JP2523576B2 - 換気扇 - Google Patents
換気扇Info
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- JP2523576B2 JP2523576B2 JP62027793A JP2779387A JP2523576B2 JP 2523576 B2 JP2523576 B2 JP 2523576B2 JP 62027793 A JP62027793 A JP 62027793A JP 2779387 A JP2779387 A JP 2779387A JP 2523576 B2 JP2523576 B2 JP 2523576B2
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- JP
- Japan
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- panel
- outer frame
- frame
- decorative frame
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24F—AIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
- F24F7/00—Ventilation
- F24F7/04—Ventilation with ducting systems, e.g. by double walls; with natural circulation
- F24F7/06—Ventilation with ducting systems, e.g. by double walls; with natural circulation with forced air circulation, e.g. by fan positioning of a ventilator in or against a conduit
- F24F7/10—Ventilation with ducting systems, e.g. by double walls; with natural circulation with forced air circulation, e.g. by fan positioning of a ventilator in or against a conduit with air supply, or exhaust, through perforated wall, floor or ceiling
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Building Environments (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、化粧枠にパネルを通気用の空間を介して対
向するように取付けた換気扇に係わり、特にそのパネル
の取付構成を改善した換気扇に関する。
向するように取付けた換気扇に係わり、特にそのパネル
の取付構成を改善した換気扇に関する。
(従来の技術) 化粧枠にパネルを取付けた換気扇では、化粧枠が有す
るベルマウスを通じて本体内部のファンやモータ等が見
えないようにすることができるので、外観が向上すると
いう利点がある。このパネル付きの換気扇では、一般に
パネルは嵌め換えできるようになっており、使用者側に
おいて、パネルを予め取付けられているものから、室の
壁材と同一の壁材を切断して形成したものに交換するこ
とによって、パネルの色や模様を室の壁材と同一にする
ことができるようになっている。
るベルマウスを通じて本体内部のファンやモータ等が見
えないようにすることができるので、外観が向上すると
いう利点がある。このパネル付きの換気扇では、一般に
パネルは嵌め換えできるようになっており、使用者側に
おいて、パネルを予め取付けられているものから、室の
壁材と同一の壁材を切断して形成したものに交換するこ
とによって、パネルの色や模様を室の壁材と同一にする
ことができるようになっている。
さて、第7図及び第8図は従来のパネルの取付構成を
示すもので、化粧枠1には支柱2を介してパネル取付体
3を構成する2枚を受け板4がねじ5により取付けられ
ており、この両受け板4に重ねられたパネル6がプラス
