JPH04125532U - 平面切削機能を有する球面作業ロボツト - Google Patents

平面切削機能を有する球面作業ロボツト

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JPH04125532U
JPH04125532U JP3958491U JP3958491U JPH04125532U JP H04125532 U JPH04125532 U JP H04125532U JP 3958491 U JP3958491 U JP 3958491U JP 3958491 U JP3958491 U JP 3958491U JP H04125532 U JPH04125532 U JP H04125532U
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  • Machine Tool Units (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は平面切削機能を有する球面作業ロボ
ットに関するもので、球面切削とは別に球面の任意の法
線に対し直角な平面を簡単に切削することを目的として
いる。 【構成】 作業軸ユニットを第2回転軸に沿って摺動し
得る如くしてある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、平面切削機能を有する球面作業ロボットに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、図9に示すような球面作業ロボットは公知である。ベ−ス101には回 転駆動源を有する第1回転軸102が取り付けられている。該第1回転軸102 にはL字型をした第1ア−ム103が取り付けられている。該第1ア−ム103 先端には前記第1回転軸102の軸線OAと直交するような軸線OBを有し、回 転駆動源を有する第2回転軸104が回転自在に取り付けられている。該第2回 転軸104には第2ア−ム105が取り付けられており、その先端には前記軸線 OBと平行に工具取付ア−ム106が取り付けられている。該工具取付ア−ム1 06の先端には第2ア−ムに平行移動可能で、かつ軸線OA上になるよう作業工 具107を有する作業軸108が移動可能に取り付けられている。
【0003】 上記球面作業ロボットは、ツ−ル先端が常に作業域の中心に向きながら球の表 面上を移動する。つまり、ツ−ル先端が弧を描きながら移動できるので球面を加 工するのに都合が良い。θ1を任意の位置で固定し、θ2を回動させて弧溝を削っ た後、θ1を刃幅分回動し、再度θ2を回動して次の弧溝を削る。これを繰り返し 球を削り出す。このロボットで平面加工するにはツ−ル軸の送りを調節しながら θ2(又はθ1)を回動してツ−ル先端が直線を描くようにし溝を削る。θ1(又 はθ2)を刃幅分回動し、再び、ツ−ル軸を調節しながらθ2(又はθ1)を回動 して次の溝を削る。これを繰り返すことにより平面を削り出す。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来技術にあっては、ツ−ル先端が平面上を通る直線軌跡を算出し、この 軌跡に沿うように作業軸の送りを調節し乍らθ2又はθ1を回動させるためθ2又 はθ1の各々の位置に対する作業軸の位置を予め計算し、2軸或は3軸を同時に 作動させなければならず、その為、制御が困難であり正確な平面切削は不可能で あるという問題点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記問題点を解決することを目的とし、ベ−スに設置した回転自在の 第1回転軸に第1ア−ムを取り付け、該第1ア−ムに回転自在で、かつその軸線 が前記第1回転軸の軸線と直交するよう第2回転軸を取り付け、該第2回転軸に 取り付けられた第2ア−ムの先端部に、その軸線が第2ア−ムの軸線と直交し、 かつ第1回転軸の軸線と交わるよう作業軸を配置するとともに、前記第1回転軸 および第2回転軸の各々に回転駆動源を配置した球面作業ロボットに於て、作業 軸ユニットを第2回転軸に沿って摺動し得る如くしたことを特徴とする。
【0006】
【実施例】
図1、図2は本考案の第1実施例である。1はベ−スで第1回転軸2が取り付 けられている。該第1回転軸2にはL字型をした第1ア−ム3が取り付けられて いる。該第1ア−ム3先端には前記第1回転軸2の軸線OAと直交するような軸 線OBを有し、回転駆動源を有する第2回転軸4が回転自在に取り付けられてい る。
【0007】 以上の構成は従来技術と同様である。本考案は上記第2回転軸4先端面にモ− タ5のブラケット6を固定している。7は第2回転軸4上部の直線状ガイド部4 aに沿って摺動する作業軸ユニットで、モ−タ5の回転軸8と作業軸ユニット7 のブラケット9とをクランク機構10によって連結している。11は作業軸であ る。
【0008】 次に作用について説明する。球面作業時はモ−タ5を停止し、周知の如く第1 回転軸2により第1ア−ム3を回転し、第2回転軸4の回動により順次球面を加 工する。平面切削を行う場合は、第1ア−ム3と第2回転軸4の回動により直線 状ガイド部4aを切削面と合致させ、次いでモ−タ5を作動する。作業軸ユニッ ト7はクランク機構10により前後に摺動し直線溝を切削する。次いで第1ア− ム3を順次回動し直線溝を削る。これを繰り返して平面を削る。
【0009】 図3は本考案の第2実施例である。14は第1実施例と同様の第2回転軸で、 上部に直線状ガイド部14aが一体形成され、モ−タ15を固定したブラケット 16が該直線状ガイド部14a前端面に固定されている。17は直線状ガイド部 14aに沿って摺動する作業軸ユニットで、モ−タ15により駆動されるボ−ル ねじ18が螺合している。19は作業軸、20は作業工具である。第1ア−ムを 所定位置に回動しモ−タ15を作動し、作業軸ユニット7を前後動して直線溝を 削る。次いで、第1ア−ムを順次回動して直線溝を削り平面を削る。
