JPH0630975Y2 - 目地装置 - Google Patents

目地装置

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JPH0630975Y2
JPH0630975Y2 JP14116589U JP14116589U JPH0630975Y2 JP H0630975 Y2 JPH0630975 Y2 JP H0630975Y2 JP 14116589 U JP14116589 U JP 14116589U JP 14116589 U JP14116589 U JP 14116589U JP H0630975 Y2 JPH0630975 Y2 JP H0630975Y2
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joint
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recesses
recess
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JP14116589U
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Inventor
英夫 後藤
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ドーエイ外装有限会社
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は隣接する左右の建物を連通する通路の目地部間
を覆う目地装置に関する。
「従来の技術」 従来、隣接する左右の建物を連通する通路の目地部間を
覆う目地装置は、地震等で左右の建物が揺れ動いても破
損することなく接続できるように構成されている。
「本考案が解決しようとする課題」 従来の目地装置では左右の建物の通路の目地部を地震等
の揺れ動きに追従できるように接続しているだけである
ので、通信線等の目地部を介して配線する場合、その配
線に苦労するとともに、きれいに配線することができな
いという欠点があった。
本考案は以上のような従来の欠点に鑑み、目地部を介し
ての通信線等の配線が容易で、かつ配線を見苦しくなる
ことなく配線することのできる目地装置を提供すること
を目的としている。、 「課題を提供するための手段」 上記目的を達成するために、本考案は隣接する左右の建
物を連通する通路の目地部側の床部分の躯体に形成した
左右の凹部と、この左右の凹部の反目地部側部位に左右
の通信線等の収納凹部ができるように目地部側に固定さ
れた左右の下地レールと、この左右の下地レールにそれ
ぞれ形成された前記左右の通信線等の収納凹部へ通信線
等を導く通信線等の貫通孔と、前記左右の下地レール内
に両側部が位置するように前記目地部を覆う目地プレー
トと、この目地プレートの両端部を覆うように前記左右
の下地レールに取付けられた左右の支持カバーと、前記
左右の通信線等の収納凹部の上部開口部を覆うように前
記通路の床部分の躯体に固定された床材とで目地装置を
構成している。
「作用」 上記構成の目地装置は左右の通信線等の収納凹部の一方
から他方へ左右の下地レールに形成された通信線等の貫
通孔を介して、目地部でほぼ地字状にたるませて通信線
等を配線することができる。
「本考案の実施例」 以下、図面に示す実施例により、本考案を詳細に説明す
る。
第1図ないし第11図の実施例において、1は隣接する左
右の建物2、2A間を連通する通路3の目地部4の床部
分の躯体5、5を覆う目地装置で、この目地装置1は前
記通路3の目地部4側の床部分の躯体5、5に形成され
た左右の凹部6、6Aと、この左右の凹部6、6Aの反
目地分側部位に左右の通信線等の収納凹部7、7Aがで
きるように目地部側に複数本の固定ピン8等で固定され
た箱状の左右の下地レール9、9Aと、この左右の下地
レール9、9Aの両端部寄りのほぼ中央側面にそれぞれ
形成された通信線等の貫通孔10、10と、前記左右の下地
レール9、9A内に両側部が位置するように取付けられ
た前記目地部4を覆う目地プレート11と、この目地プレ
ート11の両端部を覆うように前記左右の下地レール9、
9Aに複数本のタッピングビス12等で取付けられた左右
の支持カバー13、13Aと、前記左右の通信線等の収納凹
部7、7Aの上部開口部を前記左右の支持カバー13、13
Aと同一平面となるように覆うように前記床部分の躯体
5、5に固定された床材14、14と、前記目地部4を耐火
可能にほぼU字状に覆う耐火帯15と、この耐火帯15の両
端部に複数個のボルト16およびナット17によって固定さ
れた、第5図に示すようにクランク状に折曲げられた係
止金具18、18と、この係止金具18、18をそれぞれスライ
ド可能に係合する前記躯体5、5に複数個の固定ピン8
で固定されるホルダー金具19、19と、前記通信線等の収
納凹部7、7Aの端部の躯体に固定された支柱20、20と
から構成されている。
