JPS58106373A - 断熱箱のパネル - Google Patents
断熱箱のパネルInfo
- Publication number
- JPS58106373A JPS58106373A JP20539881A JP20539881A JPS58106373A JP S58106373 A JPS58106373 A JP S58106373A JP 20539881 A JP20539881 A JP 20539881A JP 20539881 A JP20539881 A JP 20539881A JP S58106373 A JPS58106373 A JP S58106373A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wall
- vacuum
- heat insulating
- insulation
- panel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は真空断熱体を使用し、かつ冷蔵庫等の断熱箱に
使用するパネルに関し、断熱性能の向上を目的とする。
使用するパネルに関し、断熱性能の向上を目的とする。
従来の冷蔵庫等に使用していた断熱箱はその断熱壁とし
て内壁と外壁間に硬質ポリウレタンフォームを発泡充填
して構成していたが、その硬質ポリウレタンフォームの
熱伝導率0.0145 Kcal/hr”c、mから断
熱性能には限界があり、その向上をはかることは極めて
困難となっているのが実情である。
て内壁と外壁間に硬質ポリウレタンフォームを発泡充填
して構成していたが、その硬質ポリウレタンフォームの
熱伝導率0.0145 Kcal/hr”c、mから断
熱性能には限界があり、その向上をはかることは極めて
困難となっているのが実情である。
そこで、断熱性能の向上として内外壁間に真空断熱壁・
を配置し、さらにこの真空断熱壁と内壁および外壁の各
間隙に保冷材を充填する構造が知られている。しかし、
前記各間隙を保って内外壁間に真空断熱材を設けること
および保冷材の充填作業等は極めて困難であり、したが
って充填作業時に真空断熱材の位置ずれ、あるいは各間
隙の寸法変動による保冷材の厚さ変動等が予想され、こ
れにより断熱性能の向上が意外と望めず、作業も煩雑に
なる。
を配置し、さらにこの真空断熱壁と内壁および外壁の各
間隙に保冷材を充填する構造が知られている。しかし、
前記各間隙を保って内外壁間に真空断熱材を設けること
および保冷材の充填作業等は極めて困難であり、したが
って充填作業時に真空断熱材の位置ずれ、あるいは各間
隙の寸法変動による保冷材の厚さ変動等が予想され、こ
れにより断熱性能の向上が意外と望めず、作業も煩雑に
なる。
本発明は真空断熱体の少なくとも一面に熱反射層を形成
し、この熱反射層を外壁側へ位置させて真空断熱体を外
壁に固定しておき、この真空断熱体と内壁の間には硬質
ポリウレタンフォーム等の発泡断熱材を充填したもので
、上記従来例の欠点を解消するものである。
し、この熱反射層を外壁側へ位置させて真空断熱体を外
壁に固定しておき、この真空断熱体と内壁の間には硬質
ポリウレタンフォーム等の発泡断熱材を充填したもので
、上記従来例の欠点を解消するものである。
以下図面にしたがG本発明の一実施例を説明する。1は
冷蔵庫等に使用する断熱箱本体で、上面、底面、背面、
左右側面をなす各パネル2を、シ−ル材(図示せず)を
介して接着によりその端部に形成した段差部2aを組合
せて結合する。2bは断熱箱本体1の前面開口を開閉す
る扉で、上記パネル2と同一断熱構造を採用している。
冷蔵庫等に使用する断熱箱本体で、上面、底面、背面、
左右側面をなす各パネル2を、シ−ル材(図示せず)を
介して接着によりその端部に形成した段差部2aを組合
せて結合する。2bは断熱箱本体1の前面開口を開閉す
る扉で、上記パネル2と同一断熱構造を採用している。
上記パネル2は予じめ塗装された金属製の外壁3と、こ
の外壁の折曲した両端のU字状の保合溝3aに、両端を
嵌合させて外壁を閉蓋した合成樹脂の内壁4と、この内
外壁3,4間に介在した真空断熱体6と、この真空断熱
体6と内壁40間隙に、内壁の中央部に穿設した注入口
