JPH07301042A - チルト機構を備えた電子機器 - Google Patents
チルト機構を備えた電子機器Info
- Publication number
- JPH07301042A JPH07301042A JP11961894A JP11961894A JPH07301042A JP H07301042 A JPH07301042 A JP H07301042A JP 11961894 A JP11961894 A JP 11961894A JP 11961894 A JP11961894 A JP 11961894A JP H07301042 A JPH07301042 A JP H07301042A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case
- flap
- rotating case
- electronic device
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Details Of Measuring And Other Instruments (AREA)
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 回動ケースを開いて操作しているとき、回動
ケースに強い押圧力を加えても回動ケースが回転しな
い、チルト機構を備えた電子機器を提供する。 【構成】 本体ケース1に、回動ケースを回動開閉自在
に取り付けるためのチルト機構を備えた電子機器におい
て、回動ケース2を任意の開閉角度にロックするロック
機構を備えた構成で、回動ケース2の背面側に、回動自
在に一端を取り付けたフラップ5を備え、本体ケース1
の上面に、フラップ5の他端が係止するための複数のス
トッパ溝8を備えた構成にした。
ケースに強い押圧力を加えても回動ケースが回転しな
い、チルト機構を備えた電子機器を提供する。 【構成】 本体ケース1に、回動ケースを回動開閉自在
に取り付けるためのチルト機構を備えた電子機器におい
て、回動ケース2を任意の開閉角度にロックするロック
機構を備えた構成で、回動ケース2の背面側に、回動自
在に一端を取り付けたフラップ5を備え、本体ケース1
の上面に、フラップ5の他端が係止するための複数のス
トッパ溝8を備えた構成にした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はノート型パーソナルコン
ピュータ(以下、パソコンと略す)、ワードプロセッ
サ、ファクシミリ装置など、本体ケースに対して回動ケ
ースを回動開閉自在に取り付けるチルト機構を備えた小
型電子機器に関し、特に回動ケースを任意の開閉角度に
ロックするロック機構を有する、チルト機構を備えた電
子機器に関する。
ピュータ(以下、パソコンと略す)、ワードプロセッ
サ、ファクシミリ装置など、本体ケースに対して回動ケ
ースを回動開閉自在に取り付けるチルト機構を備えた小
型電子機器に関し、特に回動ケースを任意の開閉角度に
ロックするロック機構を有する、チルト機構を備えた電
子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体技術の進歩による電子部品
等の小型化、高集積化の結果として、電子機器の小型化
が進み、例えばノート型パソコンのように、電子部品を
実装した基板やキーボード等を装備した本体ケースに対
して、表示装置等を備えたケースを回動開閉自在に取り
付けた形態の電子機器が普及しつつある。特に最近で
は、表示装置の表示面にタッチパネルを付加し、その表
面にペン書きした情報を入力情報として入力するペンタ
ッチ方式のパソコンなども製品化されている。
等の小型化、高集積化の結果として、電子機器の小型化
が進み、例えばノート型パソコンのように、電子部品を
実装した基板やキーボード等を装備した本体ケースに対
して、表示装置等を備えたケースを回動開閉自在に取り
付けた形態の電子機器が普及しつつある。特に最近で
は、表示装置の表示面にタッチパネルを付加し、その表
面にペン書きした情報を入力情報として入力するペンタ
ッチ方式のパソコンなども製品化されている。
【0003】上記のように本体ケースに対して、表示装
置等を備えた回動ケース(以下、回動ケースと略す)を
回動開閉自在に取り付けるには、従来からチルト機構が
用いられているが、従来のチルト機構では、図10に示す
ような、フリクション円板21をケース側に固定したブラ
