JP2574836Y2 - 自動車用スイッチの配設構造 - Google Patents

自動車用スイッチの配設構造

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JP2574836Y2 JP10305690U JP10305690U JP2574836Y2 JP 2574836 Y2 JP2574836 Y2 JP 2574836Y2 JP 10305690 U JP10305690 U JP 10305690U JP 10305690 U JP10305690 U JP 10305690U JP 2574836 Y2 JP2574836 Y2 JP 2574836Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、車体の側壁部に各種の操作スイッチが配設
されてなる自動車用スイッチの配設構造に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
従来、例えば特開昭61-37530号公報に示されるよう
に、自動車のドアの内壁部にアームレストを設けること
が行われている。そして上記アームレストの上面等に、
パワーウインド用の操作スイッチ、ドアロック用の操作
スイッチおよびドアミラー用の操作スイッチ等を配設
し、これらの操作スイッチを乗員が容易に操作できるよ
うにした自動車用スイッチの配設構造が知られている。
〔考案を解決しようとする課題〕
上記のように自動車の側壁部を構成するドアのアーム
レストの上面等に、各種の操作スイッチを設置した場合
には、限られたスペースを有効に利用して容易に操作可
能な位置に上記各操作スイッチを配設することができ
る。しかし、上記操作スイッチの設置部は通常目立つ位
置にあるため、自動車のオーナ以外の者が上記操作スイ
ッチの存在を認知し易く、この設置部にトランクリッド
開放用の操作スイッチもしくはフューエルリッド開放用
の操作スイッチ等の盗難時に操作される可能性の高い操
作スイッチを配設した場合には、車外から挿入された工
具等により、上記操作スイッチが容易に操作されて上記
トランクリッドもしくはフューエルリッド等が開放さ
れ、内部の荷物もしくはガソリンが盗まれる等の問題が
ある。
本考案は、上記問題点を解決するためになされたもの
であり、限られたスペースを有効に利用して各種の操作
スイッチを配設することができるとともに、盗難の被害
を受けるのを効果的に防止することができる自動車用ス
イッチの配設構造を提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
請求項1に係る考案は、車体の内壁部にトランクリッ
ド開閉用の操作スイッチおよびフューエルリッド開放用
の操作スイッチ等からなる盗難時操作スイッチが配設さ
れてなる自動車用スイッチの配設構造において、上記車
体の内壁部から車体の内方側に突設されたアームレスト
の上壁部よりも下方側に設けられた車体側を指向するス
イッチ設置部に上記盗難時操作スイッチを配設し、この
盗難時操作スイッチの上方部を上記アームレストの上壁
部によって遮蔽したものである。
請求項2に係る考案は、車体の内壁部にトランクリッ
ド開閉用の操作スイッチおよびフューエルリッド開放用
の操作スイッチ等からなる盗難時操作スイッチが配設さ
れてなる自動車用スイッチの配設構造において、上記車
体の内壁部から車体の内方側に伸びる上壁部と、この上
壁部の内端部から下方に伸びる側壁部と、この側壁部の
下端部から車外側に伸びる底壁部とを有するアームレス
トを設け、このアームレストの底壁部に上記盗難時操作
スイッチを配設したものである。
〔作用〕
上記請求項1に記載された考案によれば、盗難時に操
作される可能性の高いトランクリッド開閉用の操作スイ
ッチおよびフューエルリッド開放用の操作スイッチ等か
らなる盗難時操作スイッチの上方部が、アームレストの
上壁部によって遮蔽されるとともに、スイッチ設置部に
取付けられた盗難時操作スイッチの操作部が車外側を向
き、上記盗難時操作スイッチの操作部が車体の内壁部に
よっても遮蔽されるため、上記盗難時操作スイッチが車
外から操作されることによる盗難の発生が効果的に防止
されることになる。
上記請求項2に記載された考案によれば、盗難時に操
作される可能性の高いトランクリッド開閉用の操作スイ
ッチおよびフューエルリッド開放用の操作スイッチ等か
らなる盗難時操作スイッチの上方部が、アームレストの
上壁部および側壁部によって遮蔽されるとともに、この
アームレストの底壁部に取付けられた盗難時操作スイッ
チの操作部が下方側を向くため、上記盗難時操作スイッ
