JPH0763470A - 貯蔵庫の扉 - Google Patents

貯蔵庫の扉

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JPH0763470A
JPH0763470A JP21418693A JP21418693A JPH0763470A JP H0763470 A JPH0763470 A JP H0763470A JP 21418693 A JP21418693 A JP 21418693A JP 21418693 A JP21418693 A JP 21418693A JP H0763470 A JPH0763470 A JP H0763470A
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JP
Japan
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door
paper
gasket mounting
surface side
sash
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JP21418693A
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English (en)
Inventor
Shigeo Tada
茂雄 多田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外殻体内に現場発泡方式により発泡断熱材を
充填してなる貯蔵庫の扉にあって、製造工程の簡単化、
コストダウンを図る。 【構成】 扉主板部13の裏面側内周縁部に、額縁状の
ガスケット取付用サッシ14を取付け、その背面開口部
を背面紙15により塞いで外殻体11を構成する。外殻
体11の内部に、現場発泡方式によりウレタンフォーム
を充填する。背面紙15のコーナー部分に切込部21を
形成し、サッシ14のフランジ部19を表裏から挟むよ
うにして位置決めする。このとき、背面紙15の四辺部
をフランジ部19の内面側に位置させ、角部をフランジ
部19の外面側に位置させる。外殻体11の構成時に
は、背面紙15は平板状で、ウレタンフォームの発泡時
に、発泡治具の凸部に押え付けられることにより、凹部
15aが形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、扉主板部の裏面部を背
面紙により塞いでなる外殻体内に、現場発泡方式により
発泡断熱材を充填して構成される冷蔵庫や温蔵庫等の貯
蔵庫の扉に関する。
【0002】
【従来の技術】貯蔵庫例えば冷蔵庫の扉においては、一
般に、扉の外殻を構成する薄形矩形箱状の外殻体内に、
いわゆる現場発泡方式により、ウレタンフォーム等の発
泡断熱材を充填して構成されている。図5及び図6は、
この種の冷蔵庫の扉の構成を表面(前面)側を下向きに
して示すものである。
【0003】即ち、扉主板部1は、鋼板製の外板2の左
右にプラスチック製のキャップ3,3を取付けて構成さ
れ、全体として裏面側(図で上面側)が開放した薄形箱
状をなしている。そして、図7にも示すように、この扉
主板部1の裏面側内周縁部には、ガスケット取付用サッ
シ4が取付けられており、さらに、扉主板部1の裏面開
口部を塞ぐようにして、例えばクラフト紙よりなる背面
紙5が取付けられて外殻体6が構成されるようになって
いる。
【0004】この場合、前記背面紙5は、全体として矩
形状をなすと共に、その中央部に予め矩形状の凹部5a
が成形されている。そして、この背面紙5は、その外周
辺部が前記ガスケット取付用サッシ4のフランジ部4a
の外面に宛がわれ、ホットメルト7によりシールされた
状態で位置決め固定されるようになっている。このよう
に構成された外殻体6は、図示しない発泡治具内に収容
され、この状態で背面紙5の凹部5a内に形成された注
入口5bからウレタン原液が注入され、その原液が発
泡,硬化することにより、内部にウレタンフォーム8が
充填されるのである。尚、ウレタンフォーム8の充填
後、背面紙5に重なるようにして図示しない扉内板が取
付けられるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のものでは、ホットメルト7を用いて背面紙5をガス
ケット取付用サッシ4に接着するようにしているため、
