JPH1126402A - 精密切削装置及び切削方法 - Google Patents

精密切削装置及び切削方法

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JPH1126402A
JPH1126402A JP17693597A JP17693597A JPH1126402A JP H1126402 A JPH1126402 A JP H1126402A JP 17693597 A JP17693597 A JP 17693597A JP 17693597 A JP17693597 A JP 17693597A JP H1126402 A JPH1126402 A JP H1126402A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ブレードとスピンドルとを有する切削手段を2
つ有する精密切削装置において、被加工物の切削の生産
性を向上させる。 【解決手段】2つのスピンドルを略一直線上に配設し、
スピンドルに装着したブレードが対峙するように切削手
段を構成する。そして、スピンドルに対して垂直方向に
被加工物を移動させて、2つのブレードによって同時に
切削を行い、生産性を向上させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体ウェーハ、
フェライト等の被加工物を精密に切削することができる
精密切削装置に関し、詳しくは、切削用の2つのブレー
ドを対峙させて配設することにより、切削効率の向上を
図った精密切削装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】2つのブレードを備えた精密切削装置と
しては、例えば、特公平3−11601号公報に開示さ
れたダイシング装置が従来例として周知である。このダ
イシング装置においては、Y軸方向に2本のスピンドル
が並列に配設され、各スピンドルの先端部にはそれぞれ
ブレードが装着されている。
【0003】このダイシング装置において、例えばステ
ップカットにより半導体ウェーハを切削する際には、片
方のブレードを先端がV字型のV溝ブレード、もう片方
のブレードを切削用のブレードとすれば、V溝ブレード
によって被加工物の表面にV溝を形成した後、更にその
V溝を切削用のブレードで切削することにより、表面が
テーパー上に面取りされたチップを形成することができ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、スピン
ドルは並列に配設され、スピンドルに装着されるブレー
ドも切削方向に対して並列に配設されるため、切削スト
ロークがブレード間の間隔分だけ長くなり、生産性の点
で問題がある。
【0005】従って、従来の2本のスピンドルを備えた
精密切削装置においては、生産性の向上を図ることに解
決しなければならない課題を有している。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の具体的手段として本発明は、少なくとも、被加工物を
保持するチャックテーブルと、該チャックテーブルに保
持された被加工物を切削する第一のブレードと第二のブ
レードとを備えた切削手段とを含む精密切削装置であっ
て、切削手段は、第一のブレードが装着される第一のス
ピンドルと、第二のブレードが装着される第二のスピン
ドルとを含み、第一のスピンドルと第二のスピンドルと
は、第一のブレードと第二のブレードとが対峙するよう
に略一直線上に配設されている精密切削装置を提供する
ものである。
【0007】また、第一のスピンドル及び第二のスピン
ドルの軸心をY軸方向とした場合、切削手段とチャック
テーブルとはY軸に直交するX軸方向に相対的に移動可
能であり、チャックテーブルに保持された被加工物をX
軸方向に切削すること、切削手段とチャックテーブルと
は、X軸及びY軸に対して垂直方向に直交するZ軸方向
に相対的に移動可能であり、切削時の切削手段とチャッ
クテーブルとのZ軸方向の位置関係により切り込み深さ
が調整されること、少なくとも、第一のスピンドルはY
軸方向に移動可能であり、第一のスピンドルのY軸方向
の移動により第一のブレードと第二のブレードとのY軸
方向の間隔が調整できること、第一のスピンドルと第二
のスピンドルとは独立してY軸方向に移動可能であり、
第一のスピンドル及びまたは第二のスピンドルのY軸方
向の移動により第一のブレードと第二のブレードとが接
近または離隔すること、第一のスピンドルと第二のスピ