チック製の外枠7によって取付けられている。この外枠
7はねじ8によって受け板4に取付けられているが、パ
ネル6が重量の大なる石膏ボード製のものと交換される
場合があることを考慮して、外枠7のねじ孔が何等かの
原因で破損して支え力が弱くなっても、外枠7が重い石
膏ボード製のパネル6を支え切れずに該パネル6と共に
脱落することがないようにするために、パネル6の四隅
角部に対応する受け板4の各隅角部の二辺に夫々略逆L
字状の支持片9を設け、この支持片9によってパネル6
の四辺を抱持するようにして支持する構成としている。
示すもので、化粧枠1には支柱2を介してパネル取付体
3を構成する2枚を受け板4がねじ5により取付けられ
ており、この両受け板4に重ねられたパネル6がプラス
チック製の外枠7によって取付けられている。この外枠
7はねじ8によって受け板4に取付けられているが、パ
ネル6が重量の大なる石膏ボード製のものと交換される
場合があることを考慮して、外枠7のねじ孔が何等かの
原因で破損して支え力が弱くなっても、外枠7が重い石
膏ボード製のパネル6を支え切れずに該パネル6と共に
脱落することがないようにするために、パネル6の四隅
角部に対応する受け板4の各隅角部の二辺に夫々略逆L
字状の支持片9を設け、この支持片9によってパネル6
の四辺を抱持するようにして支持する構成としている。
この従来のパネル取付構成において、交換のためにパ
ネル6を化粧枠1から取外すには、まず外枠7をねじ8
を取外すことにより受け板4から外し、その上で受け板
4を化粧枠1に取付けているねじ5を取外して、受け板
4のうちの少なくとも一方を化粧枠1から取外す。これ
により、一方の受け板4の支持片9がパネル6から外れ
るので、パネル6を化粧枠1から取外すことができるも
のである。
ネル6を化粧枠1から取外すには、まず外枠7をねじ8
を取外すことにより受け板4から外し、その上で受け板
4を化粧枠1に取付けているねじ5を取外して、受け板
4のうちの少なくとも一方を化粧枠1から取外す。これ
により、一方の受け板4の支持片9がパネル6から外れ
るので、パネル6を化粧枠1から取外すことができるも
のである。
(発明が解決しようとする問題点) 上述のように従来のパネル取付構造では、受け板4の
各隅角部に突設した支持片9によってパネル6の四辺を
抱持する如く支持しているため、パネル6を化粧枠1か
ら取外すには、外枠7を取外しただけでは足りず、2枚
の受け板4のうちの少なくとも一方の受け板を化粧枠1
から取外す必要があり、パネル6の交換作業が繁雑なも
のになるという問題があった。
各隅角部に突設した支持片9によってパネル6の四辺を
抱持する如く支持しているため、パネル6を化粧枠1か
ら取外すには、外枠7を取外しただけでは足りず、2枚
の受け板4のうちの少なくとも一方の受け板を化粧枠1
から取外す必要があり、パネル6の交換作業が繁雑なも
のになるという問題があった。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、その目
的は、外枠を取外しただけでパネルを化粧枠から取外す
ことができ、パネルの交換作業を簡単に行うことができ
る換気扇を提供するにある。
的は、外枠を取外しただけでパネルを化粧枠から取外す
ことができ、パネルの交換作業を簡単に行うことができ
る換気扇を提供するにある。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 本発明の換気扇は、平行に対向する対をなす受け部を
有したパネル取付体を支柱を介して化粧枠に設け、この
パネル取付体の対をなす受け部にパネルの1組の平行な
二辺に対応して支持片を突設して、これら支持片により
パネルの前記平行な二辺部分をその外側部から表面部に
かけて抱持する如く支持するようにし、そして、外枠を
パネルの外周部を覆うようにしてパネル取付体に取付
け、この外枠の取付けによりパネルの挿入方向の移動を
規制する構成のものである。
有したパネル取付体を支柱を介して化粧枠に設け、この
パネル取付体の対をなす受け部にパネルの1組の平行な
二辺に対応して支持片を突設して、これら支持片により
パネルの前記平行な二辺部分をその外側部から表面部に
かけて抱持する如く支持するようにし、そして、外枠を
パネルの外周部を覆うようにしてパネル取付体に取付
け、この外枠の取付けによりパネルの挿入方向の移動を