ケット22に圧接することによって回転抵抗を得るように
したフリクション方式によって、操作時、回動ケースを
所望の開閉角度に保持している。
置等を備えた回動ケース(以下、回動ケースと略す)を
回動開閉自在に取り付けるには、従来からチルト機構が
用いられているが、従来のチルト機構では、図10に示す
ような、フリクション円板21をケース側に固定したブラ
ケット22に圧接することによって回転抵抗を得るように
したフリクション方式によって、操作時、回動ケースを
所望の開閉角度に保持している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなフリクション方式では、フリクション円板の接触
圧と接触面積によって保持力を得ているだけなので保持
力が十分ではなく、回転方向に強い押圧力が加えられる
と、回動ケースが容易に回転するという不具合があっ
た。特に、上記のようなペンタッチ方式のパソコン等で
は入力時に表示装置の表面にペンや手によって比較的強
い押圧力が加えられ易いので、回動ケースが回転してし
まうという問題は特に重大である。なお、フリクション
円板を非常に大きくすれば保持力は増大するが、それは
電子機器の形状を増大させるし、回動ケースを開くとき
大きな力を必要とし、操作性を損う。
ようなフリクション方式では、フリクション円板の接触
圧と接触面積によって保持力を得ているだけなので保持
力が十分ではなく、回転方向に強い押圧力が加えられる
と、回動ケースが容易に回転するという不具合があっ
た。特に、上記のようなペンタッチ方式のパソコン等で
は入力時に表示装置の表面にペンや手によって比較的強
い押圧力が加えられ易いので、回動ケースが回転してし
まうという問題は特に重大である。なお、フリクション
円板を非常に大きくすれば保持力は増大するが、それは
電子機器の形状を増大させるし、回動ケースを開くとき
大きな力を必要とし、操作性を損う。
【0005】
【発明の目的】本発明の課題は、このような従来技術の
問題を解決し、回動ケースを開いて操作しているとき、
回動ケースに強い押圧力を加えても回動ケースが回転し
ない、チルト機構を備えた電子機器を提供することにあ
る。
問題を解決し、回動ケースを開いて操作しているとき、
回動ケースに強い押圧力を加えても回動ケースが回転し
ない、チルト機構を備えた電子機器を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の手段として、本体
ケースに、回動ケースを回動開閉自在に取り付けるため
のチルト機構を備えた電子機器において、回動ケースを
任意の開閉角度にロックするロック機構を備えた構成に
した。第2の手段として、上記において、回動ケースの
背面側に、回動自在に一端を取り付けたフラップを備
え、且つ本体ケースの上面に、上記フラップの他端が係
止するための複数のストッパを備えた構成にした。
ケースに、回動ケースを回動開閉自在に取り付けるため
のチルト機構を備えた電子機器において、回動ケースを
任意の開閉角度にロックするロック機構を備えた構成に
した。第2の手段として、上記において、回動ケースの
背面側に、回動自在に一端を取り付けたフラップを備
え、且つ本体ケースの上面に、上記フラップの他端が係
止するための複数のストッパを備えた構成にした。
【0007】第3の手段として、上記第2の手段におい
て、ストッパに係止しているフラップの端部を押してス
トッパからはずすロック解除機構を備えた構成にした。
第4の手段として、上記において、本体ケース上面に凹
部を設け、回動ケースを閉じたとき、回動ケースの背面
側に設けられたフラップを含む部材が上記凹部に収納さ
れる構成にした。第5の手段として、上記第4の手段に
おいて、フラップは補強用折曲部を備え、且つ回動ケー
ス背面側に、回動ケースを閉じたとき上記補強用折曲部
を収納する収納溝を備えた構成にした。
て、ストッパに係止しているフラップの端部を押してス
トッパからはずすロック解除機構を備えた構成にした。
第4の手段として、上記において、本体ケース上面に凹
部を設け、回動ケースを閉じたとき、回動ケースの背面
側に設けられたフラップを含む部材が上記凹部に収納さ
れる構成にした。第5の手段として、上記第4の手段に
おいて、フラップは補強用折曲部を備え、且つ回動ケー
ス背面側に、回動ケースを閉じたとき上記補強用折曲部
を収納する収納溝を備えた構成にした。
【0008】
【作用】回動ケースを任意の開閉角度にロックするロッ
ク機構を備えた構成にしたので、回動ケースを任意の開
