番に所定数の画素を「抽出画素」とすることもできる。
また、原稿端の検出を簡易に行う場合は、第2の判定を省略して、第1の判定のみとすることでも良い。CCD15の分解能が高いことから、第1の判定のみでも原稿端の誤検出をある程度避けることができる。
ここで、第3の実施形態においても説明を分かり易くするために、CCD15がA端からB端まで38画素分の画像情報を検出し、各画素のA端側及びB端側の各4画素の画像情報から「ライン方向の変化量」を求めた。また、真の原稿端であるか否かの判定は、抽出画素のB端側に近接する4画素及び8画素の画像情報の合計値を用いて行った。
実際には、A端からB端まで7000画素程度の画素について、A端側及びB端側に近接する各32画素の画像情報から「ライン方向の変化量」を求め、その絶対値が最大となる画素を抽出画素とする。そして、真の原稿端か否かの判定は、抽出画素のB端側に近接する32画素分及び128画素分のB端側の画像情報の合計値を用いる。ここで、検出する画像情報の数、判定に用いる画素の数等は上記に限定されず、原稿端の検出精度や画像情報の読込精度等に応じて適宜設定することができる。
以上のように、第3の実施形態では、算出負荷が低い第1の判定を用いて原稿端である可能性が高い「抽出画素」に絞り込み、絞り込んだ「抽出画素」について、更に、確度が高い第2の判定を用いて、最終的に真の原稿端か否かを判定した。従って、必要最小限の負荷で確度が高い原稿端検出を行うことが可能である。
次に、第4の実施形態について説明する。第4の実施形態では、7000画素全てについて、A端側の画素から順番に原稿端か否か判定していく。また第4の実施形態では、判定を行う画素のB端側に近接する128画素についても所定の条件を満足するか否か調査する。以下、原稿端か否かの判定を行っている画素を「判定画素」、「判定画素」のB端側に近接する128画素を「全調査画素」、「全調査画素」のうち調査を行っている画素を特に「調査画素」と記す。
すなわち、第4の実施形態では、「判定画素」と「全調査画素」が第1の条件から第4の条件を満足した場合に、「判定画素」を原稿端と判定する。
ここで、第1の条件は、「判定画素」と「全調査画素」の「半閉状態」の32画素分のB端側の画像情報の合計(以下、「B32O」と記す。)が第1の閾値「O1」より小さく、「閉状態」の32画素分のB端側の画像情報の合計(以下、「B32C」と記す。)が閾値「C1」より大きいことである。第1の条件を定めた理由は、「判定画素」が真の原稿端である場合、「判定画素」及び「「全調査画素」のB端側の画素の画像情報が「半閉状態」では「0」、「閉状態」では「1」となるからである。第4の実施形態では、第1の判定として、「B32O」が「O1」より小さく、「B32C」が「C1」より大きいか否か判定する。
また、第2の条件は、「全調査画素」の「半閉状態」の32画素分のA端側の画像情報の合計(以下、「A32O」と記す。)が第2の閾値「O2」より小さく、「閉状態」の32画素分のA端側の画像情報の合計(以下、「A32C」と記す。)が閾値「C2」より大きいことである。第2の条件を定めた理由は、「判定画素」が真の原稿端である場合、「判定画素」のB端側に位置する「全調査画素」においては、A端側にも原稿が存在しないので、「全調査画素」では、A端側の画素の画素情報も「半閉状態」で「0」、「閉状態」で「1」となるからである。第4の実施形態では、第2の判定として、「調査画素のA32O」が「O2」より小さく、「調査画素のA32C」が「C2」より大きいか否か判定する。
ここで、第4の実施形態では、第2の条件も満足する画素を判定画素としている。すなわち、第4の実施形態では、実際の原稿端より数画素分B端寄りの画素を真の原稿端とする。しかし、原稿20のサイズを求める場合等において、原稿20のサイズを数画素分大きく判定されることは、実質的に問題ない。
更に第3の条件は、判定画素の「B32O」と128画素分の調査画素の「B32O」の計129画素分の合計(以下、「TB32O」と記す。)が、閾値「O3」より小さく、判定画素の「B32C」と128画素分の調査画素の「B32C」の計129画素分の合計(以下、「TB32C」と記す。)が、閾値「C3」より大きいことである。第3の条件を定めた理由は、「判定画素」が真の原稿端である場合、「判定画素」と「全調査画素」のB端側に近接する32画素の画素情報は、いずれも「半閉状態」で「0」、「閉状態」で「1」となるからである。第4の実施形態では、第3の判定として、「TB32O」が「O3」より小さく、「TB32C」が「C3」より大きいか否か判定する。
