JP2608992B2 - 藺草ハーベスタの刈取部構造 - Google Patents

藺草ハーベスタの刈取部構造

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JP2608992B2
JP2608992B2 JP3002775A JP277591A JP2608992B2 JP 2608992 B2 JP2608992 B2 JP 2608992B2 JP 3002775 A JP3002775 A JP 3002775A JP 277591 A JP277591 A JP 277591A JP 2608992 B2 JP2608992 B2 JP 2608992B2
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cutting
rush
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harvester
outlet
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晴充 牧園
隆行 大野
孝幸 富岡
廣明 猪俣
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Kubota Corp
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Kubota Corp
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P60/00Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries
    • Y02P60/12Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries using renewable energies, e.g. solar water pumping

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  • Outside Dividers And Delivering Mechanisms For Harvesters (AREA)
  • Harvesting Machines For Specific Crops (AREA)
  • Harvester Elements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、刈取った藺草を風力で
除塵してから結束するように、すなわち、機体前端部に
配設される引起し装置、この引起し装置で引き起こされ
た植立藺草を刈取るバリカン式の刈取り装置、及び、こ
の刈取り装置で刈取られた藺草の茎先側部分を挟持して
の吊下げ状態で後方に搬送される搬送藺草に、その株元
側部分を横方向に吹上げての選り作用を与える風力式の
選り装置を備えた刈取り部を機体前部に連設してある藺
草ハーベスタの刈取部構造に関する。
【0002】
【従来の技術】上記藺草ハーベスタでは特開平2‐27
910号公報で示されるもののように、刈取り部は、刈
取りの妨げにならないように、刈取り装置の下方を通し
て前方へ延設された支持フレームにより、引起し装置を
機体前方位置において支持する構造を採っている。そし
て、刈取り装置で刈り取られた藺草は、挟持搬送装置で
後方に搬送されながら選り装置の吹き上げ風力で茎先部
が上方に持ち上げられる作用を受けつつ、屑藺や塵等の
異物が吹き飛ばされ、その風選別後に結束されるように
なる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】選り装置による風選別
および挾持搬送される茎稈の下端側つまり株元側となる
茎先部の持ち上げ作用によって、藺草は挟持搬送装置の
挟持点を中心として刈取り装置の上方において横方向へ
揺動移動するのであるが、前述した前後方向に延びる引
き起こし装置の支持フレームがその搬送藺草の揺動移動
方向に直交して存在しているため、該支持フレームに屑
藺や塵が引っ掛かって堆積する傾向があった。そして、
その堆積度合いが著しい場合にはその堆積部に藺草の茎
先部が接当干渉して持ち上がり搬送が遅くなった穂先先
行状態気味となり、搬送姿勢が乱れたり、結束不良を招
くおそれもあるので何らかの対策が望まれていた。
【0004】特に、左右に複数並設される支持フレーム
のうち、選り装置の吹出口からの送風の最も風下側に位
置する支持フレームにおいて、上記堆積現象が顕著であ
る。そこで本発明は、選り装置の吹出口よりもその吹出
口からの送風の風下側に位置する支持フレームにおける
異物の堆積を防止せんとする点に目的を有するものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的のために本発明
は、冒頭に記載した藺草ハーベスタの刈取部構造におい
て、刈取り部における引起し装置を支持する支持フレー
ムを、刈取り装置の下方を迂回して前方へ延設するとと
もに、前記選り装置の吹出口よりもその吹出口からの送
風の風下側に位置する前記支持フレームの直上位置に、
刈取り装置の可動側刈刃に連結固定された可動部材を配
設してあることを特徴構成とする。
【0006】
【作用】前記構成では、支持フレームの直上位置に配設
された左右方向に連続往復移動、すなわち刈取り装置の
作動に連動して振動する可動部材の存在により、塵等の
異物が選り装置の吹出口よりもその吹出口からの送風の
風下側に位置する支持フレームに引っ掛かることを抑制
するようになる。そして、その可動部材を左右往復移動
する刈取り装置の可動側刈刃に取付けてあるので、可動
部材の専用の駆動装置や可動側刈刃と可動部材との連係
機構が不要である。
【0007】
【発明の効果】従って、支持フレームと刈取り装置との
相対的な配置関係を利用しての構造工夫により、可動部
