JPH03127285A - 画像認識装置 - Google Patents

画像認識装置

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JPH03127285A
JPH03127285A JP1267467A JP26746789A JPH03127285A JP H03127285 A JPH03127285 A JP H03127285A JP 1267467 A JP1267467 A JP 1267467A JP 26746789 A JP26746789 A JP 26746789A JP H03127285 A JPH03127285 A JP H03127285A
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JP
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JP1267467A
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English (en)
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Toshimichi Masaki
俊道 政木
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は、認識対象を撮像して得た入力画像より認識
対象を特定したり、そのP!識対象の位置を判別したり
するための画像認識装置に関する。
〈従来の技術〉 従来のこの種画像認識装置として、テンプレートマツチ
ングの方法が知られている。
第16図は、このテンプレートマツチングの原理説明図
であって、認識対象を撮像して得た入力画像1に対し認
識対象の標準パターン2(テンプレート)を走査してい
る。この標準パターン2の各走査位置毎に画像の一致度
が求められ、その−政変が最大となる位置を認識対象の
位置として同定される。第16図中、3は標準パターン
2と入力画像1との間の最大−政変を検出するための回
路であり、その検出時のX座標とY座標とがラッチ4,
5で保持される。
〈発明が解決しようとする問題点〉 しかしながらこのような方法では、入力画像中の複数箇
所に認識対象が存在する場合には、画像の最も一致する
位置が検出されることになるから、認識対象の存在位置
が1箇所求められるのみである。
第17図(1)中、a −cは入力画像6における認識
対象の存在位置を示す。また第17図(2)中、a′は
認識対象の存在位置として同定された位置を示し、b 
l 、  c lは認識対象の存在位置であるにもかか
わらず同定されなかった位置を示している。
この発明は、上記問題に着目してなされたもので、入力
画像中に認識対象が複数存在してもその全ての認識対象
を検出してその位置を同定できる画像認識装置を提供す
ることを目的とする。
く問題点を解決するための手段〉 この発明にかかる画像認識装置は、認識対象を撮像して
入力画像を得る撮像手段と、標準パターンを走査しつつ
入力画像と照合して各画素位置での画像の一致度を検出
する一致度検出手段と、−政変の検出値を基準値と比較
することにより認識対象を特定してその位置の候補点を
抽出する候補点抽出手段と、候補点を1以上のグループ
に統合してグループ毎に候補点より認識対象の位置を同
定する同定手段とを具備したものである。
〈作用〉 人力画像中に認識対象が複数存在する場合には、複数の
候補点が抽出されかつそれら候補点は認識対象の数に応
じた数のグループに統合された上で、グループ毎の候補
点より認識対象の位置が同定されることになる。
〈実施例〉 第1図はこの発明の一実施例にかかる画像認識装置の構
成を示すブロック図であり、また第2図はこの第1図に
示す実施例の原理説明図である。
第2図(1)は文字「A」 「B」 「C」についての
濃淡画像lOを示すもので、この濃淡画像10の周辺に
シェーディング12が、また中央部の2箇所にノイズ1
