JP2020006475A - ワークの加工方法 - Google Patents

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覚本 雅彦
Masahiko Kakumoto
雅彦 覚本
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【課題】ワークの加工基準を検出及び設定するのが容易なワークの加工方法の提供を目的とする。【解決手段】割出制御された主軸にワークを保持し、前記ワークの内・外周面又は端面に向けて押圧接触する位置検出治具を備え、前記ワークは内・外周面又は端面に加工基準を検出するための凹部を有し、前記位置検出治具の先端部を前記ワークの内・外周面又は端面に接触させながら主軸を回転させ、前記位置検出治具の先端部が前記凹部に挿入した主軸の位相を検出することで主軸の割出位置を設定することを特徴とする。【選択図】 図1

Description

本発明は、NC制御された旋盤や複合機を用いてワークを加工する方法に関し、特に任意位相でローディングされたワークの加工基準を検出するのに適する。
NC装置付きの工作機械にてワークを機械加工する際には、装着されたワークの加工開始位置、あるいは加工基準位置等を検出する必要がある。
例えば、特許文献1にはワーク検出部材をZ軸方向に送り出すZ軸送りモータの出力を制限した状態で、その負荷を監視しながらワークに向けて移動し、ワークに設けた凹部を検出する方法が提案されている。
この方法は、高価な位置検出器が不要となる点で優れているものの、前記ワークの凹部が検出されるまで主軸の割出位置を変えながら繰り返し検出動作を行う必要がある点で、改良の余地があった。
特許第4271272号公報
本発明は、ワークの加工基準を検出及び設定するのが容易なワークの加工方法の提供を目的とする。
本発明に係るワークの加工方法は、割出制御された主軸にワークを保持し、前記ワークの内・外周面又は端面に向けて押圧接触する位置検出治具を備え、前記ワークは内・外周面又は端面に加工基準を検出するための凹部を有し、前記位置検出治具の先端部を前記ワークの内・外周面又は端面に接触させながら主軸を回転させ、前記位置検出治具の先端部が前記凹部に挿入した主軸の位相を検出することで主軸の割出位置を設定することを特徴とする。
ここで、ワークの内・外周面又は端面と表現したのは、ワークの形状に合せて内周面,外周面及び端面のいずれかに設けた凹部を位置検出治具にて検出することをいう。
これにより、位置検出治具の先端部がワークの凹部に挿入した時点でのワークを保持している主軸の位相が検出されるので、主軸に対してワークを任意の位相でローディング可能となる。
主軸位相が検出されると、その位置に基づいてワークの加工開始位置や加工基準が検出され、主軸の割出位置が設定される。
その後は、工作機械にて所定の機械加工を行うことになる。
本発明において、位置検出治具の先端部を前記ワークの内・外周面又は端面に向けて押圧する手段は、前記位置検出治具の先端部を前記ワークに向けて送り出す送りモータの出力トルクに制限をかけた状態で押圧するものであり、その負荷の変化により主軸の位相を検出するものであってよい。
また、位置検出治具の先端部を前記ワークの内・外周面又は端面に向けて押圧する手段はスプリングによる付勢力であり、前記スプリングによる付勢力の変化又は前記先端部の移動を検出することで主軸の位相を検出するものであってよい。
さらには、位置検出治具の先端部を前記ワークの内・外周面又は端面に向けて押圧する手段は、前記先端部の自重であり、先端部が自重により前記ワークの凹部に挿入したことを検出することで主軸の位相を検出するものであってもよい。
本発明においては、NC制御された主軸にワークを保持させ、このワークの内周面又は外周面あるいは端面に位置検出治具の先端部を押し当てつつ、主軸を割出回転させることで、ワークの対応する面に設けた凹部を検出することができる。
これにより、速やかにワークの加工開始位置又は加工基準位置等を検出でき、その後の機械加工が速やかに行うことができる。
図1(a)はワークをC軸廻りに回転させる状態を示し、(b)は位置検出治具の先端部がワークに形成した凹部に挿入された状態を示す。 工作機械(旋盤)の構成例を示す。
本発明に係るワークの機械加工におけるワークの加工基準等の検出方法の例を、以下図に基づいて説明する。
本発明に係るワークの加工基準の検出は、NC装置が備えられた旋盤,複合加工機等の各種工作機械に適用できる。
図2にタレット旋盤の例を示す。
旋盤の主軸台11に設けられた主軸12に、ワーク1を保持(装着)するためのチャック装置13を有する。
主軸12は、NC装置によりNC制御されている。
刃物台22が図示を省略したベッド部に取り付けられ、少なくとも主軸と平行なZ軸方向及びそれに直交するX軸方向にサーボモータ等を用いて送り制御されていて、この刃物台22に割出可能なタレット21が備えられている。
図1は、実施例1としてタレット21に装着された位置検出治具2に先端部2aがスプリング2bにより突出方向に付勢された状態で設けた例を示す。
ワーク1の外周面には凹部1aが形成され、このワーク1が主軸12のチャック装置13に装填保持されている。
タレット21に装着された位置検出治具2の先端部2aをワーク1の外周面に押し付ける。
主軸12がNC制御された割出モータにより回転し、図1(a)に示すようにワーク1をC軸廻りに回転させる。
この際に先端部2aはスプリング2bの付勢力に対抗し、没入方向に押し込まれた状態になっている。
図1(b)に示すようにワーク1がC軸回転し、凹部1aの位置と先端部2aとの位置が一致すると、スプリング2bにより付勢されていた先端部2aがワークの凹部1aの内側に挿入するように突出する。
この先端部2aの動きを検出するセンサー等の検出手段を有し、この時のワークの割出位置(座標)がNC装置により検出される。
また、スプリング2bの付勢力の変化を検出してもよい。
これにより、ワークの加工開始位置,加工基準点等が定まり、タレット21に装着されているツールの割出により機械加工が行われる。
なお、図1に示すように位置検出治具2をワークの上方に位置させた場合に、スプリングを用いることなく、先端部2aの自重にて押し付けてもよい。
実施例2として、位置検出治具2にこのスプリング2bを設けることなく、先端部2aを固定した例を示す。
図2で説明すると、タレット21に位置検出治具2を装着し、刃物台22をサーボ制御されたX軸送りモータの出力トルクを制限した状態にて負荷を監視しながら先端部2aをワーク1の外周面に押し当てる。
ワークをC軸回転させ、先端部2aの位置と凹部1aの位置とが一致し、その負荷の変化を検出することでワークの加工基準等を速やかに検出できる。
なお、ワーク1の端面に凹部を形成した場合には、位置検出治具2の先端部2aをZ軸方向に出力トルクに制限をかけた状態で押し当てることになる。
また、ワークの内側に凹部を形成した場合には、このワークの内周面に沿って位置検出治具2の先端部2aを押し当てることになる。
図1(b)に示すように、先端部2aがワークの凹部1aに挿入された状態で主軸12に出力トルクを制限した状態で負荷を監視しながら、C軸廻りに正転及び逆転させることで、その割出位置の差から凹部の割出位置を補正することもできる。
1 ワーク
1a 凹部
2 位置検出治具