規制する構成のものである。
(作用) 上記手段の本発明によれば、パネル取付体の受け部に
突設された支持片は、パネルの1組の平行な二辺に対応
して設けられているので、他の1組の平行な二辺は支持
片による支持から除かれる。従って、外枠を取外すだけ
で、パネルを支持片間から容易に抜き出すことができ
る。
突設された支持片は、パネルの1組の平行な二辺に対応
して設けられているので、他の1組の平行な二辺は支持
片による支持から除かれる。従って、外枠を取外すだけ
で、パネルを支持片間から容易に抜き出すことができ
る。
(実施例) 以下本発明の一実施例を第1図乃至第6図に基づいて
説明する。第6図において、11は例えば室壁に形成され
た開口部に挿入して取付けられる本体であり、図示はし
ないが、この本体11の内部にはファン及び該ファンを駆
動するモータ等が配設されている。12は本体11の前面に
着脱可能に装着されたプラスチック製の化粧枠で、これ
には吸気口としてのベルマウス13(第1図参照)が形成
されている。14は矩形状例えば上下及び左右の両方向の
幅寸法が等しくなるように形成された略正方形のパネル
で、これは化粧枠12の前面に通気用の空間Sを介して対
向するようにして取付けられている。
説明する。第6図において、11は例えば室壁に形成され
た開口部に挿入して取付けられる本体であり、図示はし
ないが、この本体11の内部にはファン及び該ファンを駆
動するモータ等が配設されている。12は本体11の前面に
着脱可能に装着されたプラスチック製の化粧枠で、これ
には吸気口としてのベルマウス13(第1図参照)が形成
されている。14は矩形状例えば上下及び左右の両方向の
幅寸法が等しくなるように形成された略正方形のパネル
で、これは化粧枠12の前面に通気用の空間Sを介して対
向するようにして取付けられている。
ここで、このパネル14の取付構造を第1図及び第2図
により説明する。即ち、15はパネル取付体であり、これ
は受け部としての対をなす金属製の細長い受け板16及び
17から構成され、これら両パネル取付板16及び17は化粧
枠12に上下方向に所定の間隔をもって平行に対向するよ
うにして配置され、夫々の左右両端部が前記空間Sを確
保するための中空角形の支柱18を介して化粧枠12に取付
けられている。この受け板16及び17の化粧枠12への取付
けは、第4図に示すように化粧枠12の裏側から支柱18内
に挿入された長尺なねじ19を受け板16及び17に形成した
ねじ孔16a及び17aに螺合することによってなされてい
る。20は上側の受け板16の上縁部の左右両側に略逆L字
状に折曲形成された一対の支持片、21は下側の受け板17
の下縁部の左右両側に略逆L字状に折曲形成された一対
の支持片であり、これら支持片20及び1はパネル14の1
組の平行な二辺即ち上下の二辺に対応している。そし
て、この支持片20及び21の基片部20a,21a及び内側に向
けて折り曲げられた端片部20b,21bが、受け板16及び17
上を第1図に矢印Aで示す横方向にスライドさせること
によって、第2図に示すように支持片20及び21間に挿入
されていたパネル14の上下二辺部分をその外側部から前
面部(表面部)にかけて抱持する如く支持している。22
はプラスチックにより正方形に形成した外枠で、これは
パネル14の外周部を覆うようにして受け板16及び17に取
付けられている。この外枠22の取付構造は、該外枠22の
四隅角部の内側にボス部22a(第5図参照)を一体に突
設し、そして第4図に示すようにこの各ボス部22aに受
け板16及び17の隅角部に形成した小孔16b及び17b(第1
図参照)に通されたねじ23を螺合することによって、外
枠22を受け板16及び17に固定するというものである。こ
の場合において、上記小孔16b及び17bがパネル14によっ
て隠されることがないようにするために、パネル14の四
隅角部を斜辺状に切除している。斯かる外枠22の外周壁
部22bは、第4図に示すように受け板16及び17の外周を
も覆うために、これら両受け板16及び17よりも後方に突
出するような前後幅寸法に設定されている。また、外枠
22の内周壁22cでは、パネル14に当接してこれを受け板1
6及び17に押圧するような前後幅寸法に設定されてい
る。更に、外枠22の外周壁22bの内面における各ボス部2
2aの近傍には第5図に示すように内周壁22c側に向って
