JPS5913589Y2 - 断熱壁体 - Google Patents
断熱壁体Info
- Publication number
- JPS5913589Y2 JPS5913589Y2 JP4233978U JP4233978U JPS5913589Y2 JP S5913589 Y2 JPS5913589 Y2 JP S5913589Y2 JP 4233978 U JP4233978 U JP 4233978U JP 4233978 U JP4233978 U JP 4233978U JP S5913589 Y2 JPS5913589 Y2 JP S5913589Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat insulating
- door frame
- sheet
- opening
- insulating member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Refrigerator Housings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は冷蔵庫の断熱扉等の断熱壁体に関するものであ
り、その目的は、強度が非常に高く、壁枠のフランジ部
に形成された取付孔等から発泡時に断熱部材が漏洩する
ことを確実に防止できて作業性の向上を図ることができ
る断熱壁体を提供するにある。
り、その目的は、強度が非常に高く、壁枠のフランジ部
に形成された取付孔等から発泡時に断熱部材が漏洩する
ことを確実に防止できて作業性の向上を図ることができ
る断熱壁体を提供するにある。
以下本考案を冷蔵庫の断熱扉に適用した一実施例につい
て図面を参照して説明する。
て図面を参照して説明する。
第１図及び第２図において、１は内面側に開口部２を有
する扁平箱状の壁枠としての扉枠で、これの開口部２の
内周縁部に内方に指向するフランジ部３が形成されてい
る。
する扁平箱状の壁枠としての扉枠で、これの開口部２の
内周縁部に内方に指向するフランジ部３が形成されてい
る。
４は扉枠１の内面に固着されたプラスチック製の扉内板
で、フランジ部３に形成された取付孔３ａにねじ止めに
よって固着されており、これにはドアポケット５等が一
体成形されている。
で、フランジ部３に形成された取付孔３ａにねじ止めに
よって固着されており、これにはドアポケット５等が一
体成形されている。
６はマグネットガスケットで、これは取付舌片６ａを扉
内板４とフランジ部３によって挾持して扉枠１の内周縁
部に配設されている。
内板４とフランジ部３によって挾持して扉枠１の内周縁
部に配設されている。
７は扉枠１の前面側の一側部に固着されるハンドルであ
る。
る。
８は扉枠１内に配設された断熱部材、９はその断熱部材
８とフランジ部３によって外周部が挟持された例えば発
泡ウレタンとの密着性が良好で且つ通気性を有する比較
的抗張力の大きいプラスチックによって形成されたシー
トで、以下断熱部材８の形成過程を第３図及び第４図を
参照して説明する。
８とフランジ部３によって外周部が挟持された例えば発
泡ウレタンとの密着性が良好で且つ通気性を有する比較
的抗張力の大きいプラスチックによって形成されたシー
トで、以下断熱部材８の形成過程を第３図及び第４図を
参照して説明する。
まず、第３図に示すように扉枠１を開口部２を上方に指
向させた状態でコンベア１０上に載置し、その扉枠１内
に発泡性断熱材たる発泡ウレタンの原液１１を注入し、
その後シート９を開口部２を介して扉枠１の内部に収納
する。
向させた状態でコンベア１０上に載置し、その扉枠１内
に発泡性断熱材たる発泡ウレタンの原液１１を注入し、
その後シート９を開口部２を介して扉枠１の内部に収納
する。
シート９は例えば扉枠１の内側寸法より若干大きな矩形
状に設定されており、扉枠１の内部に収納するとその扉
枠１の内面側に圧接状態となる。
状に設定されており、扉枠１の内部に収納するとその扉
枠１の内面側に圧接状態となる。
次に原液１１の発泡が所定の状態となった時に、第４図
に示すように下面に略平坦な押圧用の凸部１２が形成さ
れた押え板１３を図示しない押圧装置により下降させて
、凸部１２を開口部２から扉枠１内に°挿入する。
に示すように下面に略平坦な押圧用の凸部１２が形成さ
れた押え板１３を図示しない押圧装置により下降させて
、凸部１２を開口部２から扉枠１内に°挿入する。
すると、発泡が進行して中央が膨んだ山形になっていた
原液１１が凸部１２によって押圧されて扉枠１の全周に
略一様な厚さで広がり、フランジ部３と対向する外周部
分はその他の部分より若干厚肉に設定される。
原液１１が凸部１２によって押圧されて扉枠１の全周に
略一様な厚さで広がり、フランジ部３と対向する外周部
分はその他の部分より若干厚肉に設定される。
この後、押え板１３を上昇させると原液１１はシート９
を押上げつつ膨張し、フランジ部３と略等しい高さ迄膨
張すると発泡が完了し、シート９の周縁部は断熱部材８
の発泡によりフランジ部３の内面に圧接される。
を押上げつつ膨張し、フランジ部３と略等しい高さ迄膨
張すると発泡が完了し、シート９の周縁部は断熱部材８
の発泡によりフランジ部３の内面に圧接される。
尚、押え板１３によって発泡途中の原液１１の表面を一
旦平面状に整形すると、押え板１３を取除いても原液１
１の表面はそのままの平面状を保って膨張するが、必要
に応じて前述の押え板１３による押圧を発泡過程中に複
数回行うことにより、発泡完了時の断熱部材８の上面の
平面性を良好になし得る。
旦平面状に整形すると、押え板１３を取除いても原液１
１の表面はそのままの平面状を保って膨張するが、必要