閉角度に開いて操作でき、且つ操作中、回動ケースに強
い押圧力を加えても回動ケースが回転しない。回動ケー
スの背面側に、回動自在に一端を取り付けたフラップを
備え、且つ本体ケースの上面に、上記フラップの他端が
係止するための複数のストッパを備えた構成では、回動
ケースを開いて任意の開閉角度に固定しようとすると
き、フラップの下端がこの複数のストッパのうち止めよ
うとする位置付近にあるストッパに係って止まる。
ク機構を備えた構成にしたので、回動ケースを任意の開
閉角度に開いて操作でき、且つ操作中、回動ケースに強
い押圧力を加えても回動ケースが回転しない。回動ケー
スの背面側に、回動自在に一端を取り付けたフラップを
備え、且つ本体ケースの上面に、上記フラップの他端が
係止するための複数のストッパを備えた構成では、回動
ケースを開いて任意の開閉角度に固定しようとすると
き、フラップの下端がこの複数のストッパのうち止めよ
うとする位置付近にあるストッパに係って止まる。
【0009】ストッパに係止しているフラップの端部を
押してストッパからはずすロック解除機構を備えた構成
では、ロック状態を容易に解除できる。本体ケース上面
に凹部を設け、回動ケースを閉じたとき、回動ケースの
背面側に設けられたフラップを含む部材が上記凹部に収
納される構成では、回動ケースを閉じたとき、回動ケー
スと本体ケースが平行に重なる。フラップが補強用折曲
部を備え、且つ回動ケース背面側に、回動ケースを閉じ
たとき上記補強用折曲部を収納する収納溝を備えた構成
では、補強用折曲部があるにもかかわらず回動ケースと
本体ケースが平行に重なる。
押してストッパからはずすロック解除機構を備えた構成
では、ロック状態を容易に解除できる。本体ケース上面
に凹部を設け、回動ケースを閉じたとき、回動ケースの
背面側に設けられたフラップを含む部材が上記凹部に収
納される構成では、回動ケースを閉じたとき、回動ケー
スと本体ケースが平行に重なる。フラップが補強用折曲
部を備え、且つ回動ケース背面側に、回動ケースを閉じ
たとき上記補強用折曲部を収納する収納溝を備えた構成
では、補強用折曲部があるにもかかわらず回動ケースと
本体ケースが平行に重なる。
【0010】
【実施例】以下、図面により本発明の実施例を詳細に説
明する。図1は本発明の一実施を示す電子機器の斜視図
である。図において、符号1は電子部品を実装した基板
などを内蔵した本体ケース、2はタッチパネル付表示装
置3などを備えた回動ケースである。図は、タッチパネ
ルからのペン入力が可能なペンタッチ方式のパソコンの
例であり、回動ケース2を、αなる開閉角度に開いた操
作時の状態で示している。図のA部に回動ケース2を回
動開閉自在に本体ケース1に取り付けるためのチルト機
構がある。
明する。図1は本発明の一実施を示す電子機器の斜視図
である。図において、符号1は電子部品を実装した基板
などを内蔵した本体ケース、2はタッチパネル付表示装
置3などを備えた回動ケースである。図は、タッチパネ
ルからのペン入力が可能なペンタッチ方式のパソコンの
例であり、回動ケース2を、αなる開閉角度に開いた操
作時の状態で示している。図のA部に回動ケース2を回
動開閉自在に本体ケース1に取り付けるためのチルト機
構がある。
【0011】図2は本発明の一実施例を示す電子機器を
斜め後方から見た斜視図である。図において、4は回動
ケース2を支えるために下端縁を本体ケース1によって
枢支されたアーム、5は上端縁をアーム4により回動自
在に枢支されて回動ケース2及びアーム4を支えるフラ
ップ、6は本体ケース1の上面に設けられた解除ボタン
である。
斜め後方から見た斜視図である。図において、4は回動
ケース2を支えるために下端縁を本体ケース1によって
枢支されたアーム、5は上端縁をアーム4により回動自
在に枢支されて回動ケース2及びアーム4を支えるフラ
ップ、6は本体ケース1の上面に設けられた解除ボタン
である。
【0012】図のように、本体ケース1の上面には凹部
9が設けられており、回動ケース2が図3のように閉じ
られたとき、アーム4及びフラップ5がこの凹部9に収
納される。図2に示すように、この凹部9の底面には複
数のストッパ溝8が設けられており、回動ケース2を任
意の開閉角度に固定しようとするとき、フラップ5の下
端縁がこの複数のストッパ溝のうち止めようとする位置
付近にあるストッパ溝8に入り込んで止まる。つまり、
回動ケース2を任意の開閉角度に固定するとはいって
も、開閉角度の選択は段階的であり、その段階数はスト