所定量突出するリブ22dが一体に突設されており、これ
によりパネル14の左右方向へのずれ量が大きくなり過ぎ
ないように規制して、パネル14の隅角部の斜辺部14aが
外枠22内に現われることのないようにしている。
により説明する。即ち、15はパネル取付体であり、これ
は受け部としての対をなす金属製の細長い受け板16及び
17から構成され、これら両パネル取付板16及び17は化粧
枠12に上下方向に所定の間隔をもって平行に対向するよ
うにして配置され、夫々の左右両端部が前記空間Sを確
保するための中空角形の支柱18を介して化粧枠12に取付
けられている。この受け板16及び17の化粧枠12への取付
けは、第4図に示すように化粧枠12の裏側から支柱18内
に挿入された長尺なねじ19を受け板16及び17に形成した
ねじ孔16a及び17aに螺合することによってなされてい
る。20は上側の受け板16の上縁部の左右両側に略逆L字
状に折曲形成された一対の支持片、21は下側の受け板17
の下縁部の左右両側に略逆L字状に折曲形成された一対
の支持片であり、これら支持片20及び1はパネル14の1
組の平行な二辺即ち上下の二辺に対応している。そし
て、この支持片20及び21の基片部20a,21a及び内側に向
けて折り曲げられた端片部20b,21bが、受け板16及び17
上を第1図に矢印Aで示す横方向にスライドさせること
によって、第2図に示すように支持片20及び21間に挿入
されていたパネル14の上下二辺部分をその外側部から前
面部(表面部)にかけて抱持する如く支持している。22
はプラスチックにより正方形に形成した外枠で、これは
パネル14の外周部を覆うようにして受け板16及び17に取
付けられている。この外枠22の取付構造は、該外枠22の
四隅角部の内側にボス部22a(第5図参照)を一体に突
設し、そして第4図に示すようにこの各ボス部22aに受
け板16及び17の隅角部に形成した小孔16b及び17b(第1
図参照)に通されたねじ23を螺合することによって、外
枠22を受け板16及び17に固定するというものである。こ
の場合において、上記小孔16b及び17bがパネル14によっ
て隠されることがないようにするために、パネル14の四
隅角部を斜辺状に切除している。斯かる外枠22の外周壁
部22bは、第4図に示すように受け板16及び17の外周を
も覆うために、これら両受け板16及び17よりも後方に突
出するような前後幅寸法に設定されている。また、外枠
22の内周壁22cでは、パネル14に当接してこれを受け板1
6及び17に押圧するような前後幅寸法に設定されてい
る。更に、外枠22の外周壁22bの内面における各ボス部2
2aの近傍には第5図に示すように内周壁22c側に向って
所定量突出するリブ22dが一体に突設されており、これ
によりパネル14の左右方向へのずれ量が大きくなり過ぎ
ないように規制して、パネル14の隅角部の斜辺部14aが
外枠22内に現われることのないようにしている。
上記のようなパネル14の取付構成において、該パネル
14を、本体11を取付ける室壁の壁材と同一の壁材を切断
して形成した別のパネルと交換すべく、化粧枠12から取
外すには、まずねじ23を外枠22のボス部22aから螺脱し
て、該外枠22をパネル取付体15の受け板16及び17から取
外し、そしてパネル14を受け板16及び17の長手方向に沿
った反矢印A方向にスライドさせる。このように、パネ
ル14を横方向にスライドさせると、支持片20及び21はそ
のスライド方向に沿って存在していて、パネル14のスラ
イドを阻止するように作用することがないので、パネル
14を支障なく支持片20及び21間から抜出して、パネル取
付体15から取外すことができるものである。
14を、本体11を取付ける室壁の壁材と同一の壁材を切断
して形成した別のパネルと交換すべく、化粧枠12から取
外すには、まずねじ23を外枠22のボス部22aから螺脱し
て、該外枠22をパネル取付体15の受け板16及び17から取
外し、そしてパネル14を受け板16及び17の長手方向に沿
った反矢印A方向にスライドさせる。このように、パネ
ル14を横方向にスライドさせると、支持片20及び21はそ
のスライド方向に沿って存在していて、パネル14のスラ
イドを阻止するように作用することがないので、パネル
14を支障なく支持片20及び21間から抜出して、パネル取
