JP2576528Y2 - 平面切削機能を有する球面作業ロボット - Google Patents

平面切削機能を有する球面作業ロボット

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JP2576528Y2
JP2576528Y2 JP1992027079U JP2707992U JP2576528Y2 JP 2576528 Y2 JP2576528 Y2 JP 2576528Y2 JP 1992027079 U JP1992027079 U JP 1992027079U JP 2707992 U JP2707992 U JP 2707992U JP 2576528 Y2 JP2576528 Y2 JP 2576528Y2
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arm
axis
rotating shaft
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唯司 山本
研 川口
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Pentel Co Ltd
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Pentel Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、平面切削機能を有する
球面作業ロボットに関する。
【0002】
【従来の技術】本出願人は先に図4に示すような平面切
削機能を有する球面作業ロボットを考案した(実願平3
−39584号参照)。
【0003】次に図4について説明する。101はベ−
スで第1回転軸102が取り付けられている。該第1回
転軸102にはL字型をした第1ア−ム103が取り付
けられている。該第1ア−ム103先端には前記第1回
転軸102の軸線OAと直交するような軸線OBを有
し、回転駆動源を有する第2回転軸104が回転自在に
取り付けられている。
【0004】上記第2回転軸104先端面にモ−タ10
5のブラケット106を固定している。107は第2回
転軸104上部の直線状ガイド部104aに沿って摺動
する作業軸ユニットで、モ−タ105の回転軸108と
作業軸ユニット107のブラケット109とをクランク
機構110によって連結している。111は作業軸であ
る。
【0005】次に作用について説明する。球面作業時は
モ−タ105を停止し、周知の如く第1回転軸102に
より第1ア−ム103を回転し、第2回転軸104の回
動により順次球面を加工する。平面切削を行う場合は、
第1ア−ム103と第2回転軸104の回動により直線
状ガイド部104aを切削面と合致させ、次いでモ−タ
105を作動する。作業軸ユニット107はクランク機
構110により前後に摺動し直線溝を切削する。次いで
第1ア−ム103を順次回動し直線溝を削る。これを繰
り返して平面を削る。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
技術においては、球面作業ができる以外に平面作業がで
きるものの、作業軸ユニットをX方向、Y方向に駆動す
るための駆動源や平行に移動させるためのガイド部材な
どが第2ア−ムに取り付けられているので、球面作業ロ
ボットの上部に重心が設定されてしまい第1ア−ムを作
動させた場合、慣性力が働き、正確に位置決めできない
という問題点があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案は上記問題点を解
決することを目的とし、ベースに設置した回転自在の第
1回転軸に第1アームを取り付け、該第1アームに回転
自在で、かつその軸線が前記第1回転軸の軸線と直交す
るよう第2回転軸を取り付け、該第2回転軸に取り付け
られた第2アームの先端部に、その軸線が第2アームの
軸線と直交し、かつ第1回転軸の軸線と交わるよう作業
軸を配置するとともに、前記第1回転軸および第2回転
軸の各々に回転駆動源を配置した球面作業ロボットに於
て、第1アームにボールネジ及び回転駆動源を取り付
け、該ボールネジに横方向に摺動し得る移動ブロックを
螺合し、第2アームには作業工具を取り付けたロッドを
往復動し得るように取り付けたことを特徴とする。
【0008】
【実施例】図1、図2は本考案の第1実施例である。基
台1には第1回転軸2が取り付けられている。その第1
回転軸2にはL字型をした第1ア−ム3が取り付けられ
ている。その第1ア−ム3の中間部にはボ−ルネジ4が
配設され、そのボ−ルネジ4を回転させる駆動源が取り
付けられた摺動手段5が固定されている。その摺動手段
5の上面にはボ−ルネジ4と平行なガイド部材6,7が
嵌合し、又、前記ボ−ルネジ4と螺合する移動ブロック
8が摺動手段5に対し移動自在に配置されている。
【0009】そして、その移動ブロック8の先端には前
記第1回転軸2の軸線と直交するよう回転駆動源を有す
る第2回転軸9が回転自在に取り付けられている。その
第2回転軸9には第2ア−ム10が取り付けられてお
り、その第2ア−ム10にはロッド11を介して作業軸
ユニット12が固定されている。13は前記ロッド11
を前後動させるための駆動源、14は上下動可能な作業
軸15先端に取り付けられた作業工具である。又、前記
第1回転軸2の中心部にはワ−ク支持棒16が上下動自
在に配置されている。
【0010】次に作用について説明する。ワ−クWを球
状に加工する場合には第1回転軸、第2回転軸を作動さ
せ加工する。この作用は周知であるので詳細な説明は省
略する。ワ−クWを平面状に加工する場合には、移動ブ
ロック8(第2ア−ム10)を移動させ、又ロッド11
を移動させ、往復運動させることによりワ−クWを平面
状に加工する。
【0011】図3は本考案の第2実施例を示すもので、
前記第1実施例と相違する構成は、第1ア−ムに第2ア
−ム10のX方向の移動手段17を取り付け、ワ−クW
に対して接近したり、離隔したりできるようにした点で
ある。このような構成を取ることにより、大きなワ−ク
の場合、第2ア−ム10を後退させワ−クWより離隔さ
せて加工することができる。
【0012】
【考案の効果】本考案によると、ベースに設置した回転
自在の第1回転軸に第1アームを取り付け、該第1アー
ムに回転自在で、かつその軸線が前記第1回転軸の軸線
と直交するよう第2回転軸を取り付け、該第2回転軸に
取り付けられた第2アームの先端部に、その軸線が第2
アームの軸線と直交し、かつ第1回転軸の軸線と交わる
よう作業軸を配置するとともに、前記第1回転軸および
第2回転軸の各々に回転駆動源を配置した球面作業ロボ
ットに於て、第1アームにボールネジ及び回転駆動源を
取り付け、該ボールネジに横方向に摺動し得る移動ブロ
ックを螺合し、第2アームには作業工具を取り付けたロ
ッドを往復動し得るように取り付けてあるので、高速で
作動させることができ、更に停止させる際の位置決めを
正確の行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例外観斜視図である。
【図2】図1のA−A正断面図である。
【図3】本考案の第2実施例外観斜視図である。
【図4】従来装置の正面図である。
【符号の説明】
1 基台 2 第1回転軸 3 第1ア−ム 4 ボ−ルネジ 5 摺動手段 6 ガイド部材 7 ガイド部材 8 移動ブロック 9 第2回転軸 10 第2ア−ム 11 ロッド 12 作業ユニット 13 駆動源 14 作業工具 15 作業軸 17 移動手段

