JPH0385984A - 画像認識装置 - Google Patents

画像認識装置

Info

Publication number
JPH0385984A
JPH0385984A JP22368689A JP22368689A JPH0385984A JP H0385984 A JPH0385984 A JP H0385984A JP 22368689 A JP22368689 A JP 22368689A JP 22368689 A JP22368689 A JP 22368689A JP H0385984 A JPH0385984 A JP H0385984A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
edge
image
matching
standard pattern
processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22368689A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshimichi Masaki
俊道 政木
Osamu Motooka
本岡 修
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP22368689A priority Critical patent/JPH0385984A/ja
Publication of JPH0385984A publication Critical patent/JPH0385984A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は、認識対象を撮像して得た濃淡画像を処理し
て、認識対象を特定したり、その認識対象の位置を判別
したりするための画像認識装置に関する。
〈従来の技術〉 従来のこの種画像認識装置は、第16図に示す如く、撮
像装置1.2値化処理部2.ラベリング処理部3.特徴
抽出部4.認識処理部5゜位置演算部6を構成として含
むものである。撮像装置1は認識対象を撮像して濃淡画
像を生成し、2値化処理部2はその濃淡画像を適当なし
きい値で2値化して2値画像を生成する。ラベリング処
理部3は2値画像を認識対象部分の領域とそれ以外の背
景部分の領域とに分けてラベル付けする。特徴抽出部4
は認識対象部分の各領域につき面積や周囲長さなどの特
@量を抽出する。認識処理部5は特徴量に基づき認識対
象部分を特定し、位置演算部6はその認識対象部分の重
心などを求めてその位置を検出する。
第17図は、前記2値画像の具体例を示すもので、この
2値画像には認識対象部分として「A」 「B」 「C
」の三文字を含んでいる。
前記の認識処理部5は、これら認識対象部分のうち、例
えば「A」にかかる部分が含まれているかなど特徴量か
ら特定し、その後、位置演算部6がその特定された認識
対象部分の重心を求めて、r A Jの位置を判別する
〈発明が解決しようとする問題点〉 しかしながら従来の画像認識装置の場合、撮像時の照明
状態が変動して濃淡画像の濃度が変化すると、その濃淡
画像を固定のしきい値で2値化処理した場合に、2値画
像の大きさが変化し、特徴抽出部4で抽出される面積な
どの特徴量も変化するという不都合がある。
第18図(1)は、−例として文字「A」についての濃
淡画像を示している。この濃淡画像は撮像時の明るさが
変化すると、その濃度分布(例えば鎖線a、a’に沿う
濃度分布)は、第18図(2)中、7.8で示すように
上下し、これを固定のしきい値THで2値化すれば、文
字の太さが変化し、抽出する特徴量も変化してしまう。
また仮に最適なしきい値THで2値化処理が行われると
しても、照明装置の光源むらや撮像装置のレンズ歪など
に起因して濃淡画像に明るさの不均一(これを「シェー
ディング」という)が生ずると、その濃淡画像を2値化
した場合に、2値画像中に、シェーディング発生部分も
認識対象部分として現れ、2値画像を忠実に再現するの
が困難である。
第19図(1)は、シェーディング9が発生した文字「
A」についての濃淡画像を示している。
この濃淡画像の濃度分布く例えば鎖線a、a’に沿う濃
度分布)は、第19図(2)中、10で示すとおりであ
り、これをしきい値TIで2値化すると、文字「A」の
部分以外にシェーディング発生部分も認識対象部分とし
て2値画像に現れることになる。
さらに第20図に示す濃淡画像のように、認識対象部分
である文字「A」に対して、濃淡模様11をなす背景が
現れている場合、これを2値化すると、文字「A」と背