付体15から取外すことができるものである。
このようにして、パネル14を化粧枠12から取外した
後、壁材を切断して形成した別のパネル(図示せず)を
受け板16及び17上に載置して、矢印Aで示す横方向にス
ライドさせると、該パネルの上下二辺が支持片20及び21
間に挿入されて、その二辺部分が支持片20及び21により
支持される。この後、外枠22をパネルの外周部を覆うよ
うにして受け板16及び17にねじ23によって取付けるもの
である。そして、この外枠22の取付けにより、パネル14
の挿入方向すなわち左右方向の移動が規制され、パネル
14が一対の受け板16,17間から抜け出ることのないよう
になされる。
後、壁材を切断して形成した別のパネル(図示せず)を
受け板16及び17上に載置して、矢印Aで示す横方向にス
ライドさせると、該パネルの上下二辺が支持片20及び21
間に挿入されて、その二辺部分が支持片20及び21により
支持される。この後、外枠22をパネルの外周部を覆うよ
うにして受け板16及び17にねじ23によって取付けるもの
である。そして、この外枠22の取付けにより、パネル14
の挿入方向すなわち左右方向の移動が規制され、パネル
14が一対の受け板16,17間から抜け出ることのないよう
になされる。
従って、以上の説明から明らかなように、本実施例に
よれば、外枠22を取外すだけで、パネル14を容易に交換
することができ、受け板16,17をも取外さねばならかっ
た従来に比べ、パネル14の交換作業を容易に行うことが
できるものである。
よれば、外枠22を取外すだけで、パネル14を容易に交換
することができ、受け板16,17をも取外さねばならかっ
た従来に比べ、パネル14の交換作業を容易に行うことが
できるものである。
ところで、本実施例において、パネル14及び外枠22を
正方形に形成した理由は、取付けの際の方向性をなくす
ためであるが、第3図に示すように、パネル14の上下及
び左右の各方向の幅寸法l1は両支持片20及び21の基片部
20a及び21aの内面間の寸法l2よりも若干小なる寸法に設
定され、また外枠22の外周壁部22bにおける上下及び左
右の各方向の内面間の寸法l3は両支持片20及び21の基片
部20a及び21aの外面間の寸法l4よりも大に設定されてい
る。ところが、パネル14をパネル取付体15に取付けた状
態では、該パネル14の上下方向へのずれ動きは支持片20
及び21によって規制され、左右方向へのずれ動きは外枠
22の外周壁部22bにて規制されることとなるが、この場
合、支持片20及び21の基片部20a及び21aの内面間の間隔
寸法l2よりも外枠22の外周壁部22bにおける左右両内面
間の寸法l3の方が、支持片20及び21の板厚の2倍程度以
上大きくなる。このため、パネル14の左右方向のずれ動
きを外枠22の外周壁部22bの内面によって規制するよう
にすると、パネル14の左右方向へのずれ量が大きくなっ
て、パネル14の隅角部の斜辺部14aが外枠22の内側に現
われるようになって外観を損う虞れがある。しかしなが
ら、本実施例では、外枠22の外周壁部22bの内面にリブ2
2dを突設して、該リブ22dによってパネル14の左右方向
へのずれ動きを規制するようにしたので、該パネル14の
左右方向へのずれ動き量が少なくなり、斜辺部14aが外
枠22の内側に現われることを防止できる。ちなみに、リ
ブ22dを外枠22の外周壁部22bの四辺に形成した理由は、
該外枠22を正方形に形成して、取付けの際の方向性をな
くしたことにより、平行な2組の二辺のうちどの組の二
辺が左右に位置するか一義的には決まらないので、どの
組の二辺が左右に位置しても、パネル14の左右方向への
ずれ動きを規制することができるようにするためであ
る。
正方形に形成した理由は、取付けの際の方向性をなくす
ためであるが、第3図に示すように、パネル14の上下及
び左右の各方向の幅寸法l1は両支持片20及び21の基片部
20a及び21aの内面間の寸法l2よりも若干小なる寸法に設
定され、また外枠22の外周壁部22bにおける上下及び左
右の各方向の内面間の寸法l3は両支持片20及び21の基片
部20a及び21aの外面間の寸法l4よりも大に設定されてい
る。ところが、パネル14をパネル取付体15に取付けた状
態では、該パネル14の上下方向へのずれ動きは支持片20
及び21によって規制され、左右方向へのずれ動きは外枠
