JP3470177B2 - 切削装置 - Google Patents
切削装置Info
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- JP3470177B2 JP3470177B2 JP18686194A JP18686194A JP3470177B2 JP 3470177 B2 JP3470177 B2 JP 3470177B2 JP 18686194 A JP18686194 A JP 18686194A JP 18686194 A JP18686194 A JP 18686194A JP 3470177 B2 JP3470177 B2 JP 3470177B2
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B28—WORKING CEMENT, CLAY, OR STONE
- B28D—WORKING STONE OR STONE-LIKE MATERIALS
- B28D5/00—Fine working of gems, jewels, crystals, e.g. of semiconductor material; apparatus or devices therefor
- B28D5/02—Fine working of gems, jewels, crystals, e.g. of semiconductor material; apparatus or devices therefor by rotary tools, e.g. drills
- B28D5/022—Fine working of gems, jewels, crystals, e.g. of semiconductor material; apparatus or devices therefor by rotary tools, e.g. drills by cutting with discs or wheels
- B28D5/029—Fine working of gems, jewels, crystals, e.g. of semiconductor material; apparatus or devices therefor by rotary tools, e.g. drills by cutting with discs or wheels with a plurality of cutting blades
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)
- Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
- Dicing (AREA)
- Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
Description
削装置であって、特に2本のスピンドルを備えた切削装
置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】ダイサー等の切削装置は通常1本のスピ
ンドルを有しその先端部にブレードが取り付けられ、こ
のブレードを回転させながら半導体ウェーハ等をダイシ
ングするようになっている。デュアルダイサーと称する
2本のスピンドルを備えた切削装置も知られており(例
えば、特開昭62−53804号公報)、各スピンドル
の先端部にはブレードがそれぞれ取り付けられ、1度に
2本のストリート(切断線)を切断できるので作業能率
の向上が図れる。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】前記デュアルダイサー
において、図3に示すように2本のスピンドルS1、S
2は図示しないY軸移動手段により及びスピンドルS1
はY軸移動手段Y0によりY軸方向に直線移動自在に形
成され、且つX軸方向及びY軸方向の双方に対して垂直
なZ軸方向にも移動自在に装着されているが、Z軸方向
への移動手段はそれぞれ旋回動手段Z1、Z2によって
いる。従って、2本のスピンドルのZ軸移動がスイング
式回転運動であるため、Z軸移動によってスピンドル軸
間が変化し、それに伴ってカッティングストロークも変
化して制御が複雑になると共に、カッティングストロー
クが長くなるとカッティング時間も長くなり生産性が低
下するという問題があった。又、回転運動をZ軸座標に
変換して制御しなければならないので、その制御が複雑
であった。そこで、本発明はこのような従来の問題を解
決するためになされ、Z軸移動させてもカッティングス
トロークが変化せず、その移動制御も簡単にできるよう
にした切削装置(デュアルダイサー)を提供することを
課題とする。 【0004】 【課題を解決するための手段】前記課題を技術的に解決
するための手段として、本発明は、先端に第1のブレー
ドを備えた第1のスピンドルと、先端に第2のブレード
を備えた第2のスピンドルとの2本のスピンドルを備え
た切削装置において、第1のY軸移動手段によりY軸方
向に移動可能に形成された基台の側部には第1の取付板
と第2の取付板が立設され、第1の取付板には第2のY
軸移動手段によりY軸方向に移動されるY軸移動板が取
り付けられ、このY軸移動板には第1のZ軸移動手段に
よってZ軸方向に移動される第1のZ軸移動板が取り付