ッパ溝8のピッチ、或は数に等しい。なお、アーム4の
背面に縦方向に2本平行に設けられた収納溝7は、回動
ケース2を閉じたときに、補強のためにフラップ5(断
面コ字状)に設けられた補強用折曲部10を収納するため
の溝である。なお、フラップ5とストッパ溝8はロック
機構を構成している。
9が設けられており、回動ケース2が図3のように閉じ
られたとき、アーム4及びフラップ5がこの凹部9に収
納される。図2に示すように、この凹部9の底面には複
数のストッパ溝8が設けられており、回動ケース2を任
意の開閉角度に固定しようとするとき、フラップ5の下
端縁がこの複数のストッパ溝のうち止めようとする位置
付近にあるストッパ溝8に入り込んで止まる。つまり、
回動ケース2を任意の開閉角度に固定するとはいって
も、開閉角度の選択は段階的であり、その段階数はスト
ッパ溝8のピッチ、或は数に等しい。なお、アーム4の
背面に縦方向に2本平行に設けられた収納溝7は、回動
ケース2を閉じたときに、補強のためにフラップ5(断
面コ字状)に設けられた補強用折曲部10を収納するため
の溝である。なお、フラップ5とストッパ溝8はロック
機構を構成している。
【0013】図4(a)は本実施例による電子機器の断
面図である。図において11はチルト機構であり、これを
回転軸にして、アーム4及びアームに支えられた回動ケ
ース2が回動する。矢印fは回動ケースの回動方向を示
す。回動ケース2が図3に示す閉じた状態から、図4
(a)のfの方向に開いて行くと、図4(b)のB部拡
大図に示すトーションスプリング12により、矢印C方向
に押さえ付けられたフラップ5の下端がストッパ溝列の
上面をなでながら進む。そして、任意の開閉角度で回動
ケース2を止めると、フラップ5の下端は、その位置で
図5のように、複数のストッパ溝の一つに係って止ま
り、回動ケース2がロックされる。
面図である。図において11はチルト機構であり、これを
回転軸にして、アーム4及びアームに支えられた回動ケ
ース2が回動する。矢印fは回動ケースの回動方向を示
す。回動ケース2が図3に示す閉じた状態から、図4
(a)のfの方向に開いて行くと、図4(b)のB部拡
大図に示すトーションスプリング12により、矢印C方向
に押さえ付けられたフラップ5の下端がストッパ溝列の
上面をなでながら進む。そして、任意の開閉角度で回動
ケース2を止めると、フラップ5の下端は、その位置で
図5のように、複数のストッパ溝の一つに係って止ま
り、回動ケース2がロックされる。
【0014】図6は本実施例による電子機器の他の断面
図である。図4及び図6及び図7の要部斜視図に示すよ
うに、解除ボタン6と一体化されて、その下方に解除ブ
ラケット13が設けられている(解除ボタン6と解除ブラ
ケット13はロック解除機構を構成している)。この解
除ブラケット13は図6及び図7に示す支点14を中心とし
て回転するので、解除ボタン6が矢印g(図6)の方向
(下方)に押されると、上端縁C部(図6及び図7)が
上方に動き、ストッパ溝8の近傍に設けられた切欠き15
(図6)から上部へ飛び出してフラッグ5の下端を押し
上げ、ロック状態を解除する。なお、図6において、16
は解除ボタン6を押していないとき、解除ブラケット13
を水平状態(通常状態)に保つためのバネである。
図である。図4及び図6及び図7の要部斜視図に示すよ
うに、解除ボタン6と一体化されて、その下方に解除ブ
ラケット13が設けられている(解除ボタン6と解除ブラ
ケット13はロック解除機構を構成している)。この解
除ブラケット13は図6及び図7に示す支点14を中心とし
て回転するので、解除ボタン6が矢印g(図6)の方向
(下方)に押されると、上端縁C部(図6及び図7)が
上方に動き、ストッパ溝8の近傍に設けられた切欠き15
(図6)から上部へ飛び出してフラッグ5の下端を押し
上げ、ロック状態を解除する。なお、図6において、16
は解除ボタン6を押していないとき、解除ブラケット13
を水平状態(通常状態)に保つためのバネである。
【0015】それまで係合していた溝8とのロック(係
止)状態が解除されたフラップ5は、回動ケース2を倒
すと、図8に示す矢印e方向にスライドし、最後に図3
の閉止状態になる。このとき、フラップ5の補強用折曲
部10は前記のようにアーム4に設けられた収納溝7に収
納されるので、回転ケース2、アーム4及びフラット5
は平行(コンパクト)になる。
止)状態が解除されたフラップ5は、回動ケース2を倒
すと、図8に示す矢印e方向にスライドし、最後に図3
