JP2511769Y2 - ドアロック取付構造 - Google Patents

ドアロック取付構造

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JP2511769Y2
JP2511769Y2 JP5850090U JP5850090U JP2511769Y2 JP 2511769 Y2 JP2511769 Y2 JP 2511769Y2 JP 5850090 U JP5850090 U JP 5850090U JP 5850090 U JP5850090 U JP 5850090U JP 2511769 Y2 JP2511769 Y2 JP 2511769Y2
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健二 加藤
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Araco Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、自動車等におけるサイドドアのドアロッ
ク取付構造に関する。
(従来の技術) 従来、この種のサイドドア1はアイタパネル2とイン
ナパネル3とからなり、このサイドドア1の室内側の所
定位置にはサービスホール4が開設され、また、サイド
ドア1の回動端側の見切り縁5の内側所定位置にはサー
ビスホール4よりドアロック6が取付けられるととも
に、同ドアロック6に連結されたコントロールリンク7
およびロッキングリンク8はアウタパネル2とインナパ
ネル3との間を通して、インナパネル3およびその室内
側に張設されたサービスカバー9に開設されたスリット
10に挿通されて両リンク7,8はそれぞれ室内側のインサ
イドハンドルおよびインサイドロッキングボタン(図示
せず)に連結されている。以上は国産車における主たる
取付構造で、例えば欧州車等においては第5図に示すよ
うにインナパネル3の見切り縁5の所定の取付位置に取
付孔11が開設されてドアロック6は外側より取付けられ
るものの、コントロールリンク7およびロッキングリン
ク8は国産車と同様にアウタパネル2とインナパネル3
との間に配設する構成のものであった。
(解決しようとする課題) しかしながら、この従来の構成のものではアウタパネ
ル2とインナパネル3との間にリンク7,8を配設するも
のであるから、ドアベルトライン側より不正にコントロ
ールリンク7およびロッキングリンク8が操作されてロ
ック解除される問題点があり、また、ドアロック6の取
付け、およびリンク7,8の連結が狭い範囲で行なわなけ
ればならないので作業性が極めて悪く、このためインナ
パネル3に大きなサービスホール4を必要とするので、
ドア1の構造的強度が弱体化する問題点があり、また、
スリット10を開設しなければならないの塵埃が侵入する
等の問題点があった。
本考案は、上記従来の問題点を解決すべくなされたも
ので、ドアのベルトライン側より不正にコントロールリ
ンクおよびロッキングリンクを操作することを防止する
ことのできるサイドドアのドアロック取付構造を提供す
ることを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 本考案は、上記技術課題を解決するため、車両のサイ
ドドアに取付けられるドアロックの取付構造であって、
前記サイドドアのインナパネルの回動端側に形成された
見切り縁の所定位置に前記ドアロックを嵌込み状に納め
可能とするロック取付凹部を凹設するとともに、前記イ
ンナパネルの室内側のウエブには前記ロック取付凹部に
連通し、かつドアロックに連結したリンク部材を配設す
るリンク凹部を凹設して、前記インナパネルの室内側に
前記ウエブおよび見切り縁を遮蔽可能とするドアトリム
を附設する構成としたドアロック取付構造に存する。
(作用) 本考案は、上記構成としたことにより、サイドドアの
ドアベルトラインからのロック機構に対する不正操作を
不能とすることができる。
(実施例) 次に、本考案の一実施例を図面にしたがって説明する
と、図中21はサイドドア(ドアロックの取付部分のみを
例示した)であって、該サイドドア21はアウタパネル22
とインナパネル23とからなり、このサイドドア21の回動
端側の見切り縁24のドアロック6を取付ける位置にはロ
ック取付凹部25が凹設されている。このロック取付凹部
25はドアロック6を納め可能に設けられるもので、垂直
状の取付面26と同取付面26の上下には所定の角度の縁部
27a,27bが形成され、上部の縁部27aには図示長溝孔28が
貫設されている。また、取付面26の所定の位置にはドア
ロック6を取付ける取付孔29が図示のように4か所貫設
されている。このようにロック取付凹部25を形成したイ
ンナパネル23の室内側のウエブ30にはロック取付凹部25
に連続して取付凹部25の取付面26に対し図示のように切
込み状に凹設されて水平方向にコントロールリンク7お
よびロッキングリンク8(リンク部材ともいう)を配設
するためのリンク凹部31が形成されている。このように
形成されたサイドドア21のインナパネル23の室内側には
サービスカバー9が張設されてロック取付凹部25にはド
アロック6が取付孔29を介して取付けられるとともに、
ドアロック6の連結されたコントロールリンク7および
ロッキングリンク8はウエブ30に凹設されたリンク凹部
31に沿って配設されて室内側のインサイドハンドルおよ
びインサイドロッキングボタン(図示せず)に連結さ
れ、また、ドアロックに連結されたアウトサイドコント
ロールリンク12およびドアロックシリンダリンク13(リ