3が、それぞれ現れている。
この実施例の画像処理装置では、まず濃淡画像10を微
分処理してエツジ(輪郭)の抽出を行う、第2図(2)
はエツジ抽出された入力画像(以下、「エツジ画像」と
いう)11である。
なおシェーディング12は明るさが徐々に変化するから
、微分処理後のエツジ画像11にはシェーディングは現
れない、また輪郭が明瞭なノイズ13についてはエツジ
抽出され、第2図(2)に示すエツジ画像11にはエツ
ジ抽出されたノイズ13’が現れている。
つぎにこの実施例の装置では、エツジ画像11に対し予
めエツジ抽出された特定の標準パターン(テンプレート
)を走査してテンプレートマツチングを行う、第2図(
3)ではエツジ画像11に対して文字「A」の標準パタ
ーン14を照合しており、この走査の過程で標準パター
ン14とエツジの一致度が高い部分が認められると、そ
の部分に文字「A」が存在するとの判断が行われる。
第3図は、文字「A」の標準パターン14が拡大して示
しである。同図中、各折目15は1画素を示し、この標
準パターン14をエツジ画\像11と重ねたとき、斜線
部16の各画素位置の2値データが「1」か否かを判別
して、「1」の画素数を計数する。この計数値が所定値
以上であれば、その部分に文字r A Jが存在すると
判断し、その計数値が最大となる位置を文字「A」の存
在位置と認定する。
この実施例のようなテンプレートマツチングの方法によ
るとき、エツジ画像11に仮にノイズ13′が存在して
いても、認識に対するノイズ13′の影響はない。
第1図に示す装置例は、上記原理に基づくもので、撮像
装置30.A/D変換部31.微分処理部32を備え、
この微分処理部32に画像メモリ33とマツチング処理
部34とが接続しである。
撮像装置30は認識対象を撮像して濃淡画像を生威し、
A/D変換器31は濃淡画像のビデオ信号をA/D変換
してディジタルビデオ信号となす、微分処理部32はA
/D変換器31の出力を微分処理しかつ2値化してエツ
ジ抽出を行うための部分であり、その具体的な回路構成
が後記する第7図に示しである。
画像メモリ33は、ティーチングで標準パタ−ンを生成
する際に入力されるエツジ画像を格納するためのもので
、ティーチングモードでのCPU35による制御手順が
第4図に、また各手順における画像状態が第5図に、そ
れぞれ示しである。
まずCPU35は、第4図のステップ1(図中rsTI
Jで示す)でエツジ画像38を画像メモリ33へ取り込
んでいる。このエツジ画像38は、第5図(1)のよう
に太い輪郭をもつため、つぎにCPU35はエツジ画像
38に細線化処理を施して第5図(2)に示すような細
線化画像39を得ている(ステップ2)。ついでCPU
35は、操作パネル37より対象物の指定を受けると、
指定を受けた対象領域40(第5図(3)に示す)内の
細線化画像を標準パターンとして標準パターンメモリ3
6に格納する(ステップ3゜4)。
第1図に戻って、マツチング処理部34はCPU35に
よる制御を受けてエツジ抽出された入力画像と標準パタ
ーンとのマツチングを行うための部分であり、その具体
的な回路構成が後記する第8図および第9図に示しであ
る。
第6図は、認識モードにおけるCPU35の制御手順を
示している。
まずCPU35は、第6図のステップ1で標準パターン
メモリ36から特定の標準パターンをマツチング処理部
34ヘロードし、つぎのステップ2でエツジ画像の1フ
レームをマツチング処理部34へ取り込んでテンプレー
トマツチングを実行させる。
このテンプレートマツチングでは、ロードされた標準パ
ターンを走査しつつエツジ画像と照合して、その都度エ
ツジの一致度を計数する。
その結果、計数値が所定のしきい値を越えておれば、標
準パターンに相当する認識対象がエツジ画像中に1以上
存在するとして、標準パターンの現在位置データ(X座
標値およびY座標値)と−数置の計数値とを所定のメモ
リに記憶させておく(ステップ3)。
第11図は、そのメモリの内容を示しており、0.1.
