JP2591360Y2 - 平面切削機能を有する球面作業ロボット - Google Patents
平面切削機能を有する球面作業ロボットInfo
- Publication number
- JP2591360Y2 JP2591360Y2 JP1991039584U JP3958491U JP2591360Y2 JP 2591360 Y2 JP2591360 Y2 JP 2591360Y2 JP 1991039584 U JP1991039584 U JP 1991039584U JP 3958491 U JP3958491 U JP 3958491U JP 2591360 Y2 JP2591360 Y2 JP 2591360Y2
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- Machine Tool Units (AREA)
- Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、平面切削機能を有する
球面作業ロボットに関する。
球面作業ロボットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図3に示すような球面作業ロボッ
トは公知である。ベース101には回転駆動源を有する
第1回転軸102が取り付けられている。該第1回転軸
102にはL字型をした第1アーム103が取り付けら
れている。該第1アーム103先端には前記第1回転軸
102の軸線OAと直交するような軸線OBを有し、回
転駆動源を有する第2回転軸104が回転自在に取り付
けられている。該第2回転軸104には第2アーム10
5が取り付けられており、その先端には前記軸線OBと
平行に工具取付アーム106が取り付けられている。該
工具取付アーム106の先端には第2アームに平行移動
可能で、かつ軸線OA上になるよう作業工具107を有
する作業軸108が移動可能に取り付けられている。
トは公知である。ベース101には回転駆動源を有する
第1回転軸102が取り付けられている。該第1回転軸
102にはL字型をした第1アーム103が取り付けら
れている。該第1アーム103先端には前記第1回転軸
102の軸線OAと直交するような軸線OBを有し、回
転駆動源を有する第2回転軸104が回転自在に取り付
けられている。該第2回転軸104には第2アーム10
5が取り付けられており、その先端には前記軸線OBと
平行に工具取付アーム106が取り付けられている。該
工具取付アーム106の先端には第2アームに平行移動
可能で、かつ軸線OA上になるよう作業工具107を有
する作業軸108が移動可能に取り付けられている。
【0003】上記球面作業ロボットは、ツール先端が常
に作業域の中心に向きながら球の表面上を移動する。つ
まり、ツール先端が弧を描きながら移動できるので球面
を加工するのに都合が良い。θ1を任意の位置で固定
し、θ2を回動させて弧溝を削った後、θ1を刃幅分回
動し、再度θ2を回動して次の弧溝を削る。これを繰り
返し球を削り出す。このロボットで平面加工するにはツ
ール軸の送りを調節しながらθ2(又はθ1)を回動し
てツール先端が直線を描くようにし溝を削る。θ1(又
はθ2)を刃幅分回動し、再び、ツール軸を調節しなが
らθ2(又はθ1)を回動して次の溝を削る。これを繰
り返すことにより平面を削り出す。
に作業域の中心に向きながら球の表面上を移動する。つ
まり、ツール先端が弧を描きながら移動できるので球面
を加工するのに都合が良い。θ1を任意の位置で固定
し、θ2を回動させて弧溝を削った後、θ1を刃幅分回
動し、再度θ2を回動して次の弧溝を削る。これを繰り
返し球を削り出す。このロボットで平面加工するにはツ
ール軸の送りを調節しながらθ2(又はθ1)を回動し
てツール先端が直線を描くようにし溝を削る。θ1(又
はθ2)を刃幅分回動し、再び、ツール軸を調節しなが
らθ2(又はθ1)を回動して次の溝を削る。これを繰
り返すことにより平面を削り出す。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】上記従来技術にあって
は、ツール先端が平面上を通る直線軌跡を算出し、この
軌跡に沿うように作業軸の送りを調節し乍らθ2又はθ
1を回動させるためθ2又はθ1の各々の位置に対する
作業軸の位置を予め計算し、2軸或は3軸を同時に作動
させなければならず、その為、制御が困難であり正確な
平面切削は不可能であるという問題点があった。
は、ツール先端が平面上を通る直線軌跡を算出し、この
軌跡に沿うように作業軸の送りを調節し乍らθ2又はθ
1を回動させるためθ2又はθ1の各々の位置に対する