更に第4の条件は、「判定画素」の「ライン方向の変化量」が閾値「X」より大きいことである。第4の実施形態では、「判定画素」のA端側とB端側の各32画素分の「状態変化値」の差分を「ライン方向の変化量」とする。「判定画素」が真の原稿端である場合、「ライン方向の変化量」は極値となっている。従って、第4の判定では、「判定画素」の「ライン方向の変化量」が「X」より大きいか否か判定する。
そして、第1から第4の条件を全て満足した場合に、その時の「判定画素」を原稿端と判定する。尚、各閾値は、上述の内容を元に、原稿端の検出精度に応じて適宜設定することができる。ここで、閾値を緩く設定した場合は、原稿端を誤検出する確率が高くなる。一方、閾値を厳しく設定した場合は、「原稿端検出不可」と判定される確率が高くなる。
ここで、第3の実施形態と比較すると、第3の実施形態では、「No.12」、「No.26」、「No.27」の「抽出画素」についてのみ原稿端であるか否かの判定を行い、第1及び第2の条件を満足する「抽出画素」が見つかった時点でその「抽出画素」を原稿端とした。これに対して第4の実施形態では、約7000画素について、A端側から順番に第1及び第2の判定を行う。そして、第1及び第2の条件を満足する判定画素が見つかった場合、更に、その判定画素の「ライン方向の変化量」より大きな「ライン方向の変化量」を有し、第1及び第2の条件を満足する画素がないか調査する。そして、約7000画素について全て調査した後に、最も大きい「ライン方向の変化量」を有し、第1及び第2の条件を満足する画素(最終的な判定画素)について、更に第3及び第4の判定を行う。そして、第3及び第4の条件も満足した場合に、その時の「判定画素」を原稿端と判定する。
図8を用いて第4の実施形態に係る原稿端検出装置について説明する。先ず、変数の初期化を行う(S301)。ここで、「カウンタ」は第1及び第2の条件を満足する画素(判定画素)が見つかった場合に、判定画素から128画素分を数えるための変数である。また、「最大値」には判定画素の「ライン方向の変化量」が代入される。「TB32O」、「TB32C」は、第3の条件の説明で用いた「TB32O」、「TB32C」がそれぞれ代入される。いずれの変数にも初期値として「0」が代入される。
この状態で、ユーザが原稿20の読み込みを行うと、先ず、開閉センサ13が原稿カバー11の半閉状態を検知して、CCD15が「半閉状態」の画素情報を読み込む(S302)。更に、開閉センサ13が原稿カバー11の閉状態を検知することで、CCD15が「閉状態」の画素情報を読み込む(S303)。そして、「閉状態」の画像情報から「半閉状態」の画像情報を引くことで「状態変化値」を求める(S304)。
更に、両端の32画素ずつを除いた全画素(約7000−32×2画素分)について、B端側に近接する32画素分の「状態変化値」の合計、すなわち「B端側計」と、A端側に近接する32画素分の「状態変化値」の合計、すなわち「A端側計」を求める(S305)。そして、「B端側計」と「A端側計」の差の絶対値を算出することで、「ライン方向の変化量」を求める(S306)。尚、第4の実施形態では、両側端の32画素については「ライン方向の変化量」を求めない。
次に、各画素について、A端側に近接する32画素分の「半閉状態」の画像情報の合計(以下、「A32O」と記す。)と、「閉状態」の画像情報の合計(以下、「A32C」と記す。)を求める。同様に、B端側に近接する32画素分の「半閉状態」の画像情報の合計(以下、「B32O」と記す。)と「閉状態」の画像情報の合計(以下、B32C)と記す。)を求める(S307)。
ここで、第3の実施形態では、最も大きい「ライン方向の変化量」を与える画素のみについて、「B4C」「B4O」及び「B8O」「B8C」が第1及び第2の条件を満足するか否かについて判定したが、第4の実施形態では、A端から33番目の画素からB端側へ順番に1画素ずつ、全画素について原稿端であるか否か判定して行く。
先ず、A端から33番目の画素の「B32O」が、O1より小さく且つ「B32C」がC1より大きいか否か、すなわち33番目の画素が第1の条件を満足するか否かを判定する(S308)。そして、A端から33番目の画素が第1の条件を満足しない場合は(S308のNO)、34番目の画素について、第1の条件を満足するか否かについて判定する。