ホットメルト7の面倒な塗布作業が必要となり、生産性
に劣ると共にコスト高となる不具合があった。また、ホ
ットメルト7が漏れて、扉自体を汚したり発泡治具を汚
したりする虞もあった。
【0006】そして、従来では、図示しない成形型によ
り、平板な紙材を絞り加工して予め凹部5aを有する背
面紙5を得るようにしていたので、工程が多くなると共
に、そのための専用の成形型などの設備も必要となって
おり、やはり、生産性に劣ると共にコスト高となってい
た。
【0007】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、製造工程の簡単化を図ることができて
安価に済ませることができる貯蔵庫の扉を提供するにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の貯蔵庫の扉は、
裏面側が開放した薄形箱状をなす扉主板部と、この扉主
板部の裏面側内周縁部に設けられ内側に延出するフラン
ジ部を有するガスケット取付用サッシと、前記扉主板部
の裏面部を塞ぐように前記ガスケット取付用サッシに宛
がわれる背面紙とを備えてなる外殻体内に、現場発泡方
式により発泡断熱材を充填して構成されるものであっ
て、前記背面紙を、その外周部のコーナー部分に形成さ
れた切込部によって前記ガスケット取付用サッシを表裏
から挟むようにして位置決めするように構成すると共
に、その背面紙の中央部に、前記発泡断熱材の発泡時に
押さえ付けられる発泡治具により凹部を成形するように
構成したところに特徴を有する。
【0009】この場合、背面紙を、その四辺部がガスケ
ット取付用サッシの内面側に位置されるように設けるよ
うにすれば効果的である。また、外殻体内に、扉主板部
と背面紙との空隙を確保するための変形可能なスペーサ
を設けるようにすることもできる。さらには、ガスケッ
ト取付用サッシを、扉主板部の裏面の各辺部に沿って設
けられる分割体を額縁状に組合わせて構成すると共に、
背面紙の角部を、前記分割体の突合わせ部分の外面を覆
うように位置させるようにしても良い。
【0010】
【作用】本発明の貯蔵庫の扉によれば、背面紙の外周部
のコーナー部分に形成された切込部によって、背面紙は
ガスケット取付用サッシを表裏から挟むようにして位置
決めされて取付けられるので、背面紙とガスケット取付
用サッシとを接着剤等を用いて接着する必要がなくな
る。そして、発泡断熱材の発泡時に押さえ付けられる発
泡治具により、背面紙の中央部に凹部を成形するように
したので、予め別途の工程により絞り加工を行わずと
も、平板な紙材を用いて発泡断熱材の発泡の工程におい
て凹部を有する背面紙を得ることができる。
【0011】この場合、背面紙の四辺部がガスケット取
付用サッシの内面側に位置されるようにすれば、発泡断
熱材の発泡時に、その発泡圧により背面紙の四辺部がガ
スケット取付用サッシの内面に圧接するようになり、良
好なシール性が得られるようになる。
【0012】また、外殻体内に、扉主板部と背面紙との
空隙を確保するための変形可能なスペーサを設けるよう
にすれば、背面紙の剛性が低い事情があっても、扉主板
部と背面紙との間の発泡断熱材の充填空隙を確保した状
態で、発泡断熱材の原液を注入することができる。
【0013】さらには、ガスケット取付用サッシが、扉
主板部の裏面の各辺部に沿って設けられる分割体を額縁
状に組合わせて構成された場合に、背面紙の角部を、前
記分割体の突合わせ部分の外面を覆うように位置させる
ようにすれば、もし分割体の突合わせ部分に段差があっ
たとしても、発泡断熱材の発泡時に段差部分から漏れた
発泡断熱材の原液が、分割体の外面と背面紙の内面との
間において、その段差を解消するような形態で硬化する
ようになる。
【0014】
【実施例】以下、本発明を冷蔵庫の扉に適用した一実施
例について、図1乃至図4を参照して説明する。図1及
び図2は、本実施例に係る冷蔵庫の扉の主要部を、表面
(前面)側を下向きにして示すものである。この冷蔵庫
の扉は、全体として矩形薄形箱状をなす外殻体11の内
部に、発泡断熱材たるウレタンフォーム12を現場発泡
方式により充填して構成されている。
【0015】前記外殻体11は、裏面側(図で上面側)
が開放した薄形箱状をなす扉主板部13の裏面側内周縁
部に、ガスケット取付用サッシ14を嵌込み固定し、そ
の背面開口部を背面紙15により塞いで構成されてい
る。このうち前記扉主板部13は、扉の前面及び上下の