【0010】 図4、図5は本考案の第3実施例である。34は第1実施例と同様の第2回転 軸で、上部にX方向ガイド35を一体形成し、X方向摺動体36を該X方向ガイ ド35に沿って摺動し得るよう取り付ける。37はX方向摺動体36端面に固定 したモ−タで、該モ−タ37により作動するボ−ルねじ38を第2回転軸34に 固定した雌ねじ39に螺合し、該モ−タ37の作動によりX方向摺動体36はX 方向に摺動する。40,41はボ−ルねじ38の軸受である。なお、第2回転軸 を回転させることにより、球面の任意の位置で平面切削できる。
【0011】 X方向摺動体36上部には前記X方向ガイド35と直交するY方向ガイド42 を一体形成し、作業軸ユニット43をY方向ガイド42に沿って摺動し得るよう に取り付ける。44は作業軸ユニット43の端面に固定されたモ−タで、該モ− タ44により駆動されるボ−ルねじがX方向摺動体に固定された雌ねじと螺合し 、該モ−タ44が作動すると作業軸ユニット43はY方向に摺動する。45は作 業軸で作業工具46を上下方向に移動するようになっている。
【0012】 次に作用について説明する。モ−タ37の作動により作業工具46をX方向に 摺動し、モ−タ44の作動により作業工具46をY方向に摺動できるので球面任 意の位置に平面切削できる。球面の任意の法線に対し直角の平面をより簡便に切 削することができる。
【0013】 図6乃至図8は本考案の第4実施例である。第2回転軸54に第2ア−ム55 が第2回転軸54の軸A−Aと直角方向の軸B−Bを中心に回動できるように取 り付けられている。56はその回動用のモ−タである。57は作業軸で軸B−B と平行な軸C−C方向に上下動し得るようになっている。
【0014】 次に作用について説明する。モ−タ56を回動させて所定平面に円弧溝59を 切削する。次いで、ワ−ク支持部材58を順次回動し乍らモ−タ56を回動し、 図8の如く、順次円弧溝59を切削し平面を切削する。
【0015】
【考案の効果】
本考案によると、ベ−スに設置した回転自在の第1回転軸に第1ア−ムを取り 付け、該第1ア−ムに回転自在で、かつその軸線が前記第1回転軸の軸線と直交 するよう第2回転軸を取り付け、該第2回転軸に取り付けられた第2ア−ムの先 端部に、その軸線が第2ア−ムの軸線と直交し、かつ第1回転軸の軸線と交わる よう作業軸を配置するとともに、前記第1回転軸および第2回転軸の各々に回転 駆動源を配置した球面作業ロボットに於て、作業軸ユニットを第2回転軸に沿っ て摺動し得る如くしてあるので、球面切削と別に正確な平面切削を容易に行うこ とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例正面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】本考案の第2実施例要部斜視図である。
【図4】本考案の第3実施例要部斜視図である。
【図5】図4の摺動部正断面図である。
【図6】本考案の第4実施例正面図である。
【図7】図6の平面図である。
【図8】第4実施例の切削面平面図である。
【図9】従来装置の正面図である。
【符号の説明】
1 ベ−ス 2 第1回転軸 3 第1ア−ム 4 第2回転軸 5 モ−タ 4a 直線状ガイド部 7 作業軸ユニット 10 クランク機構 11 作業軸 14 第2回転軸 14a 直線状ガイド部 15 モ−タ 17 作業軸ユニット 18 ボ−ルねじ 19 作業軸 20 作業工具 34 第2回転軸 35 X方向ガイド 36 X方向摺動体 37 モ−タ 38 ボ−ルねじ 39 雌ねじ 42 Y方向ガイド 43 作業軸ユニット 44 モ−タ 54 第2回転軸 57 作業軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 千葉 弘利 埼玉県草加市吉町4−1−8 ぺんてる株 式会社草加工場内

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベ−スに設置した回転自在の第1回転軸
    に第1ア−ムを取り付け、該第1ア−ムに回転自在で、
    かつその軸線が前記第1回転軸の軸線と直交するよう第
    2回転軸を取り付け、該第2回転軸に取り付けられた第
    2ア−ムの先端部に、その軸線が第2ア−ムの軸線と直
    交し、かつ第1回転軸の軸線と交わるよう作業軸を配置
    するとともに、前記第1回転軸および第2回転軸の各々
    に回転駆動源を配置した球面作業ロボットに於て、作業
    軸ユニットを第2回転軸に沿って摺動し得る如くした平
    面切削機能を有する球面作業ロボット。
  2. 【請求項2】 第2ア−ムの工具取付ア−ムを第2回転
    軸と直角方向に摺動し得る如くした請求項1記載の平面
    切削機能を有する球面作業ロボット。
JP1991039584U 1991-04-30 1991-04-30 平面切削機能を有する球面作業ロボット Expired - Fee Related JP2591360Y2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4894080A (ja) * 1972-03-14 1973-12-04

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JPS4894080A (ja) * 1972-03-14 1973-12-04

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