景の模様とが一体となった2値画像が生成される。この
ため前記のラベリング処理部3はこの両者を同一の認識
対象部分の領域としてラベル付けしてしまい、適正な特
徴量の抽出が不可能となる。
さらにまた第21図に示す濃淡画像のように、認識対象
部分である文字「A」に他の文字r13Jが接近してい
る場合、これを2値化すると、文字「A」とrB、とが
一体となった2値画像が生成される。このためラベリン
グ処理部3は前記と同様、この両者を同一の認識対象部
分の領域としてラベル付けしてしまい、適正な特徴量の
抽出が不可能となる。
この発明は、上記問題に着目してなされたもので、濃淡
画像のエツジを抽出してテンプレートパターンマツチン
グを行う手法により、シェーディングなどの悪影響を受
けずに適正な認識が可能な画像認識装置を提供すること
を目的とする。
く問題点を解決するための手段〉 この発明にかかる画像認識装置は、認識対象を撮像して
濃淡画像を得るための撮像手段と、前記濃淡画像を微分
処理してその濃淡画像のエツジを抽出するエツジ抽出手
段と、エツジ抽出された入力画像につき予めエツジ抽出
された標準パターンと照合してエツジの一致度を検出す
る照合手段と、一致度の検出値に基づき認識対象を特定
してその位置を判別する判別手段とを具備させている。
く作用〉 濃淡画像を微分処理してエツジ抽出を行うので、エツジ
抽出された入力画像には照明変動やシェーディングによ
る影響は現れない。またこの画像をエツジ抽出された標
準パターンと照合してエツジの一致度を検出するので、
エツジの抽出処理でノイズが強調されてもその影響を排
除できる。さらに背景が濃淡模様であったり、他の認識
対象部分が接近したりしていても、その影響を受けずに
適正な認識処理が可能である。
〈実施例〉 第1図は、この発明にかかる画像処理装置の原理説明図
である。
第1図(1)は文字「A」 「B」 「C」についての
濃淡画像であって、この濃淡画像の周辺にシェーディン
グ12が、また中央部の2箇所にノイズ13が、それぞ
れ現れている。
この発明の画像処理装置では、まず濃淡画像を微分処理
してエツジ(輪郭)の抽出を行う。
第1図(2)はエツジ抽出された入力画像(以下、「エ
ツジ画像」という)である。シェーディング12は明る
さが徐々に変化するから、微分処理後のエツジ画像には
シェーディングは現れない。また輪郭が明瞭なノイズ1
3についてはエツジ抽出され、第1図(2)に示すエツ
ジ画像にはエツジ抽出されたノイズ13’が現れている
つぎにこの発明の画像処理装置では、エツジ画像に対し
予めエツジ抽出された特定の標準パターン(テンプレー
ト)を走査してテンプレートマツチングを行う、第2図
(3)ではエツジ画像に対して文字「A」の標準パター
ン14を照合しており、この走査の過程で標準パターン
14とエツジの一致度が高い部分が認められると、その
部分に文字「A」が存在するとの判断が行われる。
第2図は、文字「A」の標準パターン14が拡大して示
しである。同図中、各枡目15は1画素を示し、この標
準パターン14をエツジ画像と重ねたとき、斜線部I6
の各画素位置の2値データが「1」か否かを判別して、
「1」の画素数を計数する。この計数値が所定値以上で
あれば、その部分に文字「A」が存在すると判断し、そ
の計数値が最大となる位置を文字「A」の存在位置と認
定する。
このようなテンプレートマツチングの方法によるとき、
エツジ画像に仮にノイズ13’が存在していても、Ut
taに対するノイズ13′の影響はない。
第3図〜第6図は、上記の原理による画像認識装置の特
徴および効果を示している。
第3図は、撮像時の照明状態が変化して濃淡画像の濃度
分布が17.18で示すように上下した場合を示す。と
ころがこれら濃度分布17゜18の濃淡画像を微分処理
すると、同じ位置に微分濃度のピーク19.20が現れ
てエツジが抽出されるため、エツジ画像に照明変動の悪
影響は現れない。
第4図は、濃淡画像にシェーディングが発生した場合で
あって、その濃度分布21にこのシェーディングの影響
が現れている(図中、22で示す)、ところがこの濃淡
画像を微分処理すると、所定位置にピーク23.24が
現れるのみで、シェーディングの部分22にピークが発
生せず、エツジ画像にシェーディングの悪影響は現れな
い。
第5図は、認識対象の文字「A」以外に背景の模様25
が現れたエツジ画像26を示している。ところがこのよ
うなエツジ画像26であっても、標準パターンとエツジ
の一致度を検出するので、背景の模様は問題とならない
第6図は、vl認識対象文字「A」に他の文字r13.
