JPH0124495Y2 - - Google Patents

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JPH0124495Y2
JPH0124495Y2 JP8733783U JP8733783U JPH0124495Y2 JP H0124495 Y2 JPH0124495 Y2 JP H0124495Y2 JP 8733783 U JP8733783 U JP 8733783U JP 8733783 U JP8733783 U JP 8733783U JP H0124495 Y2 JPH0124495 Y2 JP H0124495Y2
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JP
Japan
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lead wire
panel
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heat
surface member
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JP8733783U
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JPS59191508U (ja
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  • Steam Or Hot-Water Central Heating Systems (AREA)
  • Domestic Hot-Water Supply Systems And Details Of Heating Systems (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 考案の利用分野 本考案は放熱パイプ内に温水等の熱媒液を流通
させて床面から暖房する床暖房用パネルに係り、
詳しくは温度センサーでパネルの温度を検出して
温度制御を行うことができる床暖房用パネルに関
する。
(ロ) 従来技術 パネル式の床暖房装置において、室温ではなく
温度センサーを用いて直接的にパネルの温度を検
出し、それによつて温度制御をするものは実公昭
57−56093号公報にて公知となつている。
この従来構造について第4図で説明する。第4
図中、1はパネルで、熱伝導性材料にて形成せる
表面部材2内には発泡ウレタン等の断熱材3が充
填され、該断熱材3中には蛇行状等の所望回路模
様に形成された放熱パイプ4が埋設してあり、該
放熱パイプ4の両端部はパネル1の隅部に設けた
切欠部5,5に導出されている。6は前記切欠部
5に開口させたセンサ収納穴7に収納せる温度セ
ンサー、8は温度センサー6のリード線である。
又9はパネル1の周端面に形設した溝である。
上記のパネル1は所望だけ室内に敷設するが、
この敷設作業の際にリード線8は中空筒状の保護
管10に挿通して保護し、隣接するパネルを互い
に当接する時に溝9にて形成させる空間内に保護
管10を介挿してリード線8を外部に導出させ、
室壁に取付けた温度調節器(図示せず)に接続さ
せる。
ところでこの従来構造のものでは、下記に列記
する欠点があつた。
リード線8を保護管10にて保護しなければ
短絡する恐れがあるため、保護管にリード線を
挿通する作業が面倒であり、又施工用部品を多
く必要とする。
隣設させるパネルの周端面を当接させる時
に、リード線8を挿通した保護管10をパネル
の溝9に介挿しながら作業を行なわなければな
らず、敷設作業の能率が極めて悪い。
(ハ) 考案の目的 本考案は上記せる従来の欠点に鑑みて改良した
ものであり、部品点数を増加させることなく、簡
単な構成によつて従来の欠点を解決できる床暖房
用パネルを提供することを目的としたものであ
る。
(ニ) 考案の構成 本考案は上記目的を達成するため、表面部材内
に充填した発泡ウレタン等の断熱材中に温度セン
サーのリード線を埋設し、該リード線の端部を放
熱パイプの端部とともに切欠部に導出して、その
リード線の端部にコネクター等の接続装置を設け
てなる如く構成したものである。
(ホ) 考案の実施例 以下本考案の実施例を第1図〜第3図の図面に
基づいて説明する。12は鋼板等の熱伝導性材料
にて平面視略長方形に形成してなるパネル11の
表面部材、13,13はパネル11の一辺側両隅
部に設けた切欠部である。14は銅パイプを蛇行
状等の所望回路模様形状に屈曲形成せる放熱パイ
プで、内部に約60℃前後の温水等の熱媒体を流通
させることで表面部材12に熱を伝導させるべく
表面部材12内に配設してあり、該放熱パイプ1
4の両端部14′,14′は前記切欠部13に導出
させている。15は放熱パイプ14の熱伝導面積
を増加させるためのアルミテープ、16は表面部
材12の下面を閉塞する下板で、木質合板にて形
成して下方向への熱伝導を抑制している。17は
表面部材12と下板15との内部空間に注入充填
せる発泡ウレタン等の発泡性断熱材である。18
は前記切欠部13に開口したセンサー収納穴19
に介挿せる温度センサー、20は温度センサー1
8のリード線、21はリード線20の端部に止着
したコネクターである。
前記リード線20はコネクター21及び温度セ
ンサー18を取付けた端部20′,20′を夫々前
