JPH0514145Y2 - - Google Patents

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JPH0514145Y2
JPH0514145Y2 JP5563887U JP5563887U JPH0514145Y2 JP H0514145 Y2 JPH0514145 Y2 JP H0514145Y2 JP 5563887 U JP5563887 U JP 5563887U JP 5563887 U JP5563887 U JP 5563887U JP H0514145 Y2 JPH0514145 Y2 JP H0514145Y2
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panel
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 産業上の利用分野 本考案は断熱パネルの連結により低温庫を複数
形成する組立式断熱箱体に係わり、詳述すると断
熱パネルの厚さが夫々の低温庫毎に異なるものに
対しても適用可能な連結装置を有する組立式断熱
箱体に関する。
従来の技術 断熱パネルを用いて冷蔵室を製作する場合と冷
凍室を製作する場合とでは、その温度調節帯が異
なることから、外気との断熱に対する必要性もお
のずと異なり、必要とする断熱パネルの厚みは異
なるものとなる。そして、この冷凍室と冷蔵室等
複数室を有する断熱箱体を製作する場合は、厚み
の異なる断熱パネルで形成された例えば冷蔵室と
冷凍室との境に、T形状の連結用断熱パネルを用
いて接続していたが、構造が複雑なため製作に手
間がかかるとともに、量ばることから保管や運搬
に対して不便であり、この点を考慮して、実公昭
59−22468号公報に開示されるようなプレハブ冷
蔵庫が考案されている。
考案が解決しようとする問題点 前記従来の技術において掲げた公報にあつて
は、厚みの厚い断熱パネルを複数枚連結して形成
された室と、厚みの薄い断熱パネルを複数枚連結
して形成された室とが、厚みの厚い断熱パネルで
形成された室の端部の断熱パネルに、その内面側
の表面板の折曲縁を厚みの薄い断熱パネルの表面
板の折曲縁と同一寸法となし、その外面側の表面
板の端部の折曲縁を厚みの薄い断熱パネルとの厚
みの差分延設して、厚みの薄い断熱パネルとの連
結部を形成し、この連結部に厚みの薄い断熱パネ
ルが連結されて隣接して設けられるものであるた
め、厚みの異なるパネルの連結構造が簡単で安価
なものとなる。
しかしながら、各室の側面を形成する断熱パネ
ルの結合にあつて、床面をコンクリートで施工す
る場合には問題ないが、床面にそれぞれの室を形
成するのと同じ断熱パネルを用いる場合には、側
面の下端を同一レベルにすべく隣り合う室を形成
する断熱パネルの厚さの差分だけ高さの違う敷き
物を床パネルの下に設けるか、隣り合う室の側面
パネル同志の下端レベルに段差があつても結合で
きるように結合装置をあらかじめ厚さの違い分だ
けずれた位置に設けるかする必要があり、パネル
の種類が増え箱体の形成にあたり、作業が煩雑に
なると共に、組み立てに制約がでて、汎用性に欠
けるという問題があつた。
このため本考案は、作業が容易で汎用性のある
連結装置を有した組立式断熱箱体を提供するもの
である。
〔考案の構成〕
問題点を解決するための手段 本考案の組立式断熱箱体は、内外両板間に発泡
断熱材を充填して構成される肉厚の冷凍用断熱パ
ネル、中仕切用断熱パネル、肉薄の冷蔵用断熱パ
ネルを相互に接続して冷凍室と冷蔵室とを形成し
たものであり、更に冷凍用断熱パネルの内外両板
の両端面に接続され、中仕切用及び冷蔵用断熱パ
ネルの接続端面と相対し、直交関係をなす第1及
