JPH0138932Y2 - - Google Patents

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JPH0138932Y2
JPH0138932Y2 JP16173683U JP16173683U JPH0138932Y2 JP H0138932 Y2 JPH0138932 Y2 JP H0138932Y2 JP 16173683 U JP16173683 U JP 16173683U JP 16173683 U JP16173683 U JP 16173683U JP H0138932 Y2 JPH0138932 Y2 JP H0138932Y2
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JP
Japan
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electronic device
notch
rotating shaft
fixing pin
locking
Prior art date
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JP16173683U
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JPS6071175U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (A) 考案の技術分野 本考案は架筐体に実装した電子装置の取付け構
造に係り、特に電子装置の表面を俯仰方向に傾斜
して係止する架装置の係止機構に関す。
(B) 従来技術と問題点 以下従来技術を第1図及び第2図を参照して説
明する。
第1図は架筐体に電子装置を実装した上面図、
第2図は第1図の正面図である。
図に示す如く、電子装置1は架筐体2に設けら
れた取付孔3にねじ4等で締結固定されている。
しかし乍ら電子装置1にスイツチ5や表示部6が
ある場合は架筐体2の適切な場所に実装しなけれ
ばスイツチ5の操作性が悪く又表示部6に見にく
い等の欠点があり、従つて架筐体2への電子装置
1の実装位置に各種制約が設けられる問題があつ
た。
(C) 考案の目的 本考案の目的は上記欠点を解決し、電子装置が
架筐体のいづれの場所に実装されていてもスイツ
チの操作及び表示部の視認等が容易なように、電
子装置の表面が俯仰角方向に傾斜可能な如く構成
した架装置の係止機構を提供するにある。
(D) 考案の構成 上記目的を達成する為に本考案に於ては、架筐
体に実装した電子装置の表面を俯仰角方向に揺動
し、傾斜固定させる架装置の係止機構であつて、
該電子装置を固定し、両側を回転軸を介して該架
筐体に回動自在に取付けられた取付け枠と、一端
の下側縁端部に設けられた切欠き部及び、他端部
に設けられ前記電子装置の表面から突出する操作
部を備え、前記電子装置の側面に回動自在に軸支
された係止部品と、前記取付け枠に突設され、前
記切欠き部が係合する固定ピンとを備えてなるも
のである。
(E) 考案の実施例 以下本考案の一実施例を第3図乃至第6図を参
照して説明する。
第3図は本考案に依る係止機構を適用して、電
子装置を架筐体に実装した状態を示す上面図、第
4図は第3図の正面図、第5図aは係止機構の構
造を示す側面拡大図、同図bは同図aの電子装置
の表面を仰角方向に傾斜させた状態を示す側面拡
大図、第6図は電子装置の表面を俯角方向に傾斜
させる係止部品の他の実施例を示す側面拡大図で
ある。
図に於て1′は電子装置、7は取付け枠、8,
11は回転軸、9,9′は係止部品、10は固定
ピン、12は切欠き部、13は操作部である。
全図を通じ同一符号のものは同一物である。第
3図及び第4図に示す如く、本考案の係止部品9
を備えた電子装置1′は俯仰角方向に揺動可能な
ように、架筐体2に取付け枠7を介し回転軸9で
両側を回動自在に軸支されている。即ち取付け枠
7はU字形に形成されたもので両端部は外方に折
曲した取付部14を有しており、架筐体2の両側
の取付孔3にねじ4等で締結固定されている。
電子装置1′は取付け枠7の凹部に内嵌するよ
うに作られていて、その両側部を取付け枠7の対
向面に設けた回転軸8に回動自在に軸支されてい
る。
そして第5図a,bに示す如く、電子装置1′
を仰角方向に傾斜させる場合は、電子装置1′の
両側部に回転軸11で回動自在に軸支した係止部
品9を設ける。係止部品9は回転軸11の反対の
下端部に切欠き部12を設け、回転軸11側の端
部は電子装置の表面板から一部分を突出させて操
作部13を形成している。そして取付け枠7の係
止部材9の側面と対向した面の前記した切欠き部
12のやゝ下方の所定の位置には固定ピン10が
設けられている。
かゝる構成に於て、同図bの如く電子装置1′
の回転軸8を支点として仰向矢印A方向に傾斜す
ると、係止部品9は自重で回転軸11を支点とし
て矢印B方向に回動する。そして矢印A方向の回
動を続けると、係止部品9の下縁部は固定ピン1
0の上を切欠き部12に、固定ピン10が嵌入す
る迄摺動する。固定ピン10が切欠き部12に嵌
入すると、切欠き部12の外側の壁部に固定ピン
10が当接して電子装置1′の矢印A方向の回動
は不可能となる。そして矢印A方向の回動をやめ
ると切欠き部12の切欠き巾だけ電子装置1′は
