JPS6046351B2 - 断熱箱体 - Google Patents
断熱箱体Info
- Publication number
- JPS6046351B2 JPS6046351B2 JP10115884A JP10115884A JPS6046351B2 JP S6046351 B2 JPS6046351 B2 JP S6046351B2 JP 10115884 A JP10115884 A JP 10115884A JP 10115884 A JP10115884 A JP 10115884A JP S6046351 B2 JPS6046351 B2 JP S6046351B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- box
- spacer
- inner box
- heat insulating
- box body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Refrigerator Housings (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、硬質ウレタンフォームを内箱と外箱間に現
場一体発泡してなる断熱箱体に関するものである。
場一体発泡してなる断熱箱体に関するものである。
従来、冷凍冷蔵庫等に使用するべく冷凍室と冷蔵室の
２室を仕切る仕切壁部分を一体に形成した内箱を外箱に
組み込んで、硬質ウレタンフォームよりなる断熱材を充
填発泡した断熱箱体が提供されているが、この断熱材は
２室の仕切部にも位置するものであつた。
２室を仕切る仕切壁部分を一体に形成した内箱を外箱に
組み込んで、硬質ウレタンフォームよりなる断熱材を充
填発泡した断熱箱体が提供されているが、この断熱材は
２室の仕切部にも位置するものであつた。
この仕切部の横断面を見ると他の壁厚に対して著しく厚
くなるものであつた。その結果、発泡圧が局部的に高ま
り、この仕切部近傍の内箱及び外箱の表面がふくれて外
観が悪く。なる欠点があつた。 この欠点を改良するに
は断熱材の発泡時のアフターキユア時間を長くすればよ
いが、生産性を悪化させるものであつた。
くなるものであつた。その結果、発泡圧が局部的に高ま
り、この仕切部近傍の内箱及び外箱の表面がふくれて外
観が悪く。なる欠点があつた。 この欠点を改良するに
は断熱材の発泡時のアフターキユア時間を長くすればよ
いが、生産性を悪化させるものであつた。
また、内箱の２室の側壁間に鉄板を配設したり、仕切部
に発泡スチロール−板を介在するものもあつたが、前者
は断熱材充填時の反応熱を拡散するのに効果があるが、
逆に熱移動を助けるため２室を異なる温度に維持したい
場合難しく、後者は壁厚を薄くする点で効果があるもの
の、一体発泡と異なるため断熱性が劣るとともに発泡ス
チロール板の厚みを増さねばならないといつた一長一短
があつた。 本発明は上記点を考慮した断熱箱体を提供
することを目的とするものである。
に発泡スチロール−板を介在するものもあつたが、前者
は断熱材充填時の反応熱を拡散するのに効果があるが、
逆に熱移動を助けるため２室を異なる温度に維持したい
場合難しく、後者は壁厚を薄くする点で効果があるもの
の、一体発泡と異なるため断熱性が劣るとともに発泡ス
チロール板の厚みを増さねばならないといつた一長一短
があつた。 本発明は上記点を考慮した断熱箱体を提供
することを目的とするものである。
以下図面により本発明の一実施例を説明する。
図において、１は外箱２と内箱３及び両箱２、３間に
充填された断熱材４とよりなる断熱箱体である。この断
熱箱体の前面には上下２枚の扉が設けられている。前記
内箱３は上下に２室５、６を形成して、２室を仕切る仕
切壁部分を一体に真空成形で形成している。そして上室
５の底壁５ａと下室６の天壁６ａとの間には仕切壁とな
る間隔７が形成されている。８は上記間隔７の左右両側
面を被うように設けられた発泡スチロールよりなる一対
の間隔子で、前記間隔７内に位置する挿入部９と２室５
、６の側壁５ｂ、６ｂと当接する立上り部１０とよりな
る略Ｔ字状に形成されている。
充填された断熱材４とよりなる断熱箱体である。この断
熱箱体の前面には上下２枚の扉が設けられている。前記
内箱３は上下に２室５、６を形成して、２室を仕切る仕
切壁部分を一体に真空成形で形成している。そして上室
５の底壁５ａと下室６の天壁６ａとの間には仕切壁とな
る間隔７が形成されている。８は上記間隔７の左右両側
面を被うように設けられた発泡スチロールよりなる一対
の間隔子で、前記間隔７内に位置する挿入部９と２室５
、６の側壁５ｂ、６ｂと当接する立上り部１０とよりな
る略Ｔ字状に形成されている。
この間隔子８は外箱２と内箱３の間隔よりも短い寸法で
間隔７内に立上り部１０を位置させている。この間隔子
８は奥行方向に延びて背面の内箱３と外箱２の間隔の途
中まで延びている。また前記間隔子８の内箱３の各室５
、６と当接する部分には多数の溝１１を形成している。
このようなものにおいて、内箱３の左右側面側よソー対
の間隔子８を間隔７を取付けた後に、外箱２に組み込み
、その後図示していないが外箱２の背面等に形成され充
填口より断熱材４を充填して断熱箱体１を形成するもの
である。
間隔７内に立上り部１０を位置させている。この間隔子
８は奥行方向に延びて背面の内箱３と外箱２の間隔の途
中まで延びている。また前記間隔子８の内箱３の各室５
、６と当接する部分には多数の溝１１を形成している。
このようなものにおいて、内箱３の左右側面側よソー対
の間隔子８を間隔７を取付けた後に、外箱２に組み込み
、その後図示していないが外箱２の背面等に形成され充
填口より断熱材４を充填して断熱箱体１を形成するもの
である。
この結果、間隔７に設けた一対の間隔子８により、間隔
７の断熱壁が分割されるので従来のように発泡圧が著し
く高まつて内箱５や外箱６が変形することがないととも
に、間隔７内に充填された断熱材の側壁方向への発泡圧
力は間隔子８にさえぎられると共に、間隔子８の立上り
部１０が挿入部９より大きいため面積比に反比例して小
さなりで側壁５ｂ，６ｂにかかるので変形を防止する。
７の断熱壁が分割されるので従来のように発泡圧が著し
く高まつて内箱５や外箱６が変形することがないととも
に、間隔７内に充填された断熱材の側壁方向への発泡圧
力は間隔子８にさえぎられると共に、間隔子８の立上り
部１０が挿入部９より大きいため面積比に反比例して小
さなりで側壁５ｂ，６ｂにかかるので変形を防止する。
本発明は上記実施例より明らかなように、２室を仕切る
仕切壁部分を一体成形した内箱を外箱に組合せてこれら
両箱間に断熱材を充填してなるものにおいて、前記内箱
の２室にまたがり、かつ側壁間及び２室間の間隔に位置
する略Ｔ字状の間隔子を奥行方向に設けるとともに、こ
の間隔子の内箱と接する面に溝を多数形成してなるもの
で、前記２室の間隔における横方向での発泡断熱材が不
連続となるため、発泡圧が下がつて外箱や内箱の変形と
いつたものがなくなるものである。また側壁部における
間隔子の部分が２室間における間隔子部分より大きくな
るように略Ｔ字状にしているので、発泡圧は間隔子の面
積比に反比例して小さなりで側壁に加わるので変形がよ
り防止できるものである。さらに間隔子の内箱に接する
面には溝を形成しており、この溝は断熱材が間隔子と内
箱のすき間から洩れ出たときに溝中に流動固化するため
、間隔子と接している部分が剥離し、ペコつくことがな
いものである。
仕切壁部分を一体成形した内箱を外箱に組合せてこれら
両箱間に断熱材を充填してなるものにおいて、前記内箱
の２室にまたがり、かつ側壁間及び２室間の間隔に位置
する略Ｔ字状の間隔子を奥行方向に設けるとともに、こ
の間隔子の内箱と接する面に溝を多数形成してなるもの
で、前記２室の間隔における横方向での発泡断熱材が不
連続となるため、発泡圧が下がつて外箱や内箱の変形と
いつたものがなくなるものである。また側壁部における
間隔子の部分が２室間における間隔子部分より大きくな
るように略Ｔ字状にしているので、発泡圧は間隔子の面
積比に反比例して小さなりで側壁に加わるので変形がよ
り防止できるものである。さらに間隔子の内箱に接する
面には溝を形成しており、この溝は断熱材が間隔子と内
箱のすき間から洩れ出たときに溝中に流動固化するため
、間隔子と接している部分が剥離し、ペコつくことがな
いものである。
第１図は本発明の一実施例における断熱箱体の一部切欠
した斜視図、第２図は第１図の扉を除去した断面図、第
３図は第２図の■−■″線の断面図である。 １・・・・・・断熱箱体、２・・・・・・外箱、３・・
・・・内箱、４・・・・断熱材、５，６・・・・・・室
、７・・・・・・間隔、８・・・・・間隔子、１１・・
・・・・溝。
した斜視図、第２図は第１図の扉を除去した断面図、第
３図は第２図の■−■″線の断面図である。 １・・・・・・断熱箱体、２・・・・・・外箱、３・・
・・・内箱、４・・・・断熱材、５，６・・・・・・室
、７・・・・・・間隔、８・・・・・間隔子、１１・・
・・・・溝。
Claims (1)
- １ ２室を仕切る仕切室部分を一体成形した内箱を外箱
に組合せてこれら両箱間に断熱材を充填してなるものに
おいて、前記仕切壁部分の左右両側面を被う一対の略Ｔ
字状の間隔子を奥行方向に設けるとともに、この間隔子
の内箱と接する面に溝を多数形成してなる断熱箱体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10115884A JPS6046351B2 (ja) | 1984-05-18 | 1984-05-18 | 断熱箱体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10115884A JPS6046351B2 (ja) | 1984-05-18 | 1984-05-18 | 断熱箱体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60282A JPS60282A (ja) | 1985-01-05 |
| JPS6046351B2 true JPS6046351B2 (ja) | 1985-10-15 |
Family
ID=14293235
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10115884A Expired JPS6046351B2 (ja) | 1984-05-18 | 1984-05-18 | 断熱箱体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6046351B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6397436A (ja) * | 1986-10-09 | 1988-04-28 | Shigeto Nashida | 車両用減速表示装置 |
| JP2012017966A (ja) * | 2009-12-18 | 2012-01-26 | Panasonic Corp | 冷蔵庫 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100437392B1 (ko) * | 2001-09-14 | 2004-06-25 | 주식회사 엘지이아이 | 냉장고 캐비넷의 발포구조 |
| DE112015006609B4 (de) | 2015-06-09 | 2021-10-21 | Mitsubishi Electric Corporation | Bilderzeugungsgerät, Bilderzeugungsverfahren und Musterlichterzeugungsgerät |
-
1984
- 1984-05-18 JP JP10115884A patent/JPS6046351B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6397436A (ja) * | 1986-10-09 | 1988-04-28 | Shigeto Nashida | 車両用減速表示装置 |
| JP2012017966A (ja) * | 2009-12-18 | 2012-01-26 | Panasonic Corp | 冷蔵庫 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60282A (ja) | 1985-01-05 |
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