2.・・・・、n−1で示すn個の位置についての位置
データ(xo、)’o )、  (x+、  y+ )
、  ・・・・や計数データm6.m、、・・・・が格
納されている。
そして最後にCPU35は、これらデータを1以上のグ
ループに振り分け、各グループ毎に最大の計数値をとる
位置を認識対象が存在する位置として同定することにな
る(ステップ4)。
第7図は、前記微分処理部32の具体的な回路構成例を
示している。
この微分処理部32は、後記する0式で表されるマスク
演算をハード的に実行して、A/D変換器31の出力を
微分処理するためのものである。
いま濃淡画像の座標(i、  j)で表される画素位置
の濃度値をf (IIJ)とすると、その画素の微分濃
度値f’(i、D はつぎの0式で与えられる。
f ’ (i、D  = lΔx −f (i、D+1
Δy −f (i、D I・・・・■ここでΔx−f 
(LDおよびΔy−f (i、j)は、第10図に示す
ような縦3画素×横3画素のマスク41を考え、その中
心画素の座標を(i+j)としてその周囲画素の濃度値
を用いてつぎの■■式で求められる。
Δx−f (iJ)−f (i−1,3−1)+2 f
 (i−1,j)+ f (i−1+j+1)−(r 
(i+1.j−1)+ 2 f (i+1.j)+ f
 (1+1.3+1) )・・・・■Δy−f (i、
j)= f (i−1,3−1)+ 2 f (i、j
−1)+ f (i+1.j−1)−(f (i−1,
3+1)+ 2 f (i、j+1)+ f (i+1
.J+1) )・・・・■第7図中、42a〜42iは
前記マスク41内の各画素a−iの濃度値をセットする
ためのレジスタであって、1段目のレジスタ42a〜4
2cにはA/D変換器31が出力するディジタルビデオ
信号を1ビツトずつシフトさせたデータが、また2段目
のレジスタ42d〜42fには遅延回路43により1水
平走査期間分だけ遅延させたディジタルビデオ信号を1
ビツトずつシフトさせたデータが、さらに3段目のレジ
スタ42g〜42iには遅延回路44によりさらにl水
平走査期量分だけ遅延させたディジタルビデオ信号を1
ビツトずつシフトさせたデータが、それぞれセットされ
る。各レジスタ42a〜42iのセット値をサンプリン
グクロックでシフトさせれば、入力画像に対して前記マ
スク41を走査する動作が実現される。
ビットシフタ45〜48は、レジスタ42b。
42f、42h、42dのセット値をそれぞれ1ビツト
だけ上位の桁ヘシフトさせるためのもので、これにより
■■式における2 f (i−1,j) 。
2 f (i+1.j) 、 2 f (i、j−1)
 、 2 f (i、j+1)の多値を求めている。4
個の加算器49〜52と2個の減算器53.54とは■
■式中に含まれる加算および減算の各演算を実行する部
分であり、絶対値回路55.56は各減算器53.54
の出力、すなわちΔx−f (i、j)およびΔy・f
 (i、j)の絶対値をとる回路である。最終の加算器
57は■式の加算を行う部分である。
この加算器57で得た各画素の微分濃度値(’ (II
J)は2値化回路58で所定のしきい値により2値化さ
れ、その結果、エツジ画像を構成する画像データが得ら
れる。
上記構成の微分処理部32へA/D変換器31よりディ
ジタルビデオ信号が与えられると、ハード処理に要する
時間t1だけ遅れてエツジ画像の画像データが出力され
ることになる。この画像データはこの微分処理部32に
カスケード接続されたマツチング処理部34の構成回路
(第8図および第9図に示す)へ与えられ、引き続きテ
ンプレートマツチングの処理が行われる。従ってこの実
施例によれば、入力画像を1回走査する間に微分とテン
プレートマツチングの各処理が完了する。
なお、第7図中、遅延回路59は1フレ一ム開始信号お
よびY座標インクリメント信号に対して、前記の遅延時
間t、を付与して、それぞれの遅延信号を生成するため
のものである。
第8図および第9図は、マツチング処理部34の具体的
な回路構成例を示している。
このマツチング処理部34は、第8図に示す構成の一致
度検出回路部60と、第9図に示す構成の一致点検出回
路部61とから成るもので、一致度検出回路部60にて
エツジ画像と標準パターンとを照合してエツジの一致度
を検出し、また−数点検出回路部61にて所定のしきい
