JPH0725588Y2 - 断熱箱体 - Google Patents

断熱箱体

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JPH0725588Y2
JPH0725588Y2 JP1987040815U JP4081587U JPH0725588Y2 JP H0725588 Y2 JPH0725588 Y2 JP H0725588Y2 JP 1987040815 U JP1987040815 U JP 1987040815U JP 4081587 U JP4081587 U JP 4081587U JP H0725588 Y2 JPH0725588 Y2 JP H0725588Y2
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JP
Japan
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box
heat insulating
void
foam
partition wall
Prior art date
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Application number
JP1987040815U
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English (en)
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JPS63150282U (ja
Inventor
雅幸 山本
博次 高野
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Hoshizaki Electric Co Ltd
Original Assignee
Hoshizaki Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 a.産業上の利用分野 この考案は、外箱と内箱との間に発泡断熱材が充填され
た断熱箱体に関するものである。
b.従来の技術 第3図は従来の断熱箱体を示す全体斜視図、第4図は第
3図のIV−IV線に沿う矢視断面図であり、前面に開口部
1のある二個の室7を有する断熱箱体は、外箱2と、こ
の外箱2の内側に配設された第1の内箱3および第2の
内箱4と、外箱2と第1および第2の内箱3,4との間の
空隙6に充填された発泡ウレタン製の発泡断熱材5とか
ら構成されている。
通常、冷凍冷蔵庫の断熱箱体の外形寸法は、業務用冷蔵
庫業界内で慣用的に本体幅寸法1800mmを基準寸法とし
て、その5/6,2/3,1/2,1/3の1500mm,1200mm,900mm,600mm
の寸法が採用されている。そして、それにより内箱の寸
法、発泡治具のサイズが決められている。そのため、内
箱を使って二室以上を有する冷凍冷蔵庫を製造する場合
には、上記断熱箱体は、例えば基準外形寸法Aが1800mm
の外箱2内に、基準内形寸法Bが1100mmの第1の内箱3
と基準内形寸法Cが500mmの第2の内箱4とをそれぞれ
組み入れ、外箱2と第1および第2の内箱3,4との間の
空隙6に発泡断熱材5を注入、固形化して製作されてい
る。
c.考案が解決しようとする問題点 上記のように構成された従来の断熱箱体においては、外
箱2と第1,第2の内箱3,4との間の空隙6の寸法Dが50m
mであるのに対して、第1の内箱3の側壁と第2の内箱
4の側壁との間の空隙6の寸法Eが100mmと二倍の大き
さを有し、そのため液状の発泡断熱材5が固形化するに
要する時間は空隙6の寸法の一番大きな箇所に律速され
てしまい、発泡断熱材5の固形化に多くの時間を費やさ
なければならないという問題点があった。また、空隙6
の寸法が異なることから固形化後の発泡断熱材5の物性
が均一にならないという問題点もあった。
この考案は、かかる問題点を解決するためになさたもの
で、発泡断熱材の固形化に要する時間が短縮されるとと
もに、固形化後の発泡断熱材の物性が均一化される断熱
箱体を得ることを目的とする。
d.問題点を解決するための手段 この考案に係る断熱箱体は、横断面コ字状の外箱2と、
この外箱2の内側に複数個配設されて複数個の室7を形
成する横断面コ字状の内箱3,4とを備え、前記外箱2と
前記内箱3,4との間に第1の空隙部を有し、また前記室
7間の仕切壁20の内部に第2の空隙部を有する断熱箱体
において、前記第2の空隙部に前記内箱3,4の奥行き寸
法と等しい奥行き寸法を有する矩形状の断熱板10を挿入
して、前記第1の空隙部の厚み寸法と等しい厚み寸法を
有する空隙を前記仕切壁20の内部に形成し、前記第1の
空隙部と前記仕切壁20の内部の空隙とに発泡断熱材5を
充填したものである。
e.作用 この考案においては、仕切壁20の内部の第2の空隙部に
内箱3,4の奥行き寸法と等しい奥行き寸法を有する矩形
状の断熱板10を挿入して、第1の空隙部の厚み寸法と等
しい厚み寸法を有する空隙を仕切壁20の内部に形成し、
第1の空隙部と仕切壁20の内部の空隙とにそれぞれ発泡
断熱材5充填したので、各壁面とも固形化後の発泡断熱
材5の物性は均一化されるとともに、ほぼ同時間で液状
の発泡断熱材5は固形化される。
f.実施例 以下、この考案の実施例を図について説明する。第1図
はこの考案の一実施例を示す平断面図であり、第3図、
第4図と同一または相当部分は同一符号を付し、その説
明は省略する。
図において、外箱2および第1,第2の内箱3,4の寸法は
第3図、第4図のものと同一であり、第1の内箱3の側
壁と第2の内箱4の側壁との間の仕切壁20の内部の第2
の空隙部の寸法Eは、外箱2と第1、第2の内箱4の側
壁との間の第1の空隙部である空隙6の寸法Dが50mmで
あるのに対して二倍の100mmの大きさを有している。こ
の第2の空隙部には第2図に示す厚さ50mmの発泡ウレタ
ン製の断熱板10が配設されている。矩形状でかつ内箱3,
4の奥行き寸法と等しい奥行き寸法を有する断熱板10に
は複数個の穴11が形成されている。
このように構成された断熱箱体においては、各壁面での
空隙の寸法は側壁面、仕切壁面とも50mmと等しい値にな
っており、この状態で液状の発泡ウレタンからなる発泡
断熱材5を各壁面内に注入して発泡充填されて、発泡断
熱材5を固形化したので、固形化後の発泡断熱材5の物
性は均一化されるとともに、ほぼ同時間で液状の発泡断
熱材5は固形化される。また、断熱板10の穴11内にも発
泡断熱材5が入り込み、断熱板10は第1の内箱3の側壁
と第2の内箱4の側壁との間の空隙6に強固に固定され
る。
なお、上記実施例では二個の室7からなる断熱箱体につ
いて説明したが、三個以上の室7を有する断熱箱体にも
この考案を適用することができることは勿論である。ま
た、発泡断熱材5は、発泡ウレタンに限定されるもので
はない。
g.考案の効果 以上説明したように、この考案の断熱箱体は、仕切壁20
の内部の第2の空隙部に内箱3,4の奥行き寸法と等しい
奥行き寸法を有する矩形状の断熱板10を挿入して、第1
の空隙部の厚み寸法と等しい厚み寸法を有する空隙を仕
切壁20の内部に形成し、第1の空隙部と仕切壁20の内部
の空隙とにそれぞれ発泡断熱材5を充填したので、各壁
面とも固形化後の発泡断熱材5の物性が均一化され、断
熱性能が向上するという効果がある。また、液状の発泡
断熱材5は各壁面とのほぼ同じ時間で固形化されるの
で、製作能率が向上するという効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す平面図、第2図は第
1図の断熱板の斜視図、第3図は従来の断熱箱体の全体
斜視図、第4図は第3図のIV−IV線に沿う矢視断面図で
ある。 2……外箱、3……第1の内箱、4……第2の内箱、5
……発泡断熱材、6……空隙(第1の空隙部)、20……
仕切壁。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭61−89792(JP,U) 実開 昭60−155885(JP,U) 実開 昭61−6185(JP,U)