ンドルとは、共通の基台に配設されており、該共通の基
台は、チャックテーブルの移動方向に対して直交する方
向に移動可能であること、第一のスピンドルと第二のス
ピンドルとが独立してZ軸方向に移動可能であること、
第一のスピンドル及び第二のスピンドルには、同種また
は異種のブレードが装着されること、を付加的要件とす
るものである。
【0008】このような精密切削装置によれば、第一の
スピンドルと第二のスピンドルとが略一直線上に配設さ
れているため、切削時の切削ストロークが、スピンドル
が1本の場合と同様になる。
【0009】更に、本発明は、上記の精密切削装置を用
いて被加工物を切削する切削方法であって、第一のスピ
ンドルに装着された第一のブレードと、第二のスピンド
ルに装着された第二のブレードとがチャックテーブルに
保持された被加工物のY軸方向の両端部に位置付けら
れ、第一のブレードと第二のブレードとが所定間隔毎に
被加工物の中心に向かって割り出し送りされ、チャック
テーブルと切削手段とのX軸方向の相対的移動によって
被加工物を切削する切削方法であり、被加工物を切削す
る際に順次割り出し送りされる所定間隔よりも、第一の
ブレードと第二のブレードとが最も接近できる間隔が広
い場合は、被加工物の切削されない領域は、第一のブレ
ードまたは第二のブレードのいずれかで切削されること
を付加的要件とする切削方法を提供する。
【0010】このような切削方法によれば、被加工物の
形状に応じて、第一のブレードと第二のブレードとは同
一のストロークで無駄なく同時に各ストリートを切削す
ることができる。
【0011】また、本発明は、上記の精密切削装置を用
いて被加工物を切削する切削方法であって、第一のスピ
ンドルに装着された第一のブレードと、第二のスピンド
ルに装着された第二のブレードとがチャックテーブルに
保持された被加工物の中央部に位置付けられ、第一のス
ピンドルと第二のスピンドルとが、被加工物の中央部か
ら離隔する方向に所定間隔毎に割り出し送りされ、チャ
ックテーブルと切削手段とのX軸方向の相対的移動によ
って被加工物を切削する切削方法であり、被加工物を切
削する際に順次割り出し送りされる所定間隔よりも、第
一のブレードと第二のブレードとが最も接近できる間隔
が広い場合は、被加工物の切削されない領域は、第一の
ブレードまたは第二のブレードのいずれかで切削される
ことを付加的要件とする切削方法を提供する。
【0012】このような切削方法によれば、被加工物の
形状に応じて、第一のブレードと第二のブレードとは同
一のストロークで無駄なく同時に各ストリートを切削す
ることができる。
【0013】更に、本発明は、上記の精密切削装置を用
いて被加工物を切削する切削方法であって、第一のスピ
ンドルに装着された第一のブレードは、チャックテーブ
ルに保持された被加工物のY軸方向の端部に位置付けら
れ、第二のスピンドルに装着された第二のブレードは、
チャックテーブルに保持された被加工物のY軸方向の中
央部に位置付けられ、第一のスピンドルと第二のスピン
ドルとが同一方向に所定間隔毎に割り出し送りされ、チ
ャックテーブルと切削手段とのX軸方向の相対的移動に
よって被加工物を切削する切削方法であり、第一のブレ
ードと第二のブレードとは、同種のブレードであること
を付加的要件とする切削方法を提供する。
【0014】このような切削方法によれば、例えば被切
削物が正方形や長方形の場合は、切削ストロークに全く
無駄がなくなると共に、全ての切削位置を2本ずつ切削
することができる。
【0015】また、本発明は、上記の精密切削装置を用
いて被加工物を切削する切削方法であって、第一のスピ
ンドルに装着された第一のブレードが、チャックテーブ
ルに保持された被加工物の切削位置に位置付けられてチ
ャックテーブルと切削手段とのX軸方向の相対的移動に
よって被加工物に切削溝を形成する第一の切削工程と、
第二のスピンドルに装着された第二のブレードが、第一
の切削工程において形成された切削溝に位置付けられて
チャックテーブルと切削手段とのX軸方向の相対的移動
によって切削溝を更に切削する第二の切削工程とが遂行
される切削方法であり、第一のブレードと第二のブレー
ドとは、異種のブレードであることを付加的要件と切削
方法を提供する。
【0016】このような切削方法によれば、比較的スト
ロークの無駄なくステップカット等を行うことができ、
種々の形状のブレードを組み合わせてステップカット等
を行うことが可能である。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る精密切削装置
