JP3179214B2 - 床暖房マットの施工装置 - Google Patents
床暖房マットの施工装置Info
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- JP3179214B2 JP3179214B2 JP29358092A JP29358092A JP3179214B2 JP 3179214 B2 JP3179214 B2 JP 3179214B2 JP 29358092 A JP29358092 A JP 29358092A JP 29358092 A JP29358092 A JP 29358092A JP 3179214 B2 JP3179214 B2 JP 3179214B2
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- Japan
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- floor heating
- mat
- heating mat
- construction
- frame
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- Steam Or Hot-Water Central Heating Systems (AREA)
- Central Heating Systems (AREA)
- Domestic Hot-Water Supply Systems And Details Of Heating Systems (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、温水又は電気ヒータ利
用して床暖房を行うための床暖房マットの施工装置に関
する。
用して床暖房を行うための床暖房マットの施工装置に関
する。
【０００２】
【従来の技術】従来の床暖房（温水）マット１は図９に
示すように温水チューブ（銅管）２を発泡体３で固定
し、この上面と下面を鋼板４で押えたサンドイッチ構造
で、その施工は図１０に示すように根太５に釘打ちした
固定金具６上に置く方法である。図中７はフローリング
床、８は大引きである。
示すように温水チューブ（銅管）２を発泡体３で固定
し、この上面と下面を鋼板４で押えたサンドイッチ構造
で、その施工は図１０に示すように根太５に釘打ちした
固定金具６上に置く方法である。図中７はフローリング
床、８は大引きである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このため、従来の床暖
房マットにおいては次のような欠点がある。
房マットにおいては次のような欠点がある。
【０００４】ａ．根太５の高さはまちまちであり、マッ
ト１の厚さ（高さ）は一定であることから、根太５とマ
ット１の上面を同一面に施工するためには、固定金具６
の位置で調整する必要がある。このため、施工に多くの
時間と手間がかる。しかし、それでも寸法出しに誤差が
生じることがあり、万一根太５よりもマット１側が上に
出ていると、フローリング床７を施工できなくなる。そ
こで、従来は根太５よりも少し低い位置にマット１の上
面がくるように固定金具６を取り付けているため、施工
後はマット１の上面とフローリング床７との間に隙間ａ
が生じて伝熱性が悪くなり、特に立ち上がりが悪いとい
う欠点がある。
ト１の厚さ（高さ）は一定であることから、根太５とマ
ット１の上面を同一面に施工するためには、固定金具６
の位置で調整する必要がある。このため、施工に多くの
時間と手間がかる。しかし、それでも寸法出しに誤差が
生じることがあり、万一根太５よりもマット１側が上に
出ていると、フローリング床７を施工できなくなる。そ
こで、従来は根太５よりも少し低い位置にマット１の上
面がくるように固定金具６を取り付けているため、施工
後はマット１の上面とフローリング床７との間に隙間ａ
が生じて伝熱性が悪くなり、特に立ち上がりが悪いとい
う欠点がある。
【０００５】ｂ．経年的に隙間にほこりがたまり、伝熱
性が低下して熱ロスが多くなる。
性が低下して熱ロスが多くなる。
【０００６】本発明の目的は、床暖房マットの施工にお
いて、上記ａ、ｂの欠点を解消することである。
いて、上記ａ、ｂの欠点を解消することである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明に係る床暖房マッ
トの施工装置は次のとおりである。
トの施工装置は次のとおりである。
【０００８】上面にマット組み込み用の収容凹部を形成
し、根太間におさまる横幅を有し、根太側の上縁の一部
又は全部を水平方向に折り曲げて鍔を形成して成るマッ
ト施工枠と、前記マット施工枠の収容凹部内に組み込む
ことができる床暖房マットと、から成る床暖房マットの
施工装置。
し、根太間におさまる横幅を有し、根太側の上縁の一部
又は全部を水平方向に折り曲げて鍔を形成して成るマッ
ト施工枠と、前記マット施工枠の収容凹部内に組み込む
ことができる床暖房マットと、から成る床暖房マットの
施工装置。
【０００９】なお、床暖房マットとマット施工枠とは一
体に組み合わせてもよいし、施工時に組み合わせるよう
にしてもよい。床暖房マットは温水式及び電気式の両方
を含む。次に、床暖房マットに断熱材を組み合わせる場
合には、マット施工枠の中に先ず断熱材を入れ、この上
に床暖房マットを入れてもよいし、マット施工枠の下面
に接着材にて或いはその他の手段で断熱材を取り付ける
ようにしてもよい。
体に組み合わせてもよいし、施工時に組み合わせるよう
にしてもよい。床暖房マットは温水式及び電気式の両方
を含む。次に、床暖房マットに断熱材を組み合わせる場
合には、マット施工枠の中に先ず断熱材を入れ、この上
に床暖房マットを入れてもよいし、マット施工枠の下面
に接着材にて或いはその他の手段で断熱材を取り付ける
ようにしてもよい。
【００１０】
【作用】マット施工枠の収容凹部内には、例えばあらか
じめ床暖房マット（及び断熱材）を組み込んでおき、こ
れを施工時に現場まで運び、マット施工枠を根太間に落
し込み、その鍔を根太の縁に掛ける。次にマット同士間
において配管又は電源端子を接続し、次にこのマット上
にフローリング床等を施工する。フローリング床を根太
に釘止めする際は、左右の鍔にかからない中央位置で行
う。
じめ床暖房マット（及び断熱材）を組み込んでおき、こ
れを施工時に現場まで運び、マット施工枠を根太間に落
し込み、その鍔を根太の縁に掛ける。次にマット同士間
において配管又は電源端子を接続し、次にこのマット上
にフローリング床等を施工する。フローリング床を根太
に釘止めする際は、左右の鍔にかからない中央位置で行
う。
【００１１】
【実施例】図１において、１０は上面に床暖房マットを
収容するための収容凹部１１を形成し、上縁を水平方向
に折り曲げて鍔１２を形成したマット施工枠である。な
お、鍔１２は上縁全体に沿って形成しても、或いは間隔
をあけて所々に形成してもよい。或いは別途鍔付の受枠
を用意し、この受枠で鍔のないマット施工枠を受け止め
るように構成してもよい。１３は温水チューブ１４を配
管した床暖房マットにして、このマット１３は図２に示
すようにマット施工枠１０の収容凹部１１内に鍔１２と
マット１３の上面が同一平面になるように収容される。
収容するための収容凹部１１を形成し、上縁を水平方向
に折り曲げて鍔１２を形成したマット施工枠である。な
お、鍔１２は上縁全体に沿って形成しても、或いは間隔
をあけて所々に形成してもよい。或いは別途鍔付の受枠
を用意し、この受枠で鍔のないマット施工枠を受け止め
るように構成してもよい。１３は温水チューブ１４を配
管した床暖房マットにして、このマット１３は図２に示
すようにマット施工枠１０の収容凹部１１内に鍔１２と
マット１３の上面が同一平面になるように収容される。
【００１２】図３はマット施工枠１０を深目に形成し、
この収容凹部１１内に断熱材１５を組み込み、この上に
床暖房マット１３を組み込む実施例であって、この組み
合わせた状況は図４に示されている。
この収容凹部１１内に断熱材１５を組み込み、この上に
床暖房マット１３を組み込む実施例であって、この組み
合わせた状況は図４に示されている。
【００１３】図５は上記のようにマット施工枠１０の収
容凹部１１内に断熱材１５を入れるのではなく、収容凹
部１１内には床暖房マット１３のみを入れ、断熱材１５
をマット施工枠１０の下面１０ａに接着剤を用いて貼着
した場合の実施例である。
容凹部１１内に断熱材１５を入れるのではなく、収容凹
部１１内には床暖房マット１３のみを入れ、断熱材１５
をマット施工枠１０の下面１０ａに接着剤を用いて貼着
した場合の実施例である。
【００１４】図６はマット施工枠１０内には鍔１２を形
成せず、別に設けた受枠１０ｂ側に鍔１２を形成し、こ
の受枠１０ｂにより鍔なしのマット施工枠１０を受け止
めるように構成した実施例である。
成せず、別に設けた受枠１０ｂ側に鍔１２を形成し、こ
の受枠１０ｂにより鍔なしのマット施工枠１０を受け止
めるように構成した実施例である。
【００１５】図７は図１に示した実施例の施工例にし
て、根太５に鍔１２を掛けるようにしてマット施工枠１
０を根太５間に落し込み、これだけで施工を終了するも
ので、フローリング床７は釘の場合には両側の鍔１２の
間に打ち込み、接着剤の場合には鍔１２上に貼り付け
る。図８は図３に示した実施例の施工例にして、施工法
は上記図７について説明した場合と同じである。
て、根太５に鍔１２を掛けるようにしてマット施工枠１
０を根太５間に落し込み、これだけで施工を終了するも
ので、フローリング床７は釘の場合には両側の鍔１２の
間に打ち込み、接着剤の場合には鍔１２上に貼り付け
る。図８は図３に示した実施例の施工例にして、施工法
は上記図７について説明した場合と同じである。
【００１６】
【発明の効果】本発明は以上の如き構成から成り、次の
効果を奏する。
効果を奏する。
【００１７】ａ．マット施工枠を根太間に落し込み、鍔
