JPH0517175A - 曲げガラスの切断機 - Google Patents
曲げガラスの切断機Info
- Publication number
- JPH0517175A JPH0517175A JP16811091A JP16811091A JPH0517175A JP H0517175 A JPH0517175 A JP H0517175A JP 16811091 A JP16811091 A JP 16811091A JP 16811091 A JP16811091 A JP 16811091A JP H0517175 A JPH0517175 A JP H0517175A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cutter
- moving body
- suction table
- cutting
- holder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B33/00—Severing cooled glass
- C03B33/02—Cutting or splitting sheet glass or ribbons; Apparatus or machines therefor
- C03B33/04—Cutting or splitting in curves, especially for making spectacle lenses
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Nonmetal Cutting Devices (AREA)
- Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 曲げガラスに機械的に切断線を入れる。
【構成】 所定の角度傾斜すると共に、一方向に回転す
る回転軸１１と、この回転軸の上端に設けた吸引テーブ
ル１８と、この吸引テーブルの上方に数値制御により往
復水平移動するよう設けた移動体２２と、この移動体に
昇降するよう設けたカッター３１付のホルダ３２とから
成り、吸引テーブルに曲げガラスを支持させてカッター
により切断線を入れる。
る回転軸１１と、この回転軸の上端に設けた吸引テーブ
ル１８と、この吸引テーブルの上方に数値制御により往
復水平移動するよう設けた移動体２２と、この移動体に
昇降するよう設けたカッター３１付のホルダ３２とから
成り、吸引テーブルに曲げガラスを支持させてカッター
により切断線を入れる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、サイドミラーなどの
曲げガラスの切断機に関するものである。
曲げガラスの切断機に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】サイドミラーは、視界を広げるためにミ
ラー面が曲面になっている。
ラー面が曲面になっている。
【０００３】上記曲面を有する曲げガラスに切断線を入
れる場合、図５に示すように曲げガラスＡ切断部位の板
面にカッターホルダー１の昇降軸線が直角に交差しない
と、切断面が曲げガラスＡ切断部位の板面に対し斜めに
なるので、加工時蛤状に欠損する。
れる場合、図５に示すように曲げガラスＡ切断部位の板
面にカッターホルダー１の昇降軸線が直角に交差しない
と、切断面が曲げガラスＡ切断部位の板面に対し斜めに
なるので、加工時蛤状に欠損する。
【０００４】そこで、図６に示すように曲げガラスＡの
切断部位の板面にカッターホルダー１の昇降軸線が直角
に交差するようカッター２を当接させて切断線を入れる
には、図７及び図８に示すように、まず曲げガラスＡの
片面にゲージ３を密接状に押し付け、次にゲージ３の周
側面に手切りカッターのホルダー１の片側面を押し当て
ると共に、押し当て状態を維持しながらゲージ３に沿っ
て手切りカッターを移動させながら、カッター２により
切断線を入れる。
切断部位の板面にカッターホルダー１の昇降軸線が直角
に交差するようカッター２を当接させて切断線を入れる
には、図７及び図８に示すように、まず曲げガラスＡの
片面にゲージ３を密接状に押し付け、次にゲージ３の周
側面に手切りカッターのホルダー１の片側面を押し当て
ると共に、押し当て状態を維持しながらゲージ３に沿っ
て手切りカッターを移動させながら、カッター２により
切断線を入れる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】人手により切断線を入
れるので、著しく手数がかかると共に、コストの上昇原
因になる問題があった。
れるので、著しく手数がかかると共に、コストの上昇原
因になる問題があった。
【０００６】そこで、この発明の課題は、自動的に切断
することができるようにした曲げガラスの切断機を提供
することである。
することができるようにした曲げガラスの切断機を提供
することである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明は所定の角度傾斜すると共に、一方向に
回転する回転軸と、この回転軸の上端に載置した曲げガ
ラスの凹面を支持するよう設けた吸引テーブルと、この
吸引テーブルの上方に数値制御により往復水平移動する
よう設けた移動体と、この移動体に適宜の方法で昇降す
るよう向けたカッター付のホルダーとから成る曲げガラ
スの切断機を採用したものである。
めに、この発明は所定の角度傾斜すると共に、一方向に
回転する回転軸と、この回転軸の上端に載置した曲げガ
ラスの凹面を支持するよう設けた吸引テーブルと、この
吸引テーブルの上方に数値制御により往復水平移動する
よう設けた移動体と、この移動体に適宜の方法で昇降す