が接近したエツジ画像27を示している。
ところがこのようなエツジ画像27についても、標準パ
ターンとエツジの一致度を検出するので、他の文字「B
」の存在は問題とならない。
第7図は、この発明の一実施例にかかる画像認識装置の
構成を示している。
図示例の装置は、撮像装置30.A/D変換器31.微
分処理部32を備え、この微分処理部32に画像メモリ
33とマツチング処理部34とが接続しである。
撮像装置30は認識対象を撮像して濃淡画像を生成し、
A/D変換器31は濃淡画像のビデオ信号をA/D変換
してディジタルビデオ信号となす、微分処理部32はA
/D変換器31の出力を微分処理しかつ2値化してエツ
ジ抽出を行うための部分であり、その具体的な回路構成
が後記する第11図に示しである。
画像メモリ33は、ティーチングで標準パターンを生成
する際に入力されるエツジ画像を格納するためのもので
、ティーチングモードでのCPU35による制御手順が
第8図に、また各手順における画像状態が第9図に、そ
れぞれ示しである。
まずCPU35は、第8図のステップ1(図中rsTI
Jで示す)でエツジ画像38を画像メモリ33へ取り込
んでいる。このエツジ画像38は、第9図(1)によう
に太い輪郭をもつため、つぎにCPU35はエツジ画像
38に細線化処理を施して第9図(2)に示すような細
線化画像39を得ている(ステップ2)。ついでCPU
35は、操作パネル37より対象物の指定を受けると、
指定を受けた対象領域40(第11図(3)に示す)内
の細線化画像を標準パターンとして標準パターンメモリ
36に格納する(ステップ3゜4)。
第7図に戻って、マツチング処理部34はCPU35に
よる制御を受゛けてエツジ抽出された入力画像と標準パ
ターンとのマツチングを行うための部分であり、その具
体的な回路構成が後記する第12図および第13図に示
しである。
第10図は、認識モードにおけるCPU35の制御手順
を示している。
まずCPU35は、第10図のステップ1で標準パター
ンメモリ36から特定の標準パターンをマツチング処理
部34ヘロードし、つぎのステップ2でエツジ画像の1
フレームをマツチング処理部34へ取り込んでテンプレ
ートマ・ンチングを実行させる。
このテンプレートマツチングでは、ロードされた標準パ
ターンを走査しつつエツジ画像と照合して、その都度エ
ツジの一致度を計数する。
その結果、計数値が所定のしきい値を越えておれば、標
準パターンに相当する認識対象が工・ンジ画像中に存在
するとして、標準パターンの現在位置データ(X座標値
およびY座標値)と−政変の計数値とを所定のメモリに
記憶させておく(ステップ3)。
第14図は、そのメモリの内容を示しており、0.1,
2.・・・・、n−1で示すn個の位置についての位置
データ(X@、yo)、  (x+、)’+ )、”・
・や計数データm o +  m + +・・・・が格
納されて0る。
そして最後にCPU35は、これらデータのうち、最大
の計数値をとる位置を認識対象が存在する位置として同
定することになる(ステ・ンブ4)。
第11図は、前記微分処理部32の具体的な回路構成例
を示している。
この微分処理部32は、後記するの式で表されるマスク
演算をハード的に実行して、A/D変換器31の出力を
微分処理するためのものである。
いま濃淡画像の座標(i、Dで表される画素位置の濃度
値をr (i、j)とすると、その画素の微分濃度値f
’(i、j)はつぎの■式で与えられる。
f ’ (i、D  =  Δx−f (i、j)+1
Δy −f (i、D  I・・・・■ここでΔx−f
 (Lj)およびΔy−f (i、j)は、第15図に
示すような縦3画素×横3画素のマスク41を考え、そ
の中心画素の座標を(i+j)としてその周囲画素の濃
度値を用いてつぎの■■式で求められる。
Δx −f (i、j)= f (i−1,j−1)+
2 f (+−1,3)+ f (i−1,3+IL 
(f (i+1.j−1)+ 2 f (i+1.3)
+ f (i+1.3+1) )・・・・■Δy  −
r (i、D= f (4−1,3−1)+2 f (
i、j−1)+ f  (i+1.j−1)−(f  
(i−1,3+1)+ 2  f  (i、j+1)+
 f (i+1.j+1)  )  =■第11図中、
42a〜421は前記マスク41内の各画素a = i
の濃度値をセットするためのレジスタであって、1段目
のレジスタ42a〜42cにはA/D変換器31が出力
するディジタルビデオ信号を1ビツトずつシフトさせた
データが、また2段目のレジスタ42d〜42fには遅
延回路43により1水平走査期間分だけ遅延させたディ
ジタルビデオ信号を1ビツトずつシフトさせたデータが
、さらに3段目のレジスタ42g〜42iには遅延回路
44によりさらに1水平走査期間分だけ遅延させたディ
ジタルビデオ信号を1ビツトずつシフトさせたデータが
、それぞれセットされる。各レジスタ42a〜42iの
セット値をサンプリングクロックでシフトさせれば、入
力画像に対して前記マスク41を走査する動作が実現さ
れる。
ビットシフタ45〜48は、レジスタ42b。
42f、42h、42dのセット値をそれぞれ1ビツト