Claims (4)

  1. 割出制御された主軸にワークを保持し、
    前記ワークの内・外周面又は端面に向けて押圧接触する位置検出治具を備え、
    前記ワークは内・外周面又は端面に加工基準を検出するための凹部を有し、前記位置検出治具の先端部を前記ワークの内・外周面又は端面に接触させながら主軸を回転させ、前記位置検出治具の先端部が前記凹部に挿入した主軸の位相を検出することで主軸の割出位置を設定することを特徴とするワークの加工方法。
  2. 前記位置検出治具の先端部を前記ワークの内・外周面又は端面に向けて押圧する手段は、前記位置検出治具の先端部を前記ワークに向けて送り出す送りモータの出力トルクに制限をかけた状態で押圧するものであり、その負荷の変化により主軸の位相を検出するものであることを特徴とする請求項1記載のワークの加工方法。
  3. 前記位置検出治具の先端部を前記ワークの内・外周面又は端面に向けて押圧する手段はスプリングによる付勢力であり、前記スプリングによる付勢力の変化又は前記先端部の移動を検出することで主軸の位相を検出するものであることを特徴とする請求項1記載のワークの加工方法。
  4. 前記位置検出治具の先端部を前記ワークの内・外周面又は端面に向けて押圧する手段は、前記先端部の自重であり、先端部が自重により前記ワークの凹部に挿入したことを検出することで主軸の位相を検出することを特徴とする請求項1記載のワークの加工方法。
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