記切欠部13に導出させて前記表面部材12の内
方端部分に配設し、前記断熱材17中に第2図で
示すように放熱パイプ14とともに埋設させてい
る。
なお、リード線20には一端部に温度センサー
18を他端部にコネクター21を止着している
が、リード線20の両端部にコネクターを止着し
たパネルを別に用意して第3図のようにリード線
どおしを接続して結線を行なうものである。
第3図は上記した本考案のパネル11を6枚敷
きつめて熱媒体の循環回路を構成した施行例であ
り、パネル11を敷きつめると隣設するパネルの
切欠部13が互いに一致するから、この切欠部1
3において隣設するパネル11の放熱パイプ14
の端部14′どおし及びリード線20のコネクタ
ー21どおしを接続する。接続した放熱パイプ1
4は電磁弁にてなる制御弁22を介して温水ボイ
ラー等の熱源器23に接続される。更に切欠部1
3には覆板(図示せず)がかぶせられ、パネル1
1上にはじゆうたん等の表装材が敷設される。そ
して、熱源器23にて加熱された熱媒液が循環ポ
ンプ(図示せず)によつて各パネルの放熱パイプ
14を流通循環させられ、表面部材12に熱伝導
されて室内を床暖房し、再び熱源器23に戻され
る。今、パネル11の温度が所定値以上に上昇す
ると、温度センサー18が働らいて制御弁22が
閉成し、熱媒液の循環を停止させる。この熱媒液
の循環、停止の繰り返しでパネルの温度調節が行
なわれる。
本考案によるパネルでは、表面部材12内の断
熱材17中に温度センサー18のリード線20を
埋設し、このリード線20の端部20′を切欠部
13より導出して該端部20′にコネクター21
からなる接続手段を設けているので、リード線2
0の結線は切欠部13内で互いに接続するだけで
簡単に行なえるものであり、従つて各パネルを敷
きつめた後にリード線20の接続ができ、敷設作
業及び結線作業が従来に比べて大巾に時間短縮で
きるとともに簡単に行なえるようになつた。
(ヘ) 考案の効果 以上説明したように、本考案によれば、従来の
ように温度センサーのリード線をパネル周端面の
溝内を通して外部に導出させるのではなく、リー
ド線をパネル内の断熱材中にあらかじめ埋設して
あるので、パネルの敷設作業が簡単に行なえると
共にパネルの周端面に溝を形成するなどの加工を
施さなくてもよい。又、リード線の端部を切欠部
より導出してその端部にコネクター等の接続装置
を設けているので、切欠部内でリード線をワンタ
ツチで接続でき結線作業も簡便化できるものであ
る。従つて、施行作業の簡単化及び施行時間の短
縮化が図れ、簡単な構成にて従来欠点を解消でき
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の床暖房パネルの一部切
欠斜視図、第2図は第1図A−A′断面図、第3
図は本考案の床暖房パネルの施工例を示す熱媒液
循環回路の概略構成図、第4図は従来例の説明図
である。 11……パネル、12……表面部材、13……
切欠部、17……断熱材、14……放熱パイプ、
18……温度センサー、20……リード線、21
……コネクター(接続装置)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 熱伝導性材料にて形成せる表面部材の隅部に切
    欠部を設け、前記表面部材内に充填せる発泡ウレ
    タン等の断熱材中に熱媒液を流通せしめる所望回
    路模様状の放熱パイプを埋設すると共に、該放熱
    パイプの端部を前記切欠部に導出してなる床暖房
    パネルにおいて、前記断熱材中に温度センサーの
    リード線を埋設し、該リード線の端部を前記切欠
    部より導出して該端部に接続装置を設けてなるこ
    とを特徴とした床暖房パネル。
JP8733783U 1983-06-07 1983-06-07 床暖房パネル Granted JPS59191508U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8733783U JPS59191508U (ja) 1983-06-07 1983-06-07 床暖房パネル

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JP8733783U JPS59191508U (ja) 1983-06-07 1983-06-07 床暖房パネル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59191508U JPS59191508U (ja) 1984-12-19
JPH0124495Y2 true JPH0124495Y2 (ja) 1989-07-25

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ID=30217250

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JP8733783U Granted JPS59191508U (ja) 1983-06-07 1983-06-07 床暖房パネル

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JPS59191508U (ja) 1984-12-19

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