だけ上位の桁ヘシフトさせるためのもので、これにより
■■式における2 f (i−1,j)。
2 f (i+1.j) 、 2 f (i、j−1)
 、 2 f (i、j÷1)の各値を求めている。4
個の加算器49〜52と2個の減算器53.54とは■
■式中に含まれる加算および減算の各演算を実行する部
分であり、絶対値回路55.56は各減算器53.54
の出力、すなわちΔx−f (Lj)およびΔy・f(
i、j)の絶対値をとる回路である。最終の加算器57
は■式の加算を行う部分である。
この加算器57で得た各画素の微分濃度値f ’ (i
、j)は2値化回路58で所定のしきい値により2値化
され、その結果、エツジ画像を構成する画像データが得
られる。
上記構成の微分処理部32へA/D変換器31よりディ
ジタルビデオ信号が与えられると、ハード処理に要する
時間t、だけ遅れてエツジ画像の画像データが出力され
ることになる。この画像データはこの微分処理部32に
カスケード接続されたマツチング処理部34の構成回路
(第一12図および第13図に示す)へ与えられ、引き
続きテンプレートマツチングの処理が行われる。従って
この実施例によれば、入力画像を1回走査する間に微分
とテンプレートマツチングの各処理が完了する。
なお、第11図中、遅延回路59は1フレ一ム開始信号
およびY座標インクリメント信号に対して、前記の遅延
時間t1を付与して、それぞれの遅延信号を生成するた
めのものである。
第12図および第13図は、マツチング処理部34の具
体的な回路構成例を示している。
このマツチング処理部34は、第12図に示す構成の一
致度検出回路部60と、第13図に示す構成の一致点検
出回路部61とから成るもので、−数置検出回路部60
にてエツジ画像と標準パターンとを照合してエツジの一
致度を検出し、また−数点検出回路部61にて所定のし
きい値を越える一致度が検出されたときの標準パターン
の走査位置を検出する。
図示例の一致度検出回路部60は、入力されたエツジ画
像と標準パターンとを行毎にマツチングするためのm行
分のマツチング回路62と、各マツチング回路62で求
めた行単位の一致度を加算する加算器群63とで構成さ
れている。
各マツチング回路62には、m行×n列の画素より成る
標準パターンを1行毎にセットするためのn個のレジス
タ64と、エツジ画像の画像データを1ビツトずつシフ
トさせてセットするためのn個のレジスタ65と、両レ
ジスタ64゜65のセット値が一致するか否かを各列毎
に判別するためのn個のアンド回路66と、各アンド回
路66の一致出力を集計する計数回路67とを備えてお
り、2行目以下のマツチング回路62に対しては、エツ
ジ画像の画像データを1水平走査期間分ずつ順次遅延さ
せるための遅延回路68が設けられている。
同図中、デコーダ69は行番号を入力して各行のマツチ
ング回路62を選択するためのもので、行番号のデータ
をこのデコーダ69へ順次与えると共に、対応する行の
nビットの標準パターンのデータを一致度検出回路部6
oへ送出することにより、標準パターンをm行×n列の
レジスタ64にセットする。
かくしてエツジ画像の画像データをこの一致度検出回路
部6oへ与えると共に、各行のマツチング回路62にお
けるレジスタ65のセット値をサンプリングクロックに
よりシフトさせることにより、エツジ画像に対して標準
パターンを相対的に走査する動作が実現される。そして
標準パターンの走査位置毎に、各マツチング回路部62
においてエツジ画像と標準パターンとのエツジの一致度
数を計数回路67で計数し、全ての行の総和を加算器群
63で集計して一致度数を算出する。
ここでの算出値は、第13図に示す一致点検出回路部6
1へ与えられて所定のしきい値と比較され、そのしきい
値を越える一致度の算出値とそのときの標準パターンの
位置(X座標値およびY座標値)とが求められて記憶さ
れる。そのためにこの−数点検出回路部61には、前記
のしきい値がセットされるレジスタ7oと、成度の算出
値としきい値とを大小比較して算出値がしきい値を越え
るときに検出信号を出力する比較器71とが設けられて
いる。
かくしてこの比較器71が、検出信号を出力するとき、
一致度の算出値がFIFO(first−in。
f irs t−ou t)方式のレジスタ72に記憶
されると共に、X座標カウンタ73およびY座標カウン
タ74の各計数値、すなわち標準パターンの位置データ
(X座標値およびY座標値)がそれぞれFIFO方式の
レジスタ75.76に記憶されるなお図中、遅延回路7
7.78は第11図の遅延回路59の出力(lフレーム
開始信号およびY座標インクリメント信号の各遅延信号
)をさらに一致度検出回路部60のハード処理に要する
時間t2だけ遅延させるための回路であるこのようにし
て各レジスタ72.75.76にはデータが貯えられ、
標準パターンの走査完了後に、CPU35はこれらデー
タを読み出して一致度の算出値の最大値を抽出し、その
ときのX座標値およびYyi標値を認識対象の位置とし
て出力するものである。
〈発明の効果〉 この発明は上記の如く、認識対象を撮像して得た濃淡画
像を微分処理してエツジを抽出した後、エツジ抽出され
た入力画像につき予めエツジ抽出された標準パターンと
照合してエツジの一致度を検出し、その一致度の検出値
に基づき認識対象を特定してその位置を判別するように
したから、照明変動やシェーディングによる悪影響を受
けず、かつまた背景の濃淡模様や接近する他の認識対象
部分の影響を受けずに、適正な認識処理が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明にかかる画像認識装置の原理を示す説
明図、第2図は標準パターンの一例を拡大して示す説明
図、第3図〜第6図はこの発明の詳細な説明するための
説明図、第7図はこの発明の一実施例にかかる画像認識
装置の構成を示すブロック図、第8図はティーチングモ
ードにおけるCPUの制御手順を示すフローチャート、
第9図は第8図の各手順における画像状態を示す説明図
、第1O図は認識モードにおけるCPUの制御手順を示
すフローチャート、第11図は微分処理部の具体的な回
路構成例を示すブロック図、第12図はマツチング処理
部における一致度検出回路部の構成例を示すブロック図
、第13図はマツチング処理部における一致点検出回路
部の構成例を示すブロック図、第14図は認識結果を記
憶するメモリの内容を示す説明図、第15図は微分処理
に用いられるマスクを示す説明図、第16図は従来の画
像認識装置の回路構成を示すブロック図、第17図は2
値画像の具体例を示す説明図、第(8図〜第21図は従
来例の問題点を説明するための説明図である。 30・・・・撮像装置   32・・・・微分処理部3
4・・・・マツチング処理部 35・・・・CPU 第20図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 認識対象を撮像して濃淡画像を得るための撮像手段と、
    前記濃淡画像を微分処理してその濃淡画像のエッジを抽
    出するエッジ抽出手段と、エッジ抽出された入力画像に
    つき予めエッジ抽出された標準パターンと照合してエッ
    ジの一致度を検出する照合手段と、一致度の検出値に基
    づき認識対象を特定してその位置を判別する判別手段と
    を具備して成る画像認識装置。
JP22368689A 1989-08-30 1989-08-30 画像認識装置 Pending JPH0385984A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22368689A JPH0385984A (ja) 1989-08-30 1989-08-30 画像認識装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22368689A JPH0385984A (ja) 1989-08-30 1989-08-30 画像認識装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0385984A true JPH0385984A (ja) 1991-04-11

Family

ID=16802060

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22368689A Pending JPH0385984A (ja) 1989-08-30 1989-08-30 画像認識装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0385984A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2010140315A (ja) 物体検出装置
JPH06348850A (ja) 濃淡画像処理装置
JPH11312243A (ja) 顔領域検出装置
JPH0385984A (ja) 画像認識装置
JPH03149676A (ja) 画像認識方法
JPH03127285A (ja) 画像認識装置
JPH069062B2 (ja) 領域抽出装置
JP2732608B2 (ja) 線図形画像の背景消去および2値化処理方法およびその装置ならびに指紋画像用画像処理装置
JPH0129643Y2 (ja)
JPS58158761A (ja) パタ−ン位置検出方法
JPS63282889A (ja) 画像処理方法
JP2853141B2 (ja) 画像領域識別装置
JPH0687264B2 (ja) 画像の2値化方式
JPH03237571A (ja) 画像の2値化しきい値算出装置
JPH0559547U (ja) 画像目標検出装置
JP3175946B2 (ja) 物体位置計測方法およびその装置
JPH05165525A (ja) 物体取出順決定方法
JP2004062266A (ja) 被撮像物のエッジ位置検出方法
JPH1079035A (ja) 特定対象物抽出装置
JPH11328424A (ja) エッジ検出方法及びエッジ検出回路
JPS595945B2 (ja) パタ−ン認識方法
JPS61180382A (ja) 画像認識装置
JPH0731733B2 (ja) 矩形検出装置
JPS6365347A (ja) 画像処理による特異点検出方法
JPH05298470A (ja) 二次元データーコードの画像入力方法