JP2525037Y2 - 壁パネル用目地材 - Google Patents

壁パネル用目地材

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JP2525037Y2
JP2525037Y2 JP1989038142U JP3814289U JP2525037Y2 JP 2525037 Y2 JP2525037 Y2 JP 2525037Y2 JP 1989038142 U JP1989038142 U JP 1989038142U JP 3814289 U JP3814289 U JP 3814289U JP 2525037 Y2 JP2525037 Y2 JP 2525037Y2
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次郎 南本
俊昭 西村
伸一 北村
康弘 川崎
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Sekisui Jushi Corp
Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Jushi Corp
Sekisui Chemical Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は主として建物の外壁パネルの接合部に使用さ
れる壁パネル用目地材に関するものである。
(従来の技術) 従来、この種の目地材としては、例えば略平板状の金
属板が隣接する壁パネルの接合部を覆うようにして釘等
により取付けられたり、略溝形状の金属製部材が隣接す
る壁パネル間の溝部に釘等により取付けられ、この部材
に合成樹脂製カバー材が嵌め込まれるようになされたも
のがあった。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、前者の略平板状の金属板からなる目地
材は、取付用の釘等の頭部が外部に露出し美観をそこな
うと共に、釘穴から雨水等が浸入し発錆しやすく防水性
に劣る問題点があった。後者の金属製部材と合成樹脂製
カバー材とからなる目地材は、2部材が別々となされて
いることから施工に手間がかかり施工作業性が悪いと共
に、金属製部材に発錆しやすい問題点があった。
本考案はかかる従来の課題を解決した目地材を提供す
ることを目的としている。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するため、本考案壁パネル用目地材
は、合成樹脂により一体的に形成された対をなす帯状の
基体と蓋体からなり、基体には長さ方向に亘って不燃性
の帯状剛性芯材が挿入され、基体の幅方向一端部に長さ
方向に亘って設けられたヒンジ部を介して蓋体が開閉回
動可能に連結され、基体の幅方向他端部及びこれに対応
する蓋体の開放端部にそれぞれ長さ方向に亘って互に接
合しうる接合部が設けられ、上記接合部の接合時に基体
と蓋体との間に長さ方向に亘って取付ビス頭部収納用の
空間部が形成されるようになされ、基体(1)の幅方向
ほぼ中央部に細溝(13)がもうけられたものである。
(実施例) 以下、図面を参照しながら本考案について説明する。
図面において、(A)は本考案目地材であって、合成
樹脂により一体的に形成された対をなす帯状の基体
(1)と蓋体(2)とから形成されている。
基体(1)は一般に硬質ポリ塩化ビニルから作製さ
れ、長さ方向に亘って不燃性の帯状剛性芯材(11)が挿
入されている。芯材(11)としては金属板が好適に使用
され、その厚みは耐火性の面から0.4mm以上となされて
いる。基体(1)の幅方向一端部には、長さ方向に亘っ
てヒンジ部(3)が設けられ、このヒンジ部(3)を介
して蓋体(2)が基体(1)に対して開閉回動可能に連
結されている。蓋体(2)及びヒンジ部(3)は一般に
耐候性、耐寒性、耐衝撃性等の面から軟質ポリ塩化ビニ
ルから作製され、ヒンジ部(3)は蓋体(2)に比べて
薄肉となされて基体(1)と一体化されている。基体
(1)の幅方向他端部及びこれに対応する蓋体(2)の
開放端部には、それぞれ長さ方向に亘って接合部(1
2),(21)が設けられている。この接合部(12),(2
1)は嵌合、接着、溶着等適宜手段により互に接合され
るようになされておればよい。例えば、第1図及び第2
図の場合、接合部(12)は溝条となされ、接合部(21)
は突条となされて互に嵌合されるようになされている。
又、第3図の場合には、接合部(12)は係止爪状の突起
となされ、接合部(21)は上記係止爪状突起が係合しう
る係止段部となされている。さらに、第4図の場合に
は、接合部(12),(21)は相対向する面状となされ、
互に接着剤を介して接着されるか又は溶着されて一体化
されるようになされている。
上記接合部(12),(21)の接合時、すなわち第1図
の如く蓋体(2)が基体(1)に対して閉回動した状態
において、基体(1)と蓋体(2)との間に長さ方向に
亘って密閉された取付ビス頭部収納用の空間部(4)が
形成されるようになされている。この空間部(4)は一
般に第2図の如く基体(1)のほぼ中央部に長さ方向に
亘って設けられた凹溝が蓋体(2)により閉塞されて形
成される。なお、上記空間部(4)は蓋体(2)の基体
(1)と対向する面が凹まされて形成されてもよい。
又、第1図の如く基体(1)のほぼ中央部に長さ方向
に亘って細溝(13)が設けられている。一方、蓋体
(2)は表面にエンボス加工等が施されて美観が向上す
るようになされていてもよい。
第5図は本考案目地材(A)の使用状態を示してお
り、本考案目地材(A)の使用に際しては、第2図の如
く蓋体(2)をヒンジ部(3)を介して開回動し、基体
(1)を外壁パネル(5),(5)の接合部を覆うよう
にしてビス(6)により建物の外壁胴縁(7)に取付け
た後、蓋体(2)をヒンジ部(3)を介して閉回動して
接合部(12),(21)どうしを接合するものである。第
5図において、(8)は防水シートであって、例えばブ
チルゴムテープ、ポリ塩化ビニル発泡体、ポリエチレン
発泡体等が使用され、一般に施工前に予め基体(1)の
裏面に貼着され、防水性の面から目地材(A)と外壁パ
ネル(5),(5)の接合部との間に介在されている。
なお、(9)は外壁パネル用取付ビスである。
(考案の効果) 以上詳述した如く、本考案目地材は、基体の幅方向一
端部に長さ方向に亘って設けられたヒンジ部を介して蓋
体が開閉回動可能に連結され、基体の幅方向他端部及び
これに対応する蓋体の開放端部にそれぞれ長さ方向に亘
って互に接合しうる接合部が設けられているので、施工
に際して基体と蓋体を一体とした一部材として施工しや
すく、施工作業性を向上させることができる。しかも、
蓋体の閉回動による接合状態においては雨水等の浸入を
防止して耐水性を向上させ、従来の如く取付ビスや基体
のビス穴から発錆するようなことがない。
又、合成樹脂製基体には長さ方向に亘って不燃性の帯
状剛性芯材が挿入されているので、防火性の面から建物
の外壁パネル接合部に好適に使用することができると共
に、芯材が金属板であっても合成樹脂製基体により保護
され、雨水等により、発錆刷るようなことがなく、耐久
性がよい。
さらに、合成樹脂製基体には幅方向ほぼ中央部に細溝
が設けられているので、基体のビス止め時にビス先端を
該細溝に押し当ててねじ込みやすく、施工性の面で好都
合であると共に、基体の長さ方向のどの位置でもビスを
ねじ込むことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案目地材の一実施例を示す一部切欠斜視
図、第2図は同目地材の蓋体の開回動状態を示す断面
図、第3図は本考案目地材の他の実施例を示す断面図、
第4図は本考案目地材のさらに他の実施例を示す断面
図、第5図は本考案目地材の使用状態を示す一部切欠断
面図である。 A……目地材、1……基体、11……芯材、12,21……接
合部、2……蓋体、3……ヒンジ部、4……空間部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き 審査官 ▲鉄▼ 豊郎 (56)参考文献 特開 昭61−169557(JP,A) 実公 昭57−45288(JP,Y2) 実公 昭61−28884(JP,Y2)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】合成樹脂により一体的に形成された対をな
    す帯状の基体(1)と蓋体(2)からなり、基体(1)
    には長さ方向に亘って不燃性の帯状剛性芯材(11)が挿
    入され、基体(1)の幅方向一端部に長さ方向に亘って
    設けられたヒンジ部(3)を介して蓋体(2)が開閉回
    動可能に連結され、基体(1)の幅方向他端部及びこれ
    に対応する蓋体(2)の開放端部にそれぞれ長さ方向に
    亘って互に接合しうる接合部(12),(21)が設けら
    れ、上記接合部(12),(21)の接合時に基体(1)と
    蓋体(2)との間に長さ方向に亘って取付ビス頭部収納
    用の空間部(4)が形成されるようになされ、基体
    (1)の幅方向ほぼ中央部に細溝(13)が設けられた壁
    パネル用目地材。
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JPS6128884U (ja) * 1984-07-26 1986-02-21 寛一 稲田 鴨居
JPS61169557A (ja) * 1985-01-18 1986-07-31 プラスコライト・インコ−ポレイテイツド パネルの縁部保持材

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