JPH081246A - ベンダーの曲げツール作動装置 - Google Patents

ベンダーの曲げツール作動装置

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JPH081246A
JPH081246A JP15301494A JP15301494A JPH081246A JP H081246 A JPH081246 A JP H081246A JP 15301494 A JP15301494 A JP 15301494A JP 15301494 A JP15301494 A JP 15301494A JP H081246 A JPH081246 A JP H081246A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bending tool
tool
bending
disk cam
work
Prior art date
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Pending
Application number
JP15301494A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsumi Oya
克己 大矢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
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Publication of JPH081246A publication Critical patent/JPH081246A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 曲げツールの位置制御を容易に行なう。 【構成】 円板カム20を回転させることによって、曲
げツール32の先端を、円板カム20の偏心量を半径と
する円に沿って運動をさせることが出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は板状のワーク(被工作
物)を折り曲げ成形するベンダーの曲げツール作動装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の曲げツール作動装置とし
て以下の如きものは知られている。即ち、ベンダー機枠
に軸心を左右方向に向けるようにして回転自在に設けら
れた円板カムと、この円板カムに上下揺動自在に嵌めら
れた、曲げツールを有する揺動アームと、前記円板カム
を駆動して究極的に曲げツールを前後動させる円板カム
駆動装置と、前記揺動アームを上下動させて究極的に曲
げツールを上下動させる流体圧シリンダ(揺動アーム駆
動装置)とを有するものは知られている。
【0003】
【従来技術の欠点】前記従来の曲げツール作動装置には
以下の如き欠点があった。即ち、ワークの折り曲げに際
し、円板カム駆動装置と流体圧シリンダ(揺動アーム駆
動装置)とを、即ち、2つの駆動装置を同期させつつ制
御しなければならなかったので、制御が面倒であると共
に、コスト高である等という欠点があった。
【0004】
【前記欠点を解消するための手段】本発明は前記欠点を
解消するために以下の如き手段を採用した。本発明は、
少なくとも一対の円板カムと、円板カムに嵌められた移
動部材と、移動部材に直接又は間接に設けられた曲げツ
ールと、円板カム駆動装置とを有するものである。
【0005】
【発明の作用】本発明は以下の如き作用をなすものであ
る。円板カムを回転又は所定角度範囲で揺動させること
によって曲げツールの動きを制御することが出来るの
で、即ち、円板カムの回転制御だけによって曲げツール
の上下・前後の位置制御が出来るので、曲げツールの位
置制御が行ない易く、また、コストの低減及び作動のス
ピードアップを図ることが出来る。
【0006】
【実施例】以下に本発明を図面を参照しつつ実施例に基
づいて説明する。なお、この明細書において、前とは図
1上側を、後とは同図下側をいい、左とは図1左側を、
右とは同図右側をいう。
【0007】ベンダー1の機枠2の後部(図1下側部)
にテーブル3が設けられ、このテーブル3の左右方向中
央には長手方向を前後方向に向けた溝5が形成され、こ
の溝5に沿って、側面形状コ字状のワーク移動装置6が
機枠2に公知の移動機構(図示略)によって前後動自在
に設けられている。前記ワーク移動装置6は、上下端を
前方に向けた側面形状コ字状の前後動体7と、この前後
動体7の、前端下側部に水平回転自在に設けられた下側
クランプ8と、前後動体7の前端上側部に上下動自在に
設けられた上下動ブロック10と、この上下動ブロック
