JPH09309093A - 水平トリミング装置 - Google Patents

水平トリミング装置

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JPH09309093A
JPH09309093A JP15312996A JP15312996A JPH09309093A JP H09309093 A JPH09309093 A JP H09309093A JP 15312996 A JP15312996 A JP 15312996A JP 15312996 A JP15312996 A JP 15312996A JP H09309093 A JPH09309093 A JP H09309093A
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JP
Japan
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horizontal
rotation
rotary
molded product
resin molded
Prior art date
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Pending
Application number
JP15312996A
Other languages
English (en)
Inventor
Iwao Tomita
巌 冨田
Hachirou Katou
八廊 加藤
Takao Tamada
孝夫 玉田
Yuji Abeta
裕司 阿部田
Hiroyuki Itakura
宏行 板倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sintokogio Ltd
Original Assignee
Sintokogio Ltd
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Publication date
Application filed by Sintokogio Ltd filed Critical Sintokogio Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 樹脂成形品の水平トリミングを安全かつ自動
的に行なうことができる安価な装置を提供することを目
的とする。 【解決手段】 樹脂成形品Sを上部に載置して可変速に
回転させる回転テ−ブル手段と、該回転テ−ブル手段の
外側方向において水平回転される水平回転ア−ム手段
と、該水平回転ア−ム手段に取付けた回転駆動軸から成
る回転駆動手段と、駆動回転軸に取付けた回転丸鋸刃及
びガイド円板を備えたカッタ−手段と、で構成される水
平トリミング装置

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、合成樹脂製の成形
品を縦面周縁において水平カットする水平トリミング装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、合成樹脂製の成形品を縦面周縁に
おいてカットする水平トリミングはテ−ブル上の成形品
を作業者が手作業により押し付け移動させながら水平回
転する丸鋸刃に押し当てて水平カットするものであっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような水平トリ
ミングは手作業であるため常に危険が伴うものであっ
た。このため、NCトリミング装置も開発されているが
高価でかつ段取りに時間がかかるという問題があった。
本発明は上記の説明に鑑みて成されたもので樹脂成形品
の水平トリミングを安全かつ自動的に行なうことができ
る安価な装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明における水平トリミング装置は、可変速モ−
タに伝導連結されて駆動回転可能にされたテ−ブルと、
該テ−ブル上の樹脂成形品を押圧又は吸着により固定し
て共に回転する固定機構とを備えた回転テ−ブル手段
と;該テ−ブルの外側上方においてフレ−ムに水平回転
可能にして垂直支持された回転軸と、該回転軸に固着さ
れて、水平方向に延びる水平ア−ムと、該水平ア−ムと
前記フレ−ムとの間に連結されたアクチェ−タと、を備
えた水平回転ア−ム手段と;前記水平ア−ムの先端にベ
アリングユニット筒を介して水平回転可能に垂直支持さ
れた回転駆動軸と、前記水平ア−ムの側部に設けられる
と共に伝導機構を介して前記回転駆動軸に連結されたモ
−タと、を備えた回転駆動手段と;前記回転駆動軸の下
端に取付けられた回転丸鋸刃及び該回転丸鋸刃の直径よ
りも若干小さく形成されたガイド円板とを備えたカッタ
