JPH0439171Y2 - - Google Patents

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JPH0439171Y2
JPH0439171Y2 JP14739487U JP14739487U JPH0439171Y2 JP H0439171 Y2 JPH0439171 Y2 JP H0439171Y2 JP 14739487 U JP14739487 U JP 14739487U JP 14739487 U JP14739487 U JP 14739487U JP H0439171 Y2 JPH0439171 Y2 JP H0439171Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
locking
lid
lock member
keyboard
display device
Prior art date
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Expired
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JP14739487U
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English (en)
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JPS6454125U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は電子機器の蓋体鎖錠機構に関する。
(ロ) 従来の技術 最近、パーソナルコンピユータ或いはワードプ
ロセツサ等に於いては、小型化され携帯可能なも
のが開発され、電池駆動により任意の場所で使用
可能となつている。ところでこれらの携帯用の電
子機器に於いては、キーボードを覆う蓋体に表示
装置が設けられ、不使用時には蓋体でキーボード
を覆い、使用時に蓋体を回動させることにより、
表示装置を作動位置にもたらすよう構成されてお
り、不使用時には蓋体を本体に固定する為に鎖錠
機構が設けられている。
而して従来の鎖錠機構は、例えば特開昭59−
91524号公報に示されるように、蓋体に設けたロ
ツク部材を本体に係合させて鎖錠し、ロツク部材
に固着した摘子をスライドさせることにより、ロ
ツク部材と本体の鎖錠を解除し、蓋体を回動可能
に構成している。したがつて、蓋体を鎖錠し携帯
中に誤つて摘子に触れたり、機器を立てた状態で
置いている時に何等かの衝撃が加わり摘子が移動
されると、ロツク部材の鎖錠が外れ蓋体の表示装
置が不意に回動され、最悪の場合表示装置が器物
に当り表示装置が破損されることが有り問題とな
つていた。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 本考案は上述の問題点を解決すべくなされたも
ので、機器が水平に置かれた使用状態以外では鎖
錠機構の解除を行なうことが出来ない電子機器の
蓋体鎖錠機構を提供するものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案はスライド可能なロツク部材の一端に、
回転可能で重心が偏移して枢支され、且つロツク
部材のスライドを規制する係合部が形成された解
除規制部材で構成したものである。
(ホ) 作用 本考案は上述の如く構成したので、機器が水平
に設置された使用状態に於いては、解除規制部材
は回動されず係合部が基板に係合されないので、
ロツク部材のスライドが可能となり鎖錠機構の解
除を行なうことができる。一方機器が立てられた
り、携帯中に於いては、解除規制部材が回動され
係合部が基板と係合することにより、ロツク部材
のスライドが規制され鎖錠機構の解除が阻止され
る。
(ヘ) 実施例 以下本考案の実施例を図面に基づき説明する。
1は携帯可能なパーソナル・コンピユータを示
し、不使用時には第1図に示すように、回動可能
に装着された蓋体2に装着された液晶表示装置3
がキーボード4上に装着され、使用時には第2図
に示すように表示装置3が起立して使用される。
そして不使用時に蓋体2を鎖錠しておく為に、両
側面に鎖錠機構が設けられている。
第4図は鎖錠機構を示す図で、5は蓋体2内に
設けられたL型形状の支持基板で、ガイド用の長
孔6,6と係合突起7が形成されている。8は支
持基板5にスライド可能に装着されたL型のロツ
ク部材で、植設したガイドピン9,9を長孔6,
6に挿入し、支持基板5の係止片10間に張設さ
れたスプリング11により右方向に附勢されてい
る。そして下方に伸びる一端にはキーボード部4
に形成された鎖錠穴12に挿入される鉤部13と
テーパー部14が形成され、他端にはロツク部材
8のスライドを規制する解除規制部材15が枢支
軸16で装着されている。解除規制部材15は半
円状の回転板で、偏心した位置で枢支されること
により、支点と重心の位置がずれて装着されてお
り、解除規制部材15には時計方向の回転力が附
与されており、解除規制部材15に植設した停止
ピン17をロツク部材8に当接して時計方向への