両面部を構成する鋼板製の外板16の左右両辺部に例え
ばプラスチック製のキャップ17,17を取付けて構成
されている。
【0016】また、前記ガスケット取付用サッシ14
は、プラスチック材料よりなり、図3及び図4にも示す
ように、図示しないガスケットが取付けられる取付溝1
8が設けられていると共に、内側に延出するようなフラ
ンジ部19を有して構成されている。このガスケット取
付用サッシ14は、全体として矩形枠状をなしているの
であるが、本実施例では、その各コーナー部を45度の
角度で切断した如き4個の分割体14a,14b,14
c,14dを、いわゆる額縁状に組合わせて構成されて
いる。
【0017】そして、前記背面紙15は、例えばクラフ
ト紙等の比較的硬質な紙材よりなり、全体として前記扉
主板部13よりも一回り小さい矩形状をなし、その中央
部位には矩形状の凹部15aが形成されていると共に、
その凹部15aの中央に位置して注入口15bが形成さ
れている。この背面紙15は、図3及び図4に示すよう
な平板な原紙20が、後述するようにウレタンフォーム
12の発泡工程において、凹部15aを有する所要形状
に成形されるようになっている。
【0018】さて、前記背面紙15(原紙20)は、前
記ガスケット取付用サッシ14のフランジ部19に宛が
われるようにして設けられるのであるが、本実施例にお
いては、背面紙15は、ホットメルト等の接着によらず
に、ガスケット取付用サッシ14に位置決めされて取付
けられるようになっている。
【0019】即ち、図3及び図4にも示すように、背面
紙15(原紙20)のコーナー部分には、切込部21が
形成されている。この場合、切込部21は、背面紙15
(原紙20)の四辺の各々両端部に位置して、縁部から
直角に内側に延びて計8個が形成されている。そして、
図1に示すように、この切込部21によって、背面紙1
5(原紙20)の四辺部が、ガスケット取付用サッシ1
4のフランジ部19の内面側に位置され、背面紙15
(原紙20)の角部が、フランジ部19の外面側に位置
され、もって、背面紙15(原紙20)は、フランジ部
19を表裏から挟むようにして位置決めされているので
ある。
【0020】なお、図3及び図4に示すように、上記外
殻体11内には、扉主板部13と背面紙15(原紙2
0)との空隙を確保するための棒状のスペーサ22が、
前記注入口15bからややずれた位置に設けられてい
る。このスペーサ22は、例えば発泡スチロールからな
り、当初は前記外殻体11の厚みにほぼ等しい長さ寸法
を有しているが、外力を受けることにより容易に圧縮変
形するようになっている。このスペーサ22は、発泡の
工程においてウレタンフォーム12内に埋没するように
なっている。
【0021】次に、上記構成の冷蔵庫の扉の製造手順に
ついて述べる。まず、鋼板を折曲げ加工した外板16
に、キャップ17,17を取付けて扉主板部13を構成
し、この扉主板部13に4個の分割体14a,14b,
14c,14dからなるガスケット取付用サッシ14を
取付け、さらに、背面紙15の原紙20を位置決め取付
けして外殻体11を構成する。
【0022】このとき、図3に示すように、原紙20
は、平板な紙材を所定の大きさの矩形状に裁断してなる
と共に、切込部21及び注入口15bが予め形成され、
上述のように、ガスケット取付用サッシ14のフランジ
部19を挟むようにして取付けられる。また、前記スペ
ーサ22は、この原紙20の内面に予め接着して設けら
れており、以て、このスペーサ22の端部が扉主板部1
3の内面に接して空隙が確保されるようになる。
【0023】そして、このようにして得られた外殻体1
1を、図4に示す発泡治具23に収容してウレタンフォ
ーム12の充填作業を行う。この発泡治具23は、上型
24と下型25とを備えてなり、両型24,25の型締
め状態で、内部に外殻体11の外形に相当するキャビテ
ィが形成されるようになっている。従って、前記上型2
4は、最終形態の背面紙15の凹部15aに相当する凸
部24aを有して構成されている。
【0024】このウレタンフォーム12の充填作業は、
外殻体11の注入口15bから所要量のウレタン原液が
注入されて外殻体11内において発泡,硬化することに
より行われる。ウレタンフォーム12の発泡時において
は、外殻体11には多大な発泡圧が内面から作用するこ
とになるが、発泡治具23によりその発泡圧が受けられ
る。また、ウレタン原液の注入時においては、背面紙1
5(原紙20)の剛性が低い事情があっても、スペーサ
