JP2555465Y2 - チャイルドレバー作動孔遮蔽装置 - Google Patents

チャイルドレバー作動孔遮蔽装置

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JP2555465Y2
JP2555465Y2 JP9413192U JP9413192U JP2555465Y2 JP 2555465 Y2 JP2555465 Y2 JP 2555465Y2 JP 9413192 U JP9413192 U JP 9413192U JP 9413192 U JP9413192 U JP 9413192U JP 2555465 Y2 JP2555465 Y2 JP 2555465Y2
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JP
Japan
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child lever
child
door
hole
inner plate
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JP9413192U
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JPH0651440U (ja
Inventor
直樹 児玉
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Honda Lock Manufacturing Co Ltd
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Honda Lock Manufacturing Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、チャイルドロック装置
を用いた車両のチャイルドレバー作動孔を遮蔽する装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】車両のドアロック装置は、ドアの内板と
外板との間に設置されている。チャイルドロック機構を
備えたドアロック装置(実公昭61−35667号公
報)においては、このチャイルドロック機構を作動する
チャイルドレバーの作動ノブが、ドアの内板に開設され
たチャイルドレバー作動孔から突出して、乗員が外側か
ら作動できるようになっている。このチャイルドレバー
作動孔は、ノブの作動による変位に対応するため、比較
的大きく形成する必要がある。このため外からドアの内
部が見えて外観上好ましくないばかりでなく、ドアの窓
ガラスと内板および外板との間から侵入する雨水や洗水
が、チャイルドレバーや内板および外板の内面を伝っ
て、チャイルドレバー作動孔から車室内に流れ込むおそ
れがあった。
【0003】従来、前記のごとき問題の解決を試みたも
のとして、ドア内パネルの後端面に設けられたチャイル
ドレバー作動孔をシールするドアロック等の被覆装置
(実公昭57−57174号)が提案されている。この
被覆装置は、チャイルドレバーのノブを被覆するキヤッ
プ部と、チャイルドレバー作動孔を遮蔽するフランジ部
とが一体になり、キヤップ部にノブを嵌着して、平面の
フランジ部を平面の後端面パネルの内側に単に押接した
にすぎないものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の遮蔽装置では、チャイルドレバー作動孔から
ドアの内部が見えるという外観上の問題は一応解消され
るが、チャイルドレバー作動孔から車室内に流入する雨
水または洗水などを十分に防止するのは困難である。す
なわち、平面のフランジ部と平面の後端面パネル内面は
単に接しているにすぎないので、雨水や洗水は依然この
接触部分から侵入するおそれがある。
【0005】本考案は、外観上の問題とあわせて、雨水
や洗水の侵入を確実に防止するチャイルドレバー作動孔
遮蔽装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成した本考
案のチャイルドレバー作動孔遮蔽装置は、車両ドアの外
板と内板との間に配設され、該内板に形成された孔より
外方に突出配置されたチャイルドレバーを備えるドアロ
ック装置において、前記チャイルドレバーには前記孔を
閉塞するフランジ部が形成されるとともに、該フランジ
部の上方には前記孔の上方に形成されたリブと重なりあ
う庇部が形成されていることを特徴としている。
【0007】
【作用】本考案のチャイルドレバー作動孔遮蔽装置によ
れば、ドア内板のチャイルドレバー作動孔を遮蔽するチ
ャイルドレバーのフランジ部と、チャイルドレバー作動
孔の周縁に内向き設けられたリブと重なりあう庇部とに
より、パネルを伝う雨水または洗水の流れは二重に遮蔽
されているので、チャイルドレバー作動孔からの雨水あ