以下、A端側から「m」番目の画素が第1の条件を満足した場合について説明する。「m」番目の画素が第1の条件を満足した場合は(S308のYES)、「m」番目の画素の「A32O」がO2より小さく且つ「A32C」がC2より大きいか否か、すなわち第2の条件を満足するか否かを判定する(S309)。「m」番目の画素が第2の条件も満足した場合は(S309のYES)、「m」番目の画素の「ライン方向の変化量」が、「m」番目の画素からA端側の画素の「ライン方向の変化量」の中で最も大きいか否か判定する(S310)。そして、「m」番目の画素の「ライン方向の変化量」が最も大きい場合は(S310のYES)、「m」番目の画素を「判定画素」とする。そして、「m」番目の画素の「ライン方向の変化量」を「最大値」に代入するとともに、「TB32O」、「TB32C」及び「カウンタ」をリセットする(「0」にする)。
そして、「m」番目の画素がB側端から32番目の画素ではない場合は(S315のNO)、「m」番目の画素の1つB端側の画素、すなわち「m+1」番目の画素を1番目の「調査画素」として(S316)、「調査画素」が第1の条件及び第2の条件を満足するか否か等調査する。
調査画素「m+1」が第1の条件を満足しない場合(S308のNO)は、調査画素「m+1」が原稿がある領域に位置する、すなわち、「判定画素」が原稿端ではないと判断する。そして、変数をリセットして(S312)、第1の条件を満足する新たな判定画素が見つかるまでB端側へ向かって1画素ずつ調査して行く(S315、S316)。
また、調査画素「m+1」が第1の条件は満足するが、第2の条件は満足しない場合は(S309のNO)、判定画素の判定を保留する。そして、「m+1」番目の画素の1つB端側の画素、すなわち「m+2」番目の画素を「1番目」の「調査画素」として(S316)、「調査画素」が第1の条件及び第2の条件を満足するか否か等調査する。
一方、調査画素「m+1」が第1の条件及び第2の条件を満足する場合は(S309のYES)、その調査画素「m+1」の「ライン方向の変化量」とその時に「最大値」に代入されている判定画素「m」の「ライン方向の変化量」の大きさを比較する(S310)。そして判定画素「m」の「ライン方向の変化量」、すなわち「最大値」、よりも調査画素「m+1」の「ライン方向の変化量」の方が大きい場合は(S310のYES)、調査画素「m+1」を新たな判定画素とする。そして、新たな判定画素「m+1」の「ライン方向の変化量」を「最大値」に代入し、「TB32O」「TB32C」「カウンタ」をそれぞれ「0」にリセットする(S311)。そして、新たな判定画素「m+1」のB側に隣接する画素「m+2」を1番目の調査画素として(S316)、新たな判定画素「m+1」について第1の条件と第2の条件を満足するか否か調査していく。
一方、S310で「NO」となった場合は、その時点の判定画素「m」をそのまま維持する。そして、カウンタが128より小さいか否か判定する(S313)。カウンタが128より小さい場合は(S313のYES)、カウンタの値を1つ大きくするとともに、「TB32O」と「TB32C」にそれぞれ調査画素「m+1」の「B32O」と「B32C」の値を加算する(S314)。更に、調査画素をB端側に1つ移して(S316)、新たな調査画素「m+2」について同様の調査を行う。
尚、カウンタが128以上である場合は(S313のNO)、判定画素「m」について、第1の条件及び第2の条件を満足する「調査画素」が128画素分存在していることを確認できたので、その時点の「TB32O」「TB32C」を維持した状態で、更に、全てのB端側の調査画素が第1の条件を満足していることについての調査を継続する。
そして、判定画素または調査画素がB側端から32番目の画素となった場合(S315のYES)、その時の「TB32O」「TB32C」が閾値O3より小さく、且つ、閾値C3より大きいか否か(第3の判定)、その時の判定画素の「ライン方向の変化量」が閾値Xより大きいか否か(第4の判定)、判定する(S317)。そして、判定画素及び全判定画素が第3及び第4の条件を満足する場合は(S317のYES)、その時の判定画素を原稿端とする(S318)。一方、その時点で判定画素及び全判定画素が第3または第4の条件を満足しない場合は(S317のNO)、「原稿端検出不可」と判断し、ユーザに用紙サイズの指定を行うように促す(S319)。
