JPH07246521A - 部品整列装置 - Google Patents

部品整列装置

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JPH07246521A
JPH07246521A JP6037434A JP3743494A JPH07246521A JP H07246521 A JPH07246521 A JP H07246521A JP 6037434 A JP6037434 A JP 6037434A JP 3743494 A JP3743494 A JP 3743494A JP H07246521 A JPH07246521 A JP H07246521A
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rotation
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Masaaki Nagano
昌章 永野
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Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 偏心位置に孔もしくは凹部を有する円形部品
を、目視などの人手作業に依存することなく、自動的に
所定姿勢に能率よく整列させ得るようにして、生産性の
向上を図る。 【構成】 偏心位置に孔もしくは凹部Nを有する円形部
材Mを部品切り出し機構3により所定の検出位置まで切
り出し、この検出位置で円形部品Mを部品回転駆動機構
4により回転させるとともに、位置合わせ機構5におけ
る検出ピン37を上記円形部品Mの孔もしくは凹部形成
面Maに弾性的に当接させて、上記検出ピン37が孔も
しくは凹部Nに挿入されるまで回転変位されたことをセ
ンサ6で検出させて円形部品Mの回転を停止させるよう
に構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばエンジンのシリ
ンダヘッドに取り付けられる燃焼室構成部品などのよう
に、偏心位置に孔もしくは凹部を有する円形部品を所定
姿勢に整列させる部品整列装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、エンジンのシリンダヘッドに円形
状の燃焼室構成部品を取り付けるにあたっては、上記シ
リンダヘッドの所定個所に目印として予め形成されてい
る罫書き線に対して、円形部品の外周面側に目印として
予め形成されている罫書き線を合致させるように作業者
自身が目視で確認しながら上記部品をシリンダヘッドの
所定位置に挿入・整列させたり、あるいは、上記円形部
品の孔もしくは凹部に合致する突起を有する治具上に上
記部品を一定の姿勢となるように並べておき、治具側と
シリンダヘッドとを相対的に移動させる方法が採用され
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
では、燃焼室構成部品などの円形部品側の罫書き線をシ
リンダヘッド側の罫書き線に合わせたり、上記治具上に
部品を並べる作業など、人手に依存する作業により部品
を所定姿勢に整列させるものであるから、作業能率の非
常に低いものであった。
【0004】本発明は上記実情に鑑みてなされたもの
で、偏心位置に孔もしくは凹部を有する円形部品を人手
に委ねることなく、自動的、能率的に所定姿勢に整列さ
せることができる部品整列装置を提供することを目的と
している。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る部品整列装置は、偏心位置に孔もしく
は凹部を有する円形部品を所定の検出位置まで1個ずつ
切り出してセットする部品切り出し機構と、上記検出位
置にセットされた上記円形部品をその軸心廻りに回転さ
せる部品回転駆動機構と、上記検出位置にセットされた
円形部品における上記孔もしくは凹部形成面に対して進
退可能に保持された検出ピンを有し、この検出ピンを円
形部品に軸方向から弾性的に当接させながら、円形部品
が所定姿勢位置まで回転変位した時点で上記孔もしくは
凹部に挿入させる位置合わせ機構と、上記検出ピンが孔
もしくは凹部に挿入されたことを検出して上記部品回転
駆動機構による円形部品の回転を停止させるセンサとを
具備したものである。
【0006】
【作用】本発明によれば、部品切り出し機構により円形
部品が1個ずつ所定の検出位置に切り出されるととも
に、その検出位置において、部品回転駆動機構により上
記円形部品が回転される。このとき、位置合わせ機構に
おける検出ピンが円形部品の孔もしくは凹部形成面に軸
方向から弾性的に当接しており、上記円形部品が所定姿
勢位置まで回転変位すると、上記検出ピンが孔もしくは
凹部に弾性的に挿入されて、上記円形部品が所定姿勢に