−手段と;から成ることを特徴とするものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
より詳しく説明する。基盤1の上部には門形フレ−ム2
が設けられており、該基盤1上における略中央部には基
台3が設置されている。該基台3上にはベ−ス板4がア
ジャストボルト5.5を介して水平に取付けられてお
り、該ベ−ス板4の中央部には、ベアリングユニット6
を介して縦軸7が回転自在にして支持されている。該縦
軸7の上端にはテ−ブル8が固着支持されており、該テ
−ブル8とベアリングユニット6との間位置にはスプロ
ケット9が取付けられている。前記ベ−ス板4の左端に
は縦取付板10を介して可変速モ−タ11が上向きにし
て取付けられており、該可変速モ−タ11の回転軸はス
プロケット12及びチェ−ン13を介して前記縦軸10
のスプロケット9に伝導連結されている。前記門形フレ
−ム2の天井部における前記テ−ブル8の中心に対応す
る位置にはシリンダ14が下向きにして取付けられてい
て、そのピストンロッド15の下端には回転継手16を
介して押圧板17が回転可能にして連結されている。以
上が回転テ−ブル手段として構成されている。
【0006】次に前記門形フレ−ム2における右端奥側
位置には支柱18が立設されており、該支柱18の内側
には昇降フレ−ム19が昇降可能にして係合されてい
る。該昇降フレ−ム19の上方には前記支柱18に取付
けられたベアリングボックス20に係合されたボ−ルネ
ジ21及び該ボ−ルネジ21を昇降させるためのハンド
ル22が設けられ、昇降フレ−ム19の下方にはストッ
パボルト23が前記支柱18に支持して配設されてい
て、前記昇降フレ−ム19の高さ位置をこれらより調整
して固定支持できるようになっている。また前記昇降フ
レ−ム19の内側には、上下取付板24,25及び上下
へベアリングユニット26,27を介して回転軸28が
水平回転可能にして垂直支持されている。さらに該回転
軸28には水平方向に延びる水平ア−ム29の基端が固
着されており、該水平ア−ム29と前記昇降フレ−ム1
9とはアクチェ−タ30を介して連結されていて、アク
チェ−タ30の作動により水平ア−ム29が回転軸28
を中心にして回動するようにされている。以上が水平回
動ア−ム手段として構成されている。
【0007】前記水平ア−ム29の先端にはベアリング
ユニット筒31を介して回転駆動軸32が水平回転可能
にして垂直支持されており、該回転駆動軸32の上端に
は従動プ−リ33が固着されている。一方前記水平ア−
ム29の外側側面にはモ−タ34が上向きにして取付け
られていてモ−タ34の出力軸には駆動プ−リ35が固
着され、前記従動プ−リ33と駆動プ−リ35とはタイ
ミングベルト36を介して伝導連結されていてモ−タ3
4の作動により回転駆動軸32が回転されるようになっ
ている。以上が回転駆動手段として構成されている。
【0008】さらに前記回転駆動軸32の下端部には回
転丸鋸刃37が取付けられており、該回転丸鋸刃37の
下部には、該回転丸鋸刃37の直径よりも若干小さく形
成されたガイド円板38が若干の間隔をおきかつ同芯に
して図示されないボ−ルベアリング及び取付ボルト39
により締結されている。(図3参照)したがってガイド
円板38が樹脂成形品Sの縦面に当接すると回転丸鋸刃
37が樹脂成形品Sに対し所定方法切り込むようにされ
ている。以上がカッタ−手段として構成されている。尚
図中符号40はテ−ブル8に取付けられた検出当、41
は該検出当40を検知するための検出器であって、検出
器41が検出当40を検知することによりテ−ブル8の
回転を停止させる(テ−ブル8を1回転させて停止させ
る)ようになっている。また符号42は回転軸28の回
転角度を検出して可変速モ−タ11に信号を送り可変速
モ−タ11の回転速度を制御して常に樹脂成形品Sのカ
ットポイントの送り速度を一定にする角度センサ−であ
る。尚回転軸28の回転角度に対する可変速モ−タ11
の回転数(回転速度)は予じめ決められている。
【0009】上記のように構成されたものの作動につい
て説明する。まずトリミング作業を行なうに先立って樹
脂成形品Sのカット部の高さに応じてハンドル22及び
ストッパボルト23を操作して回転丸鋸刃37の高さを
調整する。次にテ−ブル8上の図示されない載置台上に
樹脂成形品Sを載置した後、シリンダ14が伸長作動し
て押圧板17により樹脂成形品Sを押圧固定すると共に
モ−タ34を作動させて回転丸鋸刃37及びガイド円板
38を回転させ、さらにアクチェ−タ30を縮引作動し
て水平ア−ム29を回動させて回転丸鋸刃37を樹脂成
形品Sに切り込ませ、ガイド円板38が樹脂成形品Sに
当接されて図の状態にされる。なお前記アクチェ−タ3
0には常時低圧流体が供給されていてガイド円板38を
