JP2510866Y2 - 断熱扉 - Google Patents

断熱扉

Info

Publication number
JP2510866Y2
JP2510866Y2 JP1991004015U JP401591U JP2510866Y2 JP 2510866 Y2 JP2510866 Y2 JP 2510866Y2 JP 1991004015 U JP1991004015 U JP 1991004015U JP 401591 U JP401591 U JP 401591U JP 2510866 Y2 JP2510866 Y2 JP 2510866Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
screw
heat insulating
sash
inner plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1991004015U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0497288U (ja
Inventor
孝信 打矢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP1991004015U priority Critical patent/JP2510866Y2/ja
Publication of JPH0497288U publication Critical patent/JPH0497288U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2510866Y2 publication Critical patent/JP2510866Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Refrigerator Housings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は冷凍冷蔵庫等に用いられ
る断熱扉に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の冷凍冷蔵庫等に用いられる断熱扉
について図面を参照しつつ説明する。図4から図7にか
けては、従来の技術を示す図面であって、図4は冷蔵庫
の外観斜視図、図5は図4のA−A線断面図、図6、図
7は断熱扉の組立要領を説明する外観斜視図で、図6は
発泡材充填前を、図7は充填後をそれぞれ示している。
【0003】断熱扉10は、ドアプレート11と、ドアサッ
シ12と、ドアキャップ13と、発泡断熱材14と、ドア内板
15とを含んでいる。
【0004】ドアプレート11は、鋼板をプレス加工した
もので、各端部を内側に向けてL字形状に折り曲げて突
縁11A が形成されている。ドアサッシ12は、樹脂製で4
組を嵌め合わせて額縁状に形成されており、これに形成
された凹部12C に前記突縁11A を嵌め込むようになって
いる。そして、各縁部には複数個のビス取付孔12A と、
サッシ溝12B とが設けられている。
【0005】ドアキャップ13は、ドアプレート11の上下
又は左右よりドアプレート11にかぶせ、組品とするもの
である。発泡断熱材14はウレタンフォーム等である。
【0006】ドア内板15は、前記組品のドアサッシ12に
取り付けるもので、樹脂で成形されており、前記ビス取
付孔12A の列に対応してビス孔15A が開設されている。
【0007】断熱扉10は次のようにして組み立てられ
る。 ドアプレート11にドアサッシ12を嵌め込み、これにド
アキャップ13をかぶせる(図6) 。 発泡断熱材14をドアプレート11とドアサッシ12との間
に充填する (図5) 。 ビス取付孔12A にビス孔15A を介してビス17をねじ込
む (図7) 。 ドアパッキン16をサッシ溝12B に挿入する (図5) 。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
断熱扉10においては、ドア内板15をドアサッシ12にビス
17によって固定するようになっているため、予めドアサ
ッシ12にビス孔15A に対応するビス取付孔12A を設けて
おく必要があった。また、発泡断熱材14の発泡時、発泡
圧によってビス取付孔12A から発泡滓が漏出する。従っ
て、ビス取付孔12A の孔開け作業や漏出した発泡滓の除
去作業を要することになる。
【0009】本考案は上記事情に鑑みて創案されたもの
で、ドア内板取り付けのためのドアサッシビス孔加工や
発泡滓除去を要せず、容易に組立られるようにした断熱
扉を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本考案に係る断熱扉は、
ドアキャップをかぶせたドアプレートにドアサッシを嵌
め込み、発泡断熱材を充填してなる組品にドア内板をビ
ス止めした断熱扉であって、前記ドアサッシは樹脂で一
体に成形されており、ドア内板に開設された複数個のビ
ス孔列に対応して形成された溝部と、溝部を閉塞した蓋
部とを具備したことを特徴としている。
【0011】また、前記溝部はビスのタップ径に適合す
る横幅と、ビスの長さに見合う深さを有しており、かつ
前記蓋部は立て込んだビスが貫通し得る肉厚を有してい
る。
【0012】蓋部にビスを立て込むと、ビスが蓋部を貫
通し、凹溝の側壁に雌ネジを切りながらねじ込まれる。
これによって、ドア内板は、ドアサッシに固定される。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して本考案に係る一実施例
を説明する。図1はドアサッシの側面視断面図、図2は
ドア内板のドアサッシへのビス止め状態を示す側面視断
面図、図3は蓋部を欠いたドアサッシの変形状態を示す
側面視断面図である。従来技術と同一の部分は、同一の
符号で示している。
【0014】本考案の断熱扉20は、ドアプレート11と、
ドアサッシ30と、ドアキャップ13と、発泡断熱材14と、
ドア内板15とを含んでいる。
【0015】ドアサッシ30は、樹脂成形によって4組を
嵌め合わせて額縁状に形成されており、ドアプレート11
の突縁11A が嵌まり込む凹部31を有している。また、周
縁の上面には、ドア内板15に開設された複数個のビス孔
15A の列に対応して形成された溝部32と、蓋部33と、サ
ッシ溝34とを有している。
【0016】溝部32はドア内板15に開設されたビス孔15
A の列に対応して形成されており、タップねじ等のビス
35のタップ径に適合する溝幅Aと長さに見合う深さBと
を有している。
【0017】蓋部33は、ドアサッシ30と一体に形成され
ており、常に溝部32を閉塞しており、かつビス35を蓋部
33に立て込んだときに、ビス35が容易に貫通し得るよう
に薄い肉厚を有する薄膜状に形成されている。サッシ溝
34は、従来のサッシ溝12B に準ずるものである。
【0018】つぎに本考案の断熱扉20の組み立て手順に
ついて説明する。 ドアプレート11にドアサッシ30を嵌め込み、ドアキャ
ップ13をかぶせる。ついで、発泡断熱材14を充填する。 ドア内板15をドアサッシ30の所定位置に載置し、ビス
35をビス孔15A を介して蓋部33に立て込む。ビス35は、
蓋部33を貫通して溝部32の両側壁に雌ネジを切りながら
溝部32にねじ込まれる。これによってドア内板15がドア
サッシ30に固定される。
【0019】前記溝32の底壁32A は、発泡断熱材14の漏
出を防止し、蓋部33はドアサッシ30の成形時及び成形
後、発泡断熱材14の発泡時における変形 (図3参照) が
発生しないように固定枠の役目を兼ねている。
【0020】なお、本実施例においては、ドアサッシに
ドア内板を取り付けた断熱扉について説明したが、ドア
内板に限らずドアサッシにビス止めするすべての部材に
ついて適用し得るものである。また、溝部及び蓋部は同
様な作用をするものであればよく、その形状は本実施例
に限定されるものではない。
【0021】
【考案の効果】以上説明したように、本考案に係る断熱
扉はドアサッシに溝部と蓋部とを形成し、ビスを蓋部に
立て込んでこれを貫通せしめ、溝部に雌ネジを切ること
により、ドア内板をドアサッシに取り付けるように構成
されている。それ故、ドアサッシの孔開け加工作業を要
しない。また、孔開け部分から発泡滓が漏出しないの
で、これを除去する作業が不要となる。さらに、蓋部が
形成されているので、成形時、発泡時におけるドアサッ
シ成形品の変形防止手段を別途設ける必要がない。従っ
て、断熱扉の組立作業工程が簡略化され、コストダウン
を図ることができる。さらに、発泡滓が漏出しないの
で、外観上体裁がよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るドアサッシの側面視断面図であ
る。
【図2】ドア内板のドアサッシへのビス止め状態を示す
側面視断面図である。
【図3】蓋部を欠いたドアサッシの変形状態を示す側面
視断面図である。
【図4】従来の断熱扉を用いた冷蔵庫の外観斜視図であ
る。
【図5】図4のA−A線断面図である。
【図6】断熱扉の組立要領を説明する外観斜視図で、発
泡材充填前である。
【図7】断熱扉の組立要領を説明する外観斜視図で、発
泡材充填後である。
【符号の説明】
11 ドアプレート 14 発泡断熱材 15 ドア内板 20 断熱扉 30 ドアサッシ 32 溝部 32A 底壁 33 蓋部 35 ビス