の閉止状態になる。このとき、フラップ5の補強用折曲
部10は前記のようにアーム4に設けられた収納溝7に収
納されるので、回転ケース2、アーム4及びフラット5
は平行(コンパクト)になる。
【0016】なお上記において、ストッパ溝の代りに図
9に示すような山を設けてもよい。つまり、凹部9の底
面は平坦でなくフラップ5の下端が係止できるような凹
凸さえあればよい。また、フラップ5の補強用折曲部10
は必ずしもある必要はなく、また補強用折曲部は逆方向
に曲げられてもよい。逆方向に曲げた場合は本体ケース
側1にフラップを収納する収納溝を設けることになる。
更にまた、アーム4を設けることは必須条件ではない。
つまり、回動ケース2をチルト機構11のブラケット(図
示していない)に直接取り付け、フラップ5を回動ケー
スの背面に枢支するように構成してもよい。また、この
場合は収納溝7は回動ケース2に設けられる。なお、フ
ラップは板状でなく棒状でもよい。
9に示すような山を設けてもよい。つまり、凹部9の底
面は平坦でなくフラップ5の下端が係止できるような凹
凸さえあればよい。また、フラップ5の補強用折曲部10
は必ずしもある必要はなく、また補強用折曲部は逆方向
に曲げられてもよい。逆方向に曲げた場合は本体ケース
側1にフラップを収納する収納溝を設けることになる。
更にまた、アーム4を設けることは必須条件ではない。
つまり、回動ケース2をチルト機構11のブラケット(図
示していない)に直接取り付け、フラップ5を回動ケー
スの背面に枢支するように構成してもよい。また、この
場合は収納溝7は回動ケース2に設けられる。なお、フ
ラップは板状でなく棒状でもよい。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
回動ケースの背面側に、回動自在に一端を取り付けたフ
ラップを備え、且つ本体ケースの上面に、上記フラップ
の他端が係止するための複数のストッパを備えるなどし
て、回動ケースを任意の開閉角度にロックする構成にし
たことにより、回動ケースを任意の開閉角度に開いて操
作でき、且つ操作中、回動ケースに強い押圧力を加えて
も回動ケースが回転しなくなったので、回動ケースに強
い押圧力が加わるような場合の操作性が向上する。
回動ケースの背面側に、回動自在に一端を取り付けたフ
ラップを備え、且つ本体ケースの上面に、上記フラップ
の他端が係止するための複数のストッパを備えるなどし
て、回動ケースを任意の開閉角度にロックする構成にし
たことにより、回動ケースを任意の開閉角度に開いて操
作でき、且つ操作中、回動ケースに強い押圧力を加えて
も回動ケースが回転しなくなったので、回動ケースに強
い押圧力が加わるような場合の操作性が向上する。
【0018】また、ストッパに係止しているフラップの
端部を押してストッパからはずすロック解除機構を備え
た構成では、ロック状態を容易に解除できるので、ロッ
ク機構を付加したことによるわずらわしさがない。更
に、本体ケース上面に凹部を設け、回動ケースを閉じた
とき、回動ケースの背面側に設けられたフラップを含む
部材が上記凹部に収納される構成、また上記フラップが
補強用折曲部を備え、且つ回動ケース背面側に、回動ケ
ースを閉じたとき上記補強用折曲部を収納する収納溝を
備えた構成では、回動ケースを閉じたとき、回動ケース
と本体ケースが平行に重なるので、未使用時の形状を小
さくすることができる。
端部を押してストッパからはずすロック解除機構を備え
た構成では、ロック状態を容易に解除できるので、ロッ
ク機構を付加したことによるわずらわしさがない。更
に、本体ケース上面に凹部を設け、回動ケースを閉じた
とき、回動ケースの背面側に設けられたフラップを含む
部材が上記凹部に収納される構成、また上記フラップが
補強用折曲部を備え、且つ回動ケース背面側に、回動ケ
ースを閉じたとき上記補強用折曲部を収納する収納溝を
備えた構成では、回動ケースを閉じたとき、回動ケース
と本体ケースが平行に重なるので、未使用時の形状を小
さくすることができる。
【図1】本発明の一実施例を示す電子機器の斜視図であ
る。
る。
【図2】本発明の一実施例を示す電子機器の他の斜視図
である。
である。
【図3】本発明の一実施例を示す電子機器の断面図であ
る。
る。
【図4】(a) 及び(b)は本発明の一実施例を示す電子機
器の他の断面図及び一部拡大図である。
器の他の断面図及び一部拡大図である。
【図5】本発明の一実施例を示す電子機器の要部の説明
図である。
図である。
