JP2931047B2 - 床暖房パネル - Google Patents
床暖房パネルInfo
- Publication number
- JP2931047B2 JP2931047B2 JP16044090A JP16044090A JP2931047B2 JP 2931047 B2 JP2931047 B2 JP 2931047B2 JP 16044090 A JP16044090 A JP 16044090A JP 16044090 A JP16044090 A JP 16044090A JP 2931047 B2 JP2931047 B2 JP 2931047B2
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- Japan
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- floor
- heating panel
- floor heating
- joist
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は床面から室内を暖房する床暖房パネル装置に
関するものである。
関するものである。
従来、床面から室内を暖房する床暖房パネルは第４図
に示すように、基板21に設けた発熱体収納溝22内にヒー
ター線等からなる発熱体23を配設し、該基板21の上面に
鉄板等からなる均熱板24を貼着等の方法により取り付
け、端部に配線ボックス25を設けて床暖房パネル20が構
成されていた。この床暖房パネルの布設は、第５図に示
すように、根太Ａ、Ａ間（通常303mm）に敷き詰めた断
熱材Ｂ上に複数枚の床暖房パネル20を順次布設し、この
根太Ａ上に表面床材Ｃを釘付け等により取り付けて布設
していた。このような布設作業は、巾の狭い根太Ａ（通
常40mm）上で床暖房パネル20の布設、固定作業を行わな
ければならないので作業性が悪かった。
に示すように、基板21に設けた発熱体収納溝22内にヒー
ター線等からなる発熱体23を配設し、該基板21の上面に
鉄板等からなる均熱板24を貼着等の方法により取り付
け、端部に配線ボックス25を設けて床暖房パネル20が構
成されていた。この床暖房パネルの布設は、第５図に示
すように、根太Ａ、Ａ間（通常303mm）に敷き詰めた断
熱材Ｂ上に複数枚の床暖房パネル20を順次布設し、この
根太Ａ上に表面床材Ｃを釘付け等により取り付けて布設
していた。このような布設作業は、巾の狭い根太Ａ（通
常40mm）上で床暖房パネル20の布設、固定作業を行わな
ければならないので作業性が悪かった。
このため、第６図に示すように根太Ａに荒床Ｃ′を釘
付け等により取付け、この荒床Ｃ′に所定の間隔（通常
303mm）で補助根太Ａ′、Ａ′を設け、荒床Ｃ′を足場
として補助根太Ａ′、Ａ′間に複数枚の床暖房パネル20
を順次布設する施工方法が広く採用されている。
付け等により取付け、この荒床Ｃ′に所定の間隔（通常
303mm）で補助根太Ａ′、Ａ′を設け、荒床Ｃ′を足場
として補助根太Ａ′、Ａ′間に複数枚の床暖房パネル20
を順次布設する施工方法が広く採用されている。
前記のような従来の床暖房パネルは、荒床Ｃ′に設け
る補助根太Ａ′、Ａ′間の間隔が根太Ａ、Ａ間の寸法
（通常303mm）に規制され、床暖房パネル20の大きさを
施工性の良い大きさとして作業性を向上させることがで
きないという問題点があった。また、荒床Ｃ′を室内に
張り詰め補助根太Ａ′を取り付ける作業者と、床暖房パ
ネル20を布設する作業者とが異なるために作業の段取り
が悪いばかりでなく、荒床Ｃ′に取付けた補助根太Ａ′
の高さが高すぎて、補助根太Ａ′に取付けた表面床材Ｃ
と床暖房パネル20との間に必要以上の隙間が生じ暖房効
率が著しく低下するという問題点があった。
る補助根太Ａ′、Ａ′間の間隔が根太Ａ、Ａ間の寸法
（通常303mm）に規制され、床暖房パネル20の大きさを
施工性の良い大きさとして作業性を向上させることがで
きないという問題点があった。また、荒床Ｃ′を室内に
張り詰め補助根太Ａ′を取り付ける作業者と、床暖房パ
ネル20を布設する作業者とが異なるために作業の段取り
が悪いばかりでなく、荒床Ｃ′に取付けた補助根太Ａ′
の高さが高すぎて、補助根太Ａ′に取付けた表面床材Ｃ
と床暖房パネル20との間に必要以上の隙間が生じ暖房効
率が著しく低下するという問題点があった。
本発明は、前記の課題を解決し、施工性及び暖房効率
に優れた床暖房パネル装置を提供することを目的とす
る。
に優れた床暖房パネル装置を提供することを目的とす
る。
前記の課題を解決するため本発明の床暖房パネル装置
は、発熱体収納溝４に発熱体５を配設した基板２の上面
に表面床材取付け用補助根太３を設けた床暖房パネル１
を、根太Ａ上の荒床Ｃ′の上面に布設し、前記床暖房パ
ネル１の補助根太３上に表面床材Ｃの隣接接合部分８を