以上のように、第4の実施形態では、1ライン全ての画素について、第1から第4の条件を満足するか否かを調査し、1ライン全ての調査が終了した時点で第1から第4の条件を満足する判定画素が検出されていた場合に、その判定画素を原稿端とする。
第4の実施形態の第1から第3の判定では、判定画素だけでなく128画素分の調査画素の「A32O」、「A32C」、「B32O」及び「B32C」についても判定を行う。そのため、原稿カバー11を閉じた時に原稿20がずれた場合や、判定画素付近に異物等が存在していた場合でも、原稿端以外の画素を原稿端と誤って判定してしまうことがない。また、1ラインの途中で第1から第4の条件を満足する判定画素が見つかった場合も1ライン全ての画素について調査を行うため、原稿端を誤判定する確率が極めて低い。
次に、第5の実施形態について説明する。第5の実施形態では、CCD15で読み込んだ画像情報をそのまま解析するのではなく、縮小機能を用いて解析する画像情報を減らすことで、処理の負担を軽減させる。図9に縮小機能を利用した場合のフローを示す。
図9において、開閉センサ13が原稿カバー11の「半閉状態」を検出した時に、CCD15が「半閉状態」の画像情報を読み込む(S401)。更に、開閉センサ13が原稿カバー11の「閉状態」を検出し時に、CCD15が「閉状態」の画像情報を読み込む(S402)。
次に、一般的な画像読取装置が標準的に備える縮小機能を利用して、読み込んだ「半閉状態」の画像情報と「閉状態」の画像情報を同じ条件で間引く(解像度を落とす)(S403)。その後、解像度を落とした「半閉状態」の画像情報と「閉状態」の画像情報を用いて「ライン方向の変化量」を求める(S404)。以下、第2から第4の実施形態に示したいずれかの原稿端検出装置を用いて、原稿端を検出する。
例えば、解像度を50%に落とす場合は、CCD15によりA端からB端まで約7000画素の画素情報を読み込んだ後、1画素おき、約3500の画像情報に対して「ライン方向の変化量」を求め、原稿端の検出を行う。尚、CCD15の分解能が高いことから、縮小機能を利用して検出に用いる画像情報の一部を落としても(解像度を落としても)、原稿端を誤検出することはほとんどない。但し、第5の実施形態に示した縮小機能を利用する場合は、第3または第4の実施形態で示した「真の原稿端か否かの判定」を併用することが望ましい。
以上のように、第5の実施形態では、一般的な複写機やファクシミリ等の原稿読み取り装置に備えられている縮小機能を利用することで、原稿端検出装置の処理負担を軽減させることができる。
本発明の第1の実施形態に係る端部検出装置のブロック図。 本発明の第2の実施形態に係る端部検出装置を備えた画像読込装置の外観斜視図。 本発明の第2の実施形態に係る端検出装置を備えた画像読込装置の側面図及び画像情報の一例。 本発明の第2の実施形態に係る端部検出装置を備えた画像読込装置の上面図及び画像情報の一例。 本発明の第2の実施形態に係る端部検出装置の原稿端検出方法を説明する図。 本発明の第3の実施形態に係る端部検出装置の原稿端検出方法を説明する図。 本発明の第3の実施形態に係る端部検出装置の動作の一例を示すフローチャト。 本発明の第4の実施形態に係る端部検出装置の動作の一例を示すフローチャト。 本発明の第5の実施形態に係る端部検出装置の動作の一例を示すフローチャト。
符号の説明
1 端部検出装置
2 計測手段
3 算出手段
4 判定手段
10 画像読取装置
11 原稿カバー
12 ヒンジ
13 開閉センサ
14 ガラス台
15 CCD
16 原稿合せ用目印
17 発光体
18 装置本体

Claims (12)

  1. 線状の検査領域における検査対象物の端部を検出する端部検出装置であって、
    前記検査領域を透過した検査光が所定の反射手段によって反射された反射光を含む、前記検査領域からの入射光を計測する手段であって、前記反射手段が前記検査領域を覆っていない第1の状態にあるときの前記入射光である第1の光量と、前記反射手段が前記検査領域を覆っている第2の状態にあるときの前記入射光である第2の光量を計測する計測手段と、
    第1の所定長単位に前記第1の光量と前記第2の光量の差を算出し、前記第1の所定長よりも長い第2の所定長単位に前記差の合計を算出し、前記検査領域内の画素ごとに前記画素に隣接する2つの前記差の合計の変化量を算出する算出手段と、
