JP3364561B2 - 冷蔵庫の扉 - Google Patents

冷蔵庫の扉

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D23/00General constructional features
    • F25D23/08Parts formed wholly or mainly of plastics materials
    • F25D23/082Strips
    • F25D23/087Sealing strips

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、冷蔵庫の扉の構造
に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来の冷蔵庫の扉は、特開平3−916
83号公報に開示される如く、上キャップ、下キャップ
をドアプレートにはめ込み、その裏面にドアサッシを取
り付けドアバックにより箱体を形成し、その内部に断熱
材を充填したものであった。 【0003】上記のような従来の冷蔵庫の扉は図6に示
すように構成するものであり、図6において、11は上
キャップ、12は下キャップ、13は冷蔵庫の扉の外面
を構成するドアプレートである。そして、上キャップ1
1は上から、下キャップ12は下からドアプレート13
にはめ込まれて一体化される。そして、14は上下、左
右の4個からなるドアサッシ、15は冷蔵庫の扉の内面
となるドアバックで、ドアプレート13の裏面に位置
し、上キャップ11、下キャップ12、ドアプレート1
3、ドアサッシ14、ドアバック15により箱体を構成
し、該箱体の内部の空間に発泡断熱材を充填して冷蔵庫
の扉が構成される。 【0004】そして、7はパッキンで、ドアサッシ14
に形成された図示しない挿入溝に挿入され冷蔵庫内の冷
気漏れを防ぐ。また、16はガードでドアバック15に
はめ込まれ小物のストッカーを形成する。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】従来の冷蔵庫の扉は上
記のように構成するものであるため、上キャップ、下キ
ャップをドアプレートにはめ込み断熱材にて一体とし、
その後、ドアバックをビス等で固着させ、パッキンをド
アサッシに挿入し、ドアバックをガードにはめ込むた
め、部品点数も多く、また、上キャップとドアプレー
ト、下キャップとドアプレート、ドアサッシとドアプレ
ートのそれぞれの接合部に、発泡断熱材が漏れないよう
にするためのシールが必要となり、組立工数も多くな
り、結果としてコストが割高になっていた。 【0006】本発明は、部品点数、及び、シールの必要
な箇所を削減することのできる冷蔵庫の扉を提供するこ
とを目的としている。 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明の冷蔵庫の扉は上
記目的を達成するために、矩形状の前面板と該前面板の
外周を囲む枠体とを一体成形してなる扉本体と、該扉本
体の背面を覆うドアバックと、該扉本体と該ドアバック
とから形成する箱体内に充填する発泡断熱材とからなる
冷蔵庫の扉において、上記扉本体と一体に形成し、か
つ、上記ドアバックの縁部に隙間なく連続的に当接する
シール用リブを備えると共に、上記シール用リブと、上
記ドアバックとの間にシール材を配設し、上記シール材
の当接面にリップを設けるものである。 【0008】 【0009】 【0010】 【0011】 【発明の実施の形態】本発明の冷蔵庫の扉の各実施形態
を、図1乃至図5を参照して以下に説明する。 【0012】本発明の冷蔵庫の扉の第1の実施形態は、
図1乃至図3に示すように構成するものであり、図1に
おいて、1は冷蔵庫の扉の外表面となる扉本体、2は扉
本体1の前面部を構成する矩形状の前面板、3a,3a
は扉本体1の左右の側面を構成する横枠体、3bは扉本
体1の下面を構成する下枠体、3cは扉本体1の上面を
構成する上枠体、5は冷蔵庫の扉の背面を構成するドア
バックである。なお、扉本体1は、なだらかに湾曲した
矩形状の前面板の外周全面にわたって枠体を一体に成形
したものである。そして、扉本体1とドアバック5とか
ら箱体を構成し、該箱体内部の空間に発泡断熱材を充填
して、冷蔵庫の扉を構成する。 【0013】図2は図1の冷蔵庫の扉を組立た状態の扉
本体1の横枠体の断面図であり、図2において、2は扉
本体1の前面板、3aは扉本体1の横側面を構成する横
枠体、4は横枠体3aと一定の距離をとって連続して平
行に扉本体1の内部に一体に成形したシール用リブ、4
aは所定の間隔で設け横枠体3aの側面とシール用リブ
4の側面とを接続してシール用リブ4の変形を防ぐ補強
部である。また、6はドアバック5の外周部に連続的に
形成するパッキン挿入溝であり、パッキン7をパッキン
挿入溝6に挿入し、接着、圧入等でパッキン7の脱落を
防止して固定する。すなわち、扉本体1の側面は、前面
板2、枠体3a、シール用リブ4、補強部4aから構成
し、シール用リブ4の末端部4bにドアバック5の外周
面5aを乗せて、発泡断熱材を充填することにより一体
化する。 【0014】図3は図1の冷蔵庫の扉を組み立た状態の
