JP2525499B2 - 藺草ハ―ベスタ - Google Patents
藺草ハ―ベスタInfo
- Publication number
- JP2525499B2 JP2525499B2 JP2097991A JP9799190A JP2525499B2 JP 2525499 B2 JP2525499 B2 JP 2525499B2 JP 2097991 A JP2097991 A JP 2097991A JP 9799190 A JP9799190 A JP 9799190A JP 2525499 B2 JP2525499 B2 JP 2525499B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- net
- planting
- locking
- straw grass
- harvester
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Harvesting Machines For Specific Crops (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、藺草ハーベスタの改良に関する。
植立藺草は、一般に背高であって、かつ、隣接するも
の同士が激しく絡み合う性状を有するものであり、しか
も、風の影響で様々な方向に倒伏するおそれも高いもの
である。ところが、藺草ハーベスタによる刈取収穫作業
の際に、上記したような倒伏絡み合い状態であると、刈
取が極めて行い難いものとなる。そこで、このような刈
取作業を行い易くする為に予め植立藺草を一定方向に姿
勢を揃えるために各植付条毎に上方側から網を被せてお
くという方法が一般に行われている。
の同士が激しく絡み合う性状を有するものであり、しか
も、風の影響で様々な方向に倒伏するおそれも高いもの
である。ところが、藺草ハーベスタによる刈取収穫作業
の際に、上記したような倒伏絡み合い状態であると、刈
取が極めて行い難いものとなる。そこで、このような刈
取作業を行い易くする為に予め植立藺草を一定方向に姿
勢を揃えるために各植付条毎に上方側から網を被せてお
くという方法が一般に行われている。
そして、従来において、前記網の取り外し作業を行な
うに当たっては、特開昭64−67120号公報に示されるよ
うに、藺草ハーベスタの機体前部の横側部に係止搬送体
を設けて、爪で網を係止して持ち上げ乍ら横側方へ搬送
するようになっていた。
うに当たっては、特開昭64−67120号公報に示されるよ
うに、藺草ハーベスタの機体前部の横側部に係止搬送体
を設けて、爪で網を係止して持ち上げ乍ら横側方へ搬送
するようになっていた。
爪で網を引っ掛けて持ち上げ搬送するものでは、爪で
網を確実に係止しようとすると外れ難く、逆に、外れ易
くしようとすると係止し難いという、係止搬送特有の問
題がある。
網を確実に係止しようとすると外れ難く、逆に、外れ易
くしようとすると係止し難いという、係止搬送特有の問
題がある。
本発明は、爪で網を確実に係止搬送するものであり乍
ら網に対する爪離れを良くすることができる藺草ハーベ
スタを提供することを目的としている。
ら網に対する爪離れを良くすることができる藺草ハーベ
スタを提供することを目的としている。
本発明の特徴構成は、走行しながら植立藺草を刈取り
収穫する本機の横側に、植立藺草の上方に植立姿勢を一
定方向に揃えるために各植立条毎に被せてある網を係止
して走行に伴って強制的に持上げながら未刈り植立藺草
群から抜き外す網外し装置を備え、この網外し装置は、
植立藺草の稈身に沿う方向で往復運動する係止搬送体を
備えて構成されている点にある。
収穫する本機の横側に、植立藺草の上方に植立姿勢を一
定方向に揃えるために各植立条毎に被せてある網を係止
して走行に伴って強制的に持上げながら未刈り植立藺草
群から抜き外す網外し装置を備え、この網外し装置は、
植立藺草の稈身に沿う方向で往復運動する係止搬送体を
備えて構成されている点にある。
図1及び図2に示すように、本機を走行させることに
より、植立藺草の刈取収穫と同時に前記網外し装置
(B)によって次回刈取対象たる隣接条の網(M)を抜
き外して行くことができる。
より、植立藺草の刈取収穫と同時に前記網外し装置
(B)によって次回刈取対象たる隣接条の網(M)を抜
き外して行くことができる。
しかも、網外し装置(B)は、植立藺草の稈身に沿う
方向で往復運動する係止搬送体(20)を備えて構成され
ているから、往復運動する爪(26)がバックするとき、
つまり、回転円板(30),(30)により下降するとき爪
(26)が網(M)から良好に外れる。
方向で往復運動する係止搬送体(20)を備えて構成され
ているから、往復運動する爪(26)がバックするとき、
つまり、回転円板(30),(30)により下降するとき爪
(26)が網(M)から良好に外れる。