作業軸の位置を予め計算し、2軸或は3軸を同時に作動
させなければならず、その為、制御が困難であり正確な
平面切削は不可能であるという問題点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は上記問題点を解
決することを目的とし、ベースに取り付けられた第1回
転軸と直交する軸線を中心に第2回転軸を回転自在に取
り付け、上部にX方向ガイドを一体形成し、X方向摺動
体を該X方向ガイドに沿って摺動し得るよう取り付け、
X方向摺動体端面にモータを固定してX方向摺動体を摺
動する如くし、X方向摺動体上部には前記X方向ガイド
と直交するY方向ガイドを一体成形し、作業軸ユニット
をY方向ガイドに沿って摺動し得るように取り付け、作
業軸ユニットの端面にモータを固定し、作業軸ユニット
をY方向に摺動し得るようにしたことを特徴とする。
決することを目的とし、ベースに取り付けられた第1回
転軸と直交する軸線を中心に第2回転軸を回転自在に取
り付け、上部にX方向ガイドを一体形成し、X方向摺動
体を該X方向ガイドに沿って摺動し得るよう取り付け、
X方向摺動体端面にモータを固定してX方向摺動体を摺
動する如くし、X方向摺動体上部には前記X方向ガイド
と直交するY方向ガイドを一体成形し、作業軸ユニット
をY方向ガイドに沿って摺動し得るように取り付け、作
業軸ユニットの端面にモータを固定し、作業軸ユニット
をY方向に摺動し得るようにしたことを特徴とする。
【0006】
【実施例】図1、図2は本考案の一実施例である。34
はベースに取り付けた第1回転軸の軸線と直交する軸線
を中心に回転自在に取り付けられた第2回転軸で、上部
にX方向ガイド35を一体形成し、X方向摺動体36を
該X方向ガイド35に沿って摺動し得るよう取り付け
る。37はX方向摺動体36端面に固定したモータで 、
該モータ37により作動するボールねじ38を第2回転
軸34に固定した雌ねじ39に螺合し、該モータ37の
作動によりX方向摺動体36はX方向に摺動する。4
0,41はボールねじ38の軸受である。なお、第2回
転軸を回転させることにより、球面の任意の位置で平面
切削できる。
はベースに取り付けた第1回転軸の軸線と直交する軸線
を中心に回転自在に取り付けられた第2回転軸で、上部
にX方向ガイド35を一体形成し、X方向摺動体36を
該X方向ガイド35に沿って摺動し得るよう取り付け
る。37はX方向摺動体36端面に固定したモータで 、
該モータ37により作動するボールねじ38を第2回転
軸34に固定した雌ねじ39に螺合し、該モータ37の
作動によりX方向摺動体36はX方向に摺動する。4
0,41はボールねじ38の軸受である。なお、第2回
転軸を回転させることにより、球面の任意の位置で平面
切削できる。
【0007】X方向摺動体36上部には前記X方向ガイ
ド35と直交するY方向ガイド42を一体形成し、作業
軸ユニット43をY方向ガイド42に沿って摺動し得る
ように取り付ける。44は作業軸ユニット43の端面に
固定されたモータで、該モータ44により駆動されるボ
ールねじがX方向摺動体に固定された雌ねじと螺合し、
該モータ44が作動すると作業軸ユニット43はY方向
に摺動する。45は作業軸で作業工具46を上下方向に
移動するようになっている。
ド35と直交するY方向ガイド42を一体形成し、作業
軸ユニット43をY方向ガイド42に沿って摺動し得る
ように取り付ける。44は作業軸ユニット43の端面に
固定されたモータで、該モータ44により駆動されるボ
ールねじがX方向摺動体に固定された雌ねじと螺合し、
該モータ44が作動すると作業軸ユニット43はY方向
に摺動する。45は作業軸で作業工具46を上下方向に
移動するようになっている。
【0008】次に作用について説明する。モータ37の
作動により作業工具46をX方向に摺動し、モータ44
の作動により作業工具46をY方向に摺動できるので球
面任意の位置に平面切削できる。球面の任意の法線に対
し直角の平面をより簡便に切削することができる。
作動により作業工具46をX方向に摺動し、モータ44
の作動により作業工具46をY方向に摺動できるので球
面任意の位置に平面切削できる。球面の任意の法線に対
し直角の平面をより簡便に切削することができる。
【0009】
【考案の効果】
本考案によると、ベースに取り付けられ
た第1回転軸と直交する軸線を中心に第2回転軸を回転
自在に取り付け、上部にX方向ガイドを一体形成し、X
方向摺動体を該X方向ガイドに沿って摺動し得るよう取
り付け、X方向摺動体端面にモータを固定してX方向摺
動体を摺動する如くし、X方向摺動体上部には前記X方
向ガイドと直交するY方向ガイドを一体成形し、作業軸
ユニットをY方向ガイドに沿って摺動し得るように取り