配置し固定することを特徴とするものである。
は、発熱体収納溝４に発熱体５を配設した基板２の上面
に表面床材取付け用補助根太３を設けた床暖房パネル１
を、根太Ａ上の荒床Ｃ′の上面に布設し、前記床暖房パ
ネル１の補助根太３上に表面床材Ｃの隣接接合部分８を
配置し固定することを特徴とするものである。
床暖房パネル１は根太Ａ上の荒床Ｃ′の上に布設さ
れ、この床暖房パネル１の基板２の上面に設けられてい
る表面床材取付け用補助根太３上に、表面床材Ｃの隣接
接合部分８が配置され固定される。
れ、この床暖房パネル１の基板２の上面に設けられてい
る表面床材取付け用補助根太３上に、表面床材Ｃの隣接
接合部分８が配置され固定される。
基板２に表面床材取付け用の補助根太３を設けること
により、荒床Ｃ′に従来のような補助根太を設ける作業
を省略することができ、また、従来のように荒床に設け
た補助根太の間隔寸法に床暖房パネルの大きさを適合さ
せる必要もなく、床暖房パネルの大きさを施工性の良好
な作業能率のよい適切な大きさに設定することができ
る。
により、荒床Ｃ′に従来のような補助根太を設ける作業
を省略することができ、また、従来のように荒床に設け
た補助根太の間隔寸法に床暖房パネルの大きさを適合さ
せる必要もなく、床暖房パネルの大きさを施工性の良好
な作業能率のよい適切な大きさに設定することができ
る。
以下本発明の実施例を図面により説明する。第１図〜
第３図は本発明の一実施例を示し、１は床暖房パネル、
２は該パネル１の基板である。該基板２は、その上面に
発熱体収納溝４を設け、該溝４内にヒーター線、温水パ
イプ等の発熱体５を収納する。またこの基板２の上面長
手方向に表面床材取付け用の補助根太３、３を所定の間
隔（通常303mm）をおいて設け、この補助根太３、３間
の発熱体５上に鉄板等からなる均熱板６を設ける。第１
図の７は基板２の１端部を切り欠いて設けた配線ボック
スである。
第３図は本発明の一実施例を示し、１は床暖房パネル、
２は該パネル１の基板である。該基板２は、その上面に
発熱体収納溝４を設け、該溝４内にヒーター線、温水パ
イプ等の発熱体５を収納する。またこの基板２の上面長
手方向に表面床材取付け用の補助根太３、３を所定の間
隔（通常303mm）をおいて設け、この補助根太３、３間
の発熱体５上に鉄板等からなる均熱板６を設ける。第１
図の７は基板２の１端部を切り欠いて設けた配線ボック
スである。
前記のように構成した本発明の床暖房パネル１は、第
３図に示すように、根太Ａ、Ａに釘付け等により取り付
けられた荒床Ｃ′の上に複数枚の床暖房パネル１を順次
布設し、その上に複数枚の表面床材Ｃを配設して各表面
床材Ｃ、Ｃの隣接接合部分８を、床暖房パネル１の基板
２上面の表面床材取付け用補助根太３の上に配置し、こ
の隣接接合部分８を釘付け等により該補助根太３に固定
して、複数枚の床暖房パネル１を布設する。
３図に示すように、根太Ａ、Ａに釘付け等により取り付
けられた荒床Ｃ′の上に複数枚の床暖房パネル１を順次
布設し、その上に複数枚の表面床材Ｃを配設して各表面
床材Ｃ、Ｃの隣接接合部分８を、床暖房パネル１の基板
２上面の表面床材取付け用補助根太３の上に配置し、こ
の隣接接合部分８を釘付け等により該補助根太３に固定
して、複数枚の床暖房パネル１を布設する。
前記のように、荒床Ｃ′の上には従来のような補助根
太を設けず、したがって床暖房パネルの大きさを従来の
ように補助根太の間隔寸法に合わせる必要がないので、
床暖房パネルの大きさを施工性の良好な作業能率のよい
適切な大きさに設定することができ、簡単な作業で床暖
房パネルを室内に布設することができる。
太を設けず、したがって床暖房パネルの大きさを従来の
ように補助根太の間隔寸法に合わせる必要がないので、
床暖房パネルの大きさを施工性の良好な作業能率のよい
適切な大きさに設定することができ、簡単な作業で床暖
房パネルを室内に布設することができる。
前記の床暖房パネル１は、基板上面から突出する表面
床材取付け用補助根太３の高さが最も放熱効率がよい高
さに設計され床暖房パネル１と表面床材Ｃとの間に必要
以上の隙間が生ずることがないように工場内で製作され
るので、暖房効率が低下するおそれがなく、室内を床面
から効率良く暖房することができる。
床材取付け用補助根太３の高さが最も放熱効率がよい高
さに設計され床暖房パネル１と表面床材Ｃとの間に必要
以上の隙間が生ずることがないように工場内で製作され
るので、暖房効率が低下するおそれがなく、室内を床面
から効率良く暖房することができる。
本発明は前記のように、根太上の荒床の上面に布設す
る床暖房パネルの基板上面に表面床材取付け用補助根太
を設け、この表面床材取付け用補助根太の上に表面床材
の隣接接合部分を配置して固定するように構成したの
で、荒床に従来のような補助根太を設ける必要がなく、
従来のように荒床の補助根太の間隔寸法に床暖房パネル