前記左右の下地レール9、9Aは、第7図に示すように
内部に水が収納できる箱状に形成された下地レール本体
21と、この下地レール本体21の後端部寄りの部位に形成
された支持カバー取付け板22と、前記下地レール本体21
の両端部寄りの側面に固定された取付け金具23、23、2
3、23と、前記下地レール本体21の一端部壁21aに取付
けられた排水パイプ24とから構成されている。
前記耐火帯15は、第4図に示すように耐火断熱性のシー
ト25と、このシート25の両面を覆うステンレス細線等で
形成されたメッシュ26,26とから構成されている。
前記ホルダー金具19は、第6図に示すように板状のホル
ダー金具本体27と、このホルダー金具本体27の両端部寄
りで、前記左右の下地レール9、9Aの取付け金具23、
23、23、23の固定ピン挿入孔28と対応する部位にそれぞ
れ形成された固定ピン挿入孔29と、前記ホルダー金具本
体27の先端部より下方に」字状に突出された支持板30お
よびこの支持板30の下端部が開口31するように前記ホル
ダー金具本体27の先端部より「字状に突出させた保持板
32とからなる係合部33とから構成されている。
上記構成の目地装置1は、左右の凹部6、6Aの目地部
側にホルダー金具19、19をそれぞれ位置させるととも
に、該ホルダー金具19、19上に左右の下地レール9、9
Aを位置させた後、第8図に示すように固定ピン8を取
付け金具23の固定ピン挿入孔28およびホルダー金具19の
固定ピン挿入孔29へ挿入して躯体5へ打込み固定する。
しかる後、第9図に示すようにホルダー金具19、19の係
合部33、33の耐火帯15の両端部に取付けた係止金具18、
18をそれぞれ係止させる。
次に第10図に示すように、左右の通信線等の収納凹部
7、7Aの一方から他方へ通信線34を左右の下地レール
9、9Aに形成された貫通孔10、10、10、10を介して配
線する。
この時、目地部4で通信線34がU字状となるようにたわ
ませる。
しかる後、目地プレート11の両端部が左右の下地レール
9、9A内に位置するように支持させる。
次に第11図に示すように、左右の下地レール9、9Aの
支持カバー取付け板22、22に目地プレート11の両端部を
覆うように、左右の支持カバー13、13Aを複数本のタッ
ピングビス12等で固定する。
しかる後、左右の支持カバー13、13Aの上面と同一平面
となるように、通信線等の収納凹部7、7Aの開口部を
覆うように床材14、14を床部分の躯体5、5に固定す
る。
また、左右の下地レール9、9Aの排水パイプ24、24は
第1図に示すように縦樋39,39にそれぞれ接続され、左
右の下地レール9、9A内に入り込んだ水は排水パイプ
24、24および縦樋39、39をそれぞれ通って外部へ排水さ
れる。
「本考案の異なる実施例」 次に第12図ないし第17図に示す本考案の異なる実施例に
つき説明する。なお、これらの実施例の説明に当って、
前記本考案の実施例と同一構成部分には同一符号を付し
て重複する説明を省略する。
第12図ないし第14図の実施例において、前記本考案の実
施例と主に異なる点はホルダー金具19Aのホルダー金具
本体27Aを小幅寸法に形成するとともに、該ホルダー金
具本体27Aに約45°方向に固定ピン8を打込めるように
固定ピン挿入孔35を形成し、かつ左右の下地レール9、
9Aの側面に形成した凹部36と嵌合する嵌合片37を形成
した点で、このように構成した目地装置1Aにしても良
い。
第15図ないし第17図の実施例において、前記本考案の実
施例と主に異なる点は、左右の支持カバー13B、13C
で、この左右の支持カバー13B、13Cは後端部をクラン
ク状に折曲げ、床材支持部38、38を形成した点で、この
ように構成した目地装置1Bにしても良い。
「本考案の効果」 以上の説明から明らかなように、本考案にあっては次に
列挙する効果が得られる。
(1)隣接する左右の建物を連通する通路の目地部側の
床部分の躯体に形成した左右の凹部と、この左右の凹部
の反目地部側部位に左右の通信線等の収納凹部ができる
ように目地部側に固定された左右の下地レールと、この
左右の下地レールにそれぞれ形成された前記左右の通信
線等の収納凹部へ通信線等を導く通信線等の貫通孔と、
前記左右の下地レール内の両側部が位置するように前記
目地部を覆う目地プレートと、この目地プレートの両端
部を覆うように前記左右の下地レールに取付けられた左
右の支持カバーと、前記左右の通信線等の収納凹部の上
部開口部を覆うように前記通路の床部分の躯体に固定さ
れた床材とで構成されているので、隣接する左右の建物
を連通する通路の目地部を介しての通信線等の配線を容
易に行なうことができる。
(2)前記(1)によって、通信線等は左右の支持レー
ル内および床材の下地に位置させることができるので、
外部に現われることなく配線できる。
したがって、通路部分に配線が現われて見苦しくなるの
を確実に防止することができる。
(3)前記(1)によって、左右の下地レール間の目地
部に配線する通信線等をU字状にたるませて配線できる