ンク部材ともいう)はゴムブーツ32を介して長溝孔28に
挿通されてアウタパネル22とインナパネル23の間に配設
されてアウトサイドハンドルおよびロックシリンダ(図
示せず)に連結されている。なお、ゴムブーツ32は長溝
孔28に嵌着可能なシール部32aとリンク12,13を挿通可能
とする蛇腹部32b,32bとより構成されている。このよう
にドアロック6を取付けたサイドドア21の室内側にはド
アトリム33が取付けられている。
このドアトリム33はサイドドア21のインナパネル23の
室内側全面を遮蔽する基板部33aとインナパネル23の見
切り縁24を遮蔽する側縁部33bとが一体に形成されて断
面略L形状に形成され、この側縁部33bとのコーナー部
のドアロック6と対応する位置にはロック用孔34が開設
されている。このように形成されたドアトリム33を取付
けることにより、サイドドア21の室内側および見切り縁
24が遮蔽されてドアロック6および各リンク7,8,12,13
は隠蔽されている。
本実施例においては上記のように構成したものである
から、ドアロック6および同ドアロック6に連結された
リンク部材、とくに、コントロールリンク7およびロッ
キングリンク8はウエブ30に凹設されたリンク凹部31に
沿って配設されてインナパネル23の室内側に位置される
ものであるから、サイドドア21のベルトラインのドアガ
ラスの開口部とは無関係の位置に配設されているので不
正操作が不能となって、盗難を未然に防止することがで
きる。また、アウタパネル22とインナパネル23との間の
狭い空間に手を挿入して取付作業することが大幅に減少
することができて作業能率を向上することができ、ま
た、インナパネル23の室内側にコントロールリンク7お
よびロッキングリンク8を配設するものであるから従来
のスリット10を省略することができ塵埃等の侵入を著減
することができ、また、インナパネル23のウエブ30から
見切り縁24に亘って遮蔽するドアトリム33を附設したの
でサイドドア21の室内観を向上することができる。
(考案の効果) さて、本考案はサイドドアのインナパネルの回動端側
に形成された見切り縁の所定位置に前記ドアロックを嵌
込み状に納め可能とするロック取付凹部を凹設するとと
もに、前記インナパネルの室内側のウエブには前記ロッ
ク取付凹部に連通し、かつドアロックに連結したリンク
部材を配設するリンク凹部を凹設して、前記インナパネ
ルの室内側に前記ウエブおよび見切り縁を遮蔽可能とす
るドアトリムを附設する構成としたことにより、ドアロ
ックおよび同ドアロックに連結されたリンク部材はイン
ナパネルの室内側に位置されるものであるから、サイド
ドアのベルトラインのドアガラスの開口部とは無関係の
位置に配設されているので不正操作が不能となって、盗
難を未然に防止することができる。また、アウタパネル
とインナパネルとの間の狭い空間に手を挿入して取付作
業することが大幅に減少することができて作業能率を向
上することができ、また、インナパネルの室内側にリン
ク部材を配設するものであるから従来のスリットを省略
することができ塵埃等の侵入を著減することができ、ま
た、インナパネルのウエブから見切り縁に亘って遮蔽す
るドアトリムを附設したのでサイドドアの室内観を向上
することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案の一実施例を示し、第1図はサイドドア
のドアロック取付部分の分解斜視図、第2図はゴムブー
ツを一部破断した斜視図、第3図はドアトリムを取付け
た状態を示す斜視図、第4図および第5図は従来例であ
る。 6……ドアロック 7……コントロールリンク(リンク部材) 8……ロッキングリンク(リンク部材) 21……サイドドア 22……アウタパネル 23……インナパネル 24……見切り縁 25……ロック取付凹部 30……ウエブ 31……リンク凹部 33……ドアトリム

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両のサイドドアに取付けられるドアロッ
    クの取付構造であって、前記サイドドアのインナパネル
    の回動端側に形成された見切り縁の所定位置に前記ドア
    ロックを嵌込み状に納め可能とするロック取付凹部を凹
    設するとともに、前記インナパネルの室内側のウエブに
    は前記ロック取付凹部に連通し、かつドアロックに連結
    したリンク部材を配設するリンク凹部を凹設して、前記
    インナパネルの室内側に前記ウエブおよび見切り縁を遮
    蔽可能とするドアトリムを附設する構成としたドアロッ
    ク取付構造。
JP5850090U 1990-06-01 1990-06-01 ドアロック取付構造 Expired - Lifetime JP2511769Y2 (ja)

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JPH0416276U JPH0416276U (ja) 1992-02-10
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DE60021223T2 (de) * 1999-04-22 2006-04-27 Aisin Seiki K.K., Kariya Türsystem für Kraftfahrzeuge mit Türschliessvorrichtung und Türaussengriff

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