常に樹脂成形品Sに押圧する状態にされている。
【0010】この状態で回転軸28の回転角度が角度セ
ンサ−42により検知され、信号が可変速モ−タ11に
送られて回転角度に対応した回転速度で可変速モ−タ1
1が作動されテ−ブル8が回転され樹脂成形品Sのトリ
ミングが進められてゆきテ−ブル8が1回転すると検出
器41が検出当40を検知して可変速モ−タ11の作動
を停止してテ−ブル8の回転を止める。この間樹脂成形
品Sがテ−ブル8と共に回転されてゆくにしたがって回
転軸28の回転角度が刻々変化しこの変化を角度センサ
−42が検知して可変速モ−タ11の回転速度を変化さ
せて樹脂成形品Sのカットポイントの送り速度を一定に
して安定したトリミング作業が成される。以下アクチェ
−タ30,シリンダ14が逆作動された後トリミングさ
れた樹脂成形品Sがテ−ブル8上から取り除かれて上記
の操作がくりかえされる。尚上記実施の形態においては
回転丸鋸刃37の高さ位置を調整するために昇降フレ−
ム19,ハンドル22,ストッパボルト23等が備えら
れているが同じ樹脂成形品Sをトリミングするものにあ
たってはこれらを排除して支柱18等のフレ−ムに回転
軸28を支持するようにしてもよい。また可変速モ−タ
11の回転速度の制御は回転軸28の回転角度を検知し
て行なうようにしているがガイド円板38の回転速度を
連続して検知し、この検知結果に基づいて制御するよう
にしても同様の作用効果が得られる。さらに樹脂成形品
Sのテ−ブル8上への固定は押圧板17により行なうよ
うにしているがテ−ブル8に吸着機構(縦軸7を中空軸
にして真空源に連通させる)を設けてテ−ブル8に吸着
固定させるようにしてもよい。
【0011】
【発明の効果】本発明は上記の説明から明らかなように
簡単な機構の安価な装置により樹脂成形品の水平トリミ
ングを安全かつ自動的にできるようになり利とするとこ
ろは著大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す正面図である。
【図2】図1におけるA−A矢視図である。
【図3】図2におけるB−B矢視拡大図である。
【符号の説明】
8 テ−ブル 11 可変速モ−タ 17 押圧板 18 支柱 28 回転軸 29 水平ア−ム 30 アクチェ−タ 31 ベアリングユニット筒 32 回転駆動軸 34 モ−タ 37 回転丸鋸刃 38 ガイド円板 42 角度センサ−

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可変速モ−タに伝導連結されて駆動回転
    可能にされたテ−ブルと、該テ−ブル上の樹脂成形品を
    押圧又は吸着により固定して共に回転する固定機構とを
    備えた回転テ−ブル手段と;該テ−ブルの外側上方にお
    いてフレ−ムに水平回転可能にして垂直支持された回転
    軸と、該回転軸に固着されて水平方向に延びる水平フレ
    −ムと、該水平ア−ムと前記フレ−ムとの間に連結され
    たアクチェ−タと、を備えた水平回転ア−ム手段と;前
    記水平ア−ムの先端にベアリングユニット筒を介して水
    平回転可能に垂直支持された回転駆動軸と、前記水平ア
    −ムの側部に設けられると共に伝導機構を介して前記回
    転駆動軸に連結されたモ−タと、を備えた回転駆動手段
    と;前記回転駆動軸の下端に取付けられた回転丸鋸刃及
    び該回転丸鋸刃の直径より若干小さく形成されたガイド
    円板とを備えたカッタ−手段と;から成る水平トリミン
    グ装置
  2. 【請求項2】 前記水平回転ア−ム手段における回転軸
    に回転角度検出センサ−を連結し、該回転角度検出セン
    サ−を前記回転テ−ブル手段の可変速モ−タ−の変速制
    御機構に電気的に接続し、もって樹脂成形品のトリミン
    グ位置での送り速度を一定にするようにテ−ブルの回転
    速度を変え得る機構に構成した請求項1記載の水平トリ
    ミング装置
JP15312996A 1996-05-24 1996-05-24 水平トリミング装置 Pending JPH09309093A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101554760A (zh) * 2009-03-28 2009-10-14 常州朗博汽车零部件有限公司 轴套类包胶制品修边机及其修边方法
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CN108000580B (zh) * 2017-12-14 2019-10-29 祥兴(福建)箱包集团有限公司 塑料行李箱壳的旋切设备
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