を根太の上縁に掛けるだけのため、施工が簡単であると
共にマットの上面を同一平面内におくことができる。よ
って、例えばフローリング床との間に隙間ができず、立
ち上がりと伝熱効率の良い床暖房が可能である。
を根太の上縁に掛けるだけのため、施工が簡単であると
共にマットの上面を同一平面内におくことができる。よ
って、例えばフローリング床との間に隙間ができず、立
ち上がりと伝熱効率の良い床暖房が可能である。
【００１８】ｂ．隙間がないためにほこりが入り込まな
い。よって、経年的に伝熱効率が低下することがない。
い。よって、経年的に伝熱効率が低下することがない。
【００１９】ｃ．断熱材の施工も簡単である。
【図１】本発明に係るマット施工枠と床暖房マットの斜
視図。
視図。
【図２】床暖房マットをマット施工枠内に一体に組み込
んだ状況の断面図。
んだ状況の断面図。
【図３】マット施工枠内に断熱材を一緒に組み込むよう
にした実施例の説明図。
にした実施例の説明図。
【図４】マット施工枠内に断熱材と床暖房マットを組み
込んだ状況の断面図。
込んだ状況の断面図。
【図５】マット施工枠の下面に断熱材を接着した状況の
説明図。
説明図。
【図６】鍔なしマット施工枠を鍔付の受枠で受け止める
ようにした実施例の説明図。
ようにした実施例の説明図。
【図７】図１に示した実施例の施工例の説明図。
【図８】図３に示した実施例の施工例の説明図。
【図９】従来の床暖房マットの説明図。
【図１０】従来の床暖房マットの施工例の説明図。
５ 根太 １０ マット施工枠 １１ 収容凹部 １２ 鍔 １３ 床暖房マット １４ 温水チューブ １５ 断熱材
Claims (5)
- 【請求項１】 上面に床暖房マット組み込み用の収容凹
部を形成し、根太間におさまる横幅を有し、根太側の上
縁の全部又は一部を水平方向に折り曲げて鍔を形成して
成るマット施工枠と、 前記マット施工枠の収容凹部内に組み込むことができる
床暖房マットと、 から成る床暖房マットの施工装置。 - 【請求項２】 床暖房マットに温水チューブを組み込ん
で成る請求項１記載の床暖房マットの施工装置。 - 【請求項３】 床暖房マットに電気ヒータを組み込んで
成る請求項１記載の床暖房マットの施工装置。 - 【請求項４】 マット施工枠の下面に断熱材を取り付け
て成る請求項１又は請求項２又は請求項３記載の床暖房
マットの施工装置。 - 【請求項５】 マット施工枠の中に先ず断熱材を組み込
み、この上に床暖房マットを組み込んで成る請求項１又
は請求項２又は請求項３記載の床暖房マットの施工装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29358092A JP3179214B2 (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | 床暖房マットの施工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29358092A JP3179214B2 (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | 床暖房マットの施工装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06147520A JPH06147520A (ja) | 1994-05-27 |
| JP3179214B2 true JP3179214B2 (ja) | 2001-06-25 |
Family
ID=17796575
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29358092A Expired - Lifetime JP3179214B2 (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | 床暖房マットの施工装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3179214B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000080755A (ja) * | 1998-07-02 | 2000-03-21 | Kika Ko | 冷暖房用パネル及びこれを用いた室内冷暖房システム |
| CN110552480A (zh) * | 2019-08-15 | 2019-12-10 | 浙江亚厦装饰股份有限公司 | 地暖保温板及地暖系统 |
-
1992
- 1992-10-30 JP JP29358092A patent/JP3179214B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06147520A (ja) | 1994-05-27 |
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