び第2の接続面を形成するとともに、第1の接続
面の略中央と第2の接続面の中央より外側寄りと
に夫々開口を形成した熱絶縁性のコーナー枠と、
中仕切用及び冷蔵用断熱パネルの夫々の接続端面
並びにコーナー枠の第1、第2の接続面の断熱材
側に夫々設けられ、対をなすフツク・ピンのうち
いずれか一方を収納した連結装置とを備え、第1
の接続面の開口に対応して設けられる連結装置は
中仕切用断熱パネルと連結するピンを収納し、第
2の接続面の開口に対応して設けられる連結装置
は冷蔵用断熱パネルと連結するとともに前記ピン
の設けられる高さと同じ高さに収納される第1の
ピンと、この第1のピンの下方に一定距離だけ間
隔を存して収納される第2のピンとを有したもの
である。
作 用 第2の接続面19の開口21に対応して断熱材
12側に設けられる連結装置22Bの枠体24B
内において、第1のピンとして他の連結装置に収
納されるピンと同一高さ位置の上側のピン29
と、上側のピン29の下方に一定距離だけ間隔を
存して設けられる第2のピンとしての下側のピン
30とを収納させたことで、第2の接続面19で
連結される冷蔵用断熱パネル4を高さの異なる2
つの位置で連結接続可能としている。
実施例 以下本考案の実施例について第1図〜第10図
を参照して説明する。
1は冷凍用断熱パネル2と中仕切用断熱パネル
3と冷蔵用断熱パネル4とを複数枚連結接続する
ことにより構成され、冷凍室5と冷蔵室6とを形
成してなるプレハブ冷凍冷蔵庫等の組立式断熱箱
体で、両室5,6に面する一側を開口し、この開
口部に夫々断熱扉7,8を開閉自在に設けるとと
もに、各室を冷却する冷却装置(図示せず)を設
けている。
各断熱パネル2,3,4は不銹鉄板、アルミ板
等耐食性に優れた金属製の内外両板10,11間
に硬質ポリウレタン等の発泡断熱材12を充填し
て構成され、冷凍室5を形成する冷凍用及び中仕
切用断熱パネル2,3は、その肉厚が厚く、冷蔵
室6を形成する(ただし中仕切用断熱パネル3は
両室5,6の形成に参与する)冷蔵用断熱パネル
4は前記両断熱パネル2,3よりもその肉厚が薄
くなるように夫々発泡断熱材12の充填量を異な
らしめている。13,14は内外両板10,11
の端面15,16間に位置する発泡断熱材12の
端面に形成され、各断熱パネルの接続端面となる
凹部及び凸部である。
17は中仕切用及び冷蔵用断熱パネル3,4を
接続すべく冷凍用断熱パネル2の内外両板10,
11の両端面15,16に接続された略L字形の
コーナー枠で、合成樹脂等熱絶縁性の良好な材料
にて押出成形により、中仕切用断熱パネル3の凸
部14を嵌合する凹部18Aを有する第1の接続
面18と、冷蔵用断熱パネル4の凸部14を嵌合
する凹部19Aを有する第2の接続面19と、第
1の接続面18の略中央に位置する開口20と、
第2の接続面19の中央より外側寄りに位置する
開口21とを一体に形成している。
22,23は各断熱パネル2,3,4の凹凸両
部13,14及びコーナー枠17の断熱材側に設
けられ、発泡断熱材12により固着された連結装
置で、金属又は樹脂よりなる一側開口の枠体2
4,25内に対をなすフツク26、ピンのうちい
ずれか一方を収納してなる。冷凍用断熱パネル2
に設けられた連結装置のうち、特にコーナー枠1
7の第1の接続面18の開口20に対応して設け
られる連結装置22Aは、内部にピン28を備え
るとともにその外側端と外板11との間にもう一
つの連結装置22Bが直交関係に保持できうるよ
うな間隔を存しておく。またコーナー枠17の第
2の接続面19の開口21に対応して設けられる
連結装置22Bは、枠体24Bの垂直方向への長
さが他の連結装置22の枠体24に比べ長くとつ
てあり、その枠体24B内部に垂直方向に一定距