【図6】本発明の一実施例を示す電子機器の他の断面図
である。
である。
【図7】本発明の一実施例を示す電子機器の要部の斜視
図である。
図である。
【図8】本発明の一実施例を示す電子機器の要部の他の
説明図である。
説明図である。
【図9】本発明の他の実施例を示す電子機器の要部の説
明図である。
明図である。
【図10】従来技術の一例を示す電子機器のチルト機構の
説明図である。
説明図である。
1…本体ケース、2…回動ケース、3…タッチパネル付
表示装置、4…アーム、5…フラップ、6…解除ボタ
ン、7…収納溝、8…ストッパ溝、9…凹部、10…補強
用折曲部、11…チルト機構、12…トーションスプリン
グ、13…解除ブラケット、14…支点、15…切欠き、16…
バネ。
表示装置、4…アーム、5…フラップ、6…解除ボタ
ン、7…収納溝、8…ストッパ溝、9…凹部、10…補強
用折曲部、11…チルト機構、12…トーションスプリン
グ、13…解除ブラケット、14…支点、15…切欠き、16…
バネ。
Claims (5)
- 【請求項1】 本体ケースに対して回動ケースを回動開
閉自在に取り付けるためのチルト機構を備えた電子機器
において、上記回動ケースを任意の開閉角度にロックす
るロック機構を備えたことを特徴とするチルト機構を備
えた電子機器。 - 【請求項2】 上記ロック機構は、上記回動ケースの背
面側に上下方向に回動自在に上端縁を取り付けたフラッ
プと、上記フラップの下端縁を係止するために上記本体
ケースの上面に形成した複数のストッパ溝とを備えたこ
とを特徴とする請求項1記載の電子機器。 - 【請求項3】 上記ストッパ溝に係止している上記フラ
ップの下端縁を上方に押し上げて該ストッパ溝から外す
ロック解除機構を備えた構成にしたことを特徴とする請
求項2記載の電子機器。 - 【請求項4】 上記本体ケース上面に凹部を設け、上記
回動ケースを閉じたとき、該回動ケースの背面側に設け
られた上記フラップを含む部材が上記凹部に収納される
構成にしたことを特徴とする請求項1、2又は3記載の
電子機器。 - 【請求項5】 上記フラップは補強用折曲部を備え、且
つ上記回動ケース背面側に、該回動ケースを閉じたとき
上記補強用折曲部を収納する収納溝を備えた構成にした
ことを特徴とする請求項4記載の電子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11961894A JPH07301042A (ja) | 1994-05-09 | 1994-05-09 | チルト機構を備えた電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11961894A JPH07301042A (ja) | 1994-05-09 | 1994-05-09 | チルト機構を備えた電子機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07301042A true JPH07301042A (ja) | 1995-11-14 |
Family
ID=14765892
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11961894A Pending JPH07301042A (ja) | 1994-05-09 | 1994-05-09 | チルト機構を備えた電子機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07301042A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002006763A (ja) * | 2000-06-19 | 2002-01-11 | Nec Mitsubishi Denki Visual Systems Kk | チルトスタンド |
CN109036496A (zh) * | 2018-08-03 | 2018-12-18 | 芜湖市金马电子信息有限责任公司 | 一种防震式仪器仪表装置 |
CN109795772A (zh) * | 2017-11-17 | 2019-05-24 | 史丹利工具(以色列)有限公司 | 具有锁定机构的整理箱 |
-
1994
- 1994-05-09 JP JP11961894A patent/JPH07301042A/ja active Pending
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