10に下側クランプ8に対向するようにして水平回転自
在に設けられた上側クランプ9とを有している。このよ
うな構成によって、下側クランプ8と上側クランプ9と
によってワークWを挟持した後、前後動体7を前後動さ
せることによってワークWを前後動させることが出来、
下側クランプ8・上側クランプ9を水平回転させること
によってワークWを水平回転させることが出来る。
【0008】前記機枠2の、テーブル3の前方部に左右
方向に長い下側挟持片13が設けられ、この下側挟持片
13に対向するようにして左右方向に長い上側挟持片1
4が流体圧シリンダ等を含む作動装置15によって機枠
2に上下動自在に設けられている。このような構成によ
って、下側挟持片13と上側挟持片14とによってワー
クWを挟持・固定することが出来る。なお、上側挟持片
14には、ワークWを逃げるための空間16が形成され
ている。
【0009】前記機枠2の、下側挟持片13及び上側挟
持片14より前方部に、左右一対の軸受18が上下に2
組設けられ、これら左右組となる軸受18に、円板カム
20の回転軸19(各円板カム20は回転軸19に対し
て同一量偏心している。)が回転自在に嵌められてい
る。そして、各回転軸19には左右一対のピニオン21
が嵌め止められ、これら左側の上下のピニオン21同士
及び右側の上下のピニオン21同士に長手方向を上下方
向に向けたラック22が噛み合わされている。なお、そ
の状態で、全ての円板カム20の偏心中心は、同一の回
転位置、即ち、円板カム20の垂直線を基準として同一
角度をなす位置に位置するようになされている。前記ラ
ック22は機枠2に上下動自在に設けられ、これらラッ
ク22は連結棒23によって連結され、モーター・ボー
ルねじ機構等を含む作動装置24によって上下に作動さ
せられるようになされている。このような構成によって
ラック22を上下動させることによって、ピニオン21
が回転させられて、究極的に円板カム20が回転させら
れる。この説明から明らかなごとく、ピニオン21、ラ
ック22及び作動装置24によって円板カム駆動装置2
5が構成されている。
【0010】前記円板カム20に移動部材27が左右方
向に外れないようにして嵌められている。このような構
成によって、円板カム20を回転させることによって、
移動部材27は、円板カム20の偏心量を半径とする円
運動をすることになる。前記移動部材27に軸心を左右
方向に向けた枢軸28によってツール保持部材29が上
下揺動自在に設けられている。前記ツール保持部材29
は、上下方向の中間に後方に開放したワーク逃げ空間3
1を有する側面形状略C字状の本体30と、前記本体3
0の、ワーク逃げ空間31に対向する上下縁部に設けら
れた、本体30と別体又は一体の曲げツール32とを有
している。このような構成によって、円板カム20を回
転させることによって、曲げツール32の先端を、円板
カム20の偏心量を半径とする円に沿って運動をさせる
ことが出来る。また、円板カム20を所定角度範囲で揺
動させることによって曲げツール32の先端を、円板カ
ム20の偏心量を半径とする円の一部に沿って運動させ
ることが出来る。
【0011】前記ツール保持部材29は、2つ折れの上
側・下側の、所要組のリンク35・上側・下側の、流体
圧シリンダ36を含むツール保持部材駆動装置34によ
って、上下に位置変更可能となされ、下側の曲げツール
32を使用する時はそのための位置に移動させられ、他
方、上側の曲げツール32を使用する時はそのための位
置に移動させられる。即ち、ツール保持部材駆動装置3
4によって使用される曲げツール32の位置変更を行な
うものである。従って、ワークWの折り曲げが行なわれ
る最中にはツール保持部材駆動装置34は作動すること
はない。
【0012】
【実施例の作用】次に実施例の作用を説明する。ワーク
Wの折り曲げ形状に対応して、上側又は下側のいずれの
曲げツール32を使用するか、また、円板カム20を一
回転又は所定角で揺動させるか、更に、どのシーケンス
プログラムを使用・選択するか等のデーターをCPUの
記憶装置に入力した後、ベンダー1のスイッチ(図示
略)を入れれば、自動的にワークWの折り曲げが行なわ
れる。折り曲げは、ワークWを下側挟持片13及び上側
挟持片14で挟持した後、それらから前方にはみ出した
ワークWの部分を曲げツール32によって上又は下に折
り曲げることによって行なわれる。
【0013】
【実施例の利点】前記実施例は以下の如き利点を有して
いる。 (1)ピニオン21の半径を、円板カム20の偏心量よ
り大きくすることによって、作動装置24の小さな力
(馬力)を増幅して、曲げツール32に出力することが
出来る。
【0014】
