JP2518044Y2 - ドアロックノブ装置 - Google Patents

ドアロックノブ装置

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JP2518044Y2
JP2518044Y2 JP1214992U JP1214992U JP2518044Y2 JP 2518044 Y2 JP2518044 Y2 JP 2518044Y2 JP 1214992 U JP1214992 U JP 1214992U JP 1214992 U JP1214992 U JP 1214992U JP 2518044 Y2 JP2518044 Y2 JP 2518044Y2
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lever
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lock knob
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ベースに取り付けられ
たノブ用支軸に枢支され、ロック位置とアンロック位置
に揺動するロックノブと、上記ノブ用支軸と交差する方
向に設けられたレバー用支軸に枢支され、ロックノブに
係合して揺動するレバーと、一端がレバーに取り付けら
れ他端がロック装置に取り付けられてロック装置をロッ
ク、アンロックするロッドとを設けたドアロックノブ装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のドアロックノブ装置にお
いては、インナーハンドルを収容するベースの一端に取
り付けたノブ用支軸にロックノブを枢支し、このロック
ノブにU字状の係合凹部を形成して、レバーの一端をこ
の係合凹部に係合させるものであった。
【0003】しかし、このものではロックノブの揺動に
応じてレバーの一端がロックノブの係合凹部に係合した
状態で揺動するためには、ロックノブの係合凹部とレバ
ーとの間に隙を設けなければならず、そのためガタツキ
が発生するという欠点があった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】この考案はこの点に着
目し、ロックノブの係合凹部とレバーとの間に隙を設け
る必要をなくして、ガタツキが発生しないようにするこ
とを課題としてなされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的達成のため
に、この考案では、ベースに取り付けられたノブ用支軸
に枢支され、ロック位置とアンロック位置に揺動するロ
ックノブと、上記ノブ用支軸と交差する方向に設けられ
たレバー用支軸に枢支され、ロックノブに係合して揺動
するレバーと、一端がレバーに取り付けられ他端がロッ
ク装置に取り付けられてロック装置をロック、アンロッ
クするロッドとを設け、ロックノブとレバーのいずれか
に平行な面を備えた係合凹部を形成し、他方にこの係合
凹部に係合する球面を設けた係合部を形成したものであ
る。
【0006】
【作用】本考案によれば、ロックノブとレバーとの係合
部間に隙を設けなくても、ロックノブとレバーが係合し
た状態で揺動できるためため、ガタツキを発生すること
がない。
【0007】
【実施例】図1ないし図4は、本考案をインナーハンド
ル装置1に組み込んだ1実施例の図であり、このインナ
ーハンドル装置1は、支軸2に枢支されたインナーハン
ドル3をスプリング4の付勢力に抗して回動させること
により、インナーハンドル3の脚部3aに接続されたロ
ッド(図示せず)を介してドアロック装置(図示せず)
を駆動してドアを車室内側から開放できるようにしたも
のである。
【0008】5はロックノブで概略三角形に形成された
ブロック体で、底部から下方に平行に伸びた脚部6,7
を突設して平行な面6a,7aを備えた係合凹部8を形
成している。そして、三角形の頂部を操作部9とし、一
方の斜面10には、LOCKの表示が形成され、他方の
斜面11には、UNLOCK(図示せず)の表示が形成
されている。このロックノブ5は、車体に取り付けられ
るベース12の立上げ部13,14に固定されたノブ用
支軸15に枢支され、ロック位置とアンロック位置とに
揺動し、ロック位置では一方の斜面10が概略上方に向
き、アンロック位置では他方の斜面11が概略上方に向
くような角度で揺動するようになっている。
【0009】16はレバーで、その一端側は若干幅が狭
くなった首部17が形成され、この首部17の先端に、
ロックノブ5の係合凹部8に嵌合し、平行な面6a,7
aの幅とほぼ同じ径の球面を設けた係合部18が形成さ
れている。そして、他端にはロック装置に連結されてロ
ック装置をロック・アンロックするロッド(図示せず)
を取り付ける取付孔19が形成されている。このレバー
16はベース12にノブ用支軸15と交差する方向に突
設されたレバー用支軸20に枢支されている。
【0010】尚、このレバー16のレバー用支軸20へ
の枢支部と係合部18間の距離は、ノブ用支軸15とロ
ックノブ5の係合凹部8間の距離より長く形成されてい