6より注入し、発泡させた硬質ポリウレタンフォーム等
の硬質発泡断熱材7とよりなる。そして、真空断熱体6
はパーライト、シリカエアロゾル等の多孔質微粉末8を
、アクリル系、ニトリル系等のゴム系の接着剤9が外側
へ塗布されたアルミ箔1oとプラスチックスフィルム1
1とをラミネートした取付蓋12を閉蓋しているプラス
チックスフィルムの容器13に入れ、そして容器13と
取付蓋12の全周を高周波あるいは超音波等によりシー
ルし、内部を0.2 Torr以下に減圧している。さ
らに、こせず)をはがして、アルミ箔10を外壁3に接
着剤9により固定して取付ける。
の外壁の折曲した両端のU字状の保合溝3aに、両端を
嵌合させて外壁を閉蓋した合成樹脂の内壁4と、この内
外壁3,4間に介在した真空断熱体6と、この真空断熱
体6と内壁40間隙に、内壁の中央部に穿設した注入口
6より注入し、発泡させた硬質ポリウレタンフォーム等
の硬質発泡断熱材7とよりなる。そして、真空断熱体6
はパーライト、シリカエアロゾル等の多孔質微粉末8を
、アクリル系、ニトリル系等のゴム系の接着剤9が外側
へ塗布されたアルミ箔1oとプラスチックスフィルム1
1とをラミネートした取付蓋12を閉蓋しているプラス
チックスフィルムの容器13に入れ、そして容器13と
取付蓋12の全周を高周波あるいは超音波等によりシー
ルし、内部を0.2 Torr以下に減圧している。さ
らに、こせず)をはがして、アルミ箔10を外壁3に接
着剤9により固定して取付ける。
上記実施例におけるパネル2の製造方法について説明す
ると、作業台等の上に裏面を上側にしておいた外壁3の
裏面に、予め製造しておいた真空断熱体6の離型紙をは
がし、露出した接着剤9を下にして真空断熱体6を外壁
3に圧着させて固定する。しかる後に内壁4を外壁3の
係合溝3aに嵌合させて内壁4と真空断熱体6の間に1
0IIIII+程度の間隙を形成する。そして、注入口
より硬質ポリウレタンフォームの原液を注入して発泡さ
せ、上記間隙(硬質発泡断熱材7を形成し、真空断熱体
6と一体にする。
ると、作業台等の上に裏面を上側にしておいた外壁3の
裏面に、予め製造しておいた真空断熱体6の離型紙をは
がし、露出した接着剤9を下にして真空断熱体6を外壁
3に圧着させて固定する。しかる後に内壁4を外壁3の
係合溝3aに嵌合させて内壁4と真空断熱体6の間に1
0IIIII+程度の間隙を形成する。そして、注入口
より硬質ポリウレタンフォームの原液を注入して発泡さ
せ、上記間隙(硬質発泡断熱材7を形成し、真空断熱体
6と一体にする。
上記実施例によればパネル2内にはO@2 Torr以
下に減圧された真空断熱体6を使用しているので、従来
の硬質ポリウレタンフォーム(熱伝導率0.0145
Kcal 7m、 hr、 ’C)のみのパネルと比較
して所望の断熱性能が得られると共にその減圧を種々に
変えることで任意の断熱性能を得ることもできる。
下に減圧された真空断熱体6を使用しているので、従来
の硬質ポリウレタンフォーム(熱伝導率0.0145
Kcal 7m、 hr、 ’C)のみのパネルと比較
して所望の断熱性能が得られると共にその減圧を種々に
変えることで任意の断熱性能を得ることもできる。
また真空断熱体6は外壁3の裏面に接着剤9で固定され
ているので、硬質発泡断熱材70発泡圧で位置ずれを起
したりすることもナク、その上外壁3側にアルミ箔10
(以下熱反射層ともいう)が面しているので、外気温に
よる外壁3の輻射熱を反射し、真空断熱体5に伝わるの
を抑制できると共に外壁3に密接して固定された外壁3
0波打ち等の変形も起らない。
ているので、硬質発泡断熱材70発泡圧で位置ずれを起
したりすることもナク、その上外壁3側にアルミ箔10
(以下熱反射層ともいう)が面しているので、外気温に
よる外壁3の輻射熱を反射し、真空断熱体5に伝わるの
を抑制できると共に外壁3に密接して固定された外壁3
0波打ち等の変形も起らない。
さらに真空断熱体6は接着剤8と硬質発泡断熱材7によ
って被覆されているので、その真空度が長期にわたり低
下することがなく初期の断熱性能を維持できる。
って被覆されているので、その真空度が長期にわたり低
下することがなく初期の断熱性能を維持できる。