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】横断面コ字状の外箱(2)と、この外箱
    (2)の内側に複数個配設されて複数個の室(7)を形
    成する横断面コ字状の内箱(3,4)とを備え、前記外箱
    (2)と前記内箱(3,4)との間に第1の空隙部を有
    し、また前記室(7)間の仕切壁(20)の内部に第2の
    空隙部を有する断熱箱体において、前記第2の空隙部に
    前記内箱(3,4)の奥行き寸法と等しい奥行き寸法を有
    する矩形状の断熱板(10)を挿入して、前記第1の空隙
    部の厚み寸法と等しい厚み寸法を有する空隙を前記仕切
    壁(20)の内部に形成し、前記第1の空隙部と前記仕切
    壁(20)の内部の空隙とにそれぞれ発泡断熱材(5)を
    充填したことを特徴とする断熱箱体。
  2. 【請求項2】断熱板(10)には複数個の穴(11)が形成
    されている実用新案登録請求の範囲第1項記載の断熱箱
    体。
JP1987040815U 1987-03-23 1987-03-23 断熱箱体 Expired - Lifetime JPH0725588Y2 (ja)

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JP1987040815U JPH0725588Y2 (ja) 1987-03-23 1987-03-23 断熱箱体

Publications (2)

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JPS63150282U JPS63150282U (ja) 1988-10-03
JPH0725588Y2 true JPH0725588Y2 (ja) 1995-06-07

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ID=30855238

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JP1987040815U Expired - Lifetime JPH0725588Y2 (ja) 1987-03-23 1987-03-23 断熱箱体

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012067959A (ja) * 2010-09-22 2012-04-05 Hoshizaki Electric Co Ltd 断熱箱体

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4814345U (ja) * 1971-07-02 1973-02-17
JPS52138552U (ja) * 1976-04-16 1977-10-20
JPS6189792U (ja) * 1984-11-16 1986-06-11

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JP2012067959A (ja) * 2010-09-22 2012-04-05 Hoshizaki Electric Co Ltd 断熱箱体

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JPS63150282U (ja) 1988-10-03

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