JPH0129643Y2 - - Google Patents

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JPH0129643Y2
JPH0129643Y2 JP9485084U JP9485084U JPH0129643Y2 JP H0129643 Y2 JPH0129643 Y2 JP H0129643Y2 JP 9485084 U JP9485084 U JP 9485084U JP 9485084 U JP9485084 U JP 9485084U JP H0129643 Y2 JPH0129643 Y2 JP H0129643Y2
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memory
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JP9485084U
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  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
  • Image Analysis (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案は、工業用テレビカメラによつて多値化
されたデジタル画像情報を処理する画像前処理装
置に関する。
背景技術 従来から濃淡画像のパターン認識を行なうに
は、まず第1図のような原画の画像中のエツジを
取り出して線画(論理「0」と論理「1」とから
成り論理「1」が連なつて線を描く画像)を作成
し、その後、その線画の特徴を抽出してパターン
の認識を行なつている。濃淡画像からエツジを抽
出するには、画像中の濃度の変化を取り出せばよ
いので一般に微分法が用いられる。
第2図は、3×3一次元微分オペレータの例を
示す図である。第2図1により横方向の変化
(Δxとする)を求め、第2図2により縦方向の変
化(Δyとする)を求める。2次元的微分値の大
きさ(|E|)は次の第1式で求まる。
(|E|=√22 ……(1) またその変化の方向は次の第2式で求まる。
∠E=tan-1(Δy/Δx) ……(2) この後、幅広いエツジ線を幅1画素の線に細め
る細線化処理を行ない、更に強い微分値を持つ点
を抽出する2値化処理を行なうと、第1図の原画
は、第3図のように大略的にエツジ線画となる。
ここで大略的という意味は原画のコントラストが
十分でなかつたり、ノイズの多い画像ではエツジ
線は不連続になりやすいということである。
第4図は、先行技術を説明するための画像処理
装置1のブロツク図である。Xアドレスカウンタ
2は、クロツク回路からラインl1を介して入力
されるクロツク信号をカウントし、水平方向のア
ドレスを作る。Yアドレスカウンタ3は、水平同
期信号検出回路からラインl2を介して入力され
る水平同期信号をカウントし、垂直方向のアドレ
スを作る。フレームメモリ4は、Xアドレスカウ
ンタ2およびYアドレスカウンタ3からの出力を
アドレスとして第3図示の細線化画像の記憶また
は再生などの処理を行なう。ゲート回路5は、ラ
インl3から入力されるライト信号およびライン
l1からのクロツク信号を論理演算し、ライト信
号を1フイールドの期間だけフレームメモリ4に
与える。フレームメモリ4はライト信号が入力さ
れているとき、工業用テレビカメラからの細線化
画数を記憶する。フレームメモリ4からデータを
読み出すとき、ライト信号を与えずに記憶する際
と同様にXアドレスカウンタ2およびYアドレス
カウンタ3からのアドレスを与えることによつ
て、画像データは表示装置へ出力される。
端点を検出するには、Xアドレスカウンタ2お
よびYアドレスカウンタ3からの出力をセレクタ
6,7によつて遮断し、処理装置8が作るアドレ
スをフレームメモリ4に与える。処理装置8によ
つて発生されたアドレスに従つてフレームメモリ
4は、画像情報を処理装置8へ出力する。処理装
置8は、読み出した画像情報が第5図1または第
5図2で示されるように2値化した一方の論理値
がとぎれているかどうかをソフトウエア的に検査
する。このような先行技術の画像前処理装置1で
は、ソフトウエア的に検査を行なうため処理時間
が長くなるという欠点があつた。またこのような
先行技術の画像前処理装置1では、端点を視覚的
にとらえることができないという欠点があつた。
目 的 本考案の目的は、高速度で画像処理を行なうこ
とができ、かつ端点を表示することができる画像
処理装置を提供することである。
実施例 第6図は、本考案の画像処理装置11のブロツ
ク図である。シフトレジスタ12〜14は、撮像
手段である工業用テレビカメラ30からラインl
30を介して入力される画像の1画面分の水平走
査のビツトを有している。シフトレジスタ12〜
14を通過することによつて1水平期間の遅延が
行なわれる。ラツチ回路15〜17は、シフトレ
ジスタ12〜14の出力をラツチする。シフトレ
ジスタ18〜20は、それぞれ添字a〜cで示さ
れるように3画素分のデータを保持している。端
点検出手段であるリードオンリメモリ(以下
ROMと呼ぶ)21は、シフトレジスタ18〜2
0の出力を並列に取出しアドレスとする。このと
きROM21は、第5図1および第5図2のよう
な端点のパターンのときのみハイレベルの信号を
出力する。即ち、第5図3および第5図4のよう
な端点でないパターンのときはローレベルの信号
を出力する。
ROM21からの出力は、ゲート回路22を介
してメモリアドレスカウンタ23に入力される。
メモリアドレスカウンタ23は、ROM21から
の信号をカウントし、アドレスを発生させる。メ
モリアドレスカウンタ23からのアドレスを示す
出力は、端点アドレス記憶手段であるXアドレス
カウンタ24およびYアドレスカウンタ25の端
子ADに入力される。ROM21から出力された
ハイレベルの信号は、またXアドレスメモリ24
およびYアドレスメモリ25の端子Wに入力され
る。Xアドレスメモリ24およびYアドレスメモ