に応じて前述の押え板１３による押圧を発泡過程中に複
数回行うことにより、発泡完了時の断熱部材８の上面の
平面性を良好になし得る。
ところで、フランジ部３には扉内板４をねし止めする取
付孔３ａ等の開口部が形成されていて、これらの開口部
から発泡ウレタンが漏洩して固化すると、その除去作業
が非常に面倒なものとなるので、従来は取付孔３ａやそ
の他の開口部に予め貼着テープを貼ったり、パテ或いは
熱溶融性樹脂を注入して閉塞してから発泡ウレタンの原
液を注入するようにしており、作業性に劣る欠点があっ
たが、本実施例ではシート９が原液１１の発泡圧によっ
てフランジ部３の内面に圧接されることにより、取付孔
３ａやフランジ部３に形成された他の開口部を閉塞して
発泡ウレタンの漏洩を防止するから、貼着テープを貼る
等の作業は不要で非常に作業性に優れたものとなる。
付孔３ａ等の開口部が形成されていて、これらの開口部
から発泡ウレタンが漏洩して固化すると、その除去作業
が非常に面倒なものとなるので、従来は取付孔３ａやそ
の他の開口部に予め貼着テープを貼ったり、パテ或いは
熱溶融性樹脂を注入して閉塞してから発泡ウレタンの原
液を注入するようにしており、作業性に劣る欠点があっ
たが、本実施例ではシート９が原液１１の発泡圧によっ
てフランジ部３の内面に圧接されることにより、取付孔
３ａやフランジ部３に形成された他の開口部を閉塞して
発泡ウレタンの漏洩を防止するから、貼着テープを貼る
等の作業は不要で非常に作業性に優れたものとなる。
また、扉枠１の前面側にハンドル７が取着されているた
めに、従来扉枠の内面に断熱部材を形成後扉内板を取付
ける場合等にハンドルを下向きにして作業台上に置くと
扉枠が撓み易い欠点があったが、本実施例ではシート９
が断熱部材８に密着しているとともに周縁部がフランジ
部３に圧接状態となっているために扉枠１の撓み変形に
際してシート９に引張力が作用するようになり、このシ
ート９の抗張力が扉枠１の撓み変形を防止することとな
って扉枠１の強度が著しく向上する。
めに、従来扉枠の内面に断熱部材を形成後扉内板を取付
ける場合等にハンドルを下向きにして作業台上に置くと
扉枠が撓み易い欠点があったが、本実施例ではシート９
が断熱部材８に密着しているとともに周縁部がフランジ
部３に圧接状態となっているために扉枠１の撓み変形に
際してシート９に引張力が作用するようになり、このシ
ート９の抗張力が扉枠１の撓み変形を防止することとな
って扉枠１の強度が著しく向上する。
本考案は以上説明したように、シートが壁枠の補強とし
て作用することにより、強度が高く、シかも発泡時にフ
ランジ部の取付孔等から断熱部材が漏洩することを確実
に防止できて作業性を著しく向上できる断熱壁体を提供
できる。
て作用することにより、強度が高く、シかも発泡時にフ
ランジ部の取付孔等から断熱部材が漏洩することを確実
に防止できて作業性を著しく向上できる断熱壁体を提供
できる。
図面は本考案を冷蔵庫の断熱扉に適用した一実施例を示
すものであり、第１図は斜視図、第２図は縦断面図、第
３図及び゛第４図は作用説明図である。 図面中、１は扉枠（壁枠）、２は開口部、３はフランジ
部、８は断熱部材、９はシート、１１は原液、１３は押
え板である。
すものであり、第１図は斜視図、第２図は縦断面図、第
３図及び゛第４図は作用説明図である。 図面中、１は扉枠（壁枠）、２は開口部、３はフランジ
部、８は断熱部材、９はシート、１１は原液、１３は押
え板である。
Claims (1)
- 一側面に開口部を有し該開口部の内周縁部にフランジ部
を有する壁枠と、前記壁枠内部で発泡され前記開口部と
対応する面が略平坦に形成された断熱部材と、前記壁枠
の内部に配設されその内面が前記断熱部材に密着すると
ともに外面周縁部が前記フランジ部の内面側に密着状態
に当接される高抗張力のシートとを具備してなる断熱壁
体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4233978U JPS5913589Y2 (ja) | 1978-03-31 | 1978-03-31 | 断熱壁体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4233978U JPS5913589Y2 (ja) | 1978-03-31 | 1978-03-31 | 断熱壁体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54144465U JPS54144465U (ja) | 1979-10-06 |
| JPS5913589Y2 true JPS5913589Y2 (ja) | 1984-04-21 |
Family
ID=28914659
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4233978U Expired JPS5913589Y2 (ja) | 1978-03-31 | 1978-03-31 | 断熱壁体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5913589Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-03-31 JP JP4233978U patent/JPS5913589Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54144465U (ja) | 1979-10-06 |
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