るよう向けたカッター付のホルダーとから成る曲げガラ
スの切断機を採用したものである。
【０００８】
【作用】吸引テーブル上に凹面を下側にした曲げガラス
を載置して吸引支持させる。
を載置して吸引支持させる。
【０００９】次に回転軸の運転により吸引テーブルと共
に曲げガラスを回転すると共に、数値制御により所定の
位置に移動体を移動させ、そしてホルダを降下させて曲
げガラスにカッターを押し当てる。上記カッターの押し
当てにより曲げガラスに切断線が入る。
に曲げガラスを回転すると共に、数値制御により所定の
位置に移動体を移動させ、そしてホルダを降下させて曲
げガラスにカッターを押し当てる。上記カッターの押し
当てにより曲げガラスに切断線が入る。
【００１０】なお、切断線がつながったとき、ただちに
ホルダを上昇させる。
ホルダを上昇させる。
【００１１】切断線の入った曲げガラスは、吸引支持を
解除して取り除く。
解除して取り除く。
【００１２】上記曲げガラスに対するカッターの押し当
ては、回転軸の傾斜によりカッターの昇降軸線と曲げガ
ラスの切断線を入れる部位の板面とが直角に交差する。
その結果、切断面が切断縁の板面に直角になる。
ては、回転軸の傾斜によりカッターの昇降軸線と曲げガ
ラスの切断線を入れる部位の板面とが直角に交差する。
その結果、切断面が切断縁の板面に直角になる。
【００１３】
【実施例】以下、この発明に係る実施例を添付図面に基
づいて説明する。
づいて説明する。
【００１４】図１及び図２に示す１１は所定の角度傾斜
すると共に、一方向に回転するよう軸受１２に軸承した
回転軸である。
すると共に、一方向に回転するよう軸受１２に軸承した
回転軸である。
【００１５】上記回転軸１１の回転は、座１３に据え付
けた第１モーター１４と、この第１モーター１４の出力
軸のタイミングプーリ１５と回転軸１１の下端タイミン
グプーリ１６との間にかけ渡したタイミングベルト１７
とで構成し、第１モーター１４の運転により低速回転さ
せる。
けた第１モーター１４と、この第１モーター１４の出力
軸のタイミングプーリ１５と回転軸１１の下端タイミン
グプーリ１６との間にかけ渡したタイミングベルト１７
とで構成し、第１モーター１４の運転により低速回転さ
せる。
【００１６】１８は曲げガラスＡの凹面を吸引支持する
よう回転軸１１の上端に設けた吸引テーブルである。
よう回転軸１１の上端に設けた吸引テーブルである。
【００１７】上記の吸引テーブル１８は、曲げガラスＡ
の凹面に密接する形状の頂壁を有する中空のボックス１
９と、このボックス１９の頂壁に設けた多数の透孔２０
と、回転軸１１の下端に取付けた真空吸引機（図示省
略）の接続ロータリバルブ２１と、回転軸１１の軸芯に
設けてロータリバルブ２１とボックス１９内を連通させ
る通路（図示省略）とで構成してある。
の凹面に密接する形状の頂壁を有する中空のボックス１
９と、このボックス１９の頂壁に設けた多数の透孔２０
と、回転軸１１の下端に取付けた真空吸引機（図示省
略）の接続ロータリバルブ２１と、回転軸１１の軸芯に
設けてロータリバルブ２１とボックス１９内を連通させ
る通路（図示省略）とで構成してある。
【００１８】２２は吸引テーブル１８の上方に位置して
数値制御により往復水平移動する移動体である。
数値制御により往復水平移動する移動体である。
【００１９】上記の移動体２２は、支柱２３の上端に水
平のアーム２４を支持させると共に、このアーム２４の
前面全長に設けてあるレール２５をガイドとして水平方
向にスライドし、また、アーム２４に据え付けた第２モ
ーター２６の可逆運転により駆動するボールネジ２７に
移動体２２に支持させたナット２８をねじ込んで往復移
動させるようになっている。
平のアーム２４を支持させると共に、このアーム２４の
前面全長に設けてあるレール２５をガイドとして水平方
向にスライドし、また、アーム２４に据え付けた第２モ
ーター２６の可逆運転により駆動するボールネジ２７に
移動体２２に支持させたナット２８をねじ込んで往復移
動させるようになっている。
【００２０】また、移動体２２には、シリンダ２９の作
用によりレール３０をガイドとして昇降するカッター３
１付のホルダ３２が設けてある。
用によりレール３０をガイドとして昇降するカッター３
１付のホルダ３２が設けてある。
【００２１】なお、回転軸１１の傾斜角は、カッター３
１の昇降軸線と曲げガラスＡの切断線を入れる部位の板
面とが直角に交差するよう曲げガラスＡの曲面及び切断
線を入れる位置により決定する。
１の昇降軸線と曲げガラスＡの切断線を入れる部位の板
面とが直角に交差するよう曲げガラスＡの曲面及び切断
線を入れる位置により決定する。
【００２２】上記のように構成すると、まず、吸引テー
ブル１８上に曲げガラスＡを載置し、そしてボックス１
９内を吸引して上記ボックス１９に曲げガラスＡを支持
させる。
ブル１８上に曲げガラスＡを載置し、そしてボックス１
９内を吸引して上記ボックス１９に曲げガラスＡを支持
させる。
【００２３】次に一方向に吸引テーブル１８を回転さ
せ、また、コンピュータにより第２モーター２６に運転
指令を与えてボールネジ２７を駆動しながら所定の位置
に移動体２２を移動させると共に、シリンダ２９の伸長
作用によりホルダ３２を降下させて曲げガラスＡにカッ
ター３１を押し当てると、曲げガラスＡにカッター３１
により図４に示すように切断線ａが入る。
せ、また、コンピュータにより第２モーター２６に運転
指令を与えてボールネジ２７を駆動しながら所定の位置
に移動体２２を移動させると共に、シリンダ２９の伸長
作用によりホルダ３２を降下させて曲げガラスＡにカッ
ター３１を押し当てると、曲げガラスＡにカッター３１
により図４に示すように切断線ａが入る。