22によって、扉主板部13と背面紙15との間の充填
空隙を確保されるようになる。さらには、スペーサ22
は、注入されたウレタン原液を分流させ、外殻体11の
隅部にまでも十分に行き渡らせる作用も呈する。
【0025】そして、このとき、前記背面紙15(原紙
20)は、上面から上型24の凸部24aに押え付けら
れると共に、下面からウレタンフォーム12の発泡圧を
受けるようになり、以て、上型24の内面(凸部24
a)に倣って変形するようになる。これにより、ウレタ
ンフォーム12の発泡時において、平板状であった原紙
20が、図1及び図2に示すような凹部15aを有する
形状の背面紙15となるのである。尚、前記スペーサ2
2は、上型24の凸部24aによって圧縮変形されるよ
うになる。
【0026】また、このウレタンフォーム12の発泡時
においては、背面紙15の四辺部がガスケット取付用サ
ッシ14のフランジ部19の内面側に位置されているの
で、発泡圧により背面紙15の四辺部がフランジ部19
の内面に圧接するようになり、両者が接着されていない
事情があっても、良好なシール性が得られ、ウレタン原
液の漏れを効果的に防止することができる。
【0027】さらには、背面紙15の角部が、ガスケッ
ト取付用サッシ14を構成する分割体14a〜14dの
突合わせ部分の外面を覆っているので、もし分割体14
a〜14dの突合わせ部分に段差が生じていた場合で
も、その段差部分から漏れたウレタン原液が、分割体1
4a〜14dの外面と背面紙15の内面との間におい
て、その段差を解消するような形態で硬化するようにな
るのである。
【0028】尚、ウレタンフォーム12が硬化すると、
外殻体11は発泡治具23から脱型され、その後、背面
紙15及びフランジ部19に重なるようにして図示しな
いプラスチック製の内板が取付けられる。このとき、上
述のように、フランジ部19の分割体14a〜14dの
突合わせ部分に段差が生じていた場合でも、漏れたウレ
タンフォーム12によりその段差が解消されるようにな
るので、内板の内面側に隙間ができることがなく、露付
き等を未然に防止することができる。
【0029】このように本実施例によれば、背面紙15
(原紙20)をガスケット取付用サッシ14に挟み込む
ようにして位置決めするようにしたので、従来のような
ホットメルト7を用いて背面紙5をガスケット取付用サ
ッシ4に接着していたものと異なり、ホットメルト7の
面倒な塗布作業が不要となって位置決めが容易となり、
生産性が向上してコストダウンを図ることができる。ま
た、ホットメルト7の漏れに起因する扉や発泡治具の汚
れもなくなる。
【0030】そして、発泡治具23により背面紙15の
凹部15aを形成するようにしたので、成形型により平
板な紙材を絞り加工して予め凹部5aを有する背面紙5
を得るようにしていた従来と異なり、予め凹部15aを
形成しておくことが不要となり、平板状の原紙20を用
いて外殻体11の組付けを行うことができ、工程を少な
く済ませることができると共に、成形型などの設備も不
要となり、生産性が向上してコストダウンを図ることが
できる。この結果、本実施例によれば、従来のものに比
べて、製造工程の簡単化を図ることができ、大幅なコス
トダウンを図ることができるものである。
【0031】しかも、特に本実施例では、背面紙15の
四辺部をフランジ部19の内面側に位置させると共に、
背面紙15の角部を分割体14a〜14dの突合わせ部
分の外面に位置させ、また、変形可能なスペーサ22を
設けるといった工夫を施したので、良好なシール性が得
られると共に、分割体14a〜14dの突合わせ部分の
段差の解消を図り得、また、扉主板部13と背面紙15
との間の充填空隙を確保することができる等の利点が得
られるものである。
【0032】尚、本発明は上記実施例に限定されるもの
ではなく、例えば背面紙の切込部の位置や個数、ガスケ
ット取付用サッシを挟む際の形態等は種々の変形が可能
であり、また、ガスケット取付用サッシを一体物として
構成することもでき、さらには、スペーサについても、
必ずしも設けなくとも良く、あるいは複数個設けるよう
にしても良いなど、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更
して実施し得るものである。
【0033】
【発明の効果】以上の説明にて明らかなように、本発明
の貯蔵庫の扉によれば、外殻体内に現場発泡方式により