22の外周壁部22bにて規制されることとなるが、この場
合、支持片20及び21の基片部20a及び21aの内面間の間隔
寸法l2よりも外枠22の外周壁部22bにおける左右両内面
間の寸法l3の方が、支持片20及び21の板厚の2倍程度以
上大きくなる。このため、パネル14の左右方向のずれ動
きを外枠22の外周壁部22bの内面によって規制するよう
にすると、パネル14の左右方向へのずれ量が大きくなっ
て、パネル14の隅角部の斜辺部14aが外枠22の内側に現
われるようになって外観を損う虞れがある。しかしなが
ら、本実施例では、外枠22の外周壁部22bの内面にリブ2
2dを突設して、該リブ22dによってパネル14の左右方向
へのずれ動きを規制するようにしたので、該パネル14の
左右方向へのずれ動き量が少なくなり、斜辺部14aが外
枠22の内側に現われることを防止できる。ちなみに、リ
ブ22dを外枠22の外周壁部22bの四辺に形成した理由は、
該外枠22を正方形に形成して、取付けの際の方向性をな
くしたことにより、平行な2組の二辺のうちどの組の二
辺が左右に位置するか一義的には決まらないので、どの
組の二辺が左右に位置しても、パネル14の左右方向への
ずれ動きを規制することができるようにするためであ
る。
尚、上記実施例では、パネル14及び外枠22を共に正方
形に形成したが、必ずしもこのようにする必要はなく、
長方形であっても良い。また、パネルは化粧枠の縦方向
から挿入するように構成しても良いものであって、要は
横又は縦のいずれか一方向から挿入できる構成であれば
良い。更に、化粧枠とパネルとの間に空間を確保するた
めの支柱としては、パネル取付体を化粧枠に取付けるね
じを段付形状にして、このねじそのものを支柱として利
用する構成としても良い。その他、本発明は上記し且つ
図面に示す実施例に限定されるものではなく、例えばパ
ネル取付体としては、四角枠状に形成した1個の金属枠
から構成するようにしても良く、また天井に取付ける構
成の換気扇に適用しても良い等、実施に際しては、要旨
を逸脱しない範囲で種々変更することができる。
形に形成したが、必ずしもこのようにする必要はなく、
長方形であっても良い。また、パネルは化粧枠の縦方向
から挿入するように構成しても良いものであって、要は
横又は縦のいずれか一方向から挿入できる構成であれば
良い。更に、化粧枠とパネルとの間に空間を確保するた
めの支柱としては、パネル取付体を化粧枠に取付けるね
じを段付形状にして、このねじそのものを支柱として利
用する構成としても良い。その他、本発明は上記し且つ
図面に示す実施例に限定されるものではなく、例えばパ
ネル取付体としては、四角枠状に形成した1個の金属枠
から構成するようにしても良く、また天井に取付ける構
成の換気扇に適用しても良い等、実施に際しては、要旨
を逸脱しない範囲で種々変更することができる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明の換気扇によれば、パネル
を支持する支持片を、パネルの平行な1組の二辺に対応
して突設したので、パネル取付体を化粧枠から取外ずさ
ずとも、パネルを支持片間に横又は縦方向から挿入する
ことにより、パネルを支持片に支持させることができ、
従って外枠を取外すだけで、パネルをパネル取付体に対
し取付け取外すことができ、パネルの交換作業を容易に
行うことができるという優れた効果を奏するものであ
る。
を支持する支持片を、パネルの平行な1組の二辺に対応
して突設したので、パネル取付体を化粧枠から取外ずさ
ずとも、パネルを支持片間に横又は縦方向から挿入する
ことにより、パネルを支持片に支持させることができ、
従って外枠を取外すだけで、パネルをパネル取付体に対
し取付け取外すことができ、パネルの交換作業を容易に
行うことができるという優れた効果を奏するものであ
る。
第1図乃至第6図は本発明の一実施例を示すもので、第
1図はパネルをパネル取付体から取外して示す要部の斜
視図、第2図は外枠を除去して示す要部の斜視図、第3
図は要部の正面図、第4図は第3図のIV−IV線に沿う縦
断側面図、第5図は外枠の部分拡大斜視図、第6図は本
体と共に示す要部の縦断面図であり、第7図及び第8図
は従来のパネルの取付構成を示す夫々第4図及び第2図
相当図である。 図中、11は本体、12は化粧枠、14はパネル、15はパネル
取付体、16,17は受け板(受け部)、20,21は支持片、22