材を可動側刈刃に直付けするだけの簡単かつ低コストな
手段によって、支持フレームに塵埃等が滞留するのを抑
制できるので、塵埃等が滞留することにより持ち上げ搬
送時に穂先先行状態気味となり、搬送姿勢の乱れや結束
不良を招くおそれを抑制できる藺草ハーベスタの刈取部
構造を提供し得た。
【0008】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面に基づいて説
明する。図5、図6に示すように、刈取り部1を走行機
体2の前方位置に横軸心X周りで揺動昇降可能に連設
し、シリンダ3と昇降リンク機構4とによって持ち上げ
移動可能な積載台5を設けるとともに、エンジン6およ
び運転部7を設けた機体2を、左右一対のクローラ走行
装置8,8で走行可能にして乗用型の藺草ハーベスタを
構成してある。前記刈取り部1は、植立藺草の絡みを解
す左右一対の分草装置9,9、分草後の植立藺草を導入
しながら引起こす引起こし装置10,10、引き起こさ
れた藺草の株元を切断するバリカン型の刈取り装置11
等を機体の左方に配すとともに、刈り取られた藺草の上
部を吊下げ挟持して後方かつ斜め上方に向けて搬送する
挟持搬送装置12、その挟持藺草の株元側部分を右方に
向けて強制搬送する上下一対の横送り装置13、この横
送り装置13によって吹出口14a前方に強制的に搬送
された藺草の株元側部分を、放出風によって上方に向け
て吹き上げる送風装置14Aと、上下の対向駆動ローラ
や排出ベルトで構成される屑藺やゴミを抜き出す排出装
置14Bとで成る選り装置、吹き上げられた藺草の株元
側部分を結束床15上に導く持ち上げ搬送装置16、結
束床15上に載置された藺草を結束する結束装置17等
から構成されている。
【0009】図1乃至図4に示すように、前記引起こし
装置10は、刈取り装置11の下方を迂回して前方へ延
設された左右に並設される三個の支持フレーム18で支
持されており、そのうち最も右側の、すなわち送風装置
14Aの吹出口14aよりもその吹出口14aからの送
風の風下側に位置する支持フレーム18の平板状基端フ
レーム部18Aの直上位置に、刈取り装置11の可動側
刈刃11Aの取付バー11Bの右端部に連結固定される
平板状の可動部材19を配設してある。また、下側の横
送り装置13の右輪体軸20の下方延長部には除去板2
1が取り付けてあり、この除去板21の回転と可動部材
19の左右振動によって右側の支持フレーム18に屑藺
等が堆積することを防止する構成である。
【0010】前記運転部7には日除け22が一本のマス
ト23で、縦軸心Y周りに回動可能に取り付けられてお
り、次にその構造を説明する。図7、図8に示すよう
に、機体2に固定のパイプ製マスト23に日除け22に
固定の取付パイプ24を嵌入して日除け22を回動自在
に構成するとともに、取付パイプ24の下端部に固定し
たコ字状のブラケット25に装備したロック機構26に
よって、図6に示す使用姿勢とそれから90度時計回り
に回動した格納姿勢とに係止維持可能に構成してある。
つまり、ブラケット25に上下移動自在に支持したピン
27を上下スライド自在に操作する操作レバー28を設
け、この操作レバー28の上下操作および回動操作によ
り、ロックとロック解除並びに日除け22の回動操作が
行えるようにされている。尚、29は操作レバー28を
ボス30との面接当によってロック状態に付勢維持する
ための巻きバネであり、31はマスト23上端のフラン
ジ32の下側に回り込んで取付パイプ24の抜け止めを
する規制部材である。
【0011】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】刈取り部の主要構造を示す正面図
【図2】刈取装置を示す平面図
【図3】刈取装置を示す側面図
【図4】可動部材の取付構造を示す斜視図
【図5】藺草ハーベスタの側面図
【図6】藺草ハーベスタの平面図
【図7】日除けの支持構造を示す側面図
【図8】ロック機構を示す分解斜視図
【符号の説明】
1 刈取り部 10 引起し装置 11 刈取り装置 14A 選り装置14a 吹出口 18 支持フレーム 19 可動部材 11A 可動側刈刃
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 猪俣 廣明 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社ク ボタ 堺製造所内 (56)参考文献 特開 平1−27918(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機体前端部に配設される引起し装置(1
    0)、この引起し装置(10)で引き起こされた植立藺
    草を刈取るバリカン式の刈取り装置(11)、及び、こ
    の刈取り装置(11)で刈取られた藺草の茎先側部分を
    挟持しての吊下げ状態で後方に搬送される搬送藺草に、
    その株元側部分を横方向に吹上げての選り作用を与える
    風力式の選り装置(14A)を備えた刈取り部(1)を
    機体前部に連設してある藺草ハーベスタの刈取部構造で
    あって、前記刈取り部(1)における前記引起し装置
    (10)を支持する支持フレーム(18)を、前記刈取
    り装置(11)の下方を迂回して前方へ延設するととも
    に、前記選り装置(14A)の吹出口(14a)よりも
    その吹出口(14a)からの送風の風下側に位置する前
    記支持フレーム(18)の直上位置に、前記刈取り装置
    (11)の可動側刈刃(11A)に連結固定された可動
    部材(19)を配設してある藺草ハーベスタの刈取部構
    造。
JP3002775A 1991-01-14 1991-01-14 藺草ハーベスタの刈取部構造 Expired - Lifetime JP2608992B2 (ja)

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