JPH0213850Y2 - - Google Patents

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JPH0213850Y2
JPH0213850Y2 JP1985051105U JP5110585U JPH0213850Y2 JP H0213850 Y2 JPH0213850 Y2 JP H0213850Y2 JP 1985051105 U JP1985051105 U JP 1985051105U JP 5110585 U JP5110585 U JP 5110585U JP H0213850 Y2 JPH0213850 Y2 JP H0213850Y2
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groove
wires
wiring board
wire
grooves
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は床面等から室内を暖房するパネルヒー
ター用の配線基板に関するものである。
[従来の技術] 従来のパネルヒーター用配線基板は、第3図示
のように木質繊維板等からなる配線基板10の上
下両面に電線収納溝11,12をルーター等によ
り穿設し、上面に設けた電線収納溝11内に耐熱
被覆電線等の電熱線を収納配線し、下面に設けた
電線収納溝12内にサーモスタツトのリード線等
を収納配線していたが、これは電線収納溝11,
12を配線基板10の上面と下面に設けるので、
上面と下面の別々の2つの加工工程を要するうえ
に製造に長時間かかつてコスト高となり、また下
面の電線収納溝12内のリード線等が溝から落下
するのを防止するために押え板13を取付ける必
要があり、高価になる欠点があつた。
このように配線基板に電線収納溝を設けるの
に、その上下両面ではなく、上面のみに電線収納
溝を設けるものとしては、実開昭60−68323号公
報に示された建物用パネルのように、家具等が置
かれる場所のパネル面区域に発熱ケーブルが配線
されないようにするために、縦横に組んだ芯材の
両面に面材を貼りつけ、室内側に配置される面材
の外表面に、狭い幅の縦方向の溝とこの溝と同じ
深さで広い幅の横方向の溝とを設け、この縦方向
の溝と横方向の溝に同じ発熱ケーブルを収納して
配線するようにし、家具が置かれる位置のパネル
面の溝には発熱ケーブルを収納配線しないように
した構成のものが知られている。
[考案が解決しようとする課題] 前記公報に示されたようなパネルは、縦方向の
溝と横方向の溝が同じ深さのために、縦横両溝に
発熱線を交差させて収納配線すると交差部で重な
つて密着し、この密着した発熱線部分が過熱され
て危険となる。
またサーモスタツトを設ける場合に、発熱線を
縦方向溝に収納配線し、これと交差させてサーモ
スタツトのリード線等を横方向溝に収納配線する
と、交差部において発熱線と重なつて密着したリ
ード線が過熱されてリード線抵抗値が変動し、サ
ーモスタツトの微少な検出出力信号の伝送が不安
定になるという問題点がある。
また前記の交差部においては重なり合う線が隆
起して溝外に逸脱することになり、これを避ける
ために縦横の両溝の深さを深くすると発熱線の配
置位置が深くなつてパネル表面から遠ざかり、熱
効率が低下するという問題点がある。
本考案は、発熱線とリード線が交差して溝内に
収納配線されてもリード線が密着して過熱される
ような危険がなく、熱効率の低下もないようにし
たパネルヒーター用配線基板を提供することを目
的とするものである。
[課題を解決するための手段] 前記の目的を達成するために本考案のパネルヒ
ーター用配線基板は、配線基板1の上面に、発熱
線収納用浅溝2を連続往復する平行波状に設ける
とともに、溝の深さが前記浅溝2よりも深いリー
ド線収納用深溝3を前記の連続平行波状の浅溝2
を横断して設けたものである。
[作用] 発熱線収納用浅溝2は配線基板1の上面に連続
平行波状に設けられることにより、配線基板上面
に均一な発熱面が形成される。
発熱線収納用の浅溝2には発熱線が収納される
が、この浅溝2は浅いので、発熱線は溝の奥深く
ではなくパネルの表面近くに位置して配線される
ことになり、パネルの表面からの熱放散が良好と
なつて熱効率が良くなる。
またリード線収納用深溝3にはサーモスタツト
のリード線が収納されるが、この深溝3は深いの
で、リード線は発熱線収納用浅溝2内の収納発熱
線を横断しても密接して重なることがない。
しかもリード線収納用深溝3は連続平行波状の
発熱線収納用浅溝2に対し複雑に何回も反復屈曲
して交差せずに直線的に横断するので、リード線
が発熱線と交差する箇所の数は最少限となる。
このためリード線が発熱線で過熱される危険が
ない。
またリード線はリード線収納用の深い溝3に収
納されるのでリード線と発熱線の交差部分が溝外
に逸脱することもない。
[実施例] 以下本考案の実施例を図面により説明する。第
1図は本考案の1実施例のパネルヒーター用配線