リ25は、端子Wにハイレベルの信号が入力され
たとき、メモリアドレスカウンタ23の出力をア
ドレスとして端点のアドレスを記憶する。このよ
うな操作を1画面分繰返すことによつて、画面上
の端点のアドレスは、全てXアドレスメモリ24
およびYアドレスメモリ25に記憶される。以上
のような操作は全てリアルタイムで行なうことが
できるが、シフトレジスタ12〜14,18〜2
0やROM21による遅延時間が1画素分より長
くなるとき、書込みアドレスの補正を行なわなけ
ればならない。
フレームメモリ26は、前述の動作と同時期に
工業用テレビカメラからの画像データを記憶す
る。アドレス発生手段であるXアドレスカウンタ
32は、クロツク回路33からラインl11を介
して入力されるクロツク信号をカウントし、水平
方向のアドレスを作る。Yアドレスカウンタ34
は、水平同期信号検出回路35からラインl12
を介して入力される水平同期信号をカウントし、
垂直方向のアドレスを作る。フレームメモリ26
は、Xアドレスカウンタ32およびYアドレスカ
ウンタ34からの出力をアドレスとして第3図示
の細線化画像の記憶または再生などの処理を行な
う。ゲート回路36は、処理回路37からのライ
ンl13を介するライト信号およびラインl11
からのクロツク信号を論理演算し、ライト信号を
1フイールドの期間だけフレームメモリ26に与
える。フレームメモリ26は、ライト信号が入力
されているとき、工業用テレビカメラ30からの
細線化画像を記憶する。フレームメモリ26から
データを読み出すとき、ライト信号を与えずに記
憶する際と同様にXアドレスカウンタ32および
Yアドレスカウンタ34からのアドレスを与える
ことによつて、画像データは表示装置38へ出力
される。
メモリアドレスカウンタ23は、垂直同期信号
検出回路39からの信号によつてリセツトされ
る。
被検査物体の表示を行なうとき、比較回路29
は、Xアドレスメモリ24およびYアドレスメモ
リ25ならびにXアドレスカウンタ32およびY
アドレスカウンタ34のアドレスを比較する。こ
のときシフトレジスタ18〜20は、不能動化し
ている。2組のアドレスが等しいとき、比較回路
29はハイレベルの信号を表示装置38へ出力す
る。Xアドレスメモリ24およびYアドレスメモ
リ25は、端点のアドレスを示しているので比較
回路29は、端点を抽出している。表示装置38
は、フレームメモリ26からの信号をたとえば低
い輝度で表示し、比較回路29からの信号を高い
輝度で表示することによつて、端点を表示するこ
とができる。
このように比較回路29を使用すれば、端点の
アドレスと画像のアドレスの同期をとらなくて良
いので回路構成が簡単になる。
本考案の他の実施例として、端点が含されてい
る一部分の領域のみを表示するようにしてもよ
い。
効 果 以上のように本考案によれば、端点のアドレス
を記憶している端点アドレス記憶手段のアドレス
と、端点が含まれている予め定めた画面領域のア
ドレスとを比較するため高速度でかつ端点を検出
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は原画を示す図、第2図は1次元微分エ
ベレータの例を示す図、第3図は微分細線化位置
化された第1図に対応する画像を示す図、第4図
は先行技術の画像処理装置1のブロツク図、第5
図はエツジの端点の例を示す図、第6図は本考案
の一実施例の画像処理装置11のブロツク図であ
る。 11……画像処理装置、12〜14,18〜2
0……シフトレジスタ、15〜17……ラツチ回
路、21……リードオンリメモリ、23……メモ
リアドレスカウンタ、24……Xアドレスメモ
リ、25……Yアドレスメモリ、26……フレー
ムメモリ、29……比較回路、30……工業用テ
レビカメラ、32……Xアドレスカウンタ、33
……Yアドレスカウンタ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 被撮像物体を撮像する撮像手段と、 撮像手段によつて撮像した画像の濃淡のレベル
    弁別を行ない、2値化した一方の論理値がとぎれ
    ている画素である端点を検出する端点検出手段
    と、 端点のアドレスを記憶する端点アドレス記憶手
    段と、 前記端点が含まれている予め定めた画面領域の
    アドレスを発生するアドレス発生手段と、 端点アドレス記憶手段に記憶されているアドレ
    スと、アドレス発生手段から発生されたアドレス
    とを比較する比較手段とを含むことを特徴とする
    画像処理装置。
JP9485084U 1984-06-25 1984-06-25 画像処理装置 Granted JPS6112157U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9485084U JPS6112157U (ja) 1984-06-25 1984-06-25 画像処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9485084U JPS6112157U (ja) 1984-06-25 1984-06-25 画像処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6112157U JPS6112157U (ja) 1986-01-24
JPH0129643Y2 true JPH0129643Y2 (ja) 1989-09-08

Family

ID=30653661

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9485084U Granted JPS6112157U (ja) 1984-06-25 1984-06-25 画像処理装置

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JPS6112157U (ja) 1986-01-24

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