けられ、この第1のZ軸移動板には前記第1のスピンド
ルが取り付けられて前記基台に対してY軸方向及びZ軸
方向に直動でき、前記第2の取付板には第2のZ軸移動
手段によりZ軸方向に移動される第2のZ軸移動板が取
り付けられ、この第2のZ軸移動板に前記第2のスピン
ドルが取り付けられ、この第2のスピンドルが前記基台
に対してZ軸方向に直動できることを特徴とする切削装
置を要旨とする。 【0005】 【作用】スピンドルのZ軸移動を直動式としたので、従
来のスイング式とは異なりスピンドル軸間が変化せず、
あらゆるカットハイトで最適なカッティングストローク
が維持された状態でカッティングが遂行される。又、面
倒なストローク計算が不要となる。更に、スピンドルが
スイング運動をしないので、スピンドルの周辺部品との
干渉を避けるための空間を設ける必要がなくスピンドル
軸間を狭くでき、それに伴って装置全体も小さくするこ
とができる。 【0006】 【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。図1において、1はカセット載置領域であ
り、複数枚のウェーハを収容したカセット2を載置し、
搬出入手段3によりカセット2内のウェーハを待機領域
4に搬出する。このウェーハ旋回アームを有する搬出手
段5によりチャックテーブル6に送られて吸着され、チ
ャックテーブル6を移動してアライメント手段7により
アライメントした後に切削手段8によりダイシングされ
る。 【0007】前記切削手段8は第1のスピンドル9と第
2のスピンドル10とを有し、その先端に第1のブレー
ド11と第2のブレート12とがそれぞれ装着される。
切削手段8は図2に示すように、前記第1のスピンドル
9と第2のスピンドル10とが基台13の上に装着さ
れ、この基台13は第1のY軸移動手段14によりY軸
方向に移動可能に形成されている。従って、基台13に
より第1のスピンドル9と第2のスピンドル10を同時
にY軸方向に移動させることができる。 【0008】前記基台13の側部には第1の取付板15
と第2の取付板16とが立設され、第1の取付板15に
は第2のY軸移動手段17によりY軸方向に移動される
Y軸移動板18が取り付けられ、このY軸移動板18に
は第1のZ軸移動手段19によってZ軸方向に移動され
る第1のZ軸移動板20が取り付けられ、この第1のZ
軸移動板20に前記第1のスピンドル9のユニット9′
が取り付けられている。従って、第1のスピンドル9は
基台13に対してY軸方向及びZ軸方向にそれぞれ直動
することができる。 【0009】前記第2の取付板16には第2のZ軸移動
手段21によりZ軸方向に移動される第2のZ軸移動板
22が取り付けられ、この第2のZ軸移動板22に前記
第2のスピンドル10のユニット10′が取り付けられ
ている。従って、第2のスピンドル10は基台13に対
して第1のスピンドル9とは別個独立してZ軸方向に直
動することができる。 【0010】このように構成された本発明に係る切削装
置は、第1のスピンドル9、第2のスピンドル10が何
れもZ軸方向に直動するので、Z軸方向に変化してもス
ピンドル軸間が変化せず安定したカッティングストロー
クが得られる。又、第1のスピンドル9と第2のスピン
ドル10とを極力近付けることができるので、カッティ
ングストロークを短くでき、カッティング時間が短縮さ
れ、生産性の向上が図れる。更に、回転運動をZ軸座標
に変換して制御する必要がないのでZ軸制御が簡単であ
ると共に、面倒なストローク計算が不要になり且つZ軸
ストロークを長く設定することができる。 【0011】この場合、例えば図2のように第1のスピ
ンドル9に先行ブレード23を取り付け、第2のスピン
ドル10に後行ブレード24を取り付け、先行ブレード
23を幅広のブレードとし後行ブレード24を切断用の
ブレードとすれば図4(イ)に示すような溝加工A、Bが
可能である。但し、後行ブレード24のZ軸方向の位置
が先行ブレード23の位置より低くなるように、前記第
1のZ軸移動手段19又は第2のZ軸移動手段21を操
作して予め第1のスピンドル9と第2のスピンドル10
の位置決めを行う。 【0012】同様に先行ブレード23を面取り用のV形
状ブレードとし、後行ブレード24を切断用のブレード
とすれば、図4(ロ)に示すような溝加工C、Dをする
ことができ、先行ブレート23をガラス切断用のブレー
ドとし、後行ブレード24をシリコン切断用のブレード
とすれば図4(ハ)に示すような同時切削E、Fが可能で
ある。 【0013】更に、先行ブレード23、後行ブレード2
4ともに同一形状のブレードとし、先行ブレード23が
後行ブレード24よりY軸方向の前方に位置するよう
に、前記第2のY軸移動手段17を操作して予め第1の
スピンドル9と第2のスピンドル10の位置決め、つま
り先行ブレード23と後行ブレード24の切削ライン間
隔L(図4(ニ)参照)を設定(但し、Z軸方向の位置は
同位置)し、この状態で切削すれば図4(ニ)に示すよ
うな溝加工Gを2本ずつ同時に切削することができる。
この時、前記第1のY軸移動手段14にて第1のスピン
ドル9と第2のスピンドル10を同時にY軸方向に例え
ば距離Mずつ移動することで、溝加工位置を割り出すこ
とができる。 【0014】ウェーハのダイシングで1度に2本のスト
リート(切断線)を切断する場合もこれと同じ方法で遂
行することができ、先行と後行の切断用ブレードの切削