は外枠、Sは通風用の空間である。
1図はパネルをパネル取付体から取外して示す要部の斜
視図、第2図は外枠を除去して示す要部の斜視図、第3
図は要部の正面図、第4図は第3図のIV−IV線に沿う縦
断側面図、第5図は外枠の部分拡大斜視図、第6図は本
体と共に示す要部の縦断面図であり、第7図及び第8図
は従来のパネルの取付構成を示す夫々第4図及び第2図
相当図である。 図中、11は本体、12は化粧枠、14はパネル、15はパネル
取付体、16,17は受け板(受け部)、20,21は支持片、22
は外枠、Sは通風用の空間である。
Claims (1)
- 【請求項1】化粧枠に矩形状のパネルを通気用の空間を
介して対向するように取付けるものにおいて、前記化粧
枠に支柱を介して設けられ平行に対向する対をなす受け
部を有したパネル取付体と、前記対をなす受け部に前記
パネルの1組の平行な二辺に対応して突設され該パネル
が横又は縦方向から受け部に沿って挿入されることによ
り該パネルの前記平行な二辺部分をその外側部から表面
部にかけて抱持する如く支持する支持片と、前記パネル
の外周部を覆うようにして前記パネル取付体に取付けら
れる外枠とを具備し、前記外枠の取付けにより前記パネ
ルの挿入方向の移動を規制することを特徴とする換気
扇。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62027793A JP2523576B2 (ja) | 1987-02-09 | 1987-02-09 | 換気扇 |
KR1019880001169A KR880010290A (ko) | 1987-02-09 | 1988-02-09 | 환 기 팬 |
KR9212328U KR920006192Y1 (ko) | 1987-02-09 | 1992-07-06 | 환기팬 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62027793A JP2523576B2 (ja) | 1987-02-09 | 1987-02-09 | 換気扇 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63197838A JPS63197838A (ja) | 1988-08-16 |
JP2523576B2 true JP2523576B2 (ja) | 1996-08-14 |
Family
ID=12230851
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62027793A Expired - Fee Related JP2523576B2 (ja) | 1987-02-09 | 1987-02-09 | 換気扇 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2523576B2 (ja) |
KR (1) | KR880010290A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5861509B2 (ja) * | 2012-03-13 | 2016-02-16 | 富士電機株式会社 | 半導体電力変換装置の排気ファン支持構造 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62122240U (ja) * | 1986-01-24 | 1987-08-03 |
-
1987
- 1987-02-09 JP JP62027793A patent/JP2523576B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1988
- 1988-02-09 KR KR1019880001169A patent/KR880010290A/ko not_active Application Discontinuation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63197838A (ja) | 1988-08-16 |
KR880010290A (ko) | 1988-10-08 |
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