JPH0760060B2 - 断熱箱体 - Google Patents

断熱箱体

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Publication number
JPH0760060B2
JPH0760060B2 JP4258363A JP25836392A JPH0760060B2 JP H0760060 B2 JPH0760060 B2 JP H0760060B2 JP 4258363 A JP4258363 A JP 4258363A JP 25836392 A JP25836392 A JP 25836392A JP H0760060 B2 JPH0760060 B2 JP H0760060B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
box
gap
decorative frame
heat insulating
boxes
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP4258363A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05306882A (ja
Inventor
良治 関根
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2400/00General features of, or devices for refrigerators, cold rooms, ice-boxes, or for cooling or freezing apparatus not covered by any other subclass
    • F25D2400/18Aesthetic features

Landscapes

  • Refrigerator Housings (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内外両箱間に断熱材を
有する断熱箱体に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明に先行する従来技術として、実開
昭54−129851号公報(F25D 23/06)
には、内箱と、外箱と、この両箱間に充填される断熱材
とにより本体を構成し、前面開口部に縦及び横仕切体を
配設して該開口部を複数に区画してなる冷蔵庫におい
て、前記両仕切体の対向面に両端に切欠部を有する化粧
枠を設け、この化粧枠の端面に圧接する弾性片を有する
湾曲部と、化粧枠の切欠部に係合する係合片を有する両
側部とよりなるコ−ナ−部材を両仕切体の角部及び縦又
は横仕切体と内箱とを角部に設けたことを特徴とする冷
蔵庫の構成が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、上述した技
術は断熱材を発泡充填するものであるが、コーナー部の
からの発泡洩れに対して何の対策もされていないもので
ある。このため、発泡時には、空気及びガス抜きはでき
るものの、発泡もれの防止ができないものであった。
【0004】本発明はこの欠点に鑑みてなされたもの
で、発泡洩れを防止すると共に、空気抜きも同時に行え
ることを目的とした断熱箱体を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の手段として、断熱箱体の開口部を構成するため内側に
曲折した前壁を有する外箱と、該外箱の前壁と間隔を存
して曲折された部分を有する内箱と、前記内箱と外箱よ
って形成された角部と、前壁と折曲部分上に設けられた
化粧枠と、前記角部において前記化粧枠間に形成された
隙間と、該隙間における前記前壁と折曲部分上に設けら
れた軟質発泡樹脂等からなる通気性部材と、該通気性部
材の上或るいは下又は上下両方に設けられた連結板と、
該連結板を被覆するためのコ−ナ−カバ−とを備えてな
る断熱箱体を提供するものである。
【0006】
【作用】内外両箱のいずれか一方に空気抜き用の穴を設
ける必要がなく、各化粧枠の取付けと同時に形成される
隙間から空気を抜くことができ、しかもこの隙間は開口
部の各角部に位置するため均一に空気抜きを図ることが
できる。更に、通気性部材によって隙間への発泡断熱材
の洩れを防止することができる。また、発泡後各隙間を
コ−ナ−カバ−でもって被覆することができると共に、
万一隙間から発泡断熱材が洩れたとしても後処理をする
必要がない。また、連結板にて化粧枠の移動を規制する
作用も有する。
【0007】
【実施例】以下図面に基づいて本発明の一実施例を説明
すると、図1及び図2に示す1は前面に図示しない断熱
扉にて閉塞される開口部を形成してなる冷蔵庫等の断熱
箱体で、前面開口な金属製内箱2と、この内箱2を内設
する前面開口な金属製外箱3と、この内外両箱を接続し
前記開口部を画成する四枚の樹脂製化粧枠4と、前記両
箱を所定間隔に維持する適数個の断熱性間隔子5aと、
前記両箱間に発泡充填される硬質ポリウレタン等の発泡
断熱材5とにより構成されるものである。6は前記外箱
の前壁3aの適所に図示しないヒンジを取り付けるため
に形成された複数の孔、7は開口部を複数区画に仕切る
図示しない縦及び横仕切体を取り付けるために各化粧枠
4に形成された複数の孔、8は前記各化粧枠の相燐接す
る端縁を被覆するために開口部の四角に配設された四個
の樹脂製コ−ナ−カバ−、9は前記断熱発泡断熱材の原
液を注入するために外箱3の底壁に形成された注入孔、
10はこの注入孔を閉塞するキャップ体である。
【0008】次に図3乃至図6により断熱箱体1の組立
及び発泡について説明する。図3に示す如く内箱2は開
口端縁を外方に階段状に折曲して発泡ポリエチレン等か
らなる弾性シ−ル部材11を内面に貼着する第1段部2
aと、内面が各化粧枠4の庫内側端面の接する停止部2
cとを形成、又外箱3は開口端縁となる前壁3aの内周