の実施の形態の一例である図1に示すダイシング装置に
ついて説明する。この図1に示すダイシング装置10を
用いて被加工物の切削を行う際は、被加工物はチャック
テーブル11に載置されて吸引保持される。例えば、半
導体ウェーハをダイシングするときは、図2に示すよう
に、保持テープ12を介してフレーム13に保持された
半導体ウェーハ14が、チャックテーブル11に載置さ
れて吸引保持される。
【0018】図2に示す半導体ウェーハ14の表面に
は、所定間隔を置いて格子状に配列された直線状領域で
あるストリート15が存在し、ストリート15によって
区画された多数の矩形領域16には、回路パターンが施
されている。このような半導体ウェーハ14は、ストリ
ート15において切削(ダイシング)されると、各矩形
領域ごとに分離されてチップが形成される。
【0019】チャックテーブル11は、X軸方向に移動
可能となっており、チャックテーブル11に吸引保持さ
れた半導体ウェーハ14は、切削前にチャックテーブル
11のX軸方向の移動によりアライメント手段17の直
下に位置付けられる。また、チャックテーブル11は、
必要な場合には、Z軸方向に移動可能とするように構成
することもできる。
【0020】このようにして半導体ウェーハ14がアラ
イメント手段17の直下に位置付けられると、アライメ
ント手段17の下部に備えたCCDカメラ等の撮像手段
18によって半導体ウェーハ14の表面が撮像されて、
パターンマッチング等の処理を介して半導体ウェーハ1
4の表面に形成された切削すべきストリート15が検出
される。そして更に、チャックテーブル11がX軸方向
に移動すると、半導体ウェーハ14は、切削領域19に
入っていく。
【0021】切削領域19には、Y軸方向に略一直線上
に配設してY軸方向に軸心を有する第一のスピンドル2
0及び第二のスピンドル21と、第一のスピンドル2
0、第二のスピンドル21の先端に装着した第一のブレ
ード22、第二のブレード23とを備えており、第一の
スピンドル20と第一のブレード22とで第一の切削手
段24を構成し、第二のスピンドル21と第二のブレー
ド23とで第二の切削手段25を構成している。また、
第一のブレード22と第二のブレード23とが対峙する
ように、第一のスピンドル20と第二のスピンドル21
とは略一直線上に配設されており、第一のスピンドル2
0及び第二のスピンドル21は、それぞれ独立してZ軸
方向に移動可能である。
【0022】切削領域19には、例えば図3に示すよう
に、切削領域19の底部の端部間をY軸方向に架設させ
て第一のモーター26の駆動により回転する第一のネジ
27と、第一のネジ27に係合して第一のネジ27の回
転に伴ってY軸方向に移動可能な第一の基台28と、第
一の基台28上においてY軸方向に配設されて第二のモ
ーター29の駆動により回転する第二のネジ30及び第
三のモーター31の駆動により回転する第三のネジ32
と、第二のネジ30に係合して第二のネジ30の回転に
伴ってY軸方向に移動可能な第二の基台33と、第三の
ネジ32に係合して第三のネジ32の回転に伴ってY軸
方向に移動可能な第三の基台34とを備えている。即
ち、第一の基台28は、第一のスピンドル20と第二の
スピンドル21に共通の基台となっている。
【0023】そして、第二の基台33の端部からは、第
一の支持部材35を起立して設け、この第一の支持部材
35に沿って、第四のモーター36の駆動により回転す
る第四のネジ37が配設されている。また、第三の基台
34の端部からは、第二の支持部材38を起立して設
け、この第二の支持部材38に沿って、第五のモーター
39の駆動により回転する第五のネジ40が配設されて
いる。
【0024】第四のネジ37には、第四のネジ37の回
転に伴ってZ軸方向に上下動する第一のスピンドル支持
部材41が係合され、第五のネジ40には、第五のネジ
40の回転に伴ってZ軸方向に上下動する第二のスピン
ドル支持部材42が係合されている。また、第一のスピ
ンドル支持部材41は、Y軸方向に設けた第一のスピン
ドル20を支持し、第二のスピンドル支持部材42は、
Y軸方向に第二のスピンドル21を支持している。
【0025】そして、第一のスピンドル20の先端には
円板状の刃である第一のブレード22が、第二のスピン
ドル21の先端にも同様に円板状の刃である第二のブレ
ード23がそれぞれ回転可能に装着されている。第一の
ブレード22及び第二のブレード23としては、半導体
ウェーハ14の表面に形成しようとする溝の形状に応じ
て、種々の形状のブレードが採用される。例えば、断面
がV字型のV溝を形成するときは、先端がV字型に形成
