JPH0578487U - 平面切削機能を有する球面作業ロボット - Google Patents

平面切削機能を有する球面作業ロボット

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JPH0578487U
JPH0578487U JP2707992U JP2707992U JPH0578487U JP H0578487 U JPH0578487 U JP H0578487U JP 2707992 U JP2707992 U JP 2707992U JP 2707992 U JP2707992 U JP 2707992U JP H0578487 U JPH0578487 U JP H0578487U
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JP
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arm
axis
attached
rotating shaft
shaft
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唯司 山本
研 川口
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Pentel Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 平面作業機能を有する球面作業ロボット装置
に関し、全体の重心が下方に来るようにして各ア−ムの
振れを極力防止し、ア−ムを正確に位置決めする。 【構成】 ベ−ス1に設置した回転自在の第1回転軸2
に第1ア−ム3を取り付け、該第1ア−ムに回転自在
で、かつその軸線が前記第1回転軸の軸線と直交するよ
う第2回転軸9を取り付け、該第2回転軸に取り付けら
れた第2ア−ム10の先端部に、その軸線が第2ア−ム
の軸線と直交し、かつ第1回転軸の軸線と交わるよう作
業軸15を配置するとともに、前記第1回転軸および第
2回転軸の各々に回転駆動源を配置した球面作業ロボッ
トに於て、第1ア−ムに第2ア−ムが横方向に往復摺動
し得る摺動機構5を取り付け、第2ア−ムに作業軸が第
2ア−ム回転軸と平行に摺動し得る摺動機構を取り付け
たことを特徴とする平面切削機能を有する球面作業ロボ
ット。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、平面切削機能を有する球面作業ロボットに関する。
【0002】
【従来の技術】
本出願人は先に図4に示すような平面切削機能を有する球面作業ロボットを考 案した(実願平3−39584号参照)。
【0003】 次に図4について説明する。101はベ−スで第1回転軸102が取り付けら れている。該第1回転軸102にはL字型をした第1ア−ム103が取り付けら れている。該第1ア−ム103先端には前記第1回転軸102の軸線OAと直交 するような軸線OBを有し、回転駆動源を有する第2回転軸104が回転自在に 取り付けられている。
【0004】 上記第2回転軸104先端面にモ−タ105のブラケット106を固定してい る。107は第2回転軸104上部の直線状ガイド部104aに沿って摺動する 作業軸ユニットで、モ−タ105の回転軸108と作業軸ユニット107のブラ ケット109とをクランク機構110によって連結している。111は作業軸で ある。
【0005】 次に作用について説明する。球面作業時はモ−タ105を停止し、周知の如く 第1回転軸102により第1ア−ム103を回転し、第2回転軸104の回動に より順次球面を加工する。平面切削を行う場合は、第1ア−ム103と第2回転 軸104の回動により直線状ガイド部104aを切削面と合致させ、次いでモ− タ105を作動する。作業軸ユニット107はクランク機構110により前後に 摺動し直線溝を切削する。次いで第1ア−ム103を順次回動し直線溝を削る。 これを繰り返して平面を削る。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら上記従来技術においては、球面作業ができる以外に平面作業がで きるものの、作業軸ユニットをX方向、Y方向に駆動するための駆動源や平行に 移動させるためのガイド部材などが第2ア−ムに取り付けられているので、球面 作業ロボットの上部に重心が設定されてしまい第1ア−ムを作動させた場合、慣 性力が働き、正確に位置決めできないという問題点があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記問題点を解決することを目的とし、ベ−スに設置した回転自在の 第1回転軸に第1ア−ムを取り付け、該第1ア−ムに回転自在で、かつその軸線 が前記第1回転軸の軸線と直交するよう第2回転軸を取り付け、該第2回転軸に 取り付けられた第2ア−ムの先端部に、その軸線が第2ア−ムの軸線と直交し、 かつ第1回転軸の軸線と交わるよう作業軸を配置するとともに、前記第1回転軸 および第2回転軸の各々に回転駆動源を配置した球面作業ロボットに於て、第1 ア−ムに第2ア−ムが横方向に往復摺動し得る摺動機構を取り付け、第2ア−ム に作業軸が第2ア−ム回転軸と平行に摺動し得る摺動機構を取り付けたことを特 徴とする。
【0008】
【実施例】
図1、図2は本考案の第1実施例である。基台1には第1回転軸2が取り付け られている。その第1回転軸2にはL字型をした第1ア−ム3が取り付けられて いる。その第1ア−ム3の中間部にはボ−ルネジ4が配設され、そのボ−ルネジ 4を回転させる駆動源が取り付けられた摺動手段5が固定されている。その摺動 手段5の上面にはボ−ルネジ4と平行なガイド部材6,7が嵌合し、又、前記ボ −ルネジ4と螺合する移動ブロック8が摺動手段5に対し移動自在に配置されて いる。
【0009】 そして、その移動ブロック8の先端には前記第1回転軸2の軸線と直交するよ う回転駆動源を有する第2回転軸9が回転自在に取り付けられている。その第2 回転軸9には第2ア−ム10が取り付けられており、その第2ア−ム10にはロ ッド11を介して作業軸ユニット12が固定されている。13は前記ロッド11 を前後動させるための駆動源、14は上下動可能な作業軸15先端に取り付けら れた作業工具である。又、前記第1回転軸2の中心部にはワ−ク支持棒16が上 下動自在に配置されている。
【0010】 次に作用について説明する。ワ−クWを球状に加工する場合には第1回転軸、 第2回転軸を作動させ加工する。この作用は周知であるので詳細な説明は省略す る。ワ−クWを平面状に加工する場合には、移動ブロック8(第2ア−ム10) を移動させ、又ロッド11を移動させ、往復運動させることによりワ−クWを平 面状に加工する。
【0011】 図3は本考案の第2実施例を示すもので、前記第1実施例と相違する構成は、 第1ア−ムに第2ア−ム10のX方向の移動手段17を取り付け、ワ−クWに対 して接近したり、離隔したりできるようにした点である。このような構成を取る ことにより、大きなワ−クの場合、第2ア−ム10を後退させワ−クWより離隔 させて加工することができる。
【0012】
【考案の効果】
本考案によると、ベ−スに設置した回転自在の第1回転軸に第1ア−ムを取り 付け、該第1ア−ムに回転自在で、かつその軸線が前記第1回転軸の軸線と直交 するよう第2回転軸を取り付け、該第2回転軸に取り付けられた第2ア−ムの先 端部に、その軸線が第2ア−ムの軸線と直交し、かつ第1回転軸の軸線と交わる よう作業軸を配置するとともに、前記第1回転軸および第2回転軸の各々に回転 駆動源を配置した球面作業ロボットに於て、第1ア−ムに第2ア−ムが横方向に 往復摺動し得る摺動機構を取り付け、第2ア−ムに作業軸が第2ア−ム回転軸と 平行に摺動し得る摺動機構を取り付けてあるので、ロボット装置の下部に重心を 設定でき、従って各ア−ムを作動させ停止した際、各ア−ムの振れを極力防止し て正確に位置決めすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例外観斜視図である。
【図2】図1のA−A正断面図である。
【図3】本考案の第2実施例外観斜視図である。
【図4】従来装置の正面図である。
【符号の説明】
1 基台 2 第1回転軸 3 第1ア−ム 4 ボ−ルネジ 5 摺動手段 6 ガイド部材 7 ガイド部材 8 移動ブロック 9 第2回転軸 10 第2ア−ム 11 ロッド 12 作業ユニット 13 駆動源 14 作業工具 15 作業軸 17 移動手段

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベ−スに設置した回転自在の第1回転軸
    に第1ア−ムを取り付け、該第1ア−ムに回転自在で、
    かつその軸線が前記第1回転軸の軸線と直交するよう第
    2回転軸を取り付け、該第2回転軸に取り付けられた第
    2ア−ムの先端部に、その軸線が第2ア−ムの軸線と直
    交し、かつ第1回転軸の軸線と交わるよう作業軸を配置
    するとともに、前記第1回転軸および第2回転軸の各々
    に回転駆動源を配置した球面作業ロボットに於て、第1
    ア−ムに第2ア−ムが横方向に往復摺動し得る摺動機構
    を取り付け、第2ア−ムに作業軸が第2ア−ム回転軸と
    平行に摺動し得る摺動機構を取り付けたことを特徴とす
    る平面切削機能を有する球面作業ロボット。
JP1992027079U 1992-03-31 1992-03-31 平面切削機能を有する球面作業ロボット Expired - Fee Related JP2576528Y2 (ja)

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JPH0578487U true JPH0578487U (ja) 1993-10-26
JP2576528Y2 JP2576528Y2 (ja) 1998-07-16

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JP2007030137A (ja) * 2005-07-29 2007-02-08 Tokyo Institute Of Technology マイクロマニピュレータ
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