端を内側に折曲してコ字状をなす収納壁3bと、この収
納壁に画成され発泡ポリエチレン等からなる弾性シ−ル
部材12を収納する溝13とを形成している。
【0009】前記外箱は開口を上面として設置され、又
内箱2は開口を上面として外箱3内に挿入されその開口
端縁が前記外箱3の開口端縁と離間するよう前記断熱性
間隔子5a上に設置される。図4に示す14は軟質発泡
樹脂例えばモルトプレン等からなる通気性部材で、両箱
2、3の両端縁四角に跨ってL字形に配設され、外面両
箱端は接着剤により内外両箱2、3の両シ−ル部材1
1、12に貼着される。
【0010】図5に示す如く各化粧枠4はシ−ル部材1
1、第2段部2b及び停止部2cに接する本体部4´
と、この本体部4´から外側に延び第1段部2aの外面
に接する挟持部分がくの字形をなし、本体部と共に第1
段部2a及びシ−ル部材11を挾着する弾性挟持片4a
と、溝13に挿入され収納壁3b内壁に接してシ−ル部
材12を押圧変形する楔形の差込部4bを、収納壁3b
端面に接し前記差込部4bの挿入を規制する張出部4c
とを一体形成すると共に、両端縁近傍の挟持片4a、張
出部4cとを切欠した切欠部15を形成している。
【0011】16は四枚の化粧枠4を相互に連結接続す
るL字形の金属製連結板で、外面には庫内側部分を除き
稍大きめの補助通気性部材17が貼着されており、その
一端は直交して配設される各化粧枠4の一方の一端切欠
部15に予じめネジ18止めされ、この化粧枠4の取付
けと同時に開口部の各角に配設される。この連結板の配
設によりその庫内側部分は通気性部材14に接してこの
通気性部材14及びシ−ル部材11を押圧変形し、又庫
外側部分の端面は前壁3a前面より間隔を存して後方に
位置し、更に通気性部材14に接する補助通気性部材1
7は化粧枠4の取付け状態に応じて通気性部材と共に押
圧変形される。又、この連結板の他端は直交する他方の
化粧枠4を取付けた後、この化粧枠4の一端切欠部15
に接してネジ19止めされ、互いに直交する各化粧枠4
は開口部の各角において端縁を離間した状態で相互に接
続される。
【0012】20は直交する前壁3a端縁と、同じく直
交する連結板16の庫外側端面と、同じく直交する各化
粧枠4の端縁とにより画成されるL字形の隙間で、各角
4ケ所に形成され、この隙間に通気性部材14及び補助
通気性部材17の一部が露呈する。内外両箱2、3は上
述した各化粧枠4の取付けにより気密的に相互に接続さ
れ、又各化粧枠4は各連結板16及び各補助通気性部材
17により気密的に相互に接続される。
【0013】かかる組立ての終了後、内外両箱2、3を
周知の治具により固定し、注入孔9から発泡原液を両箱
間内に注入する。発泡原液は化学変化により徐々に発泡
して成長し、両箱2、3間の空気及びフロンガスを通気
性部材14及び補助通気性部材17を通して隙間20か
ら外部に追い出し、これに伴い両箱間に発泡充填され、
固化して発泡断熱材5となり、且つその一部は通気性部
材14及び補助通気性部材17い含浸されたまま固化す
る。
【0014】発泡断熱材5の固化後、治具を取外し図6
に示す如くコ−ナ−カバ−8を開口部の各角に取付け連
結板16及び隙間20を被覆することにより、断熱箱体
1の製造は完了する。かかる製造方法によれば、開口を
上面として設置した内外両箱2、3の両開口端縁を離間
し、この両端縁各角に軟質発泡樹脂等からなる通気性部
材14を跨って配設した後、互いに直交して内外両箱
2、3を接続する各化粧枠4の両端にて通気性部材14
の一部を覆い且つ端縁間に隙間20を形成し、両箱間内
に発泡原液を注入して通気性部材14及び隙間20から
両箱間内の空気及びガスを抜くため、両箱2、3の接続
時に各化粧枠4の取付け位置に多少のずれが生じたとし
ても、その端面は通気性部材14に接しており、隙間2
0の寸法が増減する丈で取付け位置を修正しなくともよ
く、両箱2、3の接続作業を迅速に行うことができ、又
内外両箱のいずれか一方に空気抜き用の穴を設ける必要
がなく、各化粧枠の取付けと同時に形成される隙間から
空気を抜くことができ、しかもこの隙間は開口部の各角
に位置するため均一に空気抜きを図ることができる。更
に、通気性部材によって隙間への発泡断熱材の洩れを防
止することができる。また、発泡後各隙間をコ−ナ−カ
バ−のでもって被覆することができると共に、万一隙間
から発泡断熱材が洩れたとしても後処理をする必要がな
い。
【0015】以上の如く本発明は、内外両箱の接続と同
時に空気及びガス抜き孔となる隙間を形成できると共
に、各化粧枠の取付けが簡便となり、両箱の接続作業を
迅速に行うことができ、しかも隙間からの発泡洩れを防
止しつつ均一な空気及びガス抜きを図ることができ、又
発泡後隙間と同時に各化粧枠の端縁を被覆して意匠効果
の向上を図ることができる。
【0016】
【発明の効果】本発明は、内外両箱の接続と同時に空気
及びガス抜き孔となる隙間を形成できると共に、各化粧
枠の取付けが簡便となり、両箱の接続作業を迅速に行う
ことができ、しかも隙間からの発泡洩れを防止しつつ均
一な空気及びガス抜きを図ることができ、又発泡後隙間
と同時に各化粧枠の端縁を被覆して意匠効果の向上を図
ることができる。さらに、化粧枠の移動も連結板にて規
制することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具備した断熱箱体の斜視図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】内外両箱の発泡工程の要部説明図である。
【図4】内外両箱の発泡工程の要部説明図である。
【図5】内外両箱の発泡工程の要部説明図である。
【図6】内外両箱の発泡工程の要部説明図である。
【符号の説明】
2 内箱 3 外箱 4 化粧枠 5 発泡断熱材 8 コ−ナ−カバ− 14 通気性部材 20 隙間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29L 22:00