されたV字型ブレードがスピンドルに装着される。ま
た、第一のブレード22と第二のブレード23とは同種
であってもよいし、異種であってもよい。
【0026】半導体ウェーハ14の切削時は、第二の基
台33及び第三の基台34をY軸方向に移動させること
により半導体ウェーハ14の切削位置のY軸方向の位置
合わせを行う。そして、第一のブレード22及び第二の
ブレード23が回転すると共に、第一のスピンドル支持
部材41及び第二のスピンドル支持部材42が第四のネ
ジ37及び第五のネジ40の回転に伴って下降する。更
に、チャックテーブル11がX軸方向に移動することに
よって、また、必要な場合にはZ軸方向にも移動するこ
とによってX軸方向に切削が行われる。
【0027】切削領域19は、図4のように構成されて
いてもよい。図4の例においては、切削領域19の上部
の端部間にY軸方向に第一のモーター43の駆動により
回転する第一のネジ44を架設させ、第一のネジ44に
係合して第一のネジ44の回転に伴ってY軸方向に移動
する第一の基台45を設けている。また、第一の基台4
5の下側には、第二のモータ46の駆動により回転する
第二のネジ47と、第三のモーター48の駆動により回
転する第三のネジ49とを配設し、第二のネジ47及び
第三のネジ49には、第二のネジ47及び第三のネジ4
9の回転によりY軸方向に移動する第一のスピンドル支
持部材50及び第二のスピンドル支持部材51を係合さ
せている。更に、第一のスピンドル支持部材50及び第
二のスピンドル支持部材51の下部には、第一のスピン
ドル20及び第二のスピンドル21を垂設させ、第一の
スピンドル20の先端には第一のブレード22が、第二
のスピンドル21の先端には第二のブレード23がそれ
ぞれ装着されている。このように、第一の基台45は、
第一のスピンドル20と第二のスピンドル21に共通の
基台となっている。
【0028】図4の例の場合において、第一のスピンド
ル支持部材50及び第二のスピンドル支持部材51は、
図5に示すように、第四のネジ52及び第五のネジ53
が上部に設けた第四のモーター54及び第五のモーター
55により駆動されて回転し、これに伴い第一のスピン
ドル20及び第二のスピンドル21が上下動する構成と
なっている。
【0029】以上のように構成されるダイシング装置1
0を用いて、被加工物、例えば図2に示した半導体ウェ
ーハ14の切削を行う際は、第一のスピンドル20及び
第二のスピンドル21のY軸方向の移動を適宜に制御す
ることによって様々な方法で切削を行うことができる。
【0030】例えば、図6(A)に示すように、最初に
第一のブレード22と第二のブレード23とをチャック
テーブル11に保持された半導体ウェーハ14のY軸方
向の両端部に位置付け、第一のスピンドル20及び第二
のスピンドル21を下降させると共に、チャックテーブ
ル11をX軸方向に移動させて、即ち、チャックテーブ
ル11と第一の切削手段24及び第二の切削手段25と
のX軸方向の相対的移動によって、図7(A)のように
半導体ウェーハ14の表面のY軸方向の最も外側に形成
されたストリートを、第一のブレード22及び第二のブ
レード23によって2本同時にX軸方向に切削する。こ
の場合、2本のストリートは同一のストロークで切削さ
れる。
【0031】そして次に、第一のスピンドル20及び第
二のスピンドル21を中心に向かって所定距離、例えば
ストリート間の間隔だけ割り出し送りし、同様にチャッ
クテーブル11をX軸方向に移動させてストリート15
を2本ずつX軸方向に同一のストロークで切削してい
き、図7(B)のように切削溝を形成していく。
【0032】図6においては図示していないが、実際に
は第一のブレード22及び第二のブレード23には、先
端にブレード固定用のフランジ等が装着され、また、ブ
レードはブレードカバーによって覆われている。従っ
て、半導体ウェーハ14の中央部(例えば図7(B)に
おいて切削溝が形成されていない部分)においては、第
一のブレード22と第二のブレード23とを所定間隔割
り出し送りすると切削手段同士が衝突してしまう場合が
ある。よって、順次割り出し送りされる所定間隔より
も、第一のブレード22と第二のブレード23とが最も
接近できる間隔が広い場合には、図6(C)に示すよう
に、切削されない領域は、どちらか片方のブレード、例
えば第一のブレード22によって切削を行う。こうして
図7(C)に示すように全てのストリートの切削が行わ
れる。
【0033】以上のようにして切削することにより、第
一のブレード22と第二のブレード23とは同一のスト
