JP2597508B2 - 球面作業ロボット - Google Patents

球面作業ロボット

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JP2597508B2
JP2597508B2 JP29948788A JP29948788A JP2597508B2 JP 2597508 B2 JP2597508 B2 JP 2597508B2 JP 29948788 A JP29948788 A JP 29948788A JP 29948788 A JP29948788 A JP 29948788A JP 2597508 B2 JP2597508 B2 JP 2597508B2
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axis
work
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一光 高井
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Pentel Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は球面もしくは曲面上の作業に適した球面作業
ロボットに関する。
(従来の技術) 従来、球面もしくは曲面上の作業に適したロボットと
して本出願人は特開昭63−191583(昭和62年1月30日出
願「球面作業ロボット装置」)なるものを提案した。
これはベースに設置した回転自在の第1回転軸に第1
腕を取付け、第1アームに回転自在で、かつその軸線が
前記第1回転軸の軸線と直交するよう第2回転軸を取付
け、該第2回転軸に取り付けた第2アームの先端部に、
その軸線が第2回転軸の軸線と直交するよう摺動軸を設
置するとともに、摺動軸の先端部に作業工具を装着し、
前記第1回転軸および第2回転軸には夫々回転駆動機構
を連結したロボットにおいて、ワーク支持軸を中心とし
て回転する回転筒に第1アームの基部を固定し、第1ア
ームがワーク外周を360度自由に回転し得る如くなした
ことを特徴としたもので、第1アームがワーク外周を36
0度自由に回転し得る如くしたので、ロボットアームと
ワーク支持軸との干渉の範囲を最小とすることが出来、
そのためロボットのもつ広い作業範囲を十分活用する事
が可能である。
また、ロボットのコンプライアンスが曲面(円周)方
向に大きく、かつシール軸方向に小さいので、本発明の
ロボットを組立作業に用いた場合、こじれの少ない挿入
作業が可能となる効果も有する。
また、以上の特長を活かしたものであれば組立作業ば
かりでなく加工等、他の作業にも適用できる等の効果が
あった。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、ワークが大型となって、ロボット作業
中心とワークの曲率中心とを一致させるために支持軸を
大きく移動させる必要がある場合、同様にワークを交換
するために支持軸を大きく移動させたい時など、支持軸
を移動させるストロークに限界があるためにこの点制限
を受けるという問題があった。
(問題点を解決するための手段) 本発明は上述した事情に鑑みてなされたもので、ベー
スに設置した回転自在の第1回転軸に第1腕を取付け第
1腕に回転自在で、かつその軸線が前記第1回転軸の軸
線と直交するよう第2回転軸を取付け、該第2回転軸に
取り付けた第2腕の先端部に、その軸線が第2腕の軸線
と直交し、かつ第1回転軸の軸線と交わるようツール軸
を設置するとともに、ツール軸の先端部に作業工具を装
着し、前記第1回転軸および第2回転軸には夫々回転駆
動機構を連結するようにした球面作業ロボットに於て、
前記作業工具をへだててベースと反対側に前記第1回転
軸と平行な方向を基軸の一つとする直角座標型ロボット
を設け、該直角座標型ロボットの最終軸に第1回転軸方
向に伸びるアームを取り付け、該アーム先端に作業対象
物を把持する把持装置を設けたことを特徴とする。
以下、図示した実施例に基づいて具体的に説明する。
第1図で架台1にベース2が固定されている。該ベース
2にはサーボモーター3が設けられており、サーボモー
ター3の図示省略の出力軸は図示省略の第1回転軸に連
結している。
さらに該第1回転軸は第1腕4の基部4aと結合してい
る。第1腕はL字型をしていて第1回転軸の軸線5に沿
って伸びている。第1腕の先端4bでは第2回転軸(図示
省略)がその軸線6を前記第1回転軸の軸線5と直交さ
せて軸支されている。第2回転軸は第1腕4先端4bに設
けられたサーボモーター7と連結するとともに、第2腕
8の基部8bとも結合している。第2腕8はL字型をして
いて、その先端8bではその軸線9が第2回転軸の軸線6
と直交し、かつ第1回転軸の軸線5と交わるような摺動
軸10が摺動自在に軸支されている。該摺動軸10は第2腕
8に設けられた図示省略の駆動装置によって駆動され
る。
摺動軸10には軸線9に沿って作業工具11が設けられて
いる。11aは作業工具11先端の作業部(例えば、カッタ
ーなど)でその中心は軸線9と一致している。
一方、前記架台1には作業工具11をはさんでベース2
の反対側にX,Y,Zの直交軸を有する直角座標ロボット12
が、そのX,Y,Zの基軸のうちどれか一つ(第1図の場合
はY軸)の軸が前記第1回転軸の軸線5と平行になるよ
うに設けられている。X,Y,Zの3軸の最終軸(第1図の
場合はZ軸)に第1回転軸5方向に伸びるアーム13が取
り付けられている。該アーム13の先端には把持装置14が
設けられている。15は把持装置14によって把持された作
業対象であるワークである。
また、ロボット12の作業範囲はワーク15が前記軸線5
と軸線6の交点を中心としてX,Y,Z方向のストロークが
大体対称になるよう設けられている。17はX軸ベース、
18はX軸駆動用サーボモーター、19はY軸ベース、20は
Y軸駆動用サーボモーター、21はY軸の出力部分19′に