発泡断熱材を充填して構成されるものにあって、背面紙
を、その外周部のコーナー部分に形成された切込部によ
ってガスケット取付用サッシを表裏から挟むようにして
位置決めするように構成すると共に、その背面紙の中央
部に、発泡断熱材の発泡時に押さえ付けられる発泡治具
により凹部を成形するように構成したので、製造工程の
簡単化を図ることができて安価に済ませることができる
という優れた実用的効果を奏する。
【0034】この場合、背面紙を、その四辺部がガスケ
ット取付用サッシの内面側に位置されるように設けるよ
うにすれば、背面紙とガスケット取付用サッシとの間の
良好なシール性が得られ、また、外殻体内に、扉主板部
と背面紙との空隙を確保するための変形可能なスペーサ
を設けるようにすれば、背面紙が剛性が低い事情があっ
ても充填空隙を確保することができ、さらには、ガスケ
ット取付用サッシを分割体を額縁状に組合わせて構成す
ると共に、背面紙の角部を分割体の突合わせ部分の外面
を覆うように位置させるようにすれば、分割体の突合わ
せ部分に段差がある場合でもその段差の解消を図ること
ができるといった利点を併せて得ることができるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すもので、扉の平面図
【図2】扉の縦断正面図
【図3】外殻体の分解斜視図
【図4】ウレタンフォームの発泡時の様子を示す縦断正
面図
【図5】従来例を示す扉の斜視図
【図6】図2相当図
【図7】図3相当図
【符号の説明】
図面中、11は外殻体、12はウレタンフォーム(発泡
断熱材)、13は扉主板部、14はガスケット取付用サ
ッシ、14a〜14dは分割体、15は背面紙、15a
は凹部、15bは注入口、19はフランジ部、20は原
紙、21は切込部、22はスペーサ、23は発泡治具、
24aは凸部を示す。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 裏面側が開放した薄形箱状をなす扉主板
    部と、この扉主板部の裏面側内周縁部に設けられ内側に
    延出するフランジ部を有するガスケット取付用サッシ
    と、前記扉主板部の裏面部を塞ぐように前記ガスケット
    取付用サッシに宛がわれる背面紙とを備えてなる外殻体
    内に、現場発泡方式により発泡断熱材を充填して構成さ
    れるものにおいて、 前記背面紙は、その外周部のコーナー部分に形成された
    切込部によって前記ガスケット取付用サッシを表裏から
    挟むようにして位置決めされると共に、その中央部に前
    記発泡断熱材の発泡時に押さえ付けられる発泡治具によ
    り凹部が成形されていることを特徴とする貯蔵庫の扉。
  2. 【請求項2】 背面紙は、その四辺部がガスケット取付
    用サッシの内面側に位置されていることを特徴とする請
    求項1記載の貯蔵庫の扉。
  3. 【請求項3】 外殻体内には、扉主板部と背面紙との空
    隙を確保するための変形可能なスペーサが設けられてい
    ることを特徴とする請求項1または2記載の貯蔵庫の
    扉。
  4. 【請求項4】 ガスケット取付用サッシは、扉主板部の
    裏面の各辺部に沿って設けられる分割体を額縁状に組合
    わせて構成されており、背面紙の角部は、前記分割体の
    突合わせ部分の外面を覆うように位置されていることを
    特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の貯蔵庫の
    扉。
JP21418693A 1993-08-30 1993-08-30 貯蔵庫の扉 Pending JPH0763470A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102980343A (zh) * 2012-12-28 2013-03-20 合肥美的荣事达电冰箱有限公司 冰箱
JP2015068511A (ja) * 2013-09-26 2015-04-13 三菱電機株式会社 冷蔵庫
JP2016169928A (ja) * 2015-03-16 2016-09-23 三菱電機株式会社 冷蔵庫の断熱扉及びその製造方法
JPWO2020240931A1 (ja) * 2019-05-30 2020-12-03

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