チが車外から操作されることによる盗難の発生が効果的
に防止されることになる。
〔実施例〕
第1図は、自動車の側壁部を構成する運転席側のドア
1に設けられた本考案に係る自動車用スイッチの配設構
造の実施例を示している。上記ドア1の内壁部に取付け
られたドアトリム材2には、乗員が肘を休める場合等に
使用するアームレスト3が車体の内方側に突設されると
ともに、その下方に物品収納用のポケット部4が設けら
れている。
上記アームレスト3の上面に設けられた第1スイッチ
操作部10には、ドアミラー用の操作スイッチ6、パワー
ウインド用の操作スイッチおよびドアロック用の操作ス
イッチ等からなる通常の操作スイッチ、つまり自動車の
盗難に関係のない操作スイッチが配設されている。ま
た、上記ポケット部4内においてアームレスト3の上壁
部よりも下方側に設けられた第2スイッチ設置部11に
は、トランクリッド開放用の操作スイッチおよびフュー
エルリッド開放用の操作スイッチ等の盗難時に操作され
る可能性の高い盗難時操作スイッチ9が設置され、この
盗難時操作スイッチ9の上方部が上記のアームレスト3
の上壁部によって遮蔽されている。
そして、上記盗難時操作スイッチ9は、図2に示すよ
うに、ポケット部4の上端部から外下がりに傾斜するよ
うに突設されて車外側を指向する第2スイッチ設置部11
aまたは図3に示すように、ポケット部4の上端部から
下方に突出されて車外側を指向する第2スイッチ設置部
11bに取り付けられることにより、盗難時操作スイッチ
9の操作部が車外側を指向するように構成されている。
このように車体の内壁部から車体の内方側に突設され
たアームレスト3の上壁部よりも下方側に設けられた車
外側を指向するスイッチ設置部11a,11bに上記盗難時操
作スイッチ9を配設し、この盗難時操作スイッチ9の上
方部を上記アームレスト3の上壁部によって遮蔽するよ
うに構成したため、自動車のオーナ以外の者が車外から
上記盗難時操作スイッチ9を操作しようとしても、この
盗難時操作スイッチ9の存在がオーナ以外の者によって
認知されるのを効果的に防止することができる。
そして、上記盗難時操作スイッチ9が車外側を指向す
る第2スイッチ操作部11a,11bに取り付けられてその操
作部がアームレスト3の上壁部と、ドアトリム2からな
る車体の内壁部とによって覆われることになるため、仮
に上記盗難時操作スイッチ9の位置を見つけることがで
きたとしても、車外から挿入された工具等によって盗難
時操作スイッチ9が操作されるのを上記アームレスト3
の上壁部および車体の内壁部によって効果的に阻止し、
盗難の被害を受けるのを効果的に防止することができ
る。さらに、上記盗難時操作スイッチ9の上方部がアー
ムレスト3によって覆われることにより、自動車の走行
時に必要がないのに上記盗難時操作スイッチ9に乗員が
触れるのを防止し、この操作スイッチ9が誤って操作さ
れることを防ぐことができる。
また、上記実施例では、ドアミラー用の操作スイッチ
6等からなる通常の操作スイッチを、上記アームレスト
3の上面に設けられた第1スイッチ操作部10に配設した
ため、この通常の操作スイッチの設置位置を乗員が正確
に認識してこれを適正に操作することができる。なお、
上記盗難時操作スイッチ9の設置位置およびドアミラー
用の操作スイッチ6等からなる通常の操作スイッチの設
置位置は、上記実施例に限定されることなく種々の変形
が可能である。
例えば、第4図および第5図に示すように、ドアの開
放操作時に使用するアシストグリップ12の設置部の下方
において、ドアトリム2からなる車体の内壁部から車体
の内方側に突設された上壁部と、この上壁部の内端部か
ら下方に伸びる側壁部と、この側壁部の下端部から車外
側に伸びる底壁部とを有するアームレストを設け、この
アームレスト3の底壁部に、第2スイッチ設置部11cを
設けた構造としてもよい。
このように、アームレスト3の底壁部に第2スイッチ
設置部11cを設け、これに盗難時操作スイッチ9を設置
するように構成した場合には、上記アームレスト3の上
壁部および側壁部によって盗難時操作スイッチ9が操作
部が遮蔽されるとともに、この操作部が下方を指向する
ことになるため、上記盗難時操作スイッチ9が車外から
操作されるのを効果的に防止することができる。
また、上記のように第2スイッチ設置部11cをアシス
トグリップ12の設置部の下方に配設した場合には、この
アシストグリップ12が自動車のオーナ等の乗員に対して
上記盗難時操作スイッチ9の設置位置を表示する位置表
示部となる。したがって上記乗員が盗難時操作スイッチ
9を操作する際に、上記アシストグリップ12の位置に応
じて盗難時操作スイッチ9の設置位置を正確かつ容易に
