JP2525312B2 - シヤリング機における駆動制御方法 - Google Patents

シヤリング機における駆動制御方法

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JP2525312B2
JP2525312B2 JP4186163A JP18616392A JP2525312B2 JP 2525312 B2 JP2525312 B2 JP 2525312B2 JP 4186163 A JP4186163 A JP 4186163A JP 18616392 A JP18616392 A JP 18616392A JP 2525312 B2 JP2525312 B2 JP 2525312B2
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JP
Japan
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cutting blade
cutting
cut
rotation
drive control
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JP4186163A
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三谷  充男
龍一 中野
浩一 築山
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Nihon Spindle Manufacturing Co Ltd
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Nihon Spindle Manufacturing Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シヤリング機における
被切断部材の切断終了時期を制御するための駆動制御方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】上記シヤリング機において被切断部材を
切断する場合、被切断部材の中心点を支持し、上下対を
なす切断刃を回転し、該回転により被切断部材を回転し
つゝ上部切断刃を徐々に下降して切断し、切断終了後被
切断部材を完全に切離すため更に1回転以上させ(以下
余回転という)、しかる後停止する手段が採られてい
る。これは被切断部材は若干のうねりを生じている場合
があり、切り残しを防止し、確実に切離すために余回転
を行うものである。この余回転を行う手段としては、例
えば上部切断刃が切断終了位置に到達した後、タイマ等
により若干時間そのまゝ切断を継続し、しかる後、上下
の切断刃の回転と共に上部切断刃の下降を停止する手段
が採られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、被切断部材は
上下の切断刃の回転により回動されるもので、従って切
断刃の回転数が一定のときは、被切断部材の1回転の回
転時間は、切断すべき円形部材の径に比例する。従って
タイマにより一定時間後に停止する場合には、切断する
円形部材の径が小径の場合には余回転は所定回転以上と
なり、無駄であり、大径の場合には所定回転に満たない
場合があり、このときには完全に切断出来ない等の問題
がある。従って円形部材の径に応じ、その都度タイマを
調整する必要があり、手数を要すると共に正確に余回転
の設定を行うことは困難である。本発明はかゝる点に鑑
み、切断すべき円形部材の径を制御手段に入力すること
により、上記余回転を所定回転数に設定することによ
り、効率よく円形部材の切断を行うことができるシヤリ
ング機における駆動制御方法を提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明のシヤリング機における駆動制御方法は、被切
断部材の中心点を支持し、所定半径位置に上下対をなす
切断刃を備え、該切断刃の回転により被切断部材を回転
しつゝ上部切断刃を徐々に下降させ、所要半径の円形部
材を切断するシヤリング機における駆動制御方法におい
て、上記上部切断刃が切断終了位置に到達したとき、こ
れを検知する検出器と、上記円形部材の径に対する切断
刃の回転数を計算記憶する切断刃駆動制御回路とを備
え、該制御回路への上記円形部材の径の入力により、上
記切断終了位置から被切断部材を更に少なくとも1回転
させ円形部材を切離すための切断刃の回転数を計算し、
上記検出器の発する切断終了信号の印加時より上記計算
した回転数に到達するまで切断刃の回転を継続すること
を特徴とする。
【0005】
【作用】切断する円形部材の円周長さを切断刃の回転数
に置き換えることができる。従って円形部材の径を演算
回路に入力することにより、円形部材を切離しのための
上記余回転を行うための切断刃の回転数は決定され、切
断刃を所定回転数に設定することにより、被切断部材は
設定された余回転を行い停止する。
【0006】
【実施例】図は本発明の実施例を示す。シヤリング機1
は被切断部材Wの中心部を支持する支持部材2と、上部
切断刃3と下部切断刃4とを備える。支持部材2は下部
受台5と上部押え杆6とからなり、これら受台5、押え
杆6は支持アーム7の先端上下に回動自在に取付けられ
ている。この支持アーム7は上記切断刃3、4に対し被
切断部材Wから切取る円形部材の寸法に伴い適宜手段に
より前後に進退すべく案内バー8に沿って移行可能に取
付けられている。
【0007】上部切断刃3は上部取付枠10に回動自在
に支持される上部駆動軸11の先端に取付けられ、取付
枠10は支軸12を中心として回動手段13により上部
切断刃3と共に上下に揺動される。この回動手段13は
揺動シリンダ14と、このシリンダ14のピストンロツ
ド15に一端を連結され、他端を上部取付枠10に連結
されるL字状の連結片16とからなる。この連結片16
は中央部をピン17により軸支されており、ピストンロ
ツド15の進退により上部切断刃3を上下に揺動する。
また上記揺動シリンダ14にはピストンロツド15の移
行量を計測するパルスエンコーダ18を備え、適宜の制
御手段(図示省略)により上部切断刃3の下降位置を検
出する。
【0008】下部切断刃4は下部取付枠20に回動自在
に支持される下部駆動軸21の先端に取付けられ、取付
枠20は後方を支軸22により支持され、先端近くを機
台フレームFに螺合する調整ボルト23により支承され
ている。30、31は上部駆動軸11、下部駆動軸21
にそれぞれ連結された従動プーリ、32は駆動モータM
に連結される駆動プーリを示し、ベルト33により上部
切断刃3および下部切断刃4は同一周速度で、かつ逆方
向に回転される。
【0009】しかして本発明は、前記余回転の制御手段
40として、上部切断刃3が切断終了位置に到達したと
き、これを検知する検出器41と、駆動モータMの駆動
制御回路42とからなる。本例は検出器41はピストン
ロツド15に連結するフランジ43に対設したリミツト
スイツチ(近接スイッチ)を用いた例を示すが、直接上
部取付枠10に対設してもよく、あるいは上記パルスエ
ンコーダ18において切断終了時を検出し、該エンコー
ダ18から信号を発するようにしてもよい。駆動制御回
路42は、切断すべき円形部材A(図3参照)の径Dの
入力回路44からの入力信号を受入れる演算回路45を
備える。演算回路45は、切断刃3(通常下部切断刃4
は上部切断刃3と同一寸法である)の直径dからその外
周長さは予め入力されており、入力回路44からの円形
部材Aの直径Dの入力によりその円周長さを演算し、上
記切断刃の外周長さから余回転を行うための該切断刃の
回転数を計算する。この計算数値を記憶回路46に記憶
する。なお、上記駆動モータMは、切断刃の回転数の計
測のため、パルスモータが好ましい。但し図例は説明の
都合上、パルス発信器47を駆動モータMに連設した構
造を示す。
【0010】上記構成において、正方形の被切断部材W
から円形部材Aの切断を周知要領により行い、上部切断
刃3を下降し、図2に示す如く下部切断刃4との合致し
たM点、即ち切断終了位置に到達したとき、検出器41
はこれを検出し、パルス換算回路48に始動信号を入力
する。これにより上記パルス発信器47からのパルス数
はパルス換算回路48において切断刃の回転数に換算さ
れ、比較回路49に入力される。比較回路49は記憶回
路46の切断刃回転数の記憶数値から減算し、その差が
0に達したとき上部切断刃を上昇させるとともに、駆動
モータMを停止する。
【0011】本例は、円形部材切断径の1回転に相当す
る刃物の回転数をその駆動モータに取り付けたパルス発
信器のパルス数から計算する方法を説明したが、この駆
動モータの回転をインバータ(周波数)制御することも
可能で、その場合には設定周波数よりモータ回転数を算
出し、切断部材1回転分に相当する時間に換算し、この
時間上部切断刃3を下降端に保持することにより同様の
目的を達成する。
【0012】
【発明の効果】以上の如く本発明によるときは、被切断
部材の切断に際しての切断終了後の余回転の設定に際し
ては、切断刃の回転数から決定するようにしたから、切
断される円形部材の径の変化に対し、その径寸法を切断
刃の駆動制御回路に入力するのみで切断刃の回転数を決
定し、被切断部材の余回転数を予め設定した数(例えば
1回転)とすることが出来、その操作は簡単で、従来の
タイマによる設定数以上の回転による時間の無駄等の節
減を計ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施態様を示す全体の説明図である。
【図2】切断終了位置の説明図である。
【図3】被切断部材からの円形部材切取り要領説明図で
ある。
【符号の説明】
1 シヤリング機 3 上部切断刃 4 下部切断刃 40 制御手段 41 検出器 42 駆動制御機構 A 円形部材 D 円形部材直径 W 被切断部材

