JP5135954B2 - 茎葉収穫機 - Google Patents
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また、特許文献2に示されるように、掻き込み機構の先端に分草装置を取付けたものがある。この分草装置によって畝面や畝間に倒伏した茎葉を引き起こし、掻込装置を介して搬送装置に茎葉を送ることにより茎葉を収穫することができる。
また、カッターで切断する際に、隣接条を含む大量の茎葉の処理ができずに刈取走行の中断を余儀なくされることにより、収穫作業に支障を招くという問題がある。
補助引起こし装置を引起こし装置より前側に配置することにより、先行する補助引起こし装置が畝間の茎葉を掻き分けてから時間差で引起こし装置が収穫条の茎葉を掻き上げ動作を行う。
上記茎葉収穫機は、引き起こされた茎葉について、補助引起こし装置の幅内で左右引起こし装置の幅を超える範囲について主として収穫条の茎葉が切断される。
上記茎葉収穫機は、左右橇体が左右引起こし装置とその外側の補助引起こし装置との間で両者を同時に支持しつつ圃場面に追従することから、引き起こし作用が作業高さと対応して一定に保持される。
左右の補助引起こし装置を左右の引起こし装置よりも下位に配置すると共に、左右一対のクローラの前方に配置することにより、左右のクローラの走行により畝溝が深くなっても左右の補助引起こし装置が畝溝に垂れ下がっている隣接条の茎葉を掻き上げることができるので、茎葉を収穫する際に隣接条の茎葉を巻き込むことが防止される。
引き起こされた茎葉については、左右の引起こし装置の幅を超えて左右の補助引起こし装置の幅内の主として収穫条の茎葉が切断装置によって切断されることから、隣接条の茎葉の分離が確実化される。
図1、図2に示すように、甘藷の茎葉収穫機は、機体を走行させる走行装置Aと、操縦者が機体を操作するために搭乗する操縦部Bと、茎葉を収容する収容袋23を載置する載置部Cと、茎葉を機体内側へ寄せる茎葉寄せ装置Dと、該茎葉寄せ装置Dで寄せられた茎葉を刈り取る刈取装置Eと、該刈取装置Eで刈り取られた茎葉を後方に搬送する搬送装置Fと、該搬送装置Fにて搬送されてきた茎葉を収容する収容部Gとから構成される。
走行装置Aは、機体前部側の左右転輪2,2と機体後部側の左右駆動スプロケット3,3と、該左右転輪2,2と左右駆動スプロケット3,3との間に取り付けた転輪4・・・の周りに左右ベルト5,5を巻き掛けて左右一対のクローラ1L,1Rを構成する。また、フレーム6の後部下部にギアボックス7を取り付け、該フレーム6の上面の左側部にエンジン9と油圧ポンプ10を取り付ける。そして、該エンジン9の駆動軸11aと油圧ポンプ10の駆動軸11bの各々の左端部にプーリ12a,12bを取り付けると共に、該プーリ12a,12b間にベルト13を巻き掛ける。さらに、該エンジン9の駆動軸11aの右端部にプーリ15a取り付け、該プーリ15aとギアボックス7の入力軸7aに取り付けるプーリ15bとの間にベルト16を巻き掛ける。そして、前記ギアボックス7から左右方向にドライブシャフト8を延出させ、該ドライブシャフト8の両端にクローラ1L,1Rの駆動スプロケット3,3を軸着させてフレーム6の下部に一定の左右間隔を設けて取り付けた左右クローラ1L,1Rを駆動する構成としている。
茎葉寄せ装置Dは、フレーム6の左右前側下部に左右ステー24を、左右クローラ1L,1Rよりも前方且つ後述する刈取装置Eよりも後側上方に取り付け、該左右ステー24の左右間に連結軸25を取り付けると共に、該連結軸25に左右回動アーム26を各々独立して上下方向に回動自在に取り付ける。そして、左右回動アーム26の前端部に左右ステー33を取り付け、該左右ステー33の後方位置に左右リンクアーム35を取り付け、該左右リンクアーム35と左右ステー33に左右カバーフレーム34を取り付ける。
そして、前記左右カバーフレーム34の内部上端に左右スプロケット38aを取り付け、左右カバーフレーム34の内部下端に左右スプロケット38bを取り付けると共に、該左右スプロケット38aと左右スプロケット38bとの間に左右チェーン39を巻き掛ける。そして、該左右チェーン39に引起しラグ40を取り付け、左右カバーフレーム34,34の機体内側上部に左右スプロケット38aを各々回転させる左右油圧モーター41を取り付けて、引起しラグ40による左右引起し装置42が構成される。
また、前記左右カバーフレーム34の機体内側下部に左右フレーム43を取り付けると共に、該左右フレーム43に左右プレート44を後上り傾斜姿勢に設ける。そして、該左右プレート44の上端部の左右間隔を下端部の左右間隔と略同一または下端部の左右間隔よりも広くなるように取り付ける。また、前記左右プレート44の前端部に左右従動プーリ45を回動軸に軸着して取り付け、左右プレート44の後端部に左右駆動プーリ46を回動軸に軸着して取り付けると共に、該左右従動プーリ45と左右駆動プーリ46との間に左右ラグ付ベルト47を取り付ける。さらに、左右プレート44の下面から、後端部が機体外側方向に向けて開放された左右案内ガイド32を、後述の搬送装置Fの上方且つ機体後方に向けて後上り傾斜姿勢に設けると共に、前記左右駆動プーリ46の回動軸に、左右駆動プーリ46を回転させる左右油圧モーター48を各々取り付けることによって、左右掻き上げ装置49が構成される。