その結果、爪による網の係止搬送が確実に行えるもの
であり乍ら網に対する爪離れが良く、網外し作業が良好
に行える。
であり乍ら網に対する爪離れが良く、網外し作業が良好
に行える。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図及び第2図に走行しながら植立藺草を刈取り、
収穫する乗用型藺草ハーベスタを示している。この藺草
ハーベスタの走行本機(A)は、機体前部に回転振動型
の強制分草装置(1)、倒伏している藺草を引起す引起
し装置(12)及び株元側を切断する刈取装置(3)等を
備え、後方に刈取藺草を載置収納する載置部(4)及び
搭乗運転部(5)等を備えて構成してある。
収穫する乗用型藺草ハーベスタを示している。この藺草
ハーベスタの走行本機(A)は、機体前部に回転振動型
の強制分草装置(1)、倒伏している藺草を引起す引起
し装置(12)及び株元側を切断する刈取装置(3)等を
備え、後方に刈取藺草を載置収納する載置部(4)及び
搭乗運転部(5)等を備えて構成してある。
そして、上述した藺草ハーベスタの走行本機(A)の
横側に、植立藺草の上方に植立姿勢を一定方向に揃える
ために各植立条毎に被せてある網(M)を係止して走行
に伴って強制的に持上げながら未刈り植立藺草群から抜
き外す網外し装置(B)を備えてある。詳述すると、前
記網外し装置(B)は、網(M)の端部に係止して上方
に持ち上げる持上げ係止搬送体(20)と、持ち上げられ
た網(M)を横側外方に向けて抜き外していく横送り係
止搬送体(21)とから成る。前記係止搬送体(20)は、
縦向き姿勢のチェーンケース(22)内に上下のスプロケ
ット(23),(24)に亘って無端チェーン(25)を巻回
するとともに、このチェーン(25)に起伏揺動自在係止
爪(26)を一定ピッチをあけて枢着し、かつ、上部スプ
ロケット(23)を電動モータ(27)で回動駆動するよう
構成してある。又、チェーンケース(22)内に外方側領
域でのみ係止爪(26)を起立案内させて外方突出させる
接当規制ガイド(図示せず)を設けてある。又、前記チ
ェーンケース(22)は、刈取フレーム(33)から上下に
一対外方突設した支持アーム(29),(29)に夫々回転
自在に取付けた回転円板(30),(30)に亘って枢支連
結してあり、両回転円板(30),(30)を同方向に回転
駆動して、チェーンケース(22)が横方向及び上下方向
の成分を持った揺動運動を行うよう構成してある。この
ようにして、チェーンケース(22)自体の揺動運動と係
止爪(26)の上向き駆動移動との協働により、藺草に絡
み付いた網(M)の端部を上下に揺り動かしながら、か
つ、係止爪(26)により持上げるよう構成してある。
横側に、植立藺草の上方に植立姿勢を一定方向に揃える
ために各植立条毎に被せてある網(M)を係止して走行
に伴って強制的に持上げながら未刈り植立藺草群から抜
き外す網外し装置(B)を備えてある。詳述すると、前
記網外し装置(B)は、網(M)の端部に係止して上方
に持ち上げる持上げ係止搬送体(20)と、持ち上げられ
た網(M)を横側外方に向けて抜き外していく横送り係
止搬送体(21)とから成る。前記係止搬送体(20)は、
縦向き姿勢のチェーンケース(22)内に上下のスプロケ
ット(23),(24)に亘って無端チェーン(25)を巻回
するとともに、このチェーン(25)に起伏揺動自在係止
爪(26)を一定ピッチをあけて枢着し、かつ、上部スプ
ロケット(23)を電動モータ(27)で回動駆動するよう
構成してある。又、チェーンケース(22)内に外方側領
域でのみ係止爪(26)を起立案内させて外方突出させる
接当規制ガイド(図示せず)を設けてある。又、前記チ
ェーンケース(22)は、刈取フレーム(33)から上下に
一対外方突設した支持アーム(29),(29)に夫々回転
自在に取付けた回転円板(30),(30)に亘って枢支連
結してあり、両回転円板(30),(30)を同方向に回転
駆動して、チェーンケース(22)が横方向及び上下方向
の成分を持った揺動運動を行うよう構成してある。この
ようにして、チェーンケース(22)自体の揺動運動と係
止爪(26)の上向き駆動移動との協働により、藺草に絡
み付いた網(M)の端部を上下に揺り動かしながら、か
つ、係止爪(26)により持上げるよう構成してある。
前記横送り係止搬送体(21)は、前記持上げ係止搬送
体(20)の後方側近くに配設され、刈取フレーム(33)
から延設したブラケット(31)に横外側方に向けてチェ
ーンケース(22)を片持ち状に支持するとともに、持上
げ係止搬送体(20)と同様に無端チェーン(32)に一定
ピッチをあけて起伏揺動自在な係止爪(34)を枢着し
て、この係止爪(34)を下面側において突出すべく起立
案内するよう構成してある。この横送り係止搬送体(2
1)は前記持上げ係止搬送体(20)により藺草から抜上