取り付けられたZ軸ユニットである。
次に作用について説明する。ロボット12によってワー
ク15を把持装置14で把持し、サーボモーター3,7を所定
量回動し、摺動軸10を軸9の方向に摺動して第1図又は
第2図又は第3図の如く姿勢を変え乍らワーク15に作業
工具11を当接し、ワーク15表面のかなり広い範囲にわた
って加工を行う(把持装置14との干渉がなければ全表面
の加工が出来る。) 第4図の場合、作業面15aの曲率中心OWと作業工具保
持側ロボット23の各回転軸の交点Oを一致させ、かつ作
業工具の軸線9を作業面15aの法線と一致させ加工を行
う。22は交点Oを通る直角座標ロボット12のX軸と直角
でY軸と平行な軸線である。
次にワーク15の作業(加工)面15a′を加工する場
合、第5図の如く、直角座標ロボット12と作業工具保持
側ロボット23が移動して加工面15a′の曲率中心OW′と
作業工具保持側ロボット23の各回転軸の交点Oを一致さ
せ、かつ、作業工具の軸線9を作業面15a′の法線と一
致させ加工を行う。dは加工面15aから加工面15a′に移
動した後の直角座標ロボット12の移動距離で図中では2
次元的に表現したが実際はX,Y,Z方向に移動する。又、
ワーク15も二次元的に表現したがこれも三次元面であ
り、ロボット23により作業工具先端は三次元上で位置決
めされる。
なお、上述した実施例ではワークの各作業面の曲率中
心と作業工具保持側ロボット23の各回転軸の交点を一致
させ、かつ作業工具の軸線とワークの作業面における法
線を一致させたが、ワーク15や作業工具11や刃物11aの
条件によっては必ずしも一致させずに作業する事もでき
る。但し、その場合は作業工具保持側ロボット23側の受
ける反力に回転軸に対するモーメントが生ずるため、サ
ーボの位置ゲインを高くする必要がある。また、加工方
向が作業面の法線方向だけでなく、各ロボットが経路制
御を行い連続して加工を行う場合も同様である。
(効 果) 以上述べてきたように、本発明はベースに設置した回
転自在の第1回転軸に第1腕を取付け第1腕に回転自在
で、かつその軸線が前記第1回転軸の軸線と直交するよ
う第2回転軸を取付け、該第2回転軸に取り付けた第2
腕の先端部に、その軸線が第2腕の軸線と直交し、かつ
第1回転軸の軸線と交わるようツール軸を設置するとと
もに、ツール軸の先端部に作業工具を装着し、前記第1
回転軸および第2回転軸には夫々回転駆動機構を連結す
るようにした球面作業ロボットに於て、前記作業工具を
へだててベースと反対側に前記第1回転軸と平行な方向
を基軸の一つとする直角座標型ロボットを設け、該直角
座標型ロボットの最終軸に第1回転軸方向に伸びるアー
ムを取り付け、該アーム先端に作業対象物を把持する把
持装置を設けたので、ワークを把持している直角座標ロ
ボットの作業範囲を大きくできるので大きなワークに対
して作業する際、ワークのより広い部分に対して作業を
行うことが可能となるばかりか、ワーク曲面の曲率中心
と軸線5と軸線6の交点を一致させる事が容易となる効
果がある。
また、第1腕を直角座標ロボットに干渉せずに360゜
以上回転させることができ、この点においてもワークの
広い範囲に対して作業が可能となる。
その他に、干渉がより少ないため直角座標ロボットに
よるワーク交換も容易となる効果がある。
なお、各軸の関係が保持されれば架台1を直立させ、
X軸もしくはY軸が鉛直方向を向くようにしても良い
し、直角座標ロボット12もしくは作業工具保持側を天井
から吊り下げるように設置することもできる。
第1図でY軸を鉛直方向にすると最負荷が大きいと判
断されるサーボモーター3の軸線も鉛直となり負荷が軽
減できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例斜視図、第2図、第3図は第
1図の作業工具の姿勢を変えた斜視図、第4図、第5図
は非球面の別々の曲面を加工する場合のワークと作業工
具の向きを示す正面説明図である。 1……架台、2……ベース 3,7……サーボモーター、4……第1腕 5……第1回転軸の軸線、8……第2腕 6……第2回転軸の軸線、9……第2腕軸線 10……摺動軸、11……作業工具 12……ロボット、13……アーム 14……把持装置、15……ワーク 17……X軸ベース、19……Y軸ベース 21……Z軸ユニット

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベースに設置した回転自在の第1回転軸に
    第1腕を取付け第1腕に回転自在で、かつその軸線が前
    記第1回転軸の軸線と直交するよう第2回転軸を取付
    け、該第2回転軸に取り付けた第2腕の先端部に、その
    軸線が第2腕の軸線と直交し、かつ第1回転軸の軸線と
    交わるようツール軸を設置するとともに、ツール軸の先
    端部に作業工具を装着し、前記第1回転軸および第2回
    転軸には夫々回転駆動機構を連結するようにした球面作
    業ロボットに於て、前記作業工具をへだててベースと反
    対側に前記第1回転軸と平行な方向を基軸の一つとする
    直角座標型ロボットを設け、該直角座標型ロボットの最
    終軸に第1回転軸方向に伸びるアームを取り付け、該ア
    ーム先端に作業対象物を把持する把持装置を設けたこと
    を特徴とする球面作業ロボット。
JP29948788A 1988-11-29 1988-11-29 球面作業ロボット Expired - Lifetime JP2597508B2 (ja)

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CN113432551A (zh) * 2021-06-25 2021-09-24 哈尔滨工业大学 基于多轴精密运动机构的微小零件三维形貌测量方法

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