JPS6219036B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6219036B2
JPS6219036B2 JP16485279A JP16485279A JPS6219036B2 JP S6219036 B2 JPS6219036 B2 JP S6219036B2 JP 16485279 A JP16485279 A JP 16485279A JP 16485279 A JP16485279 A JP 16485279A JP S6219036 B2 JPS6219036 B2 JP S6219036B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat generating
planar heating
planar
heating
metal material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP16485279A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5688282A (en
Inventor
Shigefumi Yasutomi
Toshinori Imai
Shin Kobayashi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kajima Corp
Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Kajima Corp
Hitachi Cable Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kajima Corp, Hitachi Cable Ltd filed Critical Kajima Corp
Priority to JP16485279A priority Critical patent/JPS5688282A/ja
Publication of JPS5688282A publication Critical patent/JPS5688282A/ja
Publication of JPS6219036B2 publication Critical patent/JPS6219036B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ビル、住宅等の建物における天井や
壁あるいは床面を利用して任意の発熱面を有利に
形成することのできる方法の提供に関する。 従来よりパネル化あるいはカーペツト化したユ
ニツト形の発熱体は数多くの提案がなされている
が、それらの殆どはパネル、カーペツト等の定型
化された部材を必須のものとしてその中にパター
ン化した特殊な金属導体や細い抵抗導体を幾重に
も折り返して埋設する構造のものであるため、敷
設対象が特定の場所に限られ、床や壁あるいは天
井等の種々の区域へ画一的に敷設することができ
ず、また床、壁あるいは天井に対し各々異なつた
構造で構成された発熱体として提供する結果、コ
ストを大きくしていた。 本発明は、上記した実情に鑑みてなさたもので
あつて、コストを小さくして床、壁あるいは天井
等の種々の区域へ画一した方法で任意な発熱面を
簡単に形成することのできる、発熱面の形成方法
を提供しようとするものである。 上記の目的を達成するため、本発明は、横断面
平角状として一定の厚み及び幅のままで長尺に形
成した可撓性の帯状金属材を用いてこれの外周を
可撓性の耐熱絶縁皮膜及び保護被覆で順次覆つて
構成した面状発熱線条とし、かかる面状発熱線条
を用いて、一方の端部より順次延線敷設し、長手
方向所要の位置で所要の角度で折り返して方向変
換して、複数の方向に延びる面状発熱線条部分に
よつて発熱面を形成していく方法を提供するもの
である。 以下、添付した図面を参照しながらさらに説明
する。 第1図は、面状発熱線条の概略的な態様を示
し、同図におけるA−A断面を第2図に、B−B
断面を第3図に示している。 面状発熱線条は、銅またはアルミニウム等の
金属材料を横断面平角状にして一定の厚み及び幅
のままで長尺に而も可撓性を有するように形成し
た帯状金属材1が用いられ、そしてその帯状金属
材1の外周に、エナメル等の可撓性の耐熱絶縁皮
膜2を施し、さらにその外側にPVC等の可撓性
の保護被覆3を施して構成されたものである。 このような面状発熱線条は、保護被覆3の表
面において形成される広域面5,5を発熱面とし
て提供するとともに敷設面としても利用できるこ
とから、例えば第1図のように一方の広域面5に
任意の間隔で接着剤6,6…………を塗布するか
または接着剤を含んだテープを貼着して所要の敷
設面に接着しつつ敷設していくと良いものであ
る。接着剤6は、面状発熱線条の敷設面に予め
設けるかあるいは線条に予め設けるかのどちら
の方法で設けても良い。 また接着剤6は線条に対して、第2図のよう
に幅を一致して設けても良いし、第3図のように
幅を大きめにして耳6a,6aを形成するように
設けて、接着力を向上させる方法を採つても良
い。尚、接着剤6は、線条の長手方向に連続し
て設けても良く、また広域面5の片面のみならず
両面に設けても良い。接着剤6の表面は敷設に供
するまでの間、パラフイン紙等で覆つておくと良
い。 さて、上記のように構成された面状発熱線条
によれば、薄肉で可撓性を有していて任意に折り
曲げることができるため、例えば第1図のように
長手方向の所要の位置で45゜の折り返し8,9,
10を行うことにによつて、直角に方向変換して
複数の異なる方向に延線敷設することができ、こ
れによつて任意の発熱面を形成することができ
る。この方法は敷設面が天井、壁あるいは床の何
れであつても採用することができ、従つて種々の
異なる区域へ画一的に敷設することができるもの
である。 また、金属材を帯状に形成してこれに絶縁皮
膜、保護被覆を形成するという極めて簡単な構造
であるため、コスト低減に大きく寄与することが
できるものである。 第4図、第5図は、かかる面状発熱線条の敷
設例であつて、第4図に天井と壁への敷設例を示
し、第5図に床への敷設例を示す。 天井や壁11では、その表面11aに面状発熱
線条をその広域面5で接着して敷設することに
より、当該表面11aに殆ど起伏を形成せずに平
面的に配置され、その上からモルタル等の仕上げ