げられた網(M)の端部を横外側方に向けて係止案内し
て、次工程の刈取対象条の上方から網(M)を取り外す
よう作用する。
体(20)の後方側近くに配設され、刈取フレーム(33)
から延設したブラケット(31)に横外側方に向けてチェ
ーンケース(22)を片持ち状に支持するとともに、持上
げ係止搬送体(20)と同様に無端チェーン(32)に一定
ピッチをあけて起伏揺動自在な係止爪(34)を枢着し
て、この係止爪(34)を下面側において突出すべく起立
案内するよう構成してある。この横送り係止搬送体(2
1)は前記持上げ係止搬送体(20)により藺草から抜上
げられた網(M)の端部を横外側方に向けて係止案内し
て、次工程の刈取対象条の上方から網(M)を取り外す
よう作用する。
〔別実施例〕 前記持上げ係止搬送体(20)は、上記したような構
造に代えて、第3図に示すように、前記チェーンケース
(22)の下端部を下側の支持アーム(29)に回動自在に
支持するとともに、上端部のみを回転円板(30)に取付
けるようにしてもよい。尚、前記下側支持アーム(24)
は刈取フレーム(33)に上下揺動自在に枢支してある。
造に代えて、第3図に示すように、前記チェーンケース
(22)の下端部を下側の支持アーム(29)に回動自在に
支持するとともに、上端部のみを回転円板(30)に取付
けるようにしてもよい。尚、前記下側支持アーム(24)
は刈取フレーム(33)に上下揺動自在に枢支してある。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする
為に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構
造に限定されるものではない。
為に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構
造に限定されるものではない。
図面は本発明に係る藺草のハーベスタの実施例を示し、
第1図は正面図、第2図は平面図、第3図は別実施例の
網外し装置の正面図である。 (20)……係止搬送体、(A)……本機、(B)……網
外し装置、(M)……網。
第1図は正面図、第2図は平面図、第3図は別実施例の
網外し装置の正面図である。 (20)……係止搬送体、(A)……本機、(B)……網
外し装置、(M)……網。
Claims (1)
- 【請求項1】走行しながら植立藺草を刈取り収穫する本
機(A)の横側に、植立藺草の上方に植立姿勢を一定方
向に揃えるために各植立条毎に被せてある網(M)を係
止して走行に伴って強制的に持上げながら未刈り植立藺
草群から抜き外す網外し装置(B)を備え、この網外し
装置(B)は、植立藺草の稈身に沿う方向で往復運動す
る係止搬送体(20)を備えて構成されている藺草ハーベ
スタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2097991A JP2525499B2 (ja) | 1990-04-13 | 1990-04-13 | 藺草ハ―ベスタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2097991A JP2525499B2 (ja) | 1990-04-13 | 1990-04-13 | 藺草ハ―ベスタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03297316A JPH03297316A (ja) | 1991-12-27 |
JP2525499B2 true JP2525499B2 (ja) | 1996-08-21 |
Family
ID=14207137
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2097991A Expired - Lifetime JP2525499B2 (ja) | 1990-04-13 | 1990-04-13 | 藺草ハ―ベスタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2525499B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6467120A (en) * | 1987-09-07 | 1989-03-13 | Iseki Agricult Mach | Mowing device of rush mower |
-
1990
- 1990-04-13 JP JP2097991A patent/JP2525499B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03297316A (ja) | 1991-12-27 |
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