    前記差の合計の変化量が最も大きい前記画素を最大変化点として検出し、前記最大変化点を前記端部と判定する判定手段と、
    を備えることを特徴とする端部検出装置。
  2. 前記第1の状態と前記第2の状態とをとることが可能な前記反射手段を備えることを特徴とする請求項1記載の端部検出装置。
  3. 前記反射手段の状態が前記第1の状態又は前記第2の状態であることを検出する状態検出手段を備えることを特徴とする請求項2記載の端部検出装置。
  4. 前記検査光を出射する照射手段を備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の端部検出装置。
  5. 前記検査対象物が前記検査領域の所定側の領域に位置する場合において、
    前記算出手段は、前記画素の前記所定側の反対側に隣接する第3の所定長単位に前記第1の光量の合計および前記第2の光量の合計を算出し、
    前記判定手段は、前記最大変化点の前記第1の光量の合計が第1の閾値以下であり、且つ、前記最大変化点の前記第2の光量の合計が第2の閾値以上である場合に、前記最大変化点を前記端部と判定することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の端部検出装置。
  6. 前記検査対象物が前記検査領域の所定側の領域に位置する場合において、
    前記算出手段は、更に、所定数の前記第1の光量の合計の総計および所定数の前記第2の光量の合計の総計を算出し、
    前記判定手段は、更に、前記第1の光量の合計の総計が第3の閾値より小さく、且つ、前記第2の光量の合計の総計が第4の閾値より大きい場合に、前記最大変化点を前記端部と判定することを特徴とする請求項5記載の端部検出装置。
  7. 前記判定手段は、前記画素の中から所定の間隔で抽出された前記画素の中から前記最大変化点を検出して前記端部と判定することを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の端部検出装置。
  8. 前記算出手段は、前記抽出された画素の前記入射光を用いて前記差の合計の変化量を算出することを特徴とする請求項7記載の端部検出装置。
  9. 請求項1乃至8のいずれかに記載の端部検出装置を備え、前記端部を検出して所定の処理を行う電子装置。
  10. 線状の検査領域における検査対象物の端部を検出する端部検出方法であって、
    前記検査領域を透過した検査光を反射する所定の反射手段が前記検査領域を覆っていない第1の状態にあるときの、前記反射光を含む前記検査領域からの入射光である第1の光量を計測するステップと、
    前記反射手段が前記検査領域を覆っている第2の状態にあるときの、前記入射光である第2の光量を計測するステップと、
    第1の所定長単位に前記第1の光量と前記第2の光量の差を算出するステップと、
    前記第1の所定長よりも長い第2の所定長単位に前記差の合計を算出するステップと、
    前記検査領域内の画素ごとに前記画素に隣接する2つの前記差の合計の変化量を算出するステップと、
    前記差の合計の変化量が最も大きい前記画素を最大変化点として検出し、前記最大変化点を前記端部と判定するステップと、
    を備えることを特徴とする端部検出方法。
  11. 前記検査対象物が前記検査領域の所定側領域に位置する場合において、
    前記画素の前記所定側の反対側に隣接する第3の所定長単位に前記第1の光量の合計および前記第2の光量の合計を算出するステップと、
    前記第1の光量の合計が第1の閾値以下であり、且つ、前記第2の光量の合計が第2の閾値以上である場合に、前記最大変化点を前記端部と判定するステップと
    を備えることを特徴とする請求項10記載の端部検出方法。
  12. 前記検査対象物が前記検査領域の所定側領域に位置する場合において、
    更に、
    所定数の前記第1の光量の合計の総計および所定数の前記第2の光量の合計の総計を算出するステップと、
    前記第1の光量の合計の総計が第3の閾値より小さく、且つ、前記第2の光量の合計の総計が第4の閾値より大きい場合に、前記最大変化点を前記端部と判定するステップと、
    を備えることを特徴とする請求項11記載の端部検出方法。
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