JPH042252Y2 - - Google Patents

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JPH042252Y2
JPH042252Y2 JP15429086U JP15429086U JPH042252Y2 JP H042252 Y2 JPH042252 Y2 JP H042252Y2 JP 15429086 U JP15429086 U JP 15429086U JP 15429086 U JP15429086 U JP 15429086U JP H042252 Y2 JPH042252 Y2 JP H042252Y2
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JP
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housing
present
cover sheet
heat
rubber
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は発熱部材を有する建築板に関し、特
に、積雪地方で使用するに適した発熱部材を有す
る建築板に関する。
(従来の技術及び解決しようとする問題点) 積雪地域では雪による被害が種々生じ、例えば
建物の周囲からの除雪や屋根からの雪おろし等は
相当な労力を要するばかりでなく危険性も伴うた
めに発熱部材を設けて融雪して積雪を防止しよう
とする試みは従来より行われている。しかしなが
ら、従来の発熱部材は主として電熱線を絶縁板中
に封入した面状発熱体であるため可撓性に欠け、
また、断線を生ずる等の欠点があつた。
本考案者はこれらの欠点を解決すべく種々検討
したところ、導電性ゴムを発熱体として使用する
ことによりこれらの欠点を解決できることを見出
し、本考案を完成したものであつて、本考案の目
的は特に積雪地帯において使用するに適した建築
用部材を提供するにある。
(問題点を解決するための手段) すなわち、本考案は、導電性カーボンをゴム中
に配合させたシート状導電性ゴム1を耐熱性プラ
スチツクよりなるハウジング3内に入れその上面
にカバーシート2を載置し該カバーシートとハウ
ジングとを一体とした建築板であつて、本考案に
おいて使用する導電性ゴムとは耐熱性を有するゴ
ム、例えばネオプレンゴム中に導電性カーボンブ
ラツク及び必要に応じて金属フレークを添加した
ものであつて、極めて柔軟性に富み、発熱量とし
ては6Vで通電したとき約40〜120℃まで昇温する
ものであり、また、カバーシートとしては耐熱性
を有し、且つ、伝熱性の良好なものが好ましく、
例えば耐熱性プラスチツクであり、カバーシート
とハウジングとを一体化する手段としては例えば
ハウジングの側縁部に凹部を設け、該凹部にカバ
ーシートの側縁部を嵌合させる等の手段によるの
である。本考案の建築板は、屋根板または建物の
周囲をめぐらす板等建物の周囲の除雪を要する箇
所に使用することができる。
本考案を具体的に図面について説明すると第1
図は本考案に係る建築板の側断面であつて導電性
ゴム1を厚さ約1〜6mm程度のシート状とし、こ
れを側壁に凹部を有する耐熱性ハウジングの中に
入れその上面にカバーシート2を載置しカバーシ
ートの側縁部を凹部に嵌合させたもので、カバー
シートとしては耐熱性を有すると共に良好な伝熱
性のものが好ましく、その厚さは成るべく薄いも
のがよい。第2図は本考案の建築板をもつて屋根
を葺いた場合を示す。そして、これらの建築板の
使用に際してはそれぞれの端部に引出してあるリ
ード線を接続、通電することにより発熱させ建築
板上もしくはその周囲の積雪を融かすのである。
(効果) 以上述べたように、本考案においては、発熱部
材として導電性ゴムを使用し、これをハウジング
の中に収納しカバーシートで覆うという極めて簡
単な構造のものであつて、これにより、冬期、殊
に積雪地帯の積雪を防止すると共にこれを融かし
除雪の労力を省き快適な生活環境を作ることがで
き、その効果は大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案における建築板の側断面図、第
2図は本考案にかかる建築板をもつて屋根を葺い
た場合の説明図である。 1……導電性ゴム、2……ハウジング、3……
カバーシート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 導電性カーボンをゴム中に配合させたシート状
    導電性ゴム1を耐熱性プラスチツクよりなるハウ
    ジング3内に入れその上面にカバーシート2を載
    置し該カバーシートとハウジングとを一体とした
    建築板。
JP15429086U 1986-10-09 1986-10-09 Expired JPH042252Y2 (ja)

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JPS6359932U JPS6359932U (ja) 1988-04-21
JPH042252Y2 true JPH042252Y2 (ja) 1992-01-27

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