値を越える一致度が検出されたときの標準パターンの走
査位置を検出する。
図示例の一致度検出回路部60は、入力されたエツジ画
像と標準パターンとを行毎にマツチングするためのm行
分のマツチング回路62と、各マツチング回路62で求
めた行単位の一致度を加算する加算器群63とで構成さ
れている。
各マツチング回路62には、m行×n列の画素より戒る
標準パターンを1行毎にセットするためのn個のレジス
タ64と、エツジ画像の画像データを1ビツトずつシフ
トさせてセットするためのn個のレジスタ65と、両レ
ジスタ64゜65のセント値が一致するか否かを各列毎
に判別するためのn個のアンド回路66と、各アンド回
路66の一致出力を集計する計数回路67とを備えてお
り、2行目以下のマツチング回路62に対しては、エツ
ジ画像の画像データを1水平走査期間分ずつ順次遅延さ
せるための遅延回路68が設けられている。
同図中、デコーダ69は行番号を入力して各行のマツチ
ング回路62を選択するためのもので、行番号のデータ
をこのデコーダ69へ順次与えると共に、対応する行の
nビットの標準パターンのデータを一致度検出回路部6
0へ送出することにより、標準パターンをm行×n列の
レジスタ64にセットする。
かくしてエツジ画像の画像データをこの一致度検出回路
部60へ与えると共に、各行のマツチング回路62にお
けるレジスタ65のセット値をサンプリングクロックに
よりシフトさせることにより、エツジ画像に対して標準
パターンを相対的に走査する動作が実現される。そして
標準パターンの走査位置毎に、各マツチング回路部62
においてエツジ画像と標準パターンとのエツジの一致度
数を計数回路67で計数し、全ての行の総和を加算器群
63で集計して一致度数を算出する。
ここでの算出値は、第9図に示す一致点検出回路部61
へ与えられて所定のしきい値と比較され、そのしきい値
を越える一致度の算出値とそのときの標準パターンの位
置(X座標値およびY座標値)とが求められて記憶され
る。そのためにこの−数点検出回路部61には、前記の
しきい値がセットされるレジスタ70と、−政変の算出
値としきい値とを大小比較して算出値がしきい値を越え
るときに検出信号を出力する比較器71とが設けられて
いる。
かくしてこの比較器71が、検出信号を出力するとき、
−政変の算出値がFIFO(first−innfir
st−out)方式のレジスタ72に記憶されると共に
、X座標カウンタ73およびY座標カウンタ74の各計
数値、すなわち標準パターンの位置データ(X座標値お
よびY座標値)がそれぞれFIFO方式のレジスタ75
.76に記憶される。
なお図中、遅延回路77.78は第7図の遅延回路59
の出力(1フレ一ム開始信号およびY座標インクリメン
ト信号の各遅延信号)を、さらに−政変検出回路部60
のハード処理に要する時間む、だけ遅延させるための回
路である。
第11図に示したn個の位置データ(xo。
yO) r  (XOr  3’+1 ) * ””+
  (Xn−1+yR−1)およびエツジ−政変mo 
、 mi 、 、−1゜m7−1が各レジスタ75,7
6.72に貯えられたデータに相当するもので、これら
n個の位置が認識対象の位置の候補となる。
これら候補点の位置をXY座標上で示したのが第12図
であり、同図中、白丸が候補点を、また黒丸がつぎに述
べる方法で同定された認識対象の位置である。
かくしてCPU35は、標準パターンの走査完了後にこ
れら候補点の各データを読み出し、第13図に示すアル
ゴリズムを実行することにより1以上の認識対象の位置
を同定して出力する。
第14図は、第13図の手順を実行することにより同定
されたN個の認識対象の位置データ(Xo 、y、)、
(x、、yt)、・・・・(XN−I、Y□I)および
エツジ−政変M、。
Ml、・・・・、MN−1を示し、これらデータは所定
のメモリに記憶される。
つぎに第13図に示すアルゴリズムをステップ順に説明
すると、まずステップ1では第11図中、0番目の候補
点の位置が0番目の認識対象の位置であると仮定し、C
PU35は0番目のデータXo*  ya+msを取り
込んでXo−x o 、 Y(1−y o 、 M@−
m(1に初期設定する。
つぎにCPU35は候補点の番号を計数するための内部
カウンタiと認識対象の位置の同定番号を計数するため