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断熱箱体の開口部を構成するため内側に
    曲折した前壁を有する外箱と、該外箱の前壁と間隔を存
    して曲折された部分を有する内箱と、前記内箱と外箱よ
    って形成された角部と、前壁と折曲部分上に設けられた
    化粧枠と、前記角部において前記化粧枠間に形成された
    隙間と、該隙間における前記前壁と折曲部分上に設けら
    れた軟質発泡樹脂等からなる通気性部材と、該通気性部
    材の上或るいは下又は上下両方に設けられた連結板と、
    該連結板を被覆するためのコ−ナ−カバ−とを備えたこ
    とを特徴とする断熱箱体。
JP4258363A 1992-09-28 1992-09-28 断熱箱体 Expired - Lifetime JPH0760060B2 (ja)

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JP4258363A JPH0760060B2 (ja) 1992-09-28 1992-09-28 断熱箱体

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JP55180936A Division JPS57103827A (en) 1980-12-19 1980-12-19 Manufacture of thermally insulated box

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JPH05306882A JPH05306882A (ja) 1993-11-19
JPH0760060B2 true JPH0760060B2 (ja) 1995-06-28

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CN115993035A (zh) * 2023-03-22 2023-04-21 合肥美的电冰箱有限公司 制冷设备的箱体及制冷设备

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JPH05306882A (ja) 1993-11-19

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