材12を施すだけでよいものである。 一方、床13の場合には、面状発熱線条は上
記の場合と同様に床面13aに広域面5をもつて
接着して敷設し、そして線状の上からプラスチ
ツクシート等を覆設した後、絨毬15を敷くこと
で仕上げられるものである。 このように天井や壁と床とでは仕上げ方法が異
なつても面状発熱線条自体は、同じものを採用で
きる。 第6図A,B,C,Dは、第1図の敷設例とは
異なる敷設例を示すもので、Aは、それぞれ異な
る位置で2回の45゜折り返し15によつてコーナ
ー部16を互い違いに形成して、複数の並行した
面状発熱線条部分によつて発熱面を形成してい
る。Bは、そのようにして構成されるコーナー部
16において、止着体17を付帯させた例で、折
り返しによるコーナー部において生じ易い浮き上
がりを防止するのに役立つ。 Cはそれぞれ同じ角度で折り返してジグザグ状
に敷設せしめる例であり、折り曲げ角度を任意に
選定することによつて、粗密の程度に変化を持た
せることができる。 Dは、それぞれ異なる角度の折り返しによつて
不規則な方向に延線敷設した例を示す。 本発明によれば、上記の4例を単独にあるいは
適宜組み合わせて種々の方向に延線敷設された面
状発熱線条部分を形成することができるため、あ
らゆる敷設面に対して柔軟に対応して容易に敷設
できるものである。 上記のようにして構成された発熱面は、線条
の端末にリード線を用いて自動温度調節装置(サ
ーモスタツト)等を介して電源に接続することに
より、通電される。 本発明の面状発熱線条は長尺であるため、中間
の接続を不要にできるが、必要に応じ接続部を形
成することができる。 第7図は、その接続例で、保護被覆3を切り開
き絶縁皮膜2を除去して帯状金属材1,1を重ね
合わせて常用の手段例えば溶接等で接続し、その
重ね合わせ部上を切り開いた保護被覆の片3aを
もつて覆設処理したものである。 尚、電源等への接続に供しない終端部分は、適
宜絶縁材料で処理しておくと良いものである。 以上詳説したように、本発明によれば、簡単な
製造法により得られる帯状金属材を絶縁処理して
構成された面状発熱線条としてこれを単に折り曲
げて複数の方向に延びる面状発熱線条部分によつ
て発熱面を形成していくものであることから、コ
ストを小さくして、天井、壁あるいは床のどの区
域にも画一した方法により任意の形状の発熱面を
簡単に形成することができ、室内のヒーテイング
として実益は大きい。
【図面の簡単な説明】
添付図面は、本発明にかかる発熱面の形成方法
の実施例を示し、第1図は、面状発熱線条の概略
を示す説明図、第2図は、第1図のA−A線断面
図、第3図は、第1図のB−B線断面図、第4図
及び第5図は、面状発熱線条の敷設例を示す断面
説明図第6図A,B,C,Dは、本発明にかかる
面状発熱線条の4様の敷設態様を示す説明図、第
7図は、当該線条の接続例を示す斜視説明図であ
る。1:帯状金属材、2:耐熱絶縁皮膜、3:保
護被覆、:面状発熱線条。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 横断面平角状として一定の厚み及び幅のまま
    で長尺に形成した可撓性の帯状金属材を用いてこ
    れの外周を可撓性の耐熱絶縁皮膜及び保護被覆で
    順次覆つてなる面状発熱線条を、一方の端部より
    順次延線敷設し、長手方向所要の位置で所要の角
    度で折り返して方向変換して、複数の方向に延び
    る面状発熱線条部分によつて発熱面を形成してい
    くことを特徴とする発熱面の形成方法。
JP16485279A 1979-12-20 1979-12-20 Panel heater wire and panel heater structure as well as method of laying panel heater wire Granted JPS5688282A (en)

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JP16485279A JPS5688282A (en) 1979-12-20 1979-12-20 Panel heater wire and panel heater structure as well as method of laying panel heater wire

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JP16485279A JPS5688282A (en) 1979-12-20 1979-12-20 Panel heater wire and panel heater structure as well as method of laying panel heater wire

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5688282A JPS5688282A (en) 1981-07-17
JPS6219036B2 true JPS6219036B2 (ja) 1987-04-25

Family

ID=15801136

Family Applications (1)

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JP16485279A Granted JPS5688282A (en) 1979-12-20 1979-12-20 Panel heater wire and panel heater structure as well as method of laying panel heater wire

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0367484A (ja) * 1989-08-03 1991-03-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd 高温面状発熱体
JP6347651B2 (ja) * 2014-04-10 2018-06-27 日本電産サンキョー株式会社 ダンパ装置およびヒータ

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5688282A (en) 1981-07-17

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