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被切断部材の中心点を支持し、所定半径
    位置に上下対をなす切断刃を備え、該切断刃の回転によ
    り被切断部材を回転しつゝ上部切断刃を徐々に下降さ
    せ、所要半径の円形部材を切断するシヤリング機におけ
    る駆動制御方法において、上記上部切断刃が切断終了位
    置に到達したとき、これを検知する検出器と、上記円形
    部材の径に対する切断刃の回転数を計算記憶する切断刃
    駆動制御回路とを備え、該制御回路への上記円形部材の
    径の入力により、上記切断終了位置から被切断部材を更
    に少なくとも1回転させ円形部材を切離すための切断刃
    の回転数を計算し、上記検出器の発する切断終了信号の
    印加時より上記計算した回転数に到達するまで切断刃の
    回転を継続することを特徴とするシヤリング機における
    駆動制御方法。
JP4186163A 1992-06-19 1992-06-19 シヤリング機における駆動制御方法 Expired - Lifetime JP2525312B2 (ja)

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JPH0647617A JPH0647617A (ja) 1994-02-22
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JP2003340224A (ja) 2002-05-30 2003-12-02 Ngk Insulators Ltd ハニカム構造体、及びその製造方法
JP7159632B2 (ja) * 2018-06-15 2022-10-25 工機ホールディングス株式会社 作業機

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