JP2518714Y2 - 横段葺積雪防止屋根 - Google Patents

横段葺積雪防止屋根

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JP2518714Y2
JP2518714Y2 JP3618090U JP3618090U JP2518714Y2 JP 2518714 Y2 JP2518714 Y2 JP 2518714Y2 JP 3618090 U JP3618090 U JP 3618090U JP 3618090 U JP3618090 U JP 3618090U JP 2518714 Y2 JP2518714 Y2 JP 2518714Y2
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roofing
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邦彦 高橋
克英 今井
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札幌シートフレーム株式会社
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ヒートプレートを内蔵した複数の横段葺屋
根板単体にて葺成した横段葺積雪防止屋根に関するもの
であり、特にこのヒートプレートに接続した各電源コー
ドの配線が複雑に引き回されて、配線工事が複雑で面倒
にならないように改良したものである。
〔従来技術〕
従来、屋根の積雪を電熱によって解かして除雪するよ
うにした、いわゆる融雪ヒータとして、例えば実公昭49
-22979号公報に記載されたようなものがある。
また、このような融雪ヒータを屋根の軒先部に取付
け、この融雪ヒータと直列接続されたサーモスタットを
屋根裏空間に設置してなる融雪装置として、第7図(実
公昭49-31005号公報参照)に示すようなものがある。な
お、同図において、1は屋根、2は屋根1の裏面の軒先
部に取付けた融雪ヒータ、3は屋根裏空間4に設置した
サーモスタットである。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、前記実公昭49-31005号公報に示す融雪装置
における融雪ヒータ2は、所定の面積に分割されたもの
を、屋根1の軒先部の裏面に多数連接して配設するよう
にしているので、この融雪ヒータ2およびサーモスタッ
ト3に接続した電源コード(図示しない)の配線が複雑
に引き回され、配線工事が複雑で面倒となる問題点があ
った。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、前記課題を解決することを目的とし、ヒー
トプレートを内蔵した複数の横段葺屋根板単体にて葺成
した横段葺積雪防止屋根において、葺成した前記横段葺
屋根板単体の下面の下地材に、軒先とほぼ平行するヒー
トプレートに接続した電源コード嵌合用の横溝およびこ
の横溝と連続し、かつ、前記軒先とほぼ直交する電源コ
ード嵌合用の縦溝を設けるとともに、前記各横段葺屋根
板単体のヒートプレートに接続した各電源コードを、前
記各横溝および縦溝内に嵌合配線するようにしたことを
特徴とするものである。
〔実施例〕
以下、本考案の横段葺積雪防止屋根の実施例を第1図
乃至第6図を参照して詳細に説明する。
第1図は本考案の横段葺積雪防止屋根を葺成する横段
葺屋根板単体を断面した側面図、第2図は本考案の横段
葺積雪防止屋根の平面図、第3図はこの横段葺屋根板単
体に内蔵したヒートプレートおよびこれに接続すた電源
コードの配設状態を示す図、第4図はこの横段葺積雪防
止屋根の一部の拡大斜視図、第5図は第4図の○Aで囲
んだ部分の後述する電源コード嵌合用の横溝の拡大図、
第6図はこの横段葺積雪防止屋根の断面図であり、10は
横段葺屋根板単体、10aはこの横段葺屋根板単体を形成
する横長の断熱材10bの上面に配設したヒートプレート
で、このヒートプレート10aおよび断熱材10bの上面を、
アルミ,ステンレス鋼板.亜鉛被覆鋼板などの薄板10c
で覆うとともに、葺成したときの軒先と平行する下方端
に、前記薄板と一体に下方および内側に折曲した折曲片
10dを形成し、さらに、葺成したときの軒先と平行する
上方端部の上面に、次に連設する横段葺屋根板単体10′
の折曲片10d′が嵌合する凸部10eが形成されて、前記横