る。即ちロックノブ5は揺動角によって表示を変えるよ
うになっているため、揺動角を大きく設定する必要があ
るが、レバー16は他端の作動ストロークが満足できれ
ばよく、揺動角を大きく設定する必要がない。(レバー
用支軸20と取付孔19間の距離でストロークを変更で
きる。)従って、ロックノブ5の揺動の際にロックノブ
5の脚部6,7に対してのレバー16の揺動角が小さく
なり、それだけ係合部18の球面の径に対して首部17
の幅を大きくすることができ、レバー16の強度アップ
を図ることができる。また、ノブ用支軸15と係合凹部
8間の距離が短いため、脚部6,7に大きな負荷がかか
るがロックノブ5はブロック体で形成されているため充
分耐えることができる。
【0011】21は飾り枠体でインナーハンドル3を収
容する凹部22とロックノブ5を遊嵌する表示窓23が
形成され、ベース12の後端に形成された係合孔12a
に係合する弾性係合部24、ノブ用支軸15に係合する
弾性係合部25及び支軸2に係合する弾性係合部(図示
せず)によりベース12に固定されている。
【0012】次に、前記ドアロックノブ装置の操作につ
いて説明する。図3はロックノブ5が一方に操作され
て、表示窓23から一方の斜面10が露出しLOCKの
文字が表示されている。そしてこのときには、レバー1
6は図3において反時計回り方向に揺動され、ロッドに
連結されたドアロック装置はロック状態となっており、
この状態でインナーハンドル3を操作してもドアが開放
することはない。
【0013】この位置から、ロックノブ5の操作部9を
他方に操作すると、ロックノブ5はノブ用支軸15を中
心として図4の位置から反時計回り方向に揺動し、表示
窓23からはロックノブ5の他方の斜面11が露出して
UNLOCKの文字が表示される。これに伴って、レバ
ー16は時計回り方向に回動され、ドアロック装置はア
ンロック状態となり、インナーハンドル3を操作すると
ドアが開放する。
【0014】図5および図6は本考案の他の実施例を示
す図で、ノブ用支軸31に枢支されたロックノブ32に
下方に伸びる脚部33を突設してこの脚部33の先端に
球面を設けた係合部34を形成し、一方レバー用支軸3
5に枢支されたレバー36の一端側を肉厚にし係合凹部
37を形成したものである。
【0015】この実施例では表示部を設けていないた
め、ロックノブ32の揺動角を大きくとる必要がなく、
ロックノブ32の揺動角を小さくした場合には、逆に、
ロックノブ32に係合部34を設けた方が強度的に有利
となる。
【0016】
【考案の効果】以上説明したように本考案のドアロック
ノブ装置は、ロックノブとレバーのいずれかに平行な面
を備えた係合凹部を形成し、他方にこの係合凹部に係合
する球面を設けた係合部を形成したものであるため、ロ
ックノブの揺動の際、この係合部と係合凹部との間に隙
を設けなくても、ロックノブとレバーが係合した状態で
揺動できるためため、ガタツキを発生することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を使用したインナハンドル装
置の正面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】図1の一部を断面にした説明図である。
【図4】本考案の係合部の断面図である。
【図5】本考案の他の実施例の要部の断面正面図であ
る。
【図6】図5のB−B断面図でてある。
【符号の説明】
5…ロックノブ 8…係合凹部 12…ベース 15…ノブ用支軸 16…レバー 18…係合部 20…レバー用支軸

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースに取り付けられたノブ用支軸に枢
    支され、ロック位置とアンロック位置に揺動するロック
    ノブと、上記ノブ用支軸と交差する方向に設けられたレ
    バー用支軸に枢支され、ロックノブに係合して揺動する
    レバーと、一端がレバーに取り付けられ他端がロック装
    置に取り付けられてロック装置をロック、アンロックす
    るロッドとを設け、ロックノブとレバーのいずれかに平
    行な面を備えた係合凹部を形成し、他方にこの係合凹部
    に係合する球面を設けた係合部を形成したことを特徴と
    するドアロックノブ装置。
  2. 【請求項2】 ロックノブを肉厚に形成するとともに平
    行な面を備えた係合凹部を形成し、レバーに球面を設け
    た係合部を形成したことを特徴とする請求項1のドアロ
    ックノブ装置。
  3. 【請求項3】 レバーの先端を肉厚に形成して平行な面
    を備えた係合凹部を形成し、ロックノブに球面を設けた
    係合部を形成したことを特徴とする請求項1のドアロッ
    クノブ装置。
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JPH0561363U JPH0561363U (ja) 1993-08-13
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