の内部カウンタjとをゼロにクリアした後、カウンタl
をインクリメントする(ステップ2.3)、もしこのカ
ウンタiの値がnより小さければ、ステップ4は“YE
S″であり、CPU35は1番目のデータXl+y、、
m、を取り込み、X、とX、(−x、)との差の絶対値
1x、−x+lおよびy、とYo(=yo)との差の絶
対値IYo−y+lのいずれもが統合距HDより小さい
かどうかを判定する(ステップ5)。
この統合距離りは、各候補点がどの位置の認識対象につ
いての候補点であるかをグループ分けするのに用いられ
るもので、第15図には、位置データ(Xj 、 Yj
 )にかかる候補点と位置データ(X五+  7i )
にかかる候補点(取込データ)との位置関係を示してい
る。
いまステップ5の判定が”YES’であれば、1番目の
候補点は0番目の候補点と同じグループであると認識さ
れ、つぎのステップ6で1番目の候補点のエツジ−政変
m、と前記設定データMO(=me )との大小が比較
される。
もしmI>M、であれば、ステップ6の判定は“YES
″となり、つぎのステップ7において、1番目の候補点
の位置が0番目の候補点の位置に比べて0番目の認識対
象の位置である可能性が高いものと判断し、CPU35
はXo 、Y@ 。
Moの各データ内容を1番目のデータxl。
yl、m、に書き換える。
もしステップ6でm、2M0であると判断されると、0
番目の候補点の位置が1番目の候補点の位置に比べて認
識対象の位置である可能性が高いものと判断し、Xo 
、Y−、MOの各データ内容は書き換えない。
つぎにCPU35は、カウンタiをインクリメントして
2番目のデータXt *  12 + mtを取り込み
、x2とXoとの差の絶対値1xo−Xz  1および
ytとYoとの差の絶対値IY0)’z  lのいずれ
もが統合距離りより小さいかどうかを判定しくステップ
5)、もしその判定が“YES”であれば、前記と同様
の手順(ステップ6.7)を実行する。
以下、カウンタiをインクリメントしつつステップ5.
6の判定を行い、複数の候補点より認識対象の位置の同
定処理を進めてゆく。
第12図中、鎖線g、は0番目の認識対象についての候
補点のグループであり、図中、黒丸が同定された認識対
象の位置を示している。
この同定処理の過程において、ステップ5の判定がNO
”になると、その候補点は別のグループに含まれる候補
点であると判断され、この場合はステップ9でCPU3
5の内部の補助カウンタkをゼロにセットし、つぎのス
テップ10でこの補助カウンタにの内容と前記カウンタ
jの内容との大小が比較される。この段階ではに=0.
j=0であるから、ステップ10の判定は“NO″であ
り、ステップ11でカウンタjの内容がインクリメント
されてつぎのグループ設定がなされ、CPU35はこの
候補点がつぎの1番目の認識対象の位置であると仮定し
、そのデータXi、)14.mlを取り込んでX、=X
i 、Y、=3F! 、M+ =mtに初期設定する。
つぎにステップ3に戻ってカウンタiがインクリメント
され、CPU35はこの1(=i+1)番目のデータX
i*Vsrmtを取り込み、Xi とxlとの差の絶対
値1X1x、1およびy!とY、との差の絶対値lY+
   yl 1のいずれもが統合距離りより小さいかど
うかを判定しくステップ5)、もしその判定が“YES
“であれば、前記と同様の手順(ステップ6.7)を実
行する。
以下、カウンタiをインクリメントしつつステップ5,
6の判定を行い、複数の候補点より1番目の認識対象の
位置の同定処理を進めてゆく。
第12図中、鎖線g1は1番目の認識対象についての候
補点のクループであり、図中、黒丸が同定された認識対
象の位置を示している。
この同定処理の過程において、ステップ5の判定が“N
O”になると、その候補点は別のグループに含まれる候
補点であると判断され、ステップ9で補助カウンタkを
再びゼロにセットし、ステップ10でこの補助カウンタ
にの内容と前記カウンタjの内容との大小が比較される
。この場合はに=o、j−1であるから、ステップlO
の判定は”YES”となり、ステップ13でCPU35
はこのi番目のデータXi+  Vz と前回以前の設
定データ(この場合Xo、Yo)との差の絶対値1Xo
xilおよびIYo−y! 1のいずれもが統合距離り