段葺屋根板単体10が構成されている。前記ヒートプレー
ト10aとしては、たとえば特許第728463号、または特許
第984606号のような熱半導体と電源用リード線からなる
面状発熱体に電気絶縁被覆を施して形成されている。
本考案は前記のような各横段葺屋根板単体10を葺成し
たこの横段葺屋根板単体10の下面の断熱板などの下地材
11に、軒先とほぼ平行する電源コード嵌合用の横溝12お
よびこの横溝12と連続し、かつ、前記軒先とほぼ直交す
る電源コード嵌合用の縦溝13を設けるとともに、前記各
横段葺屋根板単体10のヒートプレート10aに接続した各
電源コード14を、前記各横溝12および縦溝13に嵌合配線
するようにしたものである。
なお、前記下地材11は、垂木15の上に設けた野地板16
の上面に葺設されている。
また、この実施例においては、ヒートプレート10aを
内蔵した横段葺屋根板単体10は軒先部にのみ横段葺され
ているが、屋根の全体をこのヒートプレート10aを内蔵
した横段葺屋根板単体10で葺いてもよい。17は横段葺屋
根板単体10の軒先部の下方に設けた破風板であり、この
破風板17の外面は金属板で覆われている。
本考案は、前記のように構成されているので、前記横
段葺屋根板単体10に内蔵したヒートプレート10aに接続
した電源コード14を、下地材11に設けた縦溝13に嵌合
し、さらに、横溝12に嵌合して屋根の側方に引き出し
て、図示しない電源制御部などに簡単に接続することが
できる。
〔効果〕
本考案は、以上説明したように、ヒートプレートを内
蔵した複数の横段葺屋根板単体にて葺成した横段葺積雪
防止屋根において、葺成した前記横段葺屋根板単体の下
面の下地材に、軒先とほぼ平行するヒートプレートに接
続した電源コード嵌合用の横溝およびこの横溝と連続
し、かつ、前記軒先とほぼ直交する電源コード嵌合用の
縦溝を設けるとともに、前記各横段葺屋根板単体のヒー
トプレートに接続した各電源コードを、前記各横溝およ
び縦溝内に嵌合配線するようにしたものであるから、各
横段葺屋根板単体に内蔵したヒートプレートに接続した
電源コードを、まとめて前記縦溝および横溝に嵌合して
配線することができ、その結果、電源コードが複雑に絡
まず、また、横段葺屋根板単体の裏面で各電源コードを
接続する必要がなく、各電源コードを横段葺屋根の側縁
に引き出して電源制御部などに簡単に接続することがで
きるので、寒冷地などの野外における困難な電源コード
の配線工事を容易に、しかも確実に行うことができるも
のであるとともに、本考案においては電源コードが横段
葺屋根板単体の表面あるいは下地材の下面に出る開口が
なく、ヒートプレートの熱がこの開口から逃げないの
で、ヒートプレートの熱を屋根の積雪の除雪に有効に利
用することができるなどの種々の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の横段葺積雪防止屋根を葺成する横段葺
屋根板単体を断面した側面図、第2図は本考案の横段葺
積雪防止屋根の平面図、第3図はこの横段葺屋根板単体
に内蔵したヒートプレートおよびこれに接続すた電源コ
ードの配設状態を示す図、第4図はこの横段葺積雪防止
屋根の一部の拡大斜視図、第5図は第4図の○Aで囲ん
だ部分の後述する電源コード嵌合用の横溝の拡大図、第
6図はこの横段葺積雪防止屋根の断面図、第7図は従来
の屋根の融雪装置を示す図である。 10……横段葺屋根板単体 10a……ヒートプレート 10b……断熱材 10c……薄板 10d……折曲片 10e……凸部 12……横溝 13……縦溝 14……電源コード 15……垂木 16……野地板 17……破風板

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヒートプレートを内蔵した複数の横段葺屋
    根板単体にて葺成した横段葺積雪防止屋根において、葺
    成した前記横段葺屋根板単体の下面の下地材に、軒先と
    ほぼ平行するヒートプレートに接続した電源コード嵌合
    用の横溝およびこの横溝と連続し、かつ、前記軒先とほ
    ぼ直交する電源コード嵌合用の縦溝を設けるとともに、
    前記各横段葺屋根板単体のヒートプレートに接続した各
    電源コードを、前記各横溝および縦溝内に嵌合配線する
    ようにしたことを特徴とする横段葺積雪防止屋根。
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