付け、作業軸ユニットの端面にモータを固定し、作業軸
ユニットをY方向に摺動し得るようにしてあるので、球
面切削と別に球面上の任意の位置かで正確な平面切削を
容易に行うことができる。
た第1回転軸と直交する軸線を中心に第2回転軸を回転
自在に取り付け、上部にX方向ガイドを一体形成し、X
方向摺動体を該X方向ガイドに沿って摺動し得るよう取
り付け、X方向摺動体端面にモータを固定してX方向摺
動体を摺動する如くし、X方向摺動体上部には前記X方
向ガイドと直交するY方向ガイドを一体成形し、作業軸
ユニットをY方向ガイドに沿って摺動し得るように取り
付け、作業軸ユニットの端面にモータを固定し、作業軸
ユニットをY方向に摺動し得るようにしてあるので、球
面切削と別に球面上の任意の位置かで正確な平面切削を
容易に行うことができる。
【図1】本考案の一実施例要部斜視図である。
【図2】図1の摺動部正断面図である。
【図3】従来装置の正面図である。
34 第2回転軸 35 X方向ガイド 36 X方向摺動体 37 モータ 38 ボールねじ 39 雌ねじ 42 Y方向ガイド 43 作業軸ユニット 44 モータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭48−94080(JP,A) 特開 平2−24031(JP,A) 特開 昭53−136777(JP,A) 特開 昭63−251138(JP,A) 特開 平4−244343(JP,A) 特開 昭63−191583(JP,A) 実開 平4−5389(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B23Q 1/00 - 1/76 B23Q 27/00 B24B 11/00 - 11/10 B24B 27/00
Claims (1)
- 【請求項1】 ベースに取り付けられた第1回転軸と直
交する軸線を中心に第2回転軸を回転自在に取り付け、
上部にX方向ガイドを一体形成し、X方向摺動体を該X
方向ガイドに沿って摺動し得るよう取り付け、X方向摺
動体端面にモータを固定してX方向摺動体を摺動する如
くし、X方向摺動体上部には前記X方向ガイドと直交す
るY方向ガイドを一体成形し、作業軸ユニットをY方向
ガイドに沿って摺動し得るように取り付け、作業軸ユニ
ットの端面にモータを固定し、作業軸ユニットをY方向
に摺動し得るようにした平面切削機能を有する球面作業
ロボット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991039584U JP2591360Y2 (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | 平面切削機能を有する球面作業ロボット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991039584U JP2591360Y2 (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | 平面切削機能を有する球面作業ロボット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04125532U JPH04125532U (ja) | 1992-11-16 |
JP2591360Y2 true JP2591360Y2 (ja) | 1999-03-03 |
Family
ID=31920843
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991039584U Expired - Fee Related JP2591360Y2 (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | 平面切削機能を有する球面作業ロボット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2591360Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4894080A (ja) * | 1972-03-14 | 1973-12-04 |
-
1991
- 1991-04-30 JP JP1991039584U patent/JP2591360Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04125532U (ja) | 1992-11-16 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |