JP2585496Y2 - 防火ドア - Google Patents

防火ドア

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JP2585496Y2
JP2585496Y2 JP1992081111U JP8111192U JP2585496Y2 JP 2585496 Y2 JP2585496 Y2 JP 2585496Y2 JP 1992081111 U JP1992081111 U JP 1992081111U JP 8111192 U JP8111192 U JP 8111192U JP 2585496 Y2 JP2585496 Y2 JP 2585496Y2
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Japan
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opening
fire door
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door body
cover
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泉 大迫
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、防火ドアに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、防火ドアとしては種々のものが提
供されており、例えば、図5に示されるようなものがあ
る。このものは金属製の防火ドア本体1の中央部に開口
部2が設けられており、開口部2に板ガラス5が取付け
られるようになっている。開口部2への板ガラス5の取
付けは、開口部2の開口縁に設置された金属製の枠材2
0の内周面にスチール材にて形成される一対の突起体2
1をネジ22固定し、一対の突起体21間に形成される
係止凹所23にシール材24を介して板ガラス5の周端
縁を嵌め込むようにして開口部2に板ガラス5が取付け
られている。開口部2の開口縁には化粧カバー6が取付
けられており、この化粧カバー6によって突起体21の
側面を覆って突起体21の取付け部分の外観を向上させ
るようにしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上述のような
従来例にあっては、突起体21の端面が開口部2内に露
出した状態となっており、また、固着具22の頭が開口
部2内に露出した状態となっており、化粧カバー6を取
付けるようにしたといえども、板ガラス5が設置された
開口部2の開口縁に金属製の突起体21の端面が見えて
見栄えが悪いという問題があった。
【0004】本考案は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、開口部の開口縁の仕舞いを良好に行って外観
の良い防火ドアを提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案では、上記目的を
達成するために、防火ドア本体1の中央部に開口部2を
設け、開口部2の開口縁において防火ドア本体1の外板
1aの内面に金属製の受け材3を設け、受け材3に設け
られた取付け凹所4に板ガラス5の周端縁を係止して開
口部2に板ガラス5を取着し、開口部2内に露出する受
け材3を覆う化粧カバー6に係止片15を設けると共に
防火パネル本体1の外面に板バネ9を設け、板バネ9に
係止片15を外方から嵌め込んで係合させて化粧カバー
6を開口部2の開口縁に取着し、防火ドア本体1の開口
部2の角部に対応する位置において化粧カバー6に排水
溝16を設けると共に排水溝16に連通する水抜き孔7
を化粧カバー6に設けたものである。
【0006】
【0007】
【作用】しかして、化粧カバー6によって金属製の受け
材3が覆われることとなり、金属製の受け材3が開口部
2内に露出することがなく、金属製の受け材3が開口部
4に見えて板ガラス5の取付け部分の外観を損なうこと
がない。
【0008】
【実施例】以下、本考案を図示された実施例に基づいて
詳述する。防火ドアは、図2に示されるように防火ドア
本体1の中央部に耐火性の板ガラス5を嵌め込んで主体
が構成されている。防火ドア本体1は図1に示されるよ
うに鋼板にて形成される一対の外板1a間に耐火性能を
有する芯材1bを配置して構成されており、中央部には
開口部2が設けられている。開口部2の周縁にはスチー
ル材によって形成される金属製の受け材3が設けられて
おり、受け材3には板ガラス5の周端縁を嵌合する取付
け凹所4が設けられている。
【0009】受け材3は両端の連結片8を外板1aの内
面に沿って配置し、防火ドア本体1の室内側に配置され
る連結片8aは板バネ9と共に固着具10によって外板
1aに連結固定されている。また、防火ドア本体1の室
内側に配置される連結片8bは外板1aの室内側に配置
される額縁11と共に固着具12によって外板1aに連
結固定されている。
【0010】開口部2内に設置される板ガラス5は網材
(図示せず)が埋設された耐衝撃性能及び耐火性能を有
するものであり、周端縁を受け材3の取付け凹所4内に
配置し、板ガラス5の表裏面に配置されるビート13,
14によって取付け凹所4に取付けられている。ここ
で、化粧カバー6と板ガラス5との間に配置されるビー
ト13は額縁と板ガラス5との間に配置されるビート1
4の取付け後に設置されるようになっている。
【0011】開口部2の開口縁には断面略L字状に形成
された化粧カバー6が取付けられており、化粧カバー6
によって開口部2内に露出する受け材3が覆われて外観
上見えないようになっている。化粧カバー6は両端に係
止片15を備えた略コ字状のカバー本体6aの一端部よ
り覆い片6bを一体に突設して構成されており、板バネ
9を覆うように板バネ9に係止片15を係合することで
覆い片6bによって開口部2内に露出する受け材3を覆
うようにして開口部2の開口縁に取付けられている。つ
まり、板バネ9に係止片15を係合させるようにして外
方からカバー本体6aを板バネ9に嵌め込むことで簡単
に取付けできるようになっている。化粧カバー6には水
抜き孔7が設けられており、化粧カバー6内に浸入する
雨水は水抜き孔7を介して防火ドア本体1側に浸入する
ことなく排水されるようになっている。化粧カバー6に
設けられる水抜き孔7は図3に示されるように開口部2
の上部側に配置される部分においては、カバー本体6a
の内端部に設けられており、また、開口部2の下部側に
配置される部分においては、カバー本体6aの外端部に
設けられている。カバー本体6aより一体に突設された
覆い片6bには排水溝16が凹設されており、排水溝1
6は水抜き孔7と連通している。そして、化粧カバー6
内に浸入する雨水は排水溝16及び水抜き孔7を介して
排水されるものであり、防火ドア本体1側に雨水が浸入
することがないようになっている。
【0012】
【考案の効果】本考案は上述のように、防火ドア本体の
中央部に開口部を設け、開口部の開口縁に金属製の受け
材を設け、受け材に設けられた取付け凹所に板ガラスの
周端縁を係止して開口部に板ガラスを取着し、開口部内
に露出する受け材を覆う化粧カバーに係止片を設けると
共に防火パネル本体の外面に板バネを設け、板バネに係
止片を外方から嵌め込んで係合させて化粧カバーを開口
部の開口縁に取着してあるので、金属製の受け材は化粧
カバーによって覆われることとなり、受け材が開口部内
に露出することがないものであり、開口部の開口縁の仕
舞いを良好に行って外観の良い防火ドアを提供すること
ができるものである。しかも化粧カバーを開口部の開口
縁に取着するにあたっては、化粧カバーに係止片を設け
ると共に防火パネル本体の外面に板バネを設け、板バネ
に係止片を外方から嵌め込んで係合させるようにしたの
で、ネジ止めを行わずして板バネの弾性力を利用して化
粧カバーを防火パネル本体に取着することができ、化粧
カバーの取り付けを簡単に行うことができるものであ
り、また化粧カバーにより板バネが覆われて外部に露出
しないようにすることができ、外観を損なわないように
することができるものである。
【0013】また、防火ドア本体の開口部の角部に対応
する位置において化粧カバーに排水溝を設けると共に排
水溝に連通する水抜き孔を化粧カバーに設けたので、化
粧カバーの内側に回り込む雨水は排水溝を通って水抜き
孔より排水されることになり、防火ドア本体内に浸入す
ることがなく、開口部の開口縁の防水性を向上させるこ
とができるものである。しかも防火ドア本体の開口部の
角部に対応する位置において化粧カバーに排水溝を設け
ることによって、外板の端部が受け材の端面よりも開口
部側に多少突出していても、この外板の端部を化粧カバ
ーの排水溝内に収めることができ、化粧カバーと防火ド
ア本体の間に隙間が生じるなどの支障なく化粧カバーを
取り付けることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す断面図である。
【図2】全体構成を示す正面図である。
【図3】図2におけるA−A線断面図である。
【図4】図2におけるB−B線断面図である。
【図5】従来例の断面図である。
【符号の説明】
1 防火ドア本体1a 外板 2 開口部 3 受け材 4 取付け凹所 5 板ガラス 6 化粧カバー 7 水抜き孔 9 板バネ 15 係止片16 排水溝

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 防火ドア本体の中央部に開口部を設け、
    開口部の開口縁において防火ドア本体の外板の内面に
    属製の受け材を設け、受け材に設けられた取付け凹所に
    板ガラスの周端縁を係止して開口部に板ガラスを取着
    し、開口部内に露出する受け材を覆う化粧カバーに係止
    片を設けると共に防火パネル本体の外面に板バネを設
    け、板バネに係止片を外方から嵌め込んで係合させて化
    粧カバーを開口部の開口縁に取着し、防火ドア本体の開
    口部の角部に対応する位置において化粧カバーに排水溝
    を設けると共に排水溝に連通する水抜き孔を化粧カバー
    に設けて成る防火ドア。
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JPH0645069U JPH0645069U (ja) 1994-06-14
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JPH0742827B2 (ja) * 1990-11-21 1995-05-10 株式会社日建設計 建築物における多重ガラス窓

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