より小さいかどうかを判定しくステップ5)、もしその
判定が“YES”であれば、ステップ15へ進み、i番
目の候補点はに番目(この場合0番目)のグループであ
ると認識され、つぎのステップ16でi番目の候補点の
エツジ−政変mlと前記設定データMeとの大小が比較
され、その比較結果に応じてCPU35はXo 、Y6
 、Meの各データ内容を書き換える(ステップ16)
もしステップ13の判定が“NO″であれば、ステップ
14へ進んで補助カウンタにの内容がインクリメントさ
れ、ステップ10でカウンタに、jの内容が比較されて
、その比較結果に応じた同様の手順が実行される。
このようにして全ての候補点は、第12図に示す如く、
いずれかのグループg0〜g2に振り分けられ、各グル
ープ毎に認識対象の位置(図中、黒丸で示す)が同定さ
れる。
モしてカウンタiの内容が候補点の数nに達したとき、
ステップ4が“NO”となってステップ8に進み、カウ
ンタjの内容に1加算した値を認識対象の個数Nとして
登録し、認識処理を終了させる。
〈発明の効果〉 この発明は上記の如く、認識対象を撮像して得た入力画
像に対し標準パターンを走査しつつ照合して各画素位置
での画像の一致度を検出し、その検出値を基準値と比較
することにより認識対象を特定してその位置の候補点を
抽出した後、候補点を1以上のグループに統合してグル
ープ毎に候補点より認識対象の位置を同定するようにし
たから、たとえ人力画像中に認識対象が複数存在しても
その全ての認識対象を検出してその位置を同定できると
いう発明目的を遠戚した顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例にかかる画像認識装置の構
成を示すブロック図、第2図は第1図の実施例の原理を
示す説明図、第3図は標準パターンの一例を拡大して示
す説明図、第4図はティーチングモードにおけるCPU
の制御手順を示すフローチャート、第5図は第4図の各
手順における画像状態を示す説明図、第6図は認識モー
ドにおけるCPUの制御手順を示すフローチャート、第
7図は微分処理部の具体的な回路構成例を示すブロック
図、第8図はマツチング処理部における一致度検出回路
部の構成例を示すブロック図、第9図はマツチング処理
部における一致点検出回路部の構成例を示すブロック図
、第10図は微分処理に用いられるマスクを示す説明図
、第11図は認識結果を記憶するメモリの内容を示す説
明図、第12図は候補点の分布例とグループ化の状態と
を示す説明図、第13図は認識対象の同定処理の手順を
示すフローチャート、第14図は同定結果を記憶するメ
モリの内容を示す説明図、第15図は候補点間の位置関
係を示す説明図、第16図は従来の画像認識装置の回路
構成を示すブロック図、第7図は従来例の問題点を説明
するための説明図である。 30・・・・撮像装置 34・・・・マツチング処理部 35・・・・CPU

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 認識対象を撮像して入力画像を得る撮像手段と、標準パ
    ターンを走査しつつ入力画像と照合して各画素位置での
    画像の一致度を検出する一致度検出手段と、一致度の検
    出値を基準値と比較することにより認識対象を特定して
    その位置の候補点を抽出する候補点抽出手段と、候補点
    を1以上のグループに統合してグループ毎に候補点より
    認識対象の位置を同定する同定手段とを具備して成る画
    像認識装置。
JP1267467A 1989-10-13 1989-10-13 画像認識装置 Pending JPH03127285A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4819066B2 (ja) * 2005-03-06 2011-11-16 ランゲ ウーレン ゲーエムベーハー 時計

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JP4819066B2 (ja) * 2005-03-06 2011-11-16 ランゲ ウーレン ゲーエムベーハー 時計

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