【変形例等】以下に変形例等について説明を加える。 (1)円板カム20に変えて、上下一対のクランクシャ
フトの主軸を軸受18に回転自在に設け、これらクラン
クシャフトのクランクピンに移動部材27を遊嵌しても
よい。なお、全てのクランクピンは、同一の回転位置、
即ち、クランクシャフトの主軸の中心を通る垂直線に対
して同一角度をなす位置に位置するようにする。 (2)円板カム20の回転装置は、回転軸19を直接に
モーターによって回転させるようにしてもよい。
【0015】
【発明の効果】本発明は前記した如き構成によって以下
の如き効果を奏するものである。 請求項1の発明によれば、円板カムを回転又は所定角
度範囲で揺動させることによって曲げツールの動きを制
御することが出来るので、即ち、円板カムの回転制御だ
けによって曲げツールの上下・前後の位置制御が出来る
ので、曲げツールの位置制御が行ない易く、また、コス
トの低減及び作動のスピードアップを図ることが出来
る。 請求項2の発明によれば、円板カム駆動装置と、ツー
ル保持部材駆動装置(上下の曲げツールの位置切替駆動
装置)とが別個に設けられて、それぞれを別個・独立に
制御することが出来るので、制御が容易となる。 請求項3の発明によれば、クランクシャフトを回転又
は所定角度範囲で揺動させることによって曲げツールの
動きを制御することが出来るので、即ち、クランクシャ
フトの回転制御だけによって曲げツールの上下・前後の
位置制御が出来るので、曲げツールの位置制御が行ない
易く、また、コストの低減及び作動のスピードアップを
図ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す簡略平面図である。
【図2】図1のII−II線拡大断面図である。
【図3】図2のIII−III線に沿う中間省略の断面
図である。
【符号の説明】
20 円板カム 25 円板カム駆動装置 27 移動部材 28 枢軸 29 ツール保持部材 30 本体 31 ワーク逃げ空間 32 曲げツール 34 ツール保持部材駆動装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一対の円板カムと、円板カム
    に嵌められた移動部材と、移動部材に直接又は間接に設
    けられた曲げツールと、円板カム駆動装置とを有するベ
    ンダーの曲げツール作動装置。
  2. 【請求項2】 少なくとも一対の円板カムと、円板カム
    に嵌められた移動部材と、移動部材に上下揺動位置変更
    自在に設けられた、上下方向の中間にワーク逃げ空間を
    有し、且つ、ワーク逃げ空間の上下縁部に曲げツールを
    有するツール保持部材と、円板カム駆動装置と、ツール
    保持部材駆動装置とを有するベンダーの曲げツール作動
    装置。
  3. 【請求項3】 少なくとも一対のクランクシャフトと、
    クランクシャフトのクランクピンに嵌められた移動部材
    と、移動部材に直接又は間接に設けられた曲げツール
    と、クランクシャフト駆動装置を有するベンダーの曲げ
    ツール作動装置。
JP15301494A 1994-06-10 1994-06-10 ベンダーの曲げツール作動装置 Pending JPH081246A (ja)

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JP15301494A JPH081246A (ja) 1994-06-10 1994-06-10 ベンダーの曲げツール作動装置

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5863391A (en) * 1997-08-15 1999-01-26 Arco Chemical Technology, L.P. Purification of a methanol stream
US6121222A (en) * 1996-12-27 2000-09-19 Rhodia Inc. Anionic surfactants having multiple hydrophobic and hydrophilic groups
JP2000343130A (ja) * 1999-06-03 2000-12-12 Salvagnini It Spa 曲げ機械
KR100391950B1 (ko) * 2000-07-19 2003-07-16 우정특수기업 주식회사 내외장식용 금속판넬의 자동성형기
CN110538908A (zh) * 2019-09-23 2019-12-06 安徽省科昌机械制造股份有限公司 一种柔性钣金折弯成型机

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