離Tだけ間隔を存した2本のピン29,30を備
えている。ここで一定距離Tは第2のピンとして
の下側のピン30にフツク26を引つかける際に
フツク26を回動させるわけであるが、この回動
に伴ないフツク26の先端が描く軌跡(勿論円弧
である)内部に第1のピンとしての上側のピン2
9が入らないような距離でかつ冷凍用及び冷蔵用
断熱パネル2,4の厚さの差分であればよく、本
列においては、この距離Tを50mmに設定し、上側
のピン29の位置は他の側板と同じ高さ位置にし
ておく。そして、コーナー枠17の開口20,2
1及び各枠体の開口を介してフツクをピンに係合
することにより、各断熱パネルを引き付けるよう
にして、相互に連結接続する。
尚、31は発泡断熱材12の発泡時において、
開口20,21からの断熱材洩れを防止するシー
ル部材である。
以上の構成により、断熱箱体1を組み立てるこ
とになるが、説明の便宜上室数を2とし、冷凍用
断熱パネル2及び中仕切用断熱パネル3の厚さを
100mm、冷蔵用断熱パネル4の厚さを50mmとする。
まず、床面をコンクリート施工する場合には、
コンクリート床40の上に所定高例えば70mm(又
は270mm)のアンカーレール(又はハイアンカー
レール)41を断熱箱体1の側板が位置すること
になる部分に敷き詰める(ただし、2室ともレー
ルの高さは同じとする)。そして、このアンカー
レール41の上に各室5,6の側板を形成する断
熱パネルを載置し、連結装置におけるフツク26
を対をなすピンに引つかけて固定する。この際、
冷凍室5と冷蔵室6との境となる部分、即ち、冷
凍用断熱パネル2のコーナー枠17の第2の接続
面19に設けた連結装置22Bとこれに対をなす
冷蔵用断熱パネル4の連結装置23とは、連結装
置23のフツク26が連結装置22Bの上側のピ
ン29に固定されることとなる。更に、箱体1の
天板を形成する断熱パネルが、側板上に載置、固
定され、箱体1の組み立てが完了する。
次に別の組み立て方式として、床面に各室を形
成する断熱パネルと同じ厚さの断熱床パネルを敷
く場合には、断面C型の床枠42を箱体1の床面
となる部分に適宜な大きさの環状を形成するよう
に設けておく。そしてこの床枠42上に床パネル
として冷凍室5部分には冷凍用断熱パネル2を、
冷蔵室6には冷蔵用断熱パネル4を床面に敷く。
このとき、両室5,6の境部分即ち冷凍用断熱パ
ネル2と冷蔵用断熱パネル4との連結部分には、
パネル厚の差分即ち50mmの段差が生じる。したが
つて同じ高さの側板を床パネル上に載置固定する
と、その上端にも50mm分の段差が生じ、側板を構
成する断熱パネルに設けた連結装置22B,23
間にも50mmの段差が生じるが、連結装置22Bに
50mmの間隔を存して上下に設けた2つのピンのう
ち下側のピン30がフツク26に対応することに
なるため、この両者を引つかければ、パネル同志
の連結接続が行なえる。それから、各室5,6の
天板を側板上に載置固定すればよい。
一方、両室5,6間を行き来できるように、中
仕切用断熱パネル3に開口を設け、この開口を開
閉可能に密閉する断熱扉43を設置することがあ
るが、この場合、断熱扉43は冷蔵室6側に開動
作できるようにすることが好ましい。また、各室
5,6の床パネル上には、貯蔵物を床面から離間
すべく、数10mm程度の脚部を有し、通気性の良好
な置台44例えばすのこを設置する際には、床パ
ネルの厚さの違いに生じた段差内に収まるような
高さの置台44を選定すれば、断熱扉43の開閉
動作に対して置台44が邪魔にならず、従来のよ
うに開閉動作に支障を期す部分に対する切欠きを
設ける必要はない。
〔考案の効果〕 以上詳述したように本考案によれば、冷凍用断
熱パネルの内外両板端面に接続されるコーナー枠