さらに真空断熱体6は外壁3に固定され、かつ内外壁3
,4がパネル式なので、位置ずれが起らず硬質発泡断熱
材7を均一に充填できる。
,4がパネル式なので、位置ずれが起らず硬質発泡断熱
材7を均一に充填できる。
さらに一般の冷蔵庫では外壁を金属製で、内壁を合成樹
脂でそれぞれ形成し、かつ内壁には棚等をのせるための
多数の凹凸を一体成形している。
脂でそれぞれ形成し、かつ内壁には棚等をのせるための
多数の凹凸を一体成形している。
このような例である場合に本発明であれば真空断熱体6
を外壁3に固定しているので、凹凸の多い内壁側に固定
するよりも確実、かつ容易に安定して取付けられ、その
上真空断熱体6と内壁4の間隙にも硬質発泡断熱材7を
確実に行きわたらすことができ、かつ外壁3の変形防止
はもちろん真空断熱体6の保護もはかれる。
を外壁3に固定しているので、凹凸の多い内壁側に固定
するよりも確実、かつ容易に安定して取付けられ、その
上真空断熱体6と内壁4の間隙にも硬質発泡断熱材7を
確実に行きわたらすことができ、かつ外壁3の変形防止
はもちろん真空断熱体6の保護もはかれる。
このように本発明は内壁、外壁、この内外壁間に設けた
真空断熱体を有し、前記真空断熱体は少なくとも一面に
熱反射層を有し、この熱反射層を外壁側へ位置させて真
空断熱体を外壁に固定すると共にこの真空断熱体と内壁
の間には硬質発泡断熱材を充填したものであるから、硬
質発泡断熱材のみの断熱壁に比べその断熱効果がよいこ
とはもちろん、発泡圧等による真空断熱体の位置ずれ及
び硬質発泡断熱材の厚さ変動が起らず、均一で安定した
断熱性能を発揮できる。
真空断熱体を有し、前記真空断熱体は少なくとも一面に
熱反射層を有し、この熱反射層を外壁側へ位置させて真
空断熱体を外壁に固定すると共にこの真空断熱体と内壁
の間には硬質発泡断熱材を充填したものであるから、硬
質発泡断熱材のみの断熱壁に比べその断熱効果がよいこ
とはもちろん、発泡圧等による真空断熱体の位置ずれ及
び硬質発泡断熱材の厚さ変動が起らず、均一で安定した
断熱性能を発揮できる。
また、真空断熱体を外壁に固定し、内壁側に硬質発泡断
熱材を配置しているので、例えば外壁を金属製で、内壁
を合成樹脂で棚支持用の凹凸を多数一体形成した冷蔵庫
等に実施した場合には外壁の波打ち等の変形を軽減でき
るだけでなく、真空断熱体を確実に保護でき、かつ硬質
発泡断熱材を内壁、真空断熱体間に確実に行きわたらす
ことができる。
熱材を配置しているので、例えば外壁を金属製で、内壁
を合成樹脂で棚支持用の凹凸を多数一体形成した冷蔵庫
等に実施した場合には外壁の波打ち等の変形を軽減でき
るだけでなく、真空断熱体を確実に保護でき、かつ硬質
発泡断熱材を内壁、真空断熱体間に確実に行きわたらす
ことができる。
さらに、外壁からの輻射伝熱量も熱反射層によって軽減
され、一層断熱性能を向上できる。
され、一層断熱性能を向上できる。
第1、図は本発明の一実施例におけるパネルを使用した
断熱箱体の縦断面図、第2図は同パネルの要部拡大断面
図である。 3 、、、、、、外壁、4 、、、、、、内壁、5 、
、、、、、真空断熱体、7 、、、、、、硬質発泡断熱
材、9 、、、、、、熱反射層。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第1
図 第2図 =389
断熱箱体の縦断面図、第2図は同パネルの要部拡大断面
図である。 3 、、、、、、外壁、4 、、、、、、内壁、5 、
、、、、、真空断熱体、7 、、、、、、硬質発泡断熱
材、9 、、、、、、熱反射層。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第1
図 第2図 =389
Claims (1)
- 内壁、外壁、この内外壁間に設けた真空断熱体を有し、
前記真空断熱体は少なくとも一面に熱反射層を有し、こ
の熱反射層を外壁側へ位置させて真空断熱体を外壁に固
定すると共に6の真空断熱体と内壁の間に硬質発泡断熱
材を充填した断熱箱のパネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20539881A JPS58106373A (ja) | 1981-12-18 | 1981-12-18 | 断熱箱のパネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20539881A JPS58106373A (ja) | 1981-12-18 | 1981-12-18 | 断熱箱のパネル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58106373A true JPS58106373A (ja) | 1983-06-24 |
Family
ID=16506165
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20539881A Pending JPS58106373A (ja) | 1981-12-18 | 1981-12-18 | 断熱箱のパネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58106373A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60126570A (ja) * | 1983-12-08 | 1985-07-06 | 松下冷機株式会社 | 断熱箱体 |
JPS60200072A (ja) * | 1984-03-23 | 1985-10-09 | 松下冷機株式会社 | 断熱箱体 |
JP2012087993A (ja) * | 2010-10-20 | 2012-05-10 | Toshiba Corp | 断熱キャビネット |
JP2016006375A (ja) * | 2015-08-18 | 2016-01-14 | 株式会社東芝 | 冷蔵庫 |
JP2017083168A (ja) * | 2017-01-17 | 2017-05-18 | 東芝ライフスタイル株式会社 | 冷蔵庫 |
JP2017194271A (ja) * | 2013-06-07 | 2017-10-26 | 三菱電機株式会社 | 冷蔵庫 |
JP2018048807A (ja) * | 2017-11-17 | 2018-03-29 | 東芝ライフスタイル株式会社 | 冷蔵庫 |
JP2019015472A (ja) * | 2017-07-10 | 2019-01-31 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 真空断熱筐体及び冷蔵庫 |
-
1981
- 1981-12-18 JP JP20539881A patent/JPS58106373A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60126570A (ja) * | 1983-12-08 | 1985-07-06 | 松下冷機株式会社 | 断熱箱体 |
JPS60200072A (ja) * | 1984-03-23 | 1985-10-09 | 松下冷機株式会社 | 断熱箱体 |
JP2012087993A (ja) * | 2010-10-20 | 2012-05-10 | Toshiba Corp | 断熱キャビネット |
JP2017194271A (ja) * | 2013-06-07 | 2017-10-26 | 三菱電機株式会社 | 冷蔵庫 |
JP2016006375A (ja) * | 2015-08-18 | 2016-01-14 | 株式会社東芝 | 冷蔵庫 |
JP2017083168A (ja) * | 2017-01-17 | 2017-05-18 | 東芝ライフスタイル株式会社 | 冷蔵庫 |
JP2019015472A (ja) * | 2017-07-10 | 2019-01-31 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 真空断熱筐体及び冷蔵庫 |
JP2018048807A (ja) * | 2017-11-17 | 2018-03-29 | 東芝ライフスタイル株式会社 | 冷蔵庫 |
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