JP3009284B2 - 切断装置 - Google Patents

切断装置

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JP3009284B2
JP3009284B2 JP3342968A JP34296891A JP3009284B2 JP 3009284 B2 JP3009284 B2 JP 3009284B2 JP 3342968 A JP3342968 A JP 3342968A JP 34296891 A JP34296891 A JP 34296891A JP 3009284 B2 JP3009284 B2 JP 3009284B2
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資司 永田
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  • Control Of Cutting Processes (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は自動カッティングプロ
ッタ等に用いるカッタのような切断装置に関し、特にコ
ーナ部等が美しく切断できる切断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この発明に興味のある切断装置がたとえ
ば特開昭61−109692号公報に開示されている。
【0003】同公報に開示された切断装置のカッタ周り
の模式図を図4に、切断が行なわれる状態を図5に示
す。
【0004】図4を参照して、カッタ21はカッタ取付
軸22を介してカッタホルダ14に取付けられている。
カッタホルダ14の軸芯25とカッタ21の先端をずら
せてオフセットを設けることにより、カッタホルダ14
の動きにつれてカッタ21がシート23より摩擦抵抗を
受けてカッタホルダ14にトルクが作用して自然にカッ
タ21が切断線の接線方向に動くようになっている。
【0005】カッタ21の先端21aをシート23より
浮かすと、カッタホルダ14に設けられた磁石14aと
カッタ取付軸22に設けられた磁石22aとの間の磁力
によりカッタ取付軸22が回転する。その結果カッタ2
1の刃先は一定方向に向き、カッタ21の先端21aの
初期位置方向、すなわち切断線の始点の方向は一定とな
る。
【0006】次に図5を参照してカッタ21による切断
線kの形成される様子を説明する。カッタ21によって
矢印b1の方向に切断が行なわれる。c点でカッタ21
の向きが矢印b2の方向に向けられる。このときカッタ
ホルダ14の軸芯25はb3に示す点線に沿って移動す
る。これによってカッタ21は図中実線で示した三角形
から点線で示した三角形のように向くことになる。ここ
で三角形の底辺部はカッタ21の21aで示す部分を表
わし、その対角部は21bの部分を示すものとする。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図4に示すようなカッ
タを用いて図5のように切断を行なった場合、c点にお
いてカッタ21の刃は図5に三角形で示したように回転
するとは限らない。すなわち図6に示すようにカッタ2
1がねじれてカッタの21aの部分はb1で示した向き
で固定され、カッタ21のカッタ取付軸22側の部分の
みがb2で示す方向を向くような状態になる場合があ
る。図6に示す状態の図4に対応する図を図7に示す。
その結果、図6に示すようにc点で90°にうまく切断
線が形成されず、角が丸くなったり、特に180°反転
する場合にはカッタ21の刃の向きが反対になるので引
っかかってシート23を傷める場合が生じる。
【0008】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、所望の切断が美しく行なえる切
断装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係る、カッタ
を保持したホルダを移動させることによってシート状の
対象物を切断する切断装置においては、ホルダの移動の
中心位置はカッタの先端位置とずれている。切断装置
は、カッタを対象物に接触した状態でホルダを第1の方
向へ向けて移動する手段と、ホルダを一旦停止させ、そ
の後カッタを第1の方向と異なる第2の方向へ移動する
手段とを含む。停止位置においてホルダはカッタの先端
を中心として円弧状に回転され、ホルダの回転中にホル
ダは円弧のカッタ先端のない側の法線方向へ向けて振動
される。
【0010】
【作用】カッタを第1の方向から第2の方向へ向きを変
えるときに、従来のようにカッタ先端を中心としてホル
ダを円弧状に回転させ、直接向きを変えるのではなく、
その間に一旦その円弧の法線の方向へ向けて振動させる
ようにしたため、カッタの刃がねじれたり、刃が所望の
回転をしなくなるということはない。
【0011】
【実施例】以下この発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1はこの発明に係る切断装置の制御部の要部を
示すブロック図である。図1を参照して、この発明に係
る切断装置は、所望の切断線を入力するための入力装置
11と、入力装置11に接続され、装置全体を制御する
CPU12と、CPU12に接続され、所定のプログラ
ムAを記憶するROM15とを含む。カッタホルダ14
はカッタホルダ回転部13に接続され、CPU12によ
ってROM15内に記憶されたプログラムAによって回
転される。
【0012】プログラムAはカッタ21の回転時に数回
円周の外向き方向に力が加わるようなプログラムであ
る。以下その内容について説明する。
【0013】図2はカッタ21を180°回転する場合
のカッタホルダ14の軸芯の軌跡を示す図である。図2
を参照して、カッタ21の先端21aを中心として軸芯
25が始点から終点へ180°回転されるとき、軸芯2
5は始点90°、45°、0°、315°、終点270
°の5箇所でそれぞれ回転の外側に向かって引っ張って
戻すという動作が行なわれる。この結果、カッタ21が
振動され、カッタ21がねじられたり、引っかかりする
ということがなくなる。
【0014】なお、ここで言う各位置の角度はカッタ先
端21aの位置に対する絶対的な角度である。
【0015】次にカッタホルダ14の実際の軌跡につい
て図3を参照して説明する。図中黒丸と黒丸の間は1ス
テップを示す。
【0016】図3を参照して、カッタ先端21aの位置
に対して半径方向に軸芯25を引っ張って戻す量は0
°,90°,180°,270°において軸方向に2ス
テップ、また45°,135°,235°,315°で
は両軸同時に1ステップとする。ここで各ステップはカ
ッタホルダ回転部13を駆動するステップモータのステ
ップを示す。
【0017】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、カッタ
を第1の方向から第2の方向へ向けて移動して対象物を
切断するときに、カッタ先端を中心としてホルダを円弧
状に回転する時、その円弧の法線方向へ向けてカッタを
振動させるようにしたため、カッタの刃がねじれて上部
と下部とで向きが異なったり、カッタの先端が引っかか
って所望の切断ができなくなるということはない。その
結果、美しく所望の切断ができる切断装置が提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る切断装置の要部を示すブロック
図である。
【図2】カッタを180°回転させる場合のカッタホル
ダの動きを示す図である。
【図3】図2の場合の実際のキャリッジの軌跡を示す図
である。
【図4】この発明が適用される切断装置のカッタ部を示
す模式図である。
【図5】カッタによる切断時の様子を示す図である。
【図6】この発明における課題を説明するための図であ
る。
【図7】この発明における課題を説明するための図であ
る。
【符号の説明】
11 入力装置 12 CPU 13 カッタホルダ回転部 14 カッタホルダ 15 ROM 21 カッタ 23 シート 25 軸芯
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B26D 5/00 B26D 1/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カッタを保持したホルダを移動させるこ
    とによってシート状の対象物を切断する切断装置であっ
    て、 前記ホルダの移動の中心位置は前記カッタの先端位置と
    ずれており、 前記カッタを前記対象物に接触した状態で前記ホルダを
    第1の方向へ向けて移動する手段と、 前記ホルダを一旦停止させ、その後前記第1の方向と異
    なる第2の方向へ向けて前記ホルダを移動する手段と、 前記停止位置において、前記ホルダは前記カッタの先端
    を中心にして円弧状に回転され、前記ホルダの回転中に
    前記ホルダを前記円弧の前記カッタ先端のない側の法線
    方向へ向けて振動させる手段とを含む、切断装置。
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JPH05177588A JPH05177588A (ja) 1993-07-20
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