扉本体1の下枠体の断面図であり、図3において、2は
扉本体1の前面板、3bは扉本体1の下面を構成する下
枠体、40は下枠体3bの末端部(ドアバック5側)近
傍から内面に向かって直角に突出形成した支え壁であ
り、支え壁40の表面がドアバック5の外周面5aと当
接してドアバック5を支える。さらに、10は、下枠体
3bから内面側に突出形成した補強用リブ、10aは補
強材であり、支え壁40と補強用リブ10、および、補
強用リブ10と補強用リブ10、補強用リブ10と前面
板2との間を接続して補強する補強材である。なお、支
え壁40の替わりに図2に示すシール用リブ4を設けて
もよい。また、図示しないが、扉本体1の上枠体3cの
構造も図3に示した下枠体3bと同一の構造をとる。 【0015】しかしながら、扉本体1を下に置き、その
上にドアバック5を乗せるとシール用リブ4の支えのみ
では、ドアバック5が下に撓み、位置がずれたり、シー
ル不良が生じたりする原因となる。以下に述べる第2の
実施形態は、これを防止するものである。 【0016】本発明の冷蔵庫の扉の第2の実施形態は、
図4に示すように構成するものであり、図4において、
8はシール用リブ4と一定の距離をとって平行に扉本体
1の内部に一体に成形したドアバックの支えリブであ
り、支えリブ8は断続的に設けることにより、シール用
リブ4の近傍まで、充填時に発泡断熱材が入り込む。ま
た、8aは所定の間隔で設けシール用リブ4の側面とド
アバック支えリブ8の側面とを接続してドアバック支え
リブ8の変形を防ぐ補強部である。 【0017】さらに、9は湾曲形成した扉本体1の横枠
体で、図中の2点鎖線で示している。このように、横枠
体9を形成することによりシール用リブ4の立ち上がり
の長さを短くすることができ、シール用リブ4が変形し
にくくなる。すなわち、扉本体1の枠体3aを斜めに
し、シール用リブ4を短くすることにより、成形性を向
上でき、シール用リブ4の強度を高めることができる。
なお、シール用リブ4は、短いほど、成形性、金型強度
面で有利で扉本体1の横枠体3aの一部または全部を斜
めにしてもよい。 【0018】本発明の冷蔵庫の扉の第3の実施形態は、
図5に示すように構成するものであり、図5において、
10はシール用リブ4の末端部4bに連続的に配設する
軟質ビニール等の弾性部材からなるシール材で、ドアバ
ック5の外周面5aとシール用リブ4の末端部4bとは
シール材10を介して接続する。なお、シール材10の
当接面には、ドアバック5とシール用リブ4との当接方
向の位置関係のばらつきをカバーするために、リップ1
0aを設けている。そして、シール用リブ4の末端部4
bにドアバック5の外周面5aを乗せて、発泡断熱材を
充填することにより一体化する。 【0019】 【発明の効果】本発明の冷蔵庫の扉は上記構成であるか
、部品点数、組立工数、シール数が少なくなり、製造
コストを削減できる。また、扉本体の前面板と枠体との
間に継ぎ目がなくなるため、高品位な冷蔵庫の扉を得る
ことができる。部品点数および組立工数の削減、組立ば
らつきを無くすことによる寸法の安定化、また、デザイ
ン的に部品の合わせ目のない、一体感のある自然な曲面
を持つ完成度の向上がはかれる。 【0020】また、断熱材を発泡させる場合に、ドアバ
ックの撓みを防止し、より安定よくドアバックを支える
ため、位置ずれ、撓み等による扉本体とドアバックとの
間のシール不良を防止することができる。 【0021】さらに、扉本体の成形性を向上でき、シー
ル用リブの強度を高めることができる。 【0022】そして、扉本体とドアバックとの間の当接
状態のばらつきをシール材にてカバーすることができる
ため、シール性が向上し、扉本体とドアバックとの間
ら発泡断熱材が漏れることがない。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の冷蔵庫の扉の第1の実施形態を示す分
解斜視図である。 【図2】図1の側面の要部断面図である。 【図3】図1の下面の要部断面図である。 【図4】本発明の冷蔵庫の扉の第2の実施形態の側面の
要部断面図である。 【図5】本発明の冷蔵庫の扉の第3の実施形態の側面の
要部断面図である。 【図6】従来の冷蔵庫を示す分解斜視図である。 【符号の説明】 1 扉本体 2 前面板 3a 横枠体 3b 縦枠体 4 シール用リブ 5 ドアバック 6 パッキン挿入溝 7 パッキン 8 ドアバック支えリブ 9 枠体 10 シール材

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 矩形状の前面板と該前面板の外周を囲む
    枠体とを一体成形してなる扉本体と、該扉本体の背面を
    覆うドアバックと、該扉本体と該ドアバックとから形成
    する箱体内に充填する発泡断熱材とからなる冷蔵庫の扉
    において、 上記扉本体と一体に形成し、かつ、上記ドアバックの縁
    部に隙間なく連続的に当接するシール用リブを備えると
    共に、上記シール用リブと、上記ドアバックとの間にシ
    ール材を配設し、上記シール材の当接面にリップを設け
    ることを特徴とする冷蔵庫の扉。
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