の大きさを適合させる必要もなくなり、床暖房パネルの
大きさを施工性の良好な作業能率のよい適切な大きさに
設定することが可能になり、簡単な作業で床暖房パネル
を室内に布設することができる。また、床暖房パネル基
板上の表面床材取付け用補助根太の高さを放熱効率の良
い高さとすることができるので室内を床面から効率良く
暖房することができるものである。
る床暖房パネルの基板上面に表面床材取付け用補助根太
を設け、この表面床材取付け用補助根太の上に表面床材
の隣接接合部分を配置して固定するように構成したの
で、荒床に従来のような補助根太を設ける必要がなく、
従来のように荒床の補助根太の間隔寸法に床暖房パネル
の大きさを適合させる必要もなくなり、床暖房パネルの
大きさを施工性の良好な作業能率のよい適切な大きさに
設定することが可能になり、簡単な作業で床暖房パネル
を室内に布設することができる。また、床暖房パネル基
板上の表面床材取付け用補助根太の高さを放熱効率の良
い高さとすることができるので室内を床面から効率良く
暖房することができるものである。
第１図は本発明の床暖房パネルの一実施例の１部を欠載
した斜視図、第２図は第１図のＸ−Ｘ線における断面
図、第３図は本発明装置の一実施例の床暖房パネルの布
設状態を示す断面図、第４図は従来の床暖房パネルの１
部を欠載した斜視図、第５図及び第６図は従来の床暖房
パネルの使用状態を示す断面図である。 1:床暖房パネル 2:基板 3:表面床材取付け用補助根太 4:発熱体収納溝 5:発熱体 8:表面床材の隣接接合部分 A:根太 C:表面床材 Ｃ′：荒床
した斜視図、第２図は第１図のＸ−Ｘ線における断面
図、第３図は本発明装置の一実施例の床暖房パネルの布
設状態を示す断面図、第４図は従来の床暖房パネルの１
部を欠載した斜視図、第５図及び第６図は従来の床暖房
パネルの使用状態を示す断面図である。 1:床暖房パネル 2:基板 3:表面床材取付け用補助根太 4:発熱体収納溝 5:発熱体 8:表面床材の隣接接合部分 A:根太 C:表面床材 Ｃ′：荒床
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−200116（ＪＰ，Ａ) 特開 平２−254231（ＪＰ，Ａ) 実開 昭63−175723（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭63−78812（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭60−68324（ＪＰ，Ｕ) 実開 平２−140218（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) F24D 13/02
Claims (1)
- 【請求項１】発熱体収納溝に発熱体を配設した基板の上
面に表面床材取付け用補助根太を設けた床暖房パネル
を、根太上の荒床の上面に布設し、前記床暖房パネルの
補助根太上に表面床材の隣接接合部分を配置し固定する
ことを特徴とする床暖房パネル装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16044090A JP2931047B2 (ja) | 1990-06-19 | 1990-06-19 | 床暖房パネル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16044090A JP2931047B2 (ja) | 1990-06-19 | 1990-06-19 | 床暖房パネル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0452425A JPH0452425A (ja) | 1992-02-20 |
| JP2931047B2 true JP2931047B2 (ja) | 1999-08-09 |
Family
ID=15714982
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16044090A Expired - Fee Related JP2931047B2 (ja) | 1990-06-19 | 1990-06-19 | 床暖房パネル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2931047B2 (ja) |
-
1990
- 1990-06-19 JP JP16044090A patent/JP2931047B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0452425A (ja) | 1992-02-20 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |