JP2667346B2 - プレス切断機 - Google Patents

プレス切断機

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JP2667346B2
JP2667346B2 JP4319824A JP31982492A JP2667346B2 JP 2667346 B2 JP2667346 B2 JP 2667346B2 JP 4319824 A JP4319824 A JP 4319824A JP 31982492 A JP31982492 A JP 31982492A JP 2667346 B2 JP2667346 B2 JP 2667346B2
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史郎 林
基 中村
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株式会社アマダメトレックス
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はプレス切断機に係り、
さらに詳しくは、自動的に所望の角度でワークを切断で
きるプレス切断機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の平板鋼の角度付き切断において
は、作業者が予め切断金型を、ワークを切断する所望の
角度に位置決めして固定したり、あるいは固定された切
断金型またはプレスに対して所望の角度だけワークを傾
けて位置決めしたりして行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の技術にあっては、以下に示すような問題点が
ある。
【0004】(1).切断の度に作業者が角度決めや角度ゲ
ージ合わせのような作業を行わねばならず、工数がかか
って作業効率が悪い。
【0005】(2).作業者が角度決めを行うためその度に
誤差が生じ、切断の精度がばらつく。
【0006】(3).切断の自動化に対応できないため、人
件費や加工工数の増大を招き、コストアップの原因とな
る。
【0007】この発明の目的は、このような従来の技術
に着目してなされたものであり、自動的に角度を設定し
て精度のよい角度付き切断加工を行うことのできるプレ
ス切断機を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前述のごとき従来の問題
に鑑みて、本発明は、長手方向へ移送されるワークを切
断する上刃及び下刃を備えたプレス部分と、上記プレス
部分を水平に回動可能に支持したプレス架台と、前記プ
レス部分の下部に設けた第1のリンクと枢支連結された
第2のリンクに備えたブロックに螺合したボールネジ
と、当該ボールネジを回転駆動するためのサーボモータ
と、前記プレス部分の回転位置を検出する回転位置検出
装置と、入力手段によって入力された切断角度と前記回
転位置検出装置の検出値とに基いて前記サーボモータの
制御を行う制御部と、を備えてなるものである。
【0009】
【作用】上記構成により、入力手段によって切断角度を
入力すると、この入力された切断角度と回転位置検出装
置の検出値に基いて制御部がサーボモータを制御して、
ワークの移送方向に対してプレス部分の角度を自動的に
位置決めする。その後にワークの切断が行われるので、
ワークを連続的に異なる角度に切断するような場合であ
っても、ワークの切断を自動的に行い得るものである。
【0010】
【実施例】以下、この発明の好適な一実施例を図面に基
づいて説明する。
【0011】図1〜図3にはプレス切断機1が示されて
いる。このプレス切断機1では、プレス架台3の上面に
開口部5が設けられており、この開口部5の周囲にベア
リングホルダ7が取付けられている。そして、このベア
リングホルダ7にはベアリング9を介して円形断面のシ
ャフト11が回転自在に設けられている。
【0012】このシャフト11の上側には、中央部に切
欠き13を有する一対のサイドフレーム15,15が対
向して立設されており、このサイドフレーム15の下端
を連結する下部プレート17が前記シャフト11の上面
に設けられている。また、サイドフレーム15の上端部
を連結する上部プレート19が設けられていて、この上
部プレート19の上面には駆動手段としての油圧シリン
ダ21が設けられている。
【0013】油圧シリンダ21に装着されたピストンロ
ッド23は上部プレート19を貫通しており、このピス
トンロッド23の下端にはストライカ25が装着されて
いて、油圧シリンダ21の作動により上下動する。この
ストライカ25の下方で下部プレート17の上面には切
断用の下刃27を装着した下刃ホルダ29が取付けられ