回転を規制されているが、約40度以上に傾斜され
ると反時計方向に回動される。又18は支持基板
5の係合突起7と係合される係合段部である。1
9はロツク部材8の中央部に形成された起立片
で、第5図に示すように操作摘子20が装着され
る。
次に斯る構成によりなる本考案の動作につき説
明する。
先ず不使用状態に於いては、ロツク部材8がキ
ーボード部4に形成された鎖錠穴12に挿入さ
れ、鉤部13がキーボード部4の基板と係合する
ことにより、蓋体2の上方への移動を阻止し蓋体
2を鎖錠している。この時解除規制部材15は第
4図に示す状態にあり、係合段部18と支持基板
5の係合突起7は係合されていない為、ロツク部
材8は矢印方向へのスライドが可能である。
そこでパーソナル・コンピユータを使用する場
合には、操作摘子20を矢印方向に操作すると、
ロツク部材8がスプリング11の附勢に抗し矢印
方向にスライドされることにより、ロツク部材8
の鉤部13の係合が外れ、第2図に示すように表
示装置3を使用位置に回動させることができ使用
できる。
そして使用を終了すると、蓋体2をキーボード
部4を覆うように回動させると、ロツク部材8の
一端のテーパー部14が鎖錠穴12に当接しなが
ら鎖錠穴12に挿入される為、ロツク部材8はス
プリング11の附勢に抗し矢印方向に移動される
が、完全に挿入されるとスプリング11の附勢で
反矢印方向に移動され、鉤部13の係合により鎖
錠が行なわれる。この際操作摘子20は操作する
必要はなく、蓋体2を回動させるのみで自動的に
鎖錠が行なわれる。
次に不使用時に第6図に示すように立てた状態
で置かれた時、又は底面に収納されているハンド
ル21を引き出し携帯する場合には、40度以上傾
斜されているので第7図に示すように、解除規制
部材15の回動により、解除規制部材15の係合
段部18が支持基板5の係合突起7と係合される
ことにより、ロツク部材8の矢印方向への移動が
阻止される、したがつて携帯中等に誤つて操作摘
子20に触れたとしても、蓋体2の鎖錠が解除さ
れることはない。
(ト) 考案の効果 上述の如く本考案の電子機器の蓋体鎖錠機構
は、ロツク部材に水平位置と垂直位置で回動変位
する解除規制部材を設けたことにより、携帯中に
蓋体の鎖錠が解除されるのを防止したものであ
り、極めて実用的効果大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を実施した電子機器の不使用状
態を示す斜視図、第2図は同じく使用状態を示す
斜視図、第3図は第1図の側面図、第4図は本考
案の鎖錠機構を示す正面図、第5図は第4所の底
面図、第6図は第1図の電子機器を起立させた状
態を示す側面図、第7図は第4図の動作状態を示
す正面図である。 1……パーソナル・コンピユータ、2……蓋
体、3……表示装置、4……キーボード、8……
ロツク部材、12……鎖錠穴、15……解除規制
部材、18……係合段部、20……操作摘子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. キーボードを覆う蓋体に表示装置が内蔵された
    電子機器に於いて、蓋体側に操作摘子と連動しス
    ライド可能に設けたロツク部材と、該ロツク部材
    に支点と重心位置をずらして装着され回動時に係
    合段部の係合でロツク部材のスライドを阻止する
    半円状の回転体よりなる解除規制部材を設け、キ
    ーボード側に鉤部を有したロツク部材の一端が挿
    入される鎖錠穴を設けて構成したことを特徴とす
    る電子機器の蓋体鎖錠機構。
JP14739487U 1987-09-25 1987-09-25 Expired JPH0439171Y2 (ja)

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JP14739487U JPH0439171Y2 (ja) 1987-09-25 1987-09-25

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JP14739487U JPH0439171Y2 (ja) 1987-09-25 1987-09-25

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JPS6454125U JPS6454125U (ja) 1989-04-04
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JP14739487U Expired JPH0439171Y2 (ja) 1987-09-25 1987-09-25

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2539170Y2 (ja) * 1990-08-30 1997-06-25 旭光学工業株式会社 蓋の開閉操作機構

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JPS6454125U (ja) 1989-04-04

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