ロークで無駄なく同時に各ストリートを切削することが
できる。
【0034】図8に示す例においては、図8(A)に示
すように、最初に第一のブレード22と第二のブレード
23とが衝突しない範囲内でできる限り両者を接近させ
て半導体ウェーハ14の中央部に位置させ、第一のスピ
ンドル22及び第二のスピンドル23を下降させると共
にチャックテーブル11をX軸方向に移動させ、半導体
ウェーハ14の中央部に形成されたストリートをX軸方
向に2本同時に切削して、図9(A)のように切削溝を
形成する。即ち、この2本のストリートは同一のストロ
ークで切削される。
【0035】そして次に、図8(B)に示すように、第
一のスピンドル20と第二のスピンドル21とが中央部
から離隔する方向に所定間隔毎に割り出し送りされ、チ
ャックテーブル11をX軸方向に移動させてストリート
を2本ずつ同一のストロークでX軸方向に切削してい
き、図9(B)のように切削溝が形成されていく。
【0036】なお、順次割り出し送りされる所定間隔よ
りも、第一のブレード22と第二のブレード23とが最
も接近できる間隔が広い場合には、切削されない領域の
ストリートについては、図8(C)に示すように、どち
らか片方のブレードによって切削するようにすればよ
い。こうして最終的に図9(C)のように全てのストリ
ートが切削される。
【0037】以上のようにして切削することにより、図
6の例の場合と同様に、第一のブレード22と第二のブ
レード23とは同一のストロークで無駄なく同時に各ス
トリートを切削することができる。
【0038】図10に示す例においては、まず最初に図
10(A)に示すように、第一のスピンドル22が半導
体ウェーハ14の端部に位置付けられ、第二のブレード
23が半導体ウェーハ14の中央部に位置付けられて、
第一のスピンドル20及び第二のスピンドル21を下降
させると共にチャックテーブル11をX軸方向に移動さ
せ、半導体ウェーハ14の端部及び中央部に形成された
ストリートをX軸方向に2本同時に切削し、図11
(A)のように切削溝が形成される。
【0039】そして、図10(B)、(C)に示すよう
に、このときの第一のスピンドル20と第二のスピンド
ル20との間隔を維持したまま、第一のスピンドル20
及び第二のスピンドル21をもう片方の端部の方向に割
り出し送りし、チャックテーブル11をX軸方向に移動
させて、図11(B)、(C)に示すようにストリート
を2本ずつX軸方向に切削していく。
【0040】このように切削することにより、図6、図
8の場合に比して多少のストロークの無駄が生じるもの
の、全てのストリートを同時に2本ずつ切削していくこ
とができる。なお、この場合は、例えば被切削物が正方
形や長方形の場合は、切削ストロークに全く無駄がなく
なると共に、全ての切削位置を2本ずつ切削することが
できる。
【0041】図12に示す例は、ステップカットにより
V溝ブレードにより半導体ウェーハ14の表面にV溝を
形成してから切削を行い、表面がテーパー状に面取りさ
れたチップを形成する場合である。
【0042】この場合、図12(A)に示すように、第
一のブレード22をV溝ブレード、第二のブレード23
を切削ブレードとする。そして、最初に第一のブレード
22を半導体ウェーハ23のストリートに位置付け、チ
ャックテーブル11をX軸方向に移動させて、半導体ウ
ェーハ14の表面のX軸方向にV溝を形成する。図13
(A)において太線で示したのがこのV溝である。
【0043】次に、図12(B)に示すように、第一の
ブレード22をY軸方向に所定間隔移動させると共に、
V溝が形成された位置に第二のブレード23を位置付け
る。このようにしてV溝の形成とV溝の切削を順次行っ
て図13(B)のように切削していき、図12(C)に
示すように第二のブレード23によって最後のV溝の切
削を行い、図13(C)に示すように全てのストリート
が切削されると、最終的に、表面がテーパー状に面取り
されたチップが形成される。
【0044】なお、異種のブレードを使用する場合は、
図12の例のようにV溝ブレードと切削ブレードを使用
する場合には限られず、種々の形状のブレードを組み合
わせてステップカット等を行うことが可能である。
【0045】このように切削することにより、比較的ス
トロークの無駄なくステップカット等を行うことができ
る。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る精密
切削装置、該精密切削装置を用いた切削方法によれば、
第一のスピンドルと第二のスピンドルとが略一直線上に