さらに、掻き込みローラ50にナイロンパイプ等の軟質材からなる掻き込み爪67を取り付けると共に、該掻き込みローラ50の中心部に回動軸68を設ける。そして、後述する搬送装置Fの左右フレーム55に左右支柱69を取り付け、該左右支柱69の左右上端部間にフレーム70を取り付けると共に、左右支柱69の上端部に左右フレーム71を取り付ける。また、該左右フレーム71の前端部に左右ジョイントアーム72を取り付け、該左右ジョイントアーム72間に掻き込みローラ50の回動軸68を回動自在に取り付けると共に、該左右ジョイントアーム72の左右一側に、掻き込みローラ50を回転させる油圧モーター73を取り付けて、掻き込み装置74を構成する。
また、左右ステー24や連結軸25が刈取装置Eよりも上方に取り付けられていることによって、左右ステー24や連結軸25が畦や茎葉の刈り株に接触して機体の走行を妨げることを防止できるので、作業能率が向上する。
なお、本実施例では茎葉を収容する手段として収容袋23を例示しているが、載置台64上にコンテナ等を載置して茎葉を収容してもよい。
次に、引起こし部の追加機能について説明する。
図3の正面視関係図および、図4の要部側面図に示すように、車幅方向について、左右の引起こし装置42、42の外側には、補助引起こし装置81、81をそれぞれ配置して引起こし装置42と2連に構成する。左右の補助引起こし装置81、81は、畝間に倒伏している茎葉部を引起こすための周回ラグ機構81aをそれぞれ備える。また、刈取装置Eのレシプロカッター51の切断範囲は、左右の補助引起こし装置81、81の間の幅寸法内で、左右の引起こし装置42、42間の幅寸法より広く構成する。
引き起こされた茎葉については、左右の引起こし装置42、42の幅を超えて左右の補助引起こし装置81、81の幅内の主として収穫条の茎葉が刈取装置Eによって切断されることから、隣接条の茎葉の分離が確実化される。
る。
この場合において、分草体37b、37cは引起こし装置42と補助引起こし装置81のそれぞれから取付ける。また、引起こし装置42と補助引起こし装置81の同時スイングと引起こし装置42に対して補助引起こし装置81をスイングする両スイングとする。
6 フレーム
26 左右回動アーム
30 左右バランススプリング
34 左右カバーフレーム
36 左右橇体
37 分草体
37a 内側バー
40 ラグ(周回ラグ機構)
42 引起し装置
49 掻き上げ装置
51 レシプロカッター(切断装置)
55 左右フレーム
74 掻き込み装置
81 補助引起こし装置
81a 周回ラグ機構
A 走行装置
D 茎葉寄せ装置
E 刈取装置
F 搬送装置
Claims (5)
- 収穫条の茎葉株の茎葉部をその下側位置からガイドして掬上げる分草体(37)と、掬上げられた茎葉部をその左右両側から引起こす左右の引起こし装置(42)と、引起こされた茎葉部を受けて切断する切断装置(51)と、上記左右の引起こし装置(42)を圃場面から一定高さ位置に追従支持する左右橇体(36)と、畝溝を走行する左右一対のクローラ(1L,1R)とを備えた収穫部を機体前部に備えて茎葉の収穫走行が可能な茎葉収穫機において、
上記左右の引起こし装置(42)の外側位置に茎葉部を引起こす補助引起こし装置(81)をそれぞれ設け、
この左右の補助引起こし装置(81)を、上記左右の引起こし装置(42)より外側でかつ前側下位にそれぞれ配置すると共に、左右の補助引起こし装置(81)を上記左右一対のクローラ(1L,1R)の前方に配置することを特徴とする茎葉収穫機。 - 前記切断装置(51)は、前記左右の引起こし装置(42)の左右端部よりも機体外側に突出すると共に、左右の補助引起こし装置(81)よりも機体内側に収まる幅とし、左右の引起こし装置(42)の左右端部から機体外側に突出する部分で、収穫条の茎葉に絡み付いた隣接条の茎葉を切断して分離する構成としたことを特徴とする請求項1記載の茎葉収穫機。
- 前記左右の引起こし装置(42)に引起しラグ(40)を設けると共に、前記左右の補助引起こし装置(81)に周回ラグ機構(81a)を設け、
上記引起しラグ(40)の第1ラグ退没動作位置(40b)よりも、周回ラグ機構(81a)の第2ラグ退没動作位置(81b)を下位にすることを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載の茎葉収穫機。 - 前記切断装置(51)は、補助引起こし装置(81)の幅内で且つ左右引起こし装置(42)の幅を超える切断範囲を有することを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載の茎葉収穫機。
- 前記左右橇体(36)は、左右引起こし装置(42)とその外側の補助引起こし装置(81)との間に装着することを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載の茎葉収穫機。
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