の第1の接続面に設けられる連結装置は、中仕切
用断熱パネルと連結するピンを収納し、第2の接
続面に設けられる連結装置は、冷蔵用断熱パネル
と連結するとともに、前述のピンの設けられる高
さと同じ高さに収納される第1のピンと、この第
1のピンの下方に一定距離だけ間隔を存して収納
される第2のピンとを有したことにより、各室の
床面の高さを同一とした場合は勿論のこと、床面
に断熱パネルの厚さの差分だけの段差ができる場
合についても、冷凍用断熱パネルと冷蔵用断熱パ
ネルとの連結にあたつて同一の連結装置で対応で
き、床面の高さを同一にするための部材が省略で
きる。また、コーナー枠を接続する冷凍用断熱パ
ネルは部品の共通化が図れ、広範囲にわたる使用
が可能となせる。
【図面の簡単な説明】
各図は本考案の一実施例を示し、第1図は床パ
ネルを設けない場合の第2の接続面に設けられる
連結装置の接続状態を示す図、第2図は断熱箱体
の外観斜視図、第3図は第2図における床板と天
板を取り除いた状態の平面図、第4図は第2図に
おける対向する側面の側板を取り除き床板の代わ
りにコンクリート施工した状態の正面図、第5図
は冷凍用、冷蔵用、中仕切用各断熱パネルの連結
を示す分解斜視図、第6図は第3図のP部拡大断
面図、第7図は第4図のQ部拡大図、第8図は第
2図における対向する側面の側板を取り除いた状
態の正面図、第9図は第8図のD部拡大図、第1
0図は床パネルを設けた場合の第1図対応図であ
る。 1……組立式断熱箱体、2……冷凍用断熱パネ
ル、3……中仕切用断熱パネル、4……冷蔵用断
熱パネル、5……冷凍室、6……冷蔵室、10…
…内板、11……外板、12……発泡断熱材、1
7……コーナー枠、18……第1の接続面、19
……第2の接続面、20,21……開口、22,
23……連結装置、22A,22B……コーナー
枠に設けられる連結装置、24,25……枠体、
26……フツク、28……ピン、29……第1の
ピン、30……第2のピン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内外両板間に発泡断熱材を充填して構成される
    肉厚の冷凍用断熱パネル、中仕切用断熱パネル、
    肉薄の冷蔵用断熱パネルを相互に接続して冷凍室
    と冷蔵室とを形成してなる組立式断熱箱体におい
    て、前記冷凍用断熱パネルの内外両板の両端面に
    接続され、中仕切用及び冷蔵用断熱パネルの接続
    端面と相対し、直交関係をなす第1及び第2の接
    続面を形成するとともに、前記第1の接続面の略
    中央と前記第2の接続面の中央より外側寄りとに
    夫々開口を形成した熱絶縁性のコーナー枠と、前
    記中仕切用及び冷蔵用断熱パネルの夫々の接続端
    面並びに前記コーナー枠の第1、第2の接続面の
    断熱材側に夫々設けられ、対をなすフツク・ピン
    のうちいずれか一方を収納した連結装置とを備
    え、前記第1の接続面の開口に対応して設けられ
    る連結装置は前記中仕切用断熱パネルと連結する
    ピンを収納し、前記第2の接続面の開口に対応し
    て設けられる連結装置は前記冷蔵用断熱パネルと
    連結するとともに前記ピンの設けられる高さと同
    じ高さに収納される第1のピンと、該第1のピン
    の下方に一定距離だけ間隔を存して収納される第
    2のピンとを有したことを特徴とする組立式断熱
    箱体。
JP5563887U 1987-04-13 1987-04-13 Expired - Lifetime JPH0514145Y2 (ja)

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