配設されているため、切削時の切削ストロークがスピン
ドルが1本の場合と同様になり、従来のスピンドルが2
本並列に配設されていたタイプのものに比べて切削スト
ロークが格段に短くなって、生産性の向上を図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る精密切削装置の実施の形態の一例
であるダイシング装置を示す斜視図である。
【図2】切削の対象となる被加工物の一例である半導体
ウェーハを示す平面図である。
【図3】ダイシング装置の切削領域の構成の一例を示す
説明図である。
【図4】ダイシング装置の切削領域の構成の一例を示す
説明図である。
【図5】ダイシング装置の切削領域の構成の一例を示す
説明図である。
【図6】本発明に係る切削方法の一例を示す説明図であ
る。
【図7】同切削方法により半導体ウェーハに形成された
切削溝を示す説明図である。
【図8】本発明に係る切削方法の一例を示す説明図であ
る。
【図9】同切削方法により半導体ウェーハに形成された
切削溝を示す説明図である。
【図10】本発明に係る切削方法の一例を示す説明図で
ある。
【図11】同切削方法により半導体ウェーハに形成され
た切削溝を示す説明図である。
【図12】本発明に係る切削方法の一例を示す説明図で
ある。
【図13】同切削方法により半導体ウェーハに形成され
た切削溝を示す説明図である。
【符号の説明】
10:ダイシング装置 11:チャックテーブル 1
2:保持テープ 13:フレーム 14:半導体ウェーハ 15:ストリ
ート 16:矩形領域 17:アライメント手段 18:撮像手段 19:切削
領域 20:第一のスピンドル 21:第二のスピンドル 2
2:第一のブレード 23:第二のブレード 24:第一の切削手段 25:
第二の切削手段 26:第一のモーター 27:第一のネジ 28:第一
の基台 29:第二のモーター 30:第二のネジ 31:第三
のモーター 32:第三のネジ 33:第二の基台 34:第三の基
台 35:第一の支持部材 36:第四のモーター 37:
第四のネジ 38:第二の支持部材 39:第五のモーター 40:
第五のネジ 41:第一のスピンドル支持部材 42:第二のスピン
ドル支持部材 43:第一のモーター 44:第一のネジ 45:第一
の基台 46:第二のモーター 47:第二のネジ 48:第三
のモーター 49:第三のネジ 50:第一のスピンドル支持部材 51:第二のスピンドル支持部材 52:第四のネジ
53:第五のネジ 54:第四のモーター 55:第五のモーター

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも、被加工物を保持するチャック
    テーブルと、該チャックテーブルに保持された被加工物
    を切削する第一のブレードと第二のブレードとを備えた
    切削手段とを含む精密切削装置であって、前記切削手段
    は、前記第一のブレードが装着される第一のスピンドル
    と、前記第二のブレードが装着される第二のスピンドル
    とを含み、前記第一のスピンドルと前記第二のスピンド
    ルとは、前記第一のブレードと前記第二のブレードとが
    対峙するように略一直線上に配設されている精密切削装
    置。
  2. 【請求項2】第一のスピンドル及び第二のスピンドルの
    軸心をY軸方向とした場合、切削手段とチャックテーブ
    ルとは前記Y軸に直交するX軸方向に相対的に移動可能
    であり、前記チャックテーブルに保持された被加工物を
    X軸方向に切削する請求項1に記載の精密切削装置。
  3. 【請求項3】切削手段とチャックテーブルとは、X軸及
    びY軸に対して直交するZ軸方向に相対的に移動可能で
    あり、切削時の前記切削手段と前記チャックテーブルと
    のZ軸方向の位置関係により切り込み深さが調整される
    請求項1または2に記載の精密切削装置。
  4. 【請求項4】少なくとも、第一のスピンドルはY軸方向
    に移動可能であり、前記第一のスピンドルのY軸方向の
    移動により第一のブレードと第二のブレードとのY軸方
    向の間隔が調整できる請求項1、2または3に記載の精
    密切削装置。
  5. 【請求項5】第一のスピンドルと第二のスピンドルとは
    独立してY軸方向に移動可能であり、前記第一のスピン
    ドル及びまたは前記第二のスピンドルのY軸方向の移動
    により第一のブレードと第二のブレードとが接近または
    離隔する請求項1、2、3または4に記載の精密切削装