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアキャップをかぶせたドアプレートに
    ドアサッシを嵌め込み、発泡断熱材を充填してなる組品
    にドア内板をビス止めした断熱扉であって、前記ドアサ
    ッシは樹脂で一体に成形されており、ドア内板に開設さ
    れた複数個のビス孔列に対応して形成された溝部と、溝
    部を閉塞した蓋部とを具備したことを特徴とする断熱
    扉。
  2. 【請求項2】 前記溝部はビスのタップ径に適合する横
    幅と、ビスの長さに見合う深さを有しており、かつ前記
    蓋部は立て込んだビスが貫通し得る肉厚を有しているこ
    とを特徴とする請求項1記載の断熱扉。
JP1991004015U 1991-01-14 1991-01-14 断熱扉 Expired - Fee Related JP2510866Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991004015U JP2510866Y2 (ja) 1991-01-14 1991-01-14 断熱扉

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991004015U JP2510866Y2 (ja) 1991-01-14 1991-01-14 断熱扉

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0497288U JPH0497288U (ja) 1992-08-24
JP2510866Y2 true JP2510866Y2 (ja) 1996-09-18

Family

ID=31733457

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991004015U Expired - Fee Related JP2510866Y2 (ja) 1991-01-14 1991-01-14 断熱扉

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2510866Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58127509A (ja) * 1982-01-21 1983-07-29 三菱電機株式会社 ガス絶縁電気機器
JPS62135223A (ja) * 1985-12-04 1987-06-18 株式会社東芝 光方式地絡検出装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58127509A (ja) * 1982-01-21 1983-07-29 三菱電機株式会社 ガス絶縁電気機器
JPS62135223A (ja) * 1985-12-04 1987-06-18 株式会社東芝 光方式地絡検出装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0497288U (ja) 1992-08-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6238208Y2 (ja)
JP2510866Y2 (ja) 断熱扉
JPH0338631Y2 (ja)
JPH08121943A (ja) 冷蔵庫のハンドル取付構造
JPH0519747Y2 (ja)
JPS5910548Y2 (ja) 断熱箱体における排水部構造
JP3193624B2 (ja) 断熱壁
JPS5913589Y2 (ja) 断熱壁体
JPH0539427Y2 (ja)
JPS6244304Y2 (ja)
JPS6117331Y2 (ja)
JPH04262192A (ja) 断熱箱体
JPS5838715B2 (ja) 冷蔵庫のキャビネットの製造方法
JPS6215334B2 (ja)
JPH0346755B2 (ja)
JPS6021745Y2 (ja) 冷蔵庫の扉体
JPS6038866Y2 (ja) 断熱箱体
JPH0645826Y2 (ja) 貯蔵庫の断熱扉
JPS6035027Y2 (ja) 断熱扉
JPH08261637A (ja) 冷蔵庫の扉
JPH064580U (ja) 冷蔵庫
JPS5913590Y2 (ja) 断熱扉
JPS6119422Y2 (ja)
JP2512881Y2 (ja) 冷蔵庫等のドアパックの構造
JPH0341269Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees