JPH0413082A

JPH0413082A - 断熱箱体

Info

Publication number: JPH0413082A
Application number: JP11580090A
Authority: JP
Inventors: Toshio Kotorii; 小鳥井　敏夫
Original assignee: Matsushita Refrigeration Co
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1990-05-07
Filing date: 1990-05-07
Publication date: 1992-01-17

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、冷凍冷蔵庫等に使用される断熱箱体に関する
ものである。

（従来の技術）従来のこの種の断熱箱体について、実開昭５２−６８５
８号公報の考案を例として第６図ないし第９図により説
明する。

第６図および第７図は、従来の内箱および断熱箱体の斜
視図、第８図および第９図は断熱箱体に発泡断熱材を充
填する工程を示す正面断面図である。

第６図において、内箱は、前面板１の上下に設けた開口
部に、それぞれ冷凍室２および冷蔵室３の前方開口部を
固着したもので、上記の冷凍室２および冷蔵室３の左右
両側の隙間４に橋渡しするように平板状の補強板５を接
着テープ６および７で固定しである。第７図に移り、上
記の内箱を、前面が開口し、第８図に示すように、底面
中央に注入口８ａが設けられた外箱８に収め、その前端
を折り曲げて前面板１を固定する。

第８図に示すように、外箱８と内箱の間に形成される空
間に、底面の注入口８ａから、ノズル９を挿入し、フロ
ン等の発泡剤を含んだ発泡断熱材ｌＯを注入すると１発
泡断熱材１０は、冷蔵室３と外箱８の隙間を埋め、次に
補強板５の両脇から冷凍室２と冷蔵室３の隙間４に入り
１次に、冷凍室２と外箱８の隙間を埋めて、第９図に示
すように全空間に充填される。

なお、上記の補強板５は、冷却運転が行われ、冷凍室２
および冷蔵室３の隙間４を埋めた発泡断熱材１０が収縮
しても、第７図に示すように外箱８の両室２および３の
境界に凹みが発生するのを防止していた。

（発明が解決しようとする課題）しかしながら、上記の構成では、冷凍室２と、冷蔵室３
の横幅に差があるため、接着テープ６および７で貼り付
けた補強板５と側板の間に浮上がり隙間】１および】２
が発生する。この隙間１１および１２には発泡断熱材Ｉ
Ｏが充填されないため、発泡断熱材１０中の発泡剤が溜
り、冷却運転が行われると、発泡剤が収縮し浮上がり隙
間１１および１２の近傍の冷凍室２および冷蔵室３の内
壁面が変形するという問題があった。

また、浮上がり隙間１１および１２があるため、外ｐ１
８と組み立てる際の振動で接着テープ６および７がはず
れ、補強板５が落下するという問題もあった。

本発明は、上記の問題を解決するもので、発泡断熱材の
未充填領域の発生しない断熱箱体を提供するものである
。

（課題を解決するための手段）上記の課題を解決するため、本発明は、補強板を予め幅
の異なる両室側面の形状に合うように折曲げ加工するも
のである。

（作　用）上記の構成により、冷凍、冷蔵画室の間に橋渡しするよ
うに、側面に固定した補強板は、両室側面との間に、浮
上がり隙間を発生しないので、発泡断熱材の未充填領域
がなくなる。

（実施例）本発明の一実施例を第１図ないし第５図により説明する
。

第１図および第２図は、本発明による内箱および断熱箱
体の斜視図、第３図、第４図および第５図は発泡断熱材
を注入する工程を示す平面断面図である。第１図および
第４図において５本実施例が第６図および第８図に示し
た従来例と異なる点は、補強板５に予め、冷凍室２と冷
蔵室３の幅の差に対応する角度で、上下両端部５ａおよ
び５ｂが平行面となるように折曲げ加工を施されている
点である。従って、第３図に示すように、補強板５の上
下両端部５ａおよび５ｂを接着テープ６および７で冷凍
室２および冷蔵室３の外側面に固定した時、浮上がり隙
間は発生しない。

その他は従来例と変わりがないので、同じ構成部品には
同一符号を付して、その説明を省略する。

このように構成された断熱箱体は、浮上がり隙間が発生
しないので、発泡剤の溜りが発生せず、従って、冷凍室
２および冷蔵室３の内壁面の変形も起こらない。

（発明の効果）以上説明したように、本発明によれば、補強板と冷凍室
および冷蔵室の外側面の間に浮上がり隙間が出来ないの
で、発泡断熱材の未充填領域の発生を防止することが出
来、発泡剤が滞溜することもなくなるので、冷凍室およ
び冷蔵室内側壁面の変形を防止出来る。

また、補強板の浮上がりがないので、外箱との組立て作
業中に補強板が落下する問題も解消出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図および第２図は発明にょる内箱および断熱箱体の
斜視図、第３図、第４図および第５図は加熱前、加熱後
発泡断熱材充填中および発泡断熱材注入後をそれぞれ示
す正面断面図、第６図および第７図は従来の内箱および
断熱箱体の斜視図、第８図および第９図は発泡断熱材充
填工程を示す正面断面図である。１　・・・前面板、　２　・・・冷凍室、　３・・冷蔵
室、　４　・・・隙間、　５　・・・補強板。５ａ、５ｂ・・・端部、　６，７・・・接着テープ、　
８　・・・外箱、　　８ａ・・・注入口、　９・・・ノ
ズル、１０・・・発泡断熱材、１１．１２・・・浮上が
り隙間。

Claims

【特許請求の範囲】

上下に２室を間隔を置いて設けた内箱と、内箱を隙間を
もって収容する外箱と、上記の２室の側面に橋渡しする
ように接着テープで固定した補強板と、上記の内箱およ
び外箱で形成する空間に充填した発泡断熱材とからなる
断熱箱体において、上記の補強板の上下両端部を上記の
２室の側面に密着する平行面となるように折曲げ加工を
施したことを特徴とする断熱箱体。