るいは洗水の侵入は、確実に防止される。
【0008】
【実施例】図1及び図2において、車両のドア内板1に
は、チャイルドレバー作動孔2が開設されおり、その周
縁には、内向きに曲げられてリブ1aが形成されてい
る。
【0009】一方、ドア内板と外板の間に設けられたド
アロック装置9のオープンプレート8を回転可能に軸承
するバックプレート7には、立ち上げ部7aが形成され
ており、チャイルドレバー3はこの立ち上げ部7aに軸
6で回転自在に軸承されている。本考案では、このチャ
イルドレバー3の一端に、作動時変位してもチャイルド
レバー作動孔2を完全に遮蔽するに足る大きさを持った
フランジ部4が一体に形成されている。フランジ部4の
略中央には、チャイルドレバー3のノブ5が突設されて
いる。フランジ部4の上方周縁には、チャイルドレバー
作動孔2の上方のリブ1aと重なりあう庇部4aが形成
されている。このように構成されたチャイルドレバー3
は、チャイルドレバー作動孔2をフランジ部4で遮蔽
し、リブ1aの外側に庇部4aが重なり、チャイルドレ
バー作動孔2からノブ5が突出するように、ドア内板1
に対して配設されている。
【0010】このドアロックのチャイルド機構は、出願
人が先に出願している実公平3−41021号公報に開
示されているように、バックプレート7の立ちあげ部7
aに取り付けられており、チャイルドレバーを施錠位置
に操作した状態ではインナーハンドルを引いても、ドア
ロック装置9のオープンプレート8との連結を断って開
ドアしないように構成されている。
【0011】本考案のチャイルドレバー作動孔遮蔽装置
では、ノブ5を作動してチャイルドレバー3をチャイル
ドロックのアンロツク位置からロック位置に変位させて
も、ドア内板1のチャイルドレバー作動孔2が十分カバ
ーされるようにフランジ部4が形成されているので、チ
ャイルドロックのアンロック時およびロック時のいずれ
の状態でも、ドア内板1のチャイルドレバー作動孔2は
フランジ部4で遮蔽される。チャイルドレバーを伝う雨
水や洗水は遮蔽されている。一方、ドア内板1のリブ1
aの上方には、フランジ部4の庇部4aが重なり合うよ
うに構成されているので、チャイルドレバーを伝う雨水
または洗水およびドアの内板1の内面を伝って流れる雨
水または洗水は、リブ1aおよびそれと重なりあう庇部
4aにより二重に遮ぎられ、車室内に侵入することはな
い。
【0012】
【考案の効果】以上要するに本考案のチャイルドレバー
作動孔遮蔽装置によれば、以下の実用上顕著な効果が得
られる。 (1).ドア内外板の内側を伝って流れる雨水または洗
水等があっても、ドア内板のリブとチャイルドレバーの
庇部とが重なりあっているため、ドア内部に落ち込み排
水され、チャイルドレバー作動孔から車室内に流入する
ことはない。 (2).リブと庇部の重なり合いにより、チャイルドレ
バー作動孔からドアの内側が一層見え難くなっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のチャイルドレバー作動孔遮蔽装置の一
例を示す縦断側面図である。
【図2】図1の遮蔽装置からドア内板を取り除いた状態
を示す正面図である。
【符号の説明】
1 ドア内板 1a リブ 2 チャイルドレバー作動孔 3 チャイルドレバー 4 フランジ部 4a 庇部 5 ノブ 6 軸 7 バックプレート 7a 立ちあげ部 8 オープンプレート 9 ドアロック装置

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両ドアの外板と内板との間に配設さ
    れ、該内板に形成された孔より外方に突出配置されたチ
    ャイルドレバーを備えるドアロック装置において、前記
    チャイルドレバーには前記孔を閉塞するフランジ部が形
    成されるとともに、該フランジ部の上方には前記孔の上
    方に形成されたリブと重なり合う庇部が形成されている
    ことを特徴とするチャイルドレバー作動孔遮蔽装置。
JP9413192U 1992-12-18 1992-12-18 チャイルドレバー作動孔遮蔽装置 Expired - Lifetime JP2555465Y2 (ja)

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JP9413192U JP2555465Y2 (ja) 1992-12-18 1992-12-18 チャイルドレバー作動孔遮蔽装置

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JPH0651440U JPH0651440U (ja) 1994-07-15
JP2555465Y2 true JP2555465Y2 (ja) 1997-11-26

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