若干矢印C方向に戻り、固定ピン10が切欠き部
12の内側の壁部に当接して電子装置1′の表面
は所定の仰角で固定される。
尚仰角は係止部品9の回転軸11から切欠き部
12迄の寸法、及び固定ピン10の取付け位置の
相互関係で決定される。
次にかゝる状態から、電子装置1′を原位置に
復するには、同図bに示す如く、電子装置1′の
表面板15から一部を突出させた係止部品9の操
作部13を矢印D方向に回動させる。すると係止
部品9は回転軸11を支点として矢印E方向に回
動して、切欠き部12から固定ピン10を解放し
て、電子装置1′はロツクが解除され、回転軸8
を支点に回動自在となり原位置に復する事が可能
となる。
次に他の実施例として電子装置1′を俯角方向
に傾斜させる例を第6図について説明する。
図に示す如く俯角傾斜の場合は電子装置1′と
取付け枠の軸支用回転軸8は、第5図の例と反対
に下部に設け、係止部品9′の回転軸11は電子
装置1′の上部に設ける。そして係止部品9′の切
欠き部12は第5図の例示同様に回転軸11と反
対の下端部に設けてある。かゝる構成にて電子装
置1′を矢印F方向に回転軸8を支点に回動する
と、回動は係止部品9′の下縁部が固定ピン10
の上を摺動して切欠き部12に固定ピン10が嵌
入する迄続く。
そして固定ピン10が切欠き部12に嵌入する
事で電子装置1′は所定の俯角で固定される事に
なる。
次にかゝる状態から電子装置1′を原位置に復
するには、電子装置1′の表面板15から突出し
た操作部13を矢印G方向に回転軸11を支点に
回動すれば良い。すると切欠き部12から固定ピ
ン10が解放されて、電子装置1′のロツクは解
除され電子装置1′は回転軸8を支点に回動自在
となる。
(F) 考案の効果 以上説明したように本考案に依る係止機構を電
子装置に適用する事に依り、電子装置の表面を俯
角或いは仰角方向に容易に傾斜させる事が可能と
なり、この傾斜に依つて前記電子装置のスイツチ
等の操作性の向上及び表示部の視認が困難なく行
えるようになつた。
この為架筐体に対する電子装置の実装位置の制
約を緩和させる事も可能となつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は架筐体に電子装置を実装した上面図、
第2図は第1図の正面図、第3図は本考案に依る
係止機構を適用して、電子装置を架筐体に実装し
た状態を示す上面図、第4図は第3図は正面図、
第5図aは係止機構の構造を示す側面拡大図、同
図bは同図aの電子装置の表面を仰角方向に傾斜
させた状態を示す側面拡大図、第6図は電子装置
の表面を俯角方向に傾斜させる係止部品の他の実
施例を示す側面拡大図である。 図に於て1,1′は電子装置、2は架筐体、5
はスイツチ、6は表示部、7は取付け枠、8,1
1は回転軸、9,9′は係止部品、10は固定ピ
ン、12は切欠き部、13は操作部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 架筐体に実装した電子装置の表面を俯仰角方向
    に揺動し、傾斜固定させる架装置の係止機構であ
    つて、該電子装置を固定し、両側を回転軸を介し
    て該架筐体に回動自在に取付けられた取付け枠
    と、一端の下側縁端部に設けられた切欠き部及
    び、他端部に設けられ前記電子装置の表面から突
    出する操作部を備え、前記電子装置の側面に回動
    自在に軸支された係止部品と、前記取付け枠に突
    設され、前記切欠き部が係合する固定ピンとを備
    えて成る事を特徴とする架装置の係止機構。
JP16173683U 1983-10-19 1983-10-19 架装置の係止機構 Granted JPS6071175U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16173683U JPS6071175U (ja) 1983-10-19 1983-10-19 架装置の係止機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16173683U JPS6071175U (ja) 1983-10-19 1983-10-19 架装置の係止機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6071175U JPS6071175U (ja) 1985-05-20
JPH0138932Y2 true JPH0138932Y2 (ja) 1989-11-21

Family

ID=30355357

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16173683U Granted JPS6071175U (ja) 1983-10-19 1983-10-19 架装置の係止機構

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JP (1) JPS6071175U (ja)

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JPS6071175U (ja) 1985-05-20

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