ので、地震等で左右の建物が揺れ動いても配線が損傷し
たりするのを確実に防止することができる。
(4)前記(1)によって、配線作業を容易に行なうこ
とができる。
(5)請求項2、3も前記(1)〜(4)と同様な効果
が得られる。
(6)請求項3は配線された通信線を耐火帯によって、
確実に保護することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案の設置状態を示す説明図、
第3図は第2図の3−3線に沿う拡大断面図、第4図は
耐火帯の説明図、第5図は係止金具の説明図、第6図は
ホルダー金具の説明図、第7図は下地レールの説明図、
第8図ないし第11図は設置状態を示す説明図、第12図な
いし第14図、第15図ないし第17図はそれぞれ考案の異な
る実施例を示す説明図である。 1、1A、1B:目地装置、 2:左の建物、2A:右の建物、 3:通路、4:目地部、 5:躯体、6:左の凹部、 6A:右の凹部、 7:左の通信線等の収納凹部、 7A:右の通信線等の収納凹部、 8:固定ピン、9:左の下地レール、 9A:右の下地レール、10:通信線等の貫通孔、 11:目地プレート、12:タッピングビス、 13、13B:左の支持カバー、 13A、13C:右の支持カバー、 14:床材、15:耐火帯、 16:ボルト、17:ナット、 18:係止金具、19、19A:ホルダー金具、 20:支柱、21:下地レール本体、 22:支持カバー取付け板、 23:取付け金具、24:排水パイプ、 25:シート、26:メッシュ、 27、27A:ホルダー金具本体、 28:固定ピン挿入孔、29:固定ピン挿入孔、 30:支持板、31:開口、 32:保持板、33:係合部、 34:通信線、35:固定ピン挿入孔、 36:凹部、37:嵌合片、 38:床材支持部、39:縦樋。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】隣接する左右の建物を連通する通路の目地
    部側の床部分の躯体に形成した左右の凹部と、この左右
    の凹部の反目地部側部位に左右の通信線等の収納凹部が
    できるように目地部側に固定された左右の下地レール
    と、この左右の下地レールにそれぞれ形成された前記左
    右の通信線等の収納凹部へ通信線等を導く通信線等の貫
    通孔と、前記左右の下地レール内に両側部が位置するよ
    うに前記目地部を覆う目地プレートと、この目地プレー
    トの両端部を覆うように前記左右の下地レールに取付け
    られた左右の支持カバーと、前記左右の通信線等の収納
    凹部の上部開口部を覆うように前記通路の床部分の躯体
    に固定された床材とからなることを特徴とする目地装
    置。
  2. 【請求項2】隣接する左右の建物を連通する通路の目地
    部側の床部分の躯体に形成した左右の凹部と、この左右
    の凹部の反目地部側部位に左右の通信線等の収納凹部が
    できるように目地部側に固定された箱状の左右の下地レ
    ールと、この左右の下地レールのほぼ中央部の側面にそ
    れぞれ形成された前記左右の通信線等の収納凹部へ通信
    線等を導く通信線等の貫通孔と、前記左右の下地レール
    内に両側部が位置するように前記目地部を覆う目地プレ
    ートと、この目地プレートの両端部を覆うように前記左
    右の下地レールに取付けられた左右の支持カバーと、前
    記左右の通信線等の収納凹部の上部開口部を覆うように
    前記通路の床部分の躯体に固定された床材とからなるこ
    とを特徴とする目地装置。
  3. 【請求項3】隣接する左右の建物を連通する通路の目地
    部側の床部分の躯体に形成した左右の凹部と、この左右
    の凹部の反目地部側部位に左右の通信線等の収納凹部が
    できるように目地部側に固定された左右の下地レール
    と、この左右の下地レールにそれぞれ形成された前記左
    右の通信線等の収納凹部へ通信線等を導く通信線等の貫
    通孔と、前記左右の下地レール内に両側部が位置するよ
    うに前記目地部を覆う目地プレートと、この目地プレー
    トの両端部を覆うように前記左右の下地レールに取付け
    られた左右の支持カバーと、前記左右の通信線等の収納
    凹部の上部開口部を覆うように前記通路の床部分の躯体
    に固定された床材と、前記目地部をほぼU字状に覆う耐
    火帯と、この耐火帯の両端部にそれぞれ固定された突出
    する先端部がL字状の係止金具と、この係止金具の先端
    部がそれぞれスライド可能に係合する係合部が一端部に
    形成された前記左右の凹部に固定ピンで固定されるホル
    ダー金具とからなることを特徴とする目地装置。
JP14116589U 1989-12-06 1989-12-06 目地装置 Expired - Lifetime JPH0630975Y2 (ja)

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