合わされる。そして、上記検出ピンが孔もしくは凹部に
挿入されたことをセンサが検出して上記円形部品に対す
る回転が停止される。このように、円形部品を所定位置
で所定の姿勢に整列させる作業を全て自動的に行われ
る。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面にもとづいて説
明する。図1、図2および図3はそれぞれ本発明の一実
施例による部品整列装置を示す一部切欠き正面図、平面
図および一部切欠き側面図である。
【0008】図1〜図3において、この装置は、基台
1、該基台1上に設けられた部品マガジン2、部品切り
出し機構3、部品回転駆動機構4、位置合わせ機構5お
よびセンサ6などを主要構成とするものである。
【0009】上記基台1は、例えば台座部11に立設さ
れた支柱部12および支柱部12上に架設された桁部1
3などから四角枠形状に構成されており、上端に台板1
4が固定されている。
【0010】上記台板14上における前後方向(図2お
よび図3の矢印a方向)の略中央部に固設された支持壁
15に対して、キャッチクリップ16を介して上記部品
マガジン2を縦姿勢に支持・固定しており、この部品マ
ガジン2内には、図6および図7に示すように、その偏
心位置に孔Nを有する燃焼室構成部品のような円形部品
Mが多数個、積み重ね状で、かつ自重降下可能に収容さ
れているとともに、その下端側に出口17が形成されて
いる。
【0011】上記部品マガジン2の後方側の上記台板1
4上には、該部品マガジン2内の最下段の円形部品Mを
上記出口17から前方へ切り出す切出部材18が配設さ
れている。19は上記切出部材18を前後方向へ沿って
進退可能に駆動するエアシリンダであり、上記切出部材
18などと共に第1の部品切り出し部20を構成してい
る。
【0012】上記部品マガジン2の前方側の上記台板1
4上には、第1の部品切り出し部20で切り出された円
形部品Mを左右へ切り出す切出部材21が配設されてお
り、この切出部材21の先端側には、上記円形部品Mの
外周面に接触可能なベアリングなどからなる前後1対の
ローラ22,22が回転自在に取り付けられている。2
3は上記切出部材21を左右方向(図1の矢印b方向)
へ沿って進退可能に駆動するエアシリンダであり、上記
切出部材21などと共に第2の部品切り出し部24を構
成しており、上記切出部材21を左右へ進出させること
により、上記円形部品Mを所定の検出位置まで切り出す
ようになっている。25,25は上記台板14上におい
て左右方向へ沿って配置されて、上記第2の部品切り出
し部24によって切り出される円形部品Mを上記検出位
置まで案内する1対のガイド部材である。これら第1お
よび第2の部品切り出し部20,24などにより、前記
部品切り出し機構3が構成されている。
【0013】上記部品回転機駆動機構4は、上記検出位
置まで切り出された円形部品Mに転接する駆動ローラ2
7、上記基台1側に固定された軸受28,28に支承さ
れ、かつその上端に上記駆動ローラ27が固定されたシ
ャフト29、およびこのシャフト29にカップリング3
0を介して連結されて上記駆動ローラ27を回転させる
モータ31などからなる。32はギヤヘッドである。
【0014】上記検出位置よりも右方側の上記台板14
には、フランジナット33を介してロータリクランプ3
4が取り付けられており、このロータリクランプ34の
軸部34aの上端には、図5に示すように、水平面に沿
って(図2の矢印c方向)上記検出位置まで進退可能
で、かつ回動可能なレバー35の基端部35aがねじ3
6により固定されている。37は上記レバー35の先端
部35bに配設されて、筒形ホルダ38に上下動可能に
保持された検出ピンであり、この検出ピン37は上記筒
形ホルダ38内の圧縮コイルばね39の下方へのばね力
を受けて、その下端37aが上記検出位置で回転駆動さ
れる円形部品Mの孔形成面Ma(図6)に弾性的に当接
しながら、円形部品Mが所定姿勢まで回転変位した時点
で上記孔Nに挿入するように構成されている。
【0015】上記レバー35の先端部35bの上面に
は、上記センサ6が調整ねじ40などにより上下方向の
位置が調整可能に支持されている。このセンサ6は、機
械的なスイッチ、あるいは、本実施例のような光電セン
サが用いられており、上記検出ピン37の下端37aが
孔Nに挿入されて該検出ピン37が下降変位した際に、
円形部品Mが所定姿勢位置に整列されたものとして上記
部品回転駆動機構4による円形部品Mの回転を停止させ
るようになっている。
【0016】つぎに、上記構成からなる部品整列装置の
動作について説明する。まず、第1の部品切り出し部2
0におけるエアシリンダ19により切出部材16を前進
させると、部品マガジン2内で自重降下して最下段に位
置する円形部品Mが出口17から前方へ切り出される。