    置。
  6. 【請求項6】第一のスピンドルと第二のスピンドルと
    は、共通の基台に配設されており、該共通の基台は、チ
    ャックテーブルの移動方向に対して直交する方向に移動
    可能である請求項1、2、3、4または5に記載の精密
    切削装置。
  7. 【請求項7】第一のスピンドルと第二のスピンドルとが
    独立してZ軸方向に移動可能である請求項3、4、5ま
    たは6に記載の精密切削装置。
  8. 【請求項8】第一のスピンドル及び第二のスピンドルに
    は、同種または異種のブレードが装着される請求項1、
    2、3、4、5、6または7に記載の精密切削装置。
  9. 【請求項9】請求項1乃至8に記載の精密切削装置を用
    いて被加工物を切削する切削方法であって、第一のスピ
    ンドルに装着された第一のブレードと、第二のスピンド
    ルに装着された第二のブレードとがチャックテーブルに
    保持された被加工物のY軸方向の両端部に位置付けら
    れ、前記第一のブレードと前記第二のブレードとが所定
    間隔毎に被加工物の中心に向かって割り出し送りされ、
    前記チャックテーブルと切削手段とのX軸方向の相対的
    移動によって被加工物を切削する切削方法。
  10. 【請求項10】被加工物を切削する際に順次割り出し送
    りされる所定間隔よりも、第一のブレードと第二のブレ
    ードとが最も接近できる間隔が広い場合は、前記被加工
    物の切削されない領域は、前記第一のブレードまたは前
    記第二のブレードのいずれかで切削される請求項9に記
    載の切削方法。
  11. 【請求項11】請求項1乃至8に記載の精密切削装置を
    用いて被加工物を切削する切削方法であって、第一のス
    ピンドルに装着された第一のブレードと、第二のスピン
    ドルに装着された第二のブレードとがチャックテーブル
    に保持された被加工物の中央部に位置付けられ、前記第
    一のスピンドルと前記第二のスピンドルとが、前記被加
    工物の中央部から離隔する方向に所定間隔毎に割り出し
    送りされ、前記チャックテーブルと切削手段とのX軸方
    向の相対的移動によって被加工物を切削する切削方法。
  12. 【請求項12】被加工物を切削する際に順次割り出し送
    りされる所定間隔よりも、第一のブレードと第二のブレ
    ードとが最も接近できる間隔が広い場合は、前記被加工
    物の切削されない領域は、前記第一のブレードまたは前
    記第二のブレードのいずれかで切削される請求項11に
    記載の切削方法。
  13. 【請求項13】請求項1乃至8に記載の精密切削装置を
    用いて被加工物を切削する切削方法であって、第一のス
    ピンドルに装着された第一のブレードは、チャックテー
    ブルに保持された被加工物のY軸方向の端部に位置付け
    られ、第二のスピンドルに装着された第二のブレード
    は、前記チャックテーブルに保持された被加工物のY軸
    方向の中央部に位置付けられ、前記第一のスピンドルと
    前記第二のスピンドルとが同一方向に所定間隔毎に割り
    出し送りされ、前記チャックテーブルと切削手段とのX
    軸方向の相対的移動によって被加工物を切削する切削方
    法。
  14. 【請求項14】第一のブレードと第二のブレードとは、
    同種のブレードである請求項9、10、11、12また
    は13に記載の切削方法。
  15. 【請求項15】請求項1乃至8に記載の精密切削装置を
    用いて被加工物を切削する切削方法であって、第一のス
    ピンドルに装着された第一のブレードが、チャックテー
    ブルに保持された被加工物の切削位置に位置付けられて
    前記チャックテーブルと切削手段とのX軸方向の相対的
    移動によって前記被加工物に切削溝を形成する第一の切
    削工程と、第二のスピンドルに装着された第二のブレー
    ドが、前記第一の切削工程において形成された前記切削
    溝に位置付けられて前記チャックテーブルと前記切削手
    段とのX軸方向の相対的移動によって前記切削溝を更に
    切削する第二の切削工程とが遂行される切削方法。
  16. 【請求項16】第一のブレードと第二のブレードとは、
    異種のブレードである請求項15に記載の切削方法。
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