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースに設置した回転自在の第1回転軸
    に第1アームを取り付け、該第1アームに回転自在で、
    かつその軸線が前記第1回転軸の軸線と直交するよう第
    2回転軸を取り付け、該第2回転軸に取り付けられた第
    2アームの先端部に、その軸線が第2アームの軸線と直
    交し、かつ第1回転軸の軸線と交わるよう作業軸を配置
    するとともに、前記第1回転軸および第2回転軸の各々
    に回転駆動源を配置した球面作業ロボットに於て、第1
    アームにボールネジ及び回転駆動源を取り付け、該ボー
    ルネジに横方向に摺動し得る移動ブロックを螺合し、第
    2アームには作業工具を取り付けたロッドを往復動し得
    るように取り付けたことを特徴とする平面切削機能を有
    する球面作業ロボット。
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JPH0578487U JPH0578487U (ja) 1993-10-26
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4806229B2 (ja) * 2005-07-29 2011-11-02 国立大学法人東京工業大学 マイクロマニピュレータ
JP5272647B2 (ja) * 2008-10-24 2013-08-28 株式会社デンソーウェーブ ロボット

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS58114876A (ja) * 1981-12-28 1983-07-08 木下 源一郎 複合座標制御型ロボツト
JPH07115311B2 (ja) * 1987-01-30 1995-12-13 ぺんてる株式会社 球面作業ロボツト装置

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