認識することができ、上記盗難時操作スイッチ9の操作
性を確保できるという利点がある。
なお上記実施例では、運転席側のドア1からなる側壁
部に各操作スイッチを配設してなる自動車の操作スイッ
チの配設構造について説明したが、助手席側のドア、後
部席用のドアまたはリヤフェンダーパネル等からなる側
壁部に上記各操作スイッチを配設した構造としてもよ
い。
〔考案の効果〕
以上説明したように、請求項1に係る考案は、車体の
内壁部にトランクリッド開閉用の操作スイッチおよびフ
ューエルリッド開放用の操作スイッチ等からなる盗難時
操作スイッチが配設されてなる自動車用スイッチの配設
構造において、上記車体の内壁部から車体の内方側に突
設されたアームレストの上壁部よりも下方側に設けられ
た車体側を指向するスイッチ設置部に上記盗難時操作ス
イッチを配設し、この盗難時操作スイッチの上方部を上
記アームレストの上壁部によって遮蔽したため、盗難時
操作スイッチの操作部が車外側を指向し、上記アームレ
ストの上壁部およびドアトリム等からなる車体の内壁部
からなる遮蔽物によって上記操作部が遮蔽され、車外か
ら挿入された工具等を介して盗難時操作スイッチが操作
されることを上記遮蔽物によって効果的に阻止すること
ができる。したがって、上記トランクリッドもしくはフ
ューエルリッド等が開放されて、内部の荷物もしくはガ
ソリンが盗まれるのを効果的に防止できるとともに、自
動車の走行時に必要がないのに上記盗難時操作スイッチ
が誤って操作されることを防止できるという利点があ
る。
また、請求項2に係る考案は、車体の内壁部にトラン
クリッド開閉用の操作スイッチおよびフューエルリッド
開放用の操作スイッチ等からなる盗難時操作スイッチが
配設されてなる自動車用スイッチの配設構造において、
上記車体の内壁部から車体の内方側に伸びる上壁部と、
この上壁部の内端部から下方に伸びる側壁部と、この側
壁部の下端部から車外側に伸びる底壁部とを有するアー
ムレストを設け、このアームレストの底壁部に上記盗難
時操作スイッチを配設したため、上記アームレストの上
壁部および側壁部からなる遮蔽物によって盗難時操作ス
イッチの操作部が遮蔽されるとともに、この操作部が下
方を指向し、車外から挿入された工具等を介して盗難時
操作スイッチが操作されるのを上記遮蔽物によって阻止
することができるとともに、自動車の走行時に必要がな
いのに上記盗難時操作スイッチが誤って操作されるのを
効果的に阻止できるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る自動車用スイッチ構造の実施例を
示す斜視図、第2図はスイッチ設置部の構成を示す断面
図、第3図はスイッチ設置部の変形例を示す斜視図、第
4図は本考案の別の実施例を示す斜視図、第5図は第4
図のV−V線断面図である。 1……ドア、2……ドアトリム(内壁部)、3……アー
ムレスト、9……盗難時操作スイッチ、11……スイッチ
設置部。

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体の内壁部にトランクリッド開閉用の操
    作スイッチおよびフューエルリッド開放用の操作スイッ
    チ等からなる盗難時操作スイッチが配設されてなる自動
    車用スイッチの配設構造において、上記車体の内壁部か
    ら車体の内方側に突設されたアームレストの上壁部より
    も下方側に設けられた車体側を指向するスイッチ設置部
    に上記盗難時操作スイッチを配設し、この盗難時操作ス
    イッチの上方部を上記アームレストの上壁部によって遮
    蔽したことを特徴とする自動車用スイッチの配設構造。
  2. 【請求項2】車体の内壁部にトランクリッド開閉用の操
    作スイッチおよびフューエルリッド開放用の操作スイッ
    チ等からなる盗難時操作スイッチが配設されてなる自動
    車用スイッチの配設構造において、上記車体の内壁部か
    ら車体の内方側に伸びる上壁部と、この上壁部の内端部
    から下方に伸びる側壁部と、この側壁部の下端部から車
    外側に伸びる底壁部とを有するアームレストを設け、こ
    のアームレストの底壁部に上記盗難時操作スイッチを配
    設したことを特徴とする自動車用スイッチの配設構造。
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JP5545027B2 (ja) * 2010-05-18 2014-07-09 トヨタ紡織株式会社 シート操作スイッチ
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