ライン間隔Lはストリート間隔に合わせ、Y軸方向の割
り出し距離Mはストリート間隔の2倍となるように設定
すればよい。 【0015】尚、切削時はウェーハ等の被切削物がX軸
方向に移動される。又、2本のスピンドルがスイング運
動しないので、スピンドル周辺部品との干渉を避けるた
めの空間を設ける必要がなくなりスピンドル軸間を狭く
することができると共に、装置全体も小さく形成するこ
とができる。 【0016】 【発明の効果】以上説明したように、本発明は、2本の
スピンドルを備えた切削装置において、2本のスピンド
ルのZ軸方向移動をそれぞれ直動としたので、従来のス
イング式回転運動による場合に比してスピンドル軸間が
変化せず、カッティングストロークが一定となるため、
あらゆるカットハイトで最適なカッティングを遂行でき
る。又、本発明では、スイング式回転運動をZ軸座標に
換算して制御する必要がないので、2本のスピンドルの
Z軸方向移動制御が容易になる。更に、2本のスピンド
ルがスイング式回転運動をしないので、スピンドルの周
辺部品との干渉を避けるための空間を設ける必要がな
く、スピンドル軸間を狭くすることができ、それに伴っ
て切削装置の小型化を図ることができる等の優れた効果
を奏する。
る。 【図3】従来のスイング式駆動機構を示す説明図であ
る。 【図4】(イ)〜(ニ)はデュアルダイサーによる切削
例をそれぞれ示す説明図である。 【符号の説明】 1…カセット載置領域 2…カセット 3…搬出入手段 4…待機領域 5…搬出手段 6…チャックテーブル 7…アライメント手段 8…切削手段 9…第1のスピンドル 10…第2のスピンドル 11…第1のブレード 12…第2のブレード 13…基台 14…第1のY軸移動手段 15…第1の取付板 16…第2の取付板 17…第2のY軸移動手段 18…Y軸移動板 19…第1のZ軸移動手段 20…第1のZ軸移動板 21…第2のZ軸移動手段 22…第2のZ軸移動板 23…先行ブレード 24…後行ブレード
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 先端に第1のブレードを備えた第1のス
ピンドルと、先端に第2のブレードを備えた第2のスピ
ンドルとの2本のスピンドルを備えた切削装置におい
て、 第1のY軸移動手段によりY軸方向に移動可能に形成さ
れた基台の側部には第1の取付板と第2の取付板が立設
され、 第1の取付板には第2のY軸移動手段によりY軸方向に
移動されるY軸移動板が取り付けられ、このY軸移動板
には第1のZ軸移動手段によってZ軸方向に移動される
第1のZ軸移動板が取り付けられ、この第1のZ軸移動
板には前記第1のスピンドルが取り付けられて前記基台
に対してY軸方向及びZ軸方向に直動でき、 前記第2の取付板には第2のZ軸移動手段によりZ軸方
向に移動される第2のZ軸移動板が取り付けられ、この
第2のZ軸移動板に前記第2のスピンドルが取り付けら
れ、この第2のスピンドルが前記基台に対してZ軸方向
に直動できることを特徴とする切削装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18686194A JP3470177B2 (ja) | 1994-07-18 | 1994-07-18 | 切削装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18686194A JP3470177B2 (ja) | 1994-07-18 | 1994-07-18 | 切削装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0825209A JPH0825209A (ja) | 1996-01-30 |
JP3470177B2 true JP3470177B2 (ja) | 2003-11-25 |
Family
ID=16195949
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18686194A Expired - Lifetime JP3470177B2 (ja) | 1994-07-18 | 1994-07-18 | 切削装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3470177B2 (ja) |
Families Citing this family (9)
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JP4683866B2 (ja) * | 2004-06-18 | 2011-05-18 | アピックヤマダ株式会社 | 半導体装置の製造装置 |
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JP6054202B2 (ja) * | 2013-02-26 | 2016-12-27 | 株式会社ディスコ | 切削装置 |
-
1994
- 1994-07-18 JP JP18686194A patent/JP3470177B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
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