ており、この下刃27に対向する切断用の上刃31を装
着した上刃ホルダ33が上下動自在に設けられている。
また上刃ホルダ33,下刃ホルダ29には各々ワーク押
え35,37が設けられており、上刃ホルダ33に設け
られているワーク押え35はスプリング41により下方
に付勢されている。
【0014】以上のように構成されているので、油圧シ
リンダ21がストライカ25を下降させて上刃ホルダ3
3を打撃すると、まず上下のワーク押え35,37がワ
ークWを押さえて固定し、その後上刃31と下刃27に
よりワークWを切断する。
【0015】ここで、以上説明したシャフト11から上
の部分全体を便宜上プレス部分39と呼ぶこととする。
【0016】一方、プレス架台3にはワーク搬入装置と
してのワークテーブル43が設けられている。このワー
クテーブル43は、ワークテーブル43に載置されたワ
ークWが前記サイドフレーム15の切欠き13を貫通す
るような高さ位置に設けられている。そして、このワー
クテーブル43はワークWを所定方向に搬入すると共に
切断加工位置にワークWを位置決め固定する。
【0017】また、前記シャフト11は中央下側面に凸
部45を有しており、この凸部45の下端はプレス架台
3の内部においてシャフト11回転用のリンク機構47
に連結されている。すなわち、凸部45の下端はリンク
49が固定されており、さらに下側にはシャフト11と
一体に回転するタイミングプーリ51が取付けられてい
る。このタイミングプーリ51は、プレス架台3に回転
自在に取付けられている回転位置検出装置としてのロー
タリーエンコーダ53とタイミングベルト55により連
結されている。図4を合わせて参照するに、ロータリー
エンコーダ53は制御部CTLに接続されており、プレ
ス部分39の回転量を制御部CTLに伝達する。また、
制御部には例えばキーボードのごとき入力手段57が接
続されており、作業者はこの入力手段57から所望の切
断角度を入力する。
【0018】前記リンク49の先端(図3中下側端部)
はリンクピン59によりリンク61の一端へ回転自在に
連結されており、またリンク61の他端はリンク63の
一端に取付けられている。このリンク63は直動ガイド
65に沿って往復動自在であり、リンク63の他端側に
はブロック67が取付けられている。
【0019】また、プレス架台3の内部にはベアリング
ホルダ69が取付けられており、このベアリングホルダ
69に取付けられたベアリング71によりベースシャフ
ト73が中心Bまわりに回転自在に支持されている。こ
のベースシャフト73には前記直動ガイド65が取付け
られており、さらに前記ブロック67を往復動(図3中
左右方向)せしめるボールネジ75およびこのボールネ
ジ75を回転駆動するサーボモータ77が設けられてい
る。このサーボモータ77は制御部CTLに接続されて
おり(図4参照)、制御部CTLにより回転量を制御さ
れる。また、ボールネジ75はカップリング79により
サーボモータ77に連結されている。
【0020】一方、ワークWは前記サイドフレーム1
5,15の切欠き13を貫通した状態でワークテーブル
43上に位置決め固定されているので、ワークWはプレ
ス架台3に対して一定の方向性を有しており、プレス部
分39が回転してもワークWは回転しないようになって
いる。
【0021】以上のように構成されているので、サーボ
モータ77がカップリング79を介してボールネジ75
を回転駆動せしめると、このボールネジ75に螺合して
いるブロック67が往復動する。そして、このブロック
67の移動によりリンク63が直動ガイド65に沿って
往復動しこれに伴ってリンク61も往復動するので、リ
ンク49が中心Aまわりに回動されると同時にベースシ
ャフト73が中心Bまわりに回動する。
【0022】リンク49にはシャフト11が固定されて
いるので、リンク49の回動に伴いシャフト11が回転
して前述したプレス部分39を回転させることになる。
この時のプレス部分39の回転量は、プレス部分39と
一体で回転するタイミングプーリ51の回転をタイミン
グベルト55によりロータリーエンコーダ53へ伝達す
ることにより検出される。
【0023】次に、ワークWを所望の角度で切断する際
の動作を説明する。まず、ワークWをワークテーブル4
3によりサイドフレーム15,15の切欠き13を貫通
した状態で切断位置に固定する。
【0024】続いて、サーボモータ77がボールネジ7
5を回転させることによりブロック67を介してリンク
63およびリンク61を移動させ、リンク49を中心A
まわりに回動させる。これによりプレス部分39が回転
するので、ロータリーエンコーダ53により回転量を検
出しながら所望の角度までプレス部分39を回転させ
る。これによりプレス部分39はワークWに対して所望
の角度だけ回転することになる。
【0025】プレス部分39を所望の角度に設定した
後、油圧シリンダ21がストライカ25を下降させて上
刃31を打撃してワークWを所望の角度に切断する。
【0026】このように、プレス部分39を回転せしめ
るリンク機構47を設けると共にプレス部分39の回転
量を検出するロータリーエンコーダ53を設けたので、
プレス部分39を所望の角度へ回転割出しすることがで
き、ワークWを所望の角度で切断することができる。ま
た、角度を自動で設定することができるので精度良く切
断することができるし、一々作業者の手を煩わせないの
で作業効率が向上する。
【0027】また、プレス部分39はプレス架台3とは
独立した構造になっている為、ワークW切断時の加工力
はプレス部分39内で相殺され、ベアリング9やその他
の部品へ作用することがない。
【0028】尚、本発明は上記実施例に限定されるもの
ではなく、適宜変更して実施しうるものである。
【0029】
【発明の効果】以上のごとき実施例の説明より理解され
るように、要するに本発明は、長手方向へ移送されるワ
ーク(W)を切断する上刃(31)及び下刃(27)を
備えたプレス部分(39)と、上記プレス部分(39)
を水平に回動可能に支持したプレス架台(3)と、前記
プレス部分(39)の下部に設けた第1のリンク(4
9)と枢支連結された第2のリンク(63)に備えたブ
ロック(67)に螺合したボールネジ(75)と、当該
ボールネジ(75)を回転駆動するためのサーボモータ
(77)と、前記プレス部分(39)の回転位置を検出
する回転位置検出装置(53)と、入力手段(57)に
よって入力された切断角度と前記回転位置検出装置(5
3)の検出値とに基いて前記サーボモータ(77)の制
御を行う制御部と、を備えてなるものである。
【0030】したがって、本発明によれば、入力手段5
7によってワークWの切断角を入力すると、回転位置検
出装置53の検出値と切断角の入力値とに基いて制御部
によってサーボモータ77の制御が行われ、プレス部分
39の切断角度の位置決めが自動的に行われる。よっ
て、ワークWを、切断角度を異にして連続的に切断する
ような場合であってもプレス部分39の位置決めがその
都度行われて自動的に切断されるものであり、ワークW
の切断角度を異にしての切断を能率良く行うことができ
るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るプレス切断機を示す一部破断の
断面図である。
【図2】図1中II1 方向から見た側面図およびII2 −II
2 線に沿った位置の断面図である。
【図3】図1中 III1 − III1 線および III2 − III2
線に沿った断面図である。
【図4】制御系統を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 プレス切断機 3 プレス架台 21 油圧シリンダ(駆動手段) 27 下刃 31 上刃 39 プレス部分 43 ワークテーブル(ワーク搬入装置) 47 リンク機構 53 ロータリーエンコーダ(回転位置検出装置) 77 サーボモータ CTL 制御部 W ワーク

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長手方向へ移送されるワーク(W)を切
    断する上刃(31)及び下刃(27)を備えたプレス部
    分(39)と、上記プレス部分(39)を水平に回動可
    能に支持したプレス架台(3)と、前記プレス部分(3
    9)の下部に設けた第1のリンク(49)と枢支連結さ
    れた第2のリンク(63)に備えたブロック(67)に
    螺合したボールネジ(75)と、当該ボールネジ(7
    5)を回転駆動するためのサーボモータ(77)と、前
    記プレス部分(39)の回転位置を検出する回転位置検
    出装置(53)と、入力手段(57)によって入力され
    た切断角度と前記回転位置検出装置(53)の検出値と
    に基いて前記サーボモータ(77)の制御を行う制御部
    と、を備えてなることを特徴とするプレス切断機。
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JPS5376376U (ja) * 1976-11-30 1978-06-26
JPS59191216U (ja) * 1983-06-03 1984-12-19 本田技研工業株式会社 台形ブランクの切断装置
JPH01132344U (ja) * 1988-02-29 1989-09-08
JPH039937U (ja) * 1989-06-19 1991-01-30

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