【００２４】なお、切断線ａがつながったとき、シリン
ダ２９の収縮作用によりホルダ３２を上昇させる。
ダ２９の収縮作用によりホルダ３２を上昇させる。
【００２５】
【効果】以上のように、この発明に係る曲げガラスの切
断機を使用することにより、曲げガラスの切断面が切断
縁の板面に対し直角になる。このため、切断縁の蛤状切
損をなくすることができる。
断機を使用することにより、曲げガラスの切断面が切断
縁の板面に対し直角になる。このため、切断縁の蛤状切
損をなくすることができる。
【００２６】また、自動的に切断線を入れるので、著し
く能率が向上する。
く能率が向上する。
【図１】実施例の縦断正面図
【図２】同上の平面図
【図３】曲げガラスの縦断正面図
【図４】同上の平面図
【図５】悪い切断線を入れるカッタの正面図
【図６】正しい切断線を入れるカッタの正面図
【図７】従来の方法を示す縦断正面図
【図８】同上の平面図
１１ 回転軸 １２ 軸受 １３ 座 １４ 第１モーター １５、１６ タイミングプーリ １７ タイミングベルト １８ 吸引テーブル １９ ボックス ２０ 透孔 ２１ ロータリバルブ ２２ 移動体 ２４ アーム ２５ レール ２６ 第２モーター ２７ ボールネジ ２８ ナット ２９ シリンダ ３０ レール ３１ カッター ３２ ホルダ Ａ 曲げガラス
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項１】 所定の角度傾斜すると共に、一方向に回
転する回転軸と、この回転軸の上端に載置した曲げガラ
スの凹面を支持するよう設けた吸引テーブルと、この吸
引テーブルの上方に数値制御により往復水平移動するよ
う設けた移動体と、この移動体に適宜の方法で昇降する
よう向けたカッター付のホルダーとから成る曲げガラス
の切断機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16811091A JPH0517175A (ja) | 1991-07-09 | 1991-07-09 | 曲げガラスの切断機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16811091A JPH0517175A (ja) | 1991-07-09 | 1991-07-09 | 曲げガラスの切断機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0517175A true JPH0517175A (ja) | 1993-01-26 |
Family
ID=15862040
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16811091A Pending JPH0517175A (ja) | 1991-07-09 | 1991-07-09 | 曲げガラスの切断機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0517175A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0761615A1 (de) * | 1995-08-18 | 1997-03-12 | HEGLA Fahrzeug- u. Maschinenbau GmbH & Co. KG | Maschine zum Schneiden von gewölbten Glasscheiben |
| JP2008019102A (ja) * | 2006-07-10 | 2008-01-31 | Nippon Electric Glass Co Ltd | ガラス板の製造方法及びその装置 |
| CN106995275A (zh) * | 2016-01-22 | 2017-08-01 | 旭硝子株式会社 | 曲面玻璃加工装置及曲面玻璃加工方法 |
| CN112876055A (zh) * | 2021-02-03 | 2021-06-01 | 甘肃旭盛显示科技有限公司 | 玻璃基板切割设备及其切割方法 |
-
1991
- 1991-07-09 JP JP16811091A patent/JPH0517175A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0761615A1 (de) * | 1995-08-18 | 1997-03-12 | HEGLA Fahrzeug- u. Maschinenbau GmbH & Co. KG | Maschine zum Schneiden von gewölbten Glasscheiben |
| JP2008019102A (ja) * | 2006-07-10 | 2008-01-31 | Nippon Electric Glass Co Ltd | ガラス板の製造方法及びその装置 |
| CN106995275A (zh) * | 2016-01-22 | 2017-08-01 | 旭硝子株式会社 | 曲面玻璃加工装置及曲面玻璃加工方法 |
| JP2017132684A (ja) * | 2016-01-22 | 2017-08-03 | 旭硝子株式会社 | 曲面ガラス加工装置及び曲面ガラス加工方法 |
| TWI722095B (zh) * | 2016-01-22 | 2021-03-21 | 日商Ａｇｃ股份有限公司 | 曲面玻璃加工裝置及曲面玻璃加工方法 |
| CN112876055A (zh) * | 2021-02-03 | 2021-06-01 | 甘肃旭盛显示科技有限公司 | 玻璃基板切割设备及其切割方法 |
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