この後、第2の部品切り出し部24におけるエアシリン
ダ23により切出部材21を前進させると、この部品切
り出し部材24における切出部材21は、その先端側の
ローラ22,22により円形部品Mを所定の検出位置ま
で切り出し、該検出位置の駆動ローラ27に当接させる
ようにセットさせる。
【0017】上記円形部品Mが検出位置に切り出される
と、モータ31が始動してシャフト29を介して駆動ロ
ーラ27が回転されるので、上記円形部品Mはその軸心
廻りに駆動回転される。
【0018】一方、上記円形部品Mが上記検出位置に切
り出されると、ロータリクランプ34が軸部34aを介
してレバー35を上記検出位置側に回動変位させた後、
上記レバー35を下降させるので、検出ピン37の下端
37aが円形部品Mの孔形成面Maに、圧縮コイルばね
39のばね力で弾性的に当接することになる。
【0019】上記検出ピン37が上記孔形成面Maに当
接した状態で、上記円形部品Mの回転に伴って孔Nが回
転変位し、所定姿勢位置まで回転変位すると、上記検出
ピン37の下端37aが上記孔Nに挿入される。この挿
入に伴って検出ピン37が下降変位するので、センサ6
がこれを検出し、上記モータ31の駆動が停止され、駆
動ローラ27による円形部品Mの回転が停止される。こ
れにより、上記円形部品Mは、部品マガジン2から1個
ずつ切り出されて、所定位置、所定姿勢に自動的に整列
される。
【0020】上記円形部品Mが1個ずつ整列される毎
に、上記ロータリクランプ34はレバー35を上昇させ
てから、元状位置まで回動復帰させる。なお、上記の実
施例では、孔Nを有する円形部品Mを例にして説明した
が、孔に限らず、凹部を有する円形部品Mであっても、
上述と同様の効果を奏するものである。
【0021】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、偏心位
置に孔もしくは凹部を有し、1個ずつ所定の検出位置ま
で切り出された円形部品を回転させながら孔形成面に当
接させた検出ピンの下端を上記孔もしくは凹部に挿入さ
せてセンサにより、該円形部品の所定姿勢を検出させる
ようにしたので、円形部品の外周面などに罫書き線など
の目印を付したり、円形部品を治具に並べたりする面倒
な人手作業を全く不要にして、上記円形部品の整列作業
の自動化を達成でき、円形部品を組付けてなる製品全体
としての生産効率を著しく向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による部品整列装置を示す一
部切欠き正面図である。
【図2】同上実施例における部品整列装置を示す平面図
である。
【図3】同上実施例における部品整列装置を示す一部切
欠き側面図である。
【図4】同上装置の部品位置合わせ機構におけるレバー
を示す平面図である。
【図5】同上装置における位置合わせ機構を示す縦断正
面図である。
【図6】円形部品の検出位置での回転状態を説明する平
面図である。
【図7】同上円形部品を示す正面図である。
【符号の説明】
3 部品切り出し機構 4 部品回転駆動機構 5 位置合わせ機構 6 センサ 37 検出ピン M 円形部品 Ma 孔もしくは凹部形成面 N 孔もしくは凹部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 偏心位置に孔もしくは凹部を有する円形
    部品を所定の検出位置まで1個ずつ切り出してセットす
    る部品切り出し機構と、上記検出位置にセットされた上
    記円形部品をその軸心廻りに回転させる部品回転駆動機
    構と、上記検出位置にセットされた円形部品における上
    記孔もしくは凹部形成面に対して進退可能に保持された
    検出ピンを有し、この検出ピンを円形部品に軸方向から
    弾性的に当接させながら、円形部品が所定姿勢位置まで
    回転変位した時点で上記孔もしくは凹部に挿入させる位
    置合わせ機構と、上記検出ピンが孔もしくは凹部に挿入
    されたことを検出して上記部品回転駆動機構による円形
    部品の回転を停止させるセンサとを具備したことを特徴
    とする部品整列装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020006475A (ja) * 2018-07-08 2020-01-16 中村留精密工業株式会社 ワークの加工方法
CN112405035A (zh) * 2020-10-20 2021-02-26 张学梅 一种金属工件加工用可自动脱离的节能成形设备
CN116060987A (zh) * 2023-02-27 2023-05-05 深圳市深科达智能装备股份有限公司 自适应限位装置、机床和自适应限位方法

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