基板の上面を示し、第2図はその要部を斜視図で
示したものである。
1は木質繊維板等からなる配線基板であり、2
はこの配線基板1の上面に設けた発熱線収納用浅
溝、3はリード線収納用深溝である。
この発熱線収納用浅溝2は、配線基板上面に連
続して上下に往復する平行波状に形成して設け
る。この平行波形状は図示の例でほぼ矩形波状に
形成したが、上下の折返し端が湾曲する平行波形
状に形成してもよい。
リード線収納用深溝3は、その溝の深さを前記
の発熱線収納用浅溝2よりも深く形成し、かつ前
記の連続平行波状の発熱線収納用浅溝2を直線的
に横断させて配線基板上面に設ける。
第2図はこのように発熱線収納用浅溝2の溝が
浅く、リード線収納用深溝3の溝が深い状態を示
している。
これらの発熱線収納用浅溝2とリード線収納用
深溝3はホツトプレス工法等により1工程で配線
基板1の上面に形成される。
前記の連続平行波状の発熱線収納用浅溝2内に
は発熱線を収納して配線し、これを横断するリー
ド線収納用深溝3にはサーモスタツトのリード線
を収納して配線する。
前記のように発熱線を連続平行波状の浅溝2内
に収納配線することにより発熱線は基板表面近く
に均一な発熱面を形成する。
またリード線は深溝3内に深く収納配線され発
熱線は浅溝2内でパネルの表面近くに位置して配
線されるので、リード線と発熱線が交差しても密
着して重なるようなことがなく、この交差部分が
溝外に逸脱することもない。
またリード線収納用深溝3は発熱線収納用浅溝
2の平行波状配線に対し何回も反復屈曲して交差
せず直線的に横断するので、リード線が発熱線と
交差する箇所の数は最少限となつて配線されるこ
とになる。
[考案の効果] 前述のように本考案は、配線基板の上面に発熱
線収納用浅溝を平行波状に設け、これよりも深い
リード線収納用深溝を横断させて設けたことによ
り従来例にはない以下の効果を奏する。
発熱線収納用浅溝は配線基板上面に連続平行波
状に設けられるので均一な発熱面が形成される。
発熱線は発熱線収納用浅溝においてパネル表面
近くに位置して配線されるので、パネルの表面か
らの熱放散が良好、かつ熱効率が良い。
リード線は、深いリード線収納用深溝に収納さ
れるので発熱線と密着することがなく、かつ平行
波状の発熱線を横断するので交差箇所の数が少く
なり、したがつてリード線が発熱線で過熱される
危険がない。
またリード線はリード線収納用の深い溝に収納
されるのでリード線と発熱線の交差部分が溝外に
逸脱することがない。
また、発熱線収納用浅溝とリード線収納用深溝
は配線基板の上面に1工程で容易に製造でき、か
つ従来のような下面の押え板を必要としないか
ら、安価に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1実施例の上面図、第2図は
その要部の斜視図、第3図は従来例の断面図であ
る。 1:基板、2:発熱線収納用浅溝、3:リード
線収納用深溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 配線基板1の上面に、発熱線収納用浅溝2を連
    続往復する平行波状に設け、溝の深さが前記浅溝
    2よりも深いリード線収納用深溝3を前記の連続
    平行波状の浅溝2を横断して設けたパネルヒータ
    ー用配線基板。
JP1985051105U 1985-04-08 1985-04-08 Expired JPH0213850Y2 (ja)

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JP1985051105U JPH0213850Y2 (ja) 1985-04-08 1985-04-08

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JP1985051105U JPH0213850Y2 (ja) 1985-04-08 1985-04-08

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Publication Number Publication Date
JPS61169314U JPS61169314U (ja) 1986-10-21
JPH0213850Y2 true JPH0213850Y2 (ja) 1990-04-17

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6068323U (ja) * 1983-10-14 1985-05-15 ミサワホーム株式会社 